【古本】火の鳥 [1~13全巻] 文庫版 (著)手塚治虫

【古本】火の鳥 [1~13全巻] 文庫版 (著)手塚治虫

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≪書籍情報≫

著者:手塚治虫
出版社:角川書店
版型:文庫版
カテゴリー:復刻版コミックス
連載雑誌:漫画少年少女クラブCOMマンガ少年野生時代
ジャンル:SF


≪同一著者書籍≫
【古本コミック】
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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『火の鳥』(ひのとり)は、手塚治虫著の漫画。火の鳥(不死鳥)をモチーフにした一連の作品からなっている。

【概要】
手塚治虫が漫画家として活動を始めた初期の頃から晩年まで手がけられており、手塚治虫のライフワークといわれている。 古代から超未来まで、地球(主に日本)や宇宙を舞台に、生命の本質・人間の愚行・愛が、手塚治虫自身の思想を根底に壮大なスケールで描かれる。ストーリー漫画の極みともいえるこの作品に、多くの漫画家が衝撃を受けた。

最初に連載されたのは1954年(昭和29年)、学童社の『漫画少年』の黎明編(後に『COM』に連載されたものとは違う)だったが、学童社はその後約1年ほどでつぶれてしまい、この黎明編は未完に終わった。 その後、エジプト編・ギリシャ編・ローマ編が『少女クラブ』に連載され、それ以降の作品は、『COM』『マンガ少年』『野性時代』に連載された。

『COM』以降の作品は、過去と未来が交互に描かれ、だんだん現代に近づいていくという構成になっており、最後は現代を舞台した物語となるはずだった。各編はハッピーエンドに終わることは少なく、主人公たちは悩み、苦しみ、闘い、運命に翻弄され続ける。

【火の鳥の各編】
黎明編(未完)
初出:『漫画少年』(1954年7月号〜1955年5月号)

エジプト編
初出:『少女クラブ』(1956年5月号〜1956年10月号)
天国で飼われていた火の鳥が、ある日脱出に成功し下界へと降り立つ。

ギリシャ編
初出:『少女クラブ』(1956年11月号〜1957年7月号)
エジプト編の続き。

ローマ編
初出:『少女クラブ』(1957年8月号〜1957年12月号)
ギリシャ編の続き。

黎明編
初出:『COM』(1967年1月号〜1967年11月号)
3世紀の日本。ヤマタイ国とクマソ国の争いを舞台に、ヒナクとナギの姉弟、ヒナクと結ばれるヤマタイの間者グズリ、防人の猿田彦たちの数奇な運命を描く。未来編の続きでもある。

未来編
初出:『COM』(1967年12月号〜1968年9月号)
西暦3404年、コンピュータに支配を委ねた人間たちが住むメガロポリス。戦争勃発によりあらゆる生物が死に絶える。ひとり生き残ったマサトは火の鳥に地球復活の命を受ける。黎明編へのリンクにより「火の鳥」全編の構成的な完結を見せている。

ヤマト編
初出:『COM』(1968年9月号〜1969年2月号)
古墳時代の日本。クマソ国王の妹カジカと、ヤマト国の王子オグナの間に芽生えた許されざる愛の物語。オグナはヤマトタケル、クマソ国王はクマソタケルの事。

宇宙編
初出:『COM』(1969年3月号〜1969年7月号)
西暦2577年。ベテルギウス第3惑星から地球へ向かう宇宙船に起きた事故。乗務員間の切ない愛憎のドラマ。

鳳凰編
初出:『COM』(1969年8月号〜1970年9月号)
この鳳凰編を『火の鳥』全編中の最高傑作とみなす向きも多い。 奈良時代。権力に翻弄される2人の仏師、茜丸と我王の宿命の戦い。名誉と愛を望む醜さを描く。尚、我王のモデルと思われる伝説が熊野地方にある。(→ダイダラボッチ参照)醜さ故に奈良の都を追い出される。我王との違いは片腕が無いか片脚がないかだけの違い。その子孫は仏師。吉備真備と橘諸兄は実在の人物。

復活編
初出:『COM』(1970年10月号〜1971年9月号)
西暦2482年。科学の力で生き返ることが出来た主人公の少年レオナは、電子頭脳のために無機質なもの以外、生命体として認識できない。生命に細工を加えてしまった人間の罪と罰。

なお、レオナは頭の手術を受けたため一時的に坊主頭となっているが、NHKのテレビアニメ版では包帯を巻いただけの描写となっておりその点がぼかされていた。

羽衣編
初出:『COM』(1971年10月号)
10世紀、遠州三保の浜。天の羽衣の伝説を元に描いた小編。
全編が、舞台で演じられる芝居を客席から見たようなアングルで描かれた実験的なものになっている。

