【古本】弁護士のくず [1~7続巻] (著)井浦秀夫/小林茂和

【古本】弁護士のくず [1~7続巻] (著)井浦秀夫/小林茂和

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≪書籍情報≫

原作:井浦秀夫 監修:小林茂和
出版社:小学館
版型:B6版
カテゴリー:ヤングコミックス
連載雑誌:ビッグコミックオリジナル
ジャンル:政治・経済


≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『弁護士のくず』は、井浦秀夫の漫画作品。『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に連載されている。法律監修に弁護士の小林茂和(第一東京弁護士会)。


【概要】
破天荒で無茶苦茶な言動から「人間のくず」とまで呼ばれる雇われ弁護士九頭元人(くず・もとひと)が、弁護士事務所に舞い込んでくる様々な依頼を引き受ける過程で、弁護士とは思えないような方法で依頼を解決する様や、その過程で依頼人の裏に潜む人間模様を描いている。

現在、単行本が第5巻まで発刊されている。

2006年4月-6月、TBS系列でTVドラマ化された。

平成18年度(第52回)小学館漫画賞一般向け部門受賞。


【登場人物】
弁護士

* 九頭元人(くず・もとひと)
高校中退の後に女性のヒモを経て、なぜか弁護士になれた男。その言動は建前無しの本音100%で貫かれており、時に自らヤミ金対策を教えておきながら報酬を得るためにヤミ金と同じ手口を使ったり、弁護を担当した言動に問題のある被告人を、公判後の記者会見の場で怒りにまかせて殴ったり、事件が解決した後に屁理屈をこねる、所長である白石のいないところでは悪口を言っておきながら白石の前ではわざとらしく必要以上に持ち上げるなど、その言動はしばしば周囲の顰蹙を買っている。依頼案件や裁判を有利に導くために、脅しや騙しといった弁護士らしからぬ非合法すれすれのテクニックを駆使したり、場合によっては利益相反、守秘義務違反等、弁護士としての倫理[1]違反を犯すなど、手段を選ばない事もある。
しかし一方で、複雑な背景を持つ事件の本質や、他人の隠している本音を見抜く洞察力に優れており、その言動のお陰で立ち直った者も多く、時折はちゃんとしたことも言う[2]。事務所の方針でよく引き受けている少年事件は「全然儲からない」「ガキは大っキライだ、純粋で」という理由で好きではないが、非行少女を殴りつけて更生させたこともある。また適用法令等に関する判断は非常に妥当で、弁護士としての能力は決して低くない。さらに、一人娘の秋野美月(あきの・みづき、後述)に対して、「(死んだ)お母さんは幽霊になって、いつもお前を褒めている」と言葉をかける優しい一面を持つ。時には暴走しかけた武田に対し、(普段の自身の言動に似合わないような)弁護士としての責務を厳しい口調で真剣に説くこともある。以上のように、決していい加減な訳ではなく、いわゆる「人権派」とは違った倫理観を持ち、偽悪趣味的なキャラクターを自ら繕っているとも言える。
短髪で丸顔、瞳だけ描かれた小さい目、赤い頬、M字形をした口などの容貌はビートたけしそのもので、他の登場人物とは若干違う特徴的な描き方をされている。これについて作者の井浦は「九頭の顔を敢えて『ペルソナ(仮面)的』にしてあるのは、そうしないと恥ずかしい台詞を言わせることができないから」と述べている[3]。第8話まで左眉に絆創膏(ばんそうこう)を貼っていた[4]。

* 武田真実(たけだ・まみ)
人権派弁護士白石誠に憧れ入所した女性弁護士。常識的で正義感も強いが、人を疑うということを知らず、依頼人の嘘や隠し事に騙されることも多い。九頭とコンビを組むことが多く、彼の非常識な言動に振り回されており、時にはきつい言葉で九頭を罵倒することがある。九頭からセクハラを受けるシーンは描かれていないが、第1話で「ちょっとケツ触ったぐらいでグーで殴りやがって」と九頭に言われていることから九頭からセクハラを受けていることがわかる。この台詞の他にも九頭を殴る描写があるが、その時は必ずグー。九頭の弁護士としての資質は認めているが、直後にとんでもない発言をすることなどは快く思ってはいない。そのためか九頭に「先生」をつけず、そのまま「クズさん」と呼ぶ。一方で九頭から名指しで呼ばれることはない。幽霊が苦手で、そのような場に行ったり話されたりすると過度に怯えたり、泣き出してしまう事もある。

* 白石誠(しらいし・まこと)
九頭が所属する白石誠法律事務所の所長。少年事件付添活動に熱心な人権派弁護士として知られ、テレビのコメンテーターとして登場することも多い。しかし実際には、依頼人が持ってきたアダルトDVDをこっそり見たり、九頭が記者会見に酔って現れたり、あるいは自分が息子とケンカする姿を見られたりする度に「メンツ丸つぶれ…」と言いながら泣き出したりする、割と小市民的な人物。悪口を言われたり間違って物をぶつけられたりすると、怒りの表情を露わにする短気な一面もある。

* 加藤公平(かとう・こうへい)
九頭と同じ法律事務所に所属する男性弁護士。武田同様、九頭の非常識な言動に悩まされている。非常に真面目で堅物だが、一度だけ女性の依頼人に誘惑され(たと勘違いし)て誘いに乗りかけたことがある[5]。

* 白石寿仁也(しらいし・じゅにや)
白石誠の息子(ジュニア)。弁護士。27歳の時に「釣り銭詐欺事件」を起こして[6]以来、みんなにバカにされていると思いこんで人付き合いがうまくできなくなった。初登場時は派手な服にサングラス、金髪といったヤンキーのような服装をしており、白石誠法律事務所の中に自分の事務所を作っていたが、その後自宅で九頭に「バカだと思われてたほうが得だ」と言われて自らバカになることを決意、事務職員にセクハラをするがその被害を訴えられてしまう。再登場時は少々ナルシスト気味になっており、九頭の忠告を無視して訴訟を起こして失敗。やけくそでアダルトビデオを借りて帰宅する途中交通事故に遭い大怪我をしたが、アダルトビデオ所持がばれるのを恐れて現場から逃げ(その途中で再び車にはねられなおも逃走)ビデオを川に捨ててそこで気を失い病院に運ばれた。[7]。父親同様小市民的人物。


その他の人物

* 秋野美月(あきの・みづき)
九頭がかつてヒモをしていた女性(秋野葉月:あきの・はづき)の娘。小学生。シングルマザーだった葉月が交通事故死して、葉月の兄夫婦に引き取られたが、そこで虐待を受けて、たまたまテレビに写っていた九頭を頼って家出。実際に九頭と血縁があるかどうかは不明で、九頭も美月に会った直後は全く認知する気が無かった[8]。だが、美月の周りにいる人間の全く思いやりが無く身勝手な言動に激怒した九頭が、勢い余って認知してしまい娘として同居することになる[9]。生前の母からは九頭の写真を見せられて「父親は正義の弁護士でヤクザと戦って死んだ」と語り聞かされていたが、現実の九頭の言動にはかなり頭を痛めている。第27話からは帰りの遅い九頭を事務所までよく訪ねるようになった。
読書好きで、よく九頭に古典や神話、偉人の名言などの話を持ちかけてくるが、ほとんどバカ話かエロ話にされてしまう[10]。霊が苦手なようで、幽霊や生き霊の登場する小説を読んでは怖がっている。第10話から眼鏡を掛けるようになった。

* 小俣夕花(おまた・ゆうか)
白石誠法律事務所の事務員。おとなしい性格だが、依頼人の小説家にナンパされ、そのまま付き合っていた事がある[11]。浮林亜衣(ふりん・あい)という従姉妹がいる。武田と仲が良く、武田の事を「マミ先生」と呼び、よく一緒に食事をする。

※白石誠法律事務所には、他にも「大原広子」(おおはら・ひろこ)と、氏名不詳の中年女性の事務員がいる[12]。


作中の氏名・名称や容貌に関する特徴
本作で登場するキャラクターの名前や弁護士名・判事名、会社名等には、そのストーリーに関する駄洒落的なものがつけられている場合が多い。これが安直だと思われかねないので、ドラマ版では若干変更されている。

* 例
o 当事者名:
「矢賀照代」(やが・てるよ→嫌がってるよ)と「関原戦」(せきはら・せん→セクハラせん)、
「小阿久真琴」(こあく・まこと→小悪魔)、「六手梨男」(ろくて・なしお→ろくでなし男)、
「我満威腕」(わがま・いわん→我侭言わん)と「我満麻子」(わがま・まこ→我侭子)、
「鎌田霧子」(縮めるとカマキリ)、「遠西証」(えんざい・あかす→冤罪を証す) 他多数。

*
o 弁護士・判事名:
「真締清子」(まじめ・きよこ)、「頭山与加郎」(あたまやま・よかろう) 他。

*
o 会社名・地名等:
「当山工業」(とうさん・こうぎょう→倒産した会社名)、「志二世商事」(しにせ・しょうじ→老舗)、
「弁茶社」(べんちゃしゃ→ベンチャー企業)、「安名場山」(あなばやま→穴場) 他。

*
o 架空の人物名:
「東洋悦」(とうようえつ→トヨエツ)

また、その容貌に関しては、何らかのモデルが存在する場合が多い。

* 例
九頭元人→ビートたけし、沼田満鬼呼→田中真紀子、風雲寺貴→橋下徹、
鶯谷笠子→田嶋陽子、井竹大志(いだけ・ひろし)→ワッキー(ペナルティ)
沢利近男→山田孝之(映画「電車男」) 他


【備考】
* 単行本第4巻の帯で、弁護士の北村晴男が推薦文を書いている。この理由には、北村自身が原作のファンであったことと同時に、北村と原作者の井浦が高校の時の同級生(長野県長野高等学校)であったからという逸話がある。なお、両者は学部は違うが大学も同じ早稲田大学である。また、先述の北村の推薦文の中にあった文章を引用したふきだしの横に「by北村晴男」という記述された話がある[13]。
* ドラマ版放送終了後、漫画版に国光が登場したり、ドラマ版ストーリーを基にした漫画が掲載されたり、主題歌の『GO MY WAY』が、やはり漫画版のタイトルになったりと、両者間の結びつきが非常に強い。


【TVドラマ】
2006年4月13日から6月29日までTBS系列で放送。放送時間は毎週木曜日22:00~22:54。

漫画版の九頭の風貌や毒舌ぶりは明らかにビートたけしがモデルだが、ドラマの主演は豊川悦司。これまでクールな役や繊細な役が多かった豊川だが、本作ではキツいパーマヘアに頬紅(原作における頬の赤さを表現)でのメイクによる個性的なビジュアル、そして豊川のキャリアに裏打ちされた演技力で、九頭のキャラクターを漫画版以上に強烈に打ち出している。
また、原作では女性だった武田真実は男性に変更され、名前の読み方も「まさみ」に変更、伊藤英明が演じる。これは、男女のコンビだと恋愛のイメージが出やすいため、あえて男二人にしたとのこと。また、原作では男性だった九頭の同僚、加藤公平を「加藤徹子」(高島礼子)という女性に変更、九頭と加藤、2人の関わりを描くことでストーリーにアクセントをつけ、重要な役割を持つキャラクターとなっている。
ドラマオリジナルのキャラクターとして、古書店を営む法廷マニアで九頭の飲み友達、国光裕次郎役をモト冬樹が好演している。


スタッフ
* 原作:井浦秀夫(小学館刊「隔週刊ビッグコミックオリジナル」連載)
* 脚本:荒井修子、瀧本智行、中島敦彦、きだつよし
* 音楽:梅堀淳(super soniQ inc.)
* サウンドデザイン:石井和之
* 主題歌:『GO MY WAY』歌:hitomi レーペル:avex trax/LOVE LIFE RECORDS
* 法律監修:本山信二郎(弁護士・第二東京弁護士会)
* 法律実務指導:本村健太郎(弁護士・東京弁護士会、俳優:浅井企画)
* 原案協力:宮坂保志、成田明弘、大村信(小学館「隔週刊ビッグコミックオリジナル」編集部)
* プロデューサー:貴島誠一郎、橋本孝(ドリマックス・テレビジョン)、川西琢(ドリマックス・テレビジョン)
* 編成担当:高野阿弥子(TBS)
* 演出:今井夏木、酒井聖博、竹村謙太郎、森嶋正也
* 製作:TBS、ドリマックス・テレビジョン


出演
キャラクターの年齢についてはドラマ版の公式サイトより抜粋。

* 九頭元人:(豊川悦司)
40歳。白石誠法律事務所に所属する弁護士。女好きでよくナンパをしたり[14]、キャバクラに毎日のように通いつめる[15]など、弁護士とは思えぬ下品な発言や破天荒な行動が多い。その一方で依頼人や当事者のちょっとした言動を鋭く把握する洞察力に長けており、その能力は事務所の同僚にも一目置かれている。また、新人の武田には難しい案件の検証を遅くまで一人で行ったり、国光の営む古書店で必要な知識を仕入れたりなど案件解決のための努力を怠らなかったり、かつての恋人である秋野葉月に対する思いやりを持ち続け、葉月の見合い相手の無神経な言動に激怒したりするなどの真摯な一面も持ちあわせている。
初対面の相手には「弁護士のくずです、ヨロシク!」と自己紹介する。浪費癖があり、前述のキャバクラ通いやパチンコのせいで、金銭的に困窮する時がある。手品(主にカード)が得意。事務所の机の上は様々な玩具で埋め尽くされている。好物は生卵を入れた日清カップヌードル(味問わず)。携帯の着メロはイヌ、ネコ、カラス、ウマ、ウシ、セミ、ゾウといった動物の鳴き声。鼻か頬に絆創膏(ばんそうこう)を貼っており、見せ場では剥がす[16]。

* 武田真実:(伊藤英明)
28歳。白石誠弁護士事務所に所属する、生真面目で熱血漢の新人弁護士。「人権派の弁護士、白石誠」に憧れ鹿児島から上京したが、九頭とコンビを組まされる。感情の起伏が激しく、興奮すると鹿児島弁が出てしまったり、映画を見て号泣したり、不遜な態度をとる担当した弁護人を怒りに任せて殴ろうとした事もある。女性への免疫が極端に弱く、女性経験は2.5人。結構鈍臭いところがあり、失敗しては「しもた〜!」と叫んでいる。剣道五段で、携帯の着メロは、アニメ版「赤胴鈴之助」のオープニングテーマ『がんばれ!赤胴鈴之助』[17]。徹子に憧れており、最終回で「徹子と結婚する」と宣言。

* 加藤徹子:(高島礼子)
40歳[18]。白石誠法律事務所に所属する弁護士。以前、大企業の顧問弁護士として九頭と対決したことがある。その裁判の後、九頭の弁護士としての考え方に共感し、白石誠法律事務所へ入所。九頭のことを憎からず思っており、武田は可愛い後輩と見ている(すなわち恋愛対象とは思っていない)。結婚していない事を非常に気にしており、年齢や恋愛の話になると機嫌が悪くなる。

* 小俣夕花:(星野亜希)
26歳。白石誠法律事務所で働く事務員。原作では非常におとなしい性格だが、ドラマ版ではグラマラスで合コン好きで男の扱いがうまい、いわゆる「今風の女の子」にキャラクター変更された。事務所のマスコット的存在で、お嫁さんにしたい女を目指している。しばしば九頭に尻を触られるが全く意に介さない一方で、武田の同様の行為に対してはセクハラ呼ばわりする。

* 国光裕次郎:(モト冬樹)
48歳。テレビドラマのオリジナルキャラクター。古書店を経営している、離婚暦有りの独身。法廷マニアであり、九頭の飲み友達。しばしば小説の一節をつぶやくなど、マニアックな知識を発揮する。また、ヤクザの事務所の電線を切断したり、異なる小説作品の作者が同一人物かどうかを推定するなど、九頭のバックアップを行う時もある。ドラマの終了後、漫画版にも逆輸入の形で、ドラマ版と全く同じ設定のキャラクターとして登場した。

* 白石誠:(北村総一朗)
60歳。白石誠法律事務所の所長。テレビのコメンテーターとしてよく出演しており、認知度も高い。人権派として知られるが実態は小市民的であり、テレビの姿と実際の姿にかなりのギャップがある。「事務所の職員はファミリー」と考えており、破天荒な一面を見せる九頭をクビにしない。愛妻家で、妻を「ワイフ」と呼んでいる。「クリリン」という犬を飼っている。毎週、事務所の掛軸に自筆の一言(ことわざなど)を書いている。民事訴訟を得意としているが、自分の信条で少年事件の付添人、家事事件、破産事件等の、いわゆる「金にならない事件」を多く引き受けているようで、そのせいか事務所は飾り気の無い小規模なものとなっている。小市民的な面を見せながらも真面目な人物なのはドラマ版でも同様ながら、九頭もツッコミを入れるボケ的なキャラクターとなっている。

* 秋野美月:(村崎真彩)
10歳(小学4年生)。第5話で登場、以降レギュラー。母親である秋野葉月が交通事故死し、伯父に引き取られる。しかしその家庭が経済的に苦しかったせいもあり、義理の伯母に冷遇されて[19]家出、母親が生前に父親と言っていた九頭の姿をテレビで偶然見て、白石誠法律事務所を訪ねてくる。実際に九頭と血縁があるかどうかははっきりしていないが、紆余曲折の末、九頭が親子関係を認知して共に暮らすことになる[20]。そのため、九頭との血の繋がりのはっきりしない親子関係に悩み、九頭に慰められることもある。偶然会った九頭の依頼人に「父がいつもお世話になっております」と挨拶したり、弁護士事務所を訪れてお菓子を出された時に「ありがとうございます」とお礼を言ったり、朝は九頭を起こしたり食事を作ったりと、言動は年齢の割にとても大人びている。似顔絵を描くのが得意。作文で「将来の夢は弁護士になる事」と書いた。原作では眼鏡をかけているが、ドラマではかけていない。

*
o キャバクラ店長・真崎:北原雅樹
o とろサーモン(久保田和靖・村田秀亮)
o キャバクラ嬢・ナナ:伊藤あい
o キャバクラ嬢・ラム:太田彩乃
o キャバクラ嬢・トモコ:滝ありさ
o キャバクラ嬢・カワニシ:豊田梨沙
o キャバクラ嬢:諸岡愛美


ゲスト出演
* 第1話
o 川田郁夫弁護士:佐野史郎
o 矢賀照代:安めぐみ
o 関原仙一:宇梶剛士
o 田部井順二:伊藤正之
o 京塚克彦:吉永雄紀
o 柴木健吉:掛田誠

* 第2話
o 古沢真琴:三津谷葉子
o 須永貴史:小川直也
o 佐橋准哉:波岡一喜
o キャバクラ嬢・さくら:有村実樹

* 第3話
o 豪田珠美:片桐はいり
o 瀬能セリ:北川弘美
o 緒形郁也:正名僕蔵
o 編集者・宮園:蒲生純一
o 元おねだりGIRLS(セリ以外の2人)
+ アヤ:石橋奈美
+ ミナ:シトウレイ

* 第4話
o 猪狩吾郎(蕾の父):平田満
o 猪狩聡美(蕾の母):筒井真理子
o 山村真介:斉藤慶太
o 猪狩蕾:小町桃子
o 佐藤栄:佐藤二朗
o 真壁栄作:ノッチ(デンジャラス)

* 第5話
o 秋野美月:村崎真彩(第6話以降レギュラー)
o 富田賢次郎:川崎麻世
o 秋野葉月(写真):和久井映見
o 秋野月夫:小市慢太郎
o 秋野美恵:栗田よう子
o 小塚陽子:矢部美穂
o 小塚新平:有吉弘行(元・猿岩石)
o 矢島民雄:中条きよし
o 青木裕子(本人):青木裕子(TBSアナウンサー)
o 小塚サキ:稲垣鈴夏
o 北岡頌栄(写真):風見しんご

* 第6話
o 黒田真吾:沢村一樹
o 黒田幸造:石田太郎
o 黒田真希:椋木美羽
o 古沢裕樹:深水元基
o 水原理沙:松下萌子
o 大谷薫:一戸奈美
o オカマ
+ ポン太:深沢敦
+ ヒト美:坂本ちゃん
+ ケメ子:弓田真好杜

* 第7話
o 高井霧子:三浦理恵子
o 亀有房子:ふせえり(ビシバシステム)
o 徳大寺貴弁護士:須賀貴匡
o 羽根田真一:神保悟志
o 高井悦子:佐々木すみ江
o 羽根田仁:高橋元太郎
o ミサ:インリン・オブ・ジョイトイ
o 霧子の息子(ユウタ):小室優太
o クラブ魔法の手の店員:大隈いちろう

* 第8話
o 湯川みちる:石田ひかり
o 保住京子:深浦加奈子
o 湯川良純:甲本雅裕
o 根津友紀子:渋谷