望郷編(未完)
初出:『COM』(1971年12月号)・『COMコミックス』(1972年1月号)
城之内博士が育て上げた「第二の地球」で生活する少年コム。羽衣編との関連が見られる。 現在発行されている版とCOM版では中盤以降登場する宇宙船に宇宙人に全く違う生物が搭乗したり、地球に向かう途中に立ち寄る星に違うものがあったりと大きく異なる。

乱世編(未完)
初出:『COM』(1973年8月号)

望郷編
初出:『マンガ少年』(1976年9月号〜1978年3月号)
エデン17という小さな星で子孫の繁栄のために健気に生きる地球人ロミ。老いた彼女は地球への望郷の想いを募らせる。

乱世編
初出:『マンガ少年』(1978年4月号〜1980年7月号)
平安末期。木こりの弁太と田舎娘おぶうは源平の抗争に巻き込まれ、すれ違いの運命を送っていく。我王のその後も語られる。実体化状態の火の鳥はこの編では登場しない。また、角川版と朝日ソノラマ版・講談社版は細部が異なる。

生命編
初出:『マンガ少年』(1980年8月号〜1980年12月号)
西暦2155年。視聴率を上げようと焦るTVプロデューサー青居はクローン人間(主人公のクローン)による殺人番組を考案する。

異形編
初出:『マンガ少年』(1981年1月号〜1981年4月号)
戦国の世。残虐非情の父を恨み、その復讐のため尼を殺した左近介に恐ろしい因果応報が巡ってくる。

太陽編
初出:『野生時代』(1986年1月号〜1988年2月号)
千年の時代を隔てた2人の主人公により、2つの物語が並行して進行していく。新羅との戦いに敗れ、狼の顔を被せられた主人公、百済国王一族の少年ハリマは飛鳥時代の日本に漂着して犬上宿禰(いぬがみのすくね)と名乗り、やがて壬申の乱に巻き込まれてゆく。一方、21世紀の日本は光一族に支配されており、地下世界(シャドウ)に住むもう1人の主人公、坂東スグルは工作員として生きていた。

特筆すべきは、連載中の未来側のストーリーが大幅に変更され、単行本化の際にはかなりのカットがされている点である。これによってスグルは「救う側」から「救われる側」へと変容した。また、NHKのテレビアニメ版では未来側の物語が省略されている。

大地編(シノプシスのみ)
初出 : 『月刊ニュータイプ5月号付録「手塚治虫MEMORIAL BOOK」』(角川書店/1989年刊行)
日中戦争時の上海が舞台であり、シノプシスには間久部緑郎、猿田博士が登場する。

アトム(再生?)編(構想のみ)
初出 : 連続ラジオ小説「火の鳥 乱世編」(NHKラジオ第1放送 1980年3月21日)
本編OA後に手塚治虫自身が21世紀が舞台であるので鉄腕アトムの外伝を描いてみたいと構想を語っている。

現代編(構想のみ)
初出 : 『ニュータイプ100%コレクション 火の鳥』(角川書店/1986年刊行)
角川春樹との対談の中で、手塚治虫自身が「現代編」の構想を語っている。手塚は「現代」というものの解釈を「自分の体から魂が離れる時」だとし、その時こそ「現代編」を描く時だとした。ほかに「1コマ」「ひとつの話」「火の鳥の終末になっていること」、と「現代編」の構想を語った。しかし、残念ながら「現代編」が描かれることはなかった。現在ではこの現代編がブラック・ジャックの一編である「不死鳥」に関連していたという見方もある。

【火の鳥で描かれる歴史上の人物・出来事】
黎明編(神話上の人物・出来事)
イザナギ
邪馬台国
卑弥呼(→アマテラス)
スサノオ
サルタヒコ
ウズメ
ニニギ
天岩戸

ヤマト編
ヤマトタケル
クマソタケル
ヤマト大王(おおきみ)
石舞台古墳

鳳凰編
良弁僧正
橘諸兄
吉備真備
奈良の大仏
ダイダラボッチ-我王

羽衣編
三保の松原
平将門の乱(承平天慶の乱)

乱世編
鞍馬天狗
弁慶
平清盛
源頼朝
源義経(牛若丸)
木曽義仲
手塚太郎光盛
壇ノ浦の戦い
鳥獣戯画
鹿ヶ谷の陰謀

異形編
八百比丘尼(関連項目、人魚)
応仁の乱
百鬼夜行(関連項目、鳥山石燕)

太陽編
扶余豊璋
阿倍比羅夫
天智天皇
大海人皇子
大友皇子
壬申の乱

【テレビ】
2004年にはNHK-BSハイビジョン(総合テレビ)にて再び新作のアニメが放送された。 放送エピソードは、黎明編・復活編・異形編・太陽編・未来編。また、2005年元旦にBSハイビジョンで全編が再放送された。2005年4月からは総合テレビのミッドナイトチャンネル内で土曜深夜0:50〜1:15に放送された。 監督:高橋良輔


(「火の鳥 (漫画)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2006年10月12日12時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%81%AB%E3%81%AE%E9%B3%A5_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%29&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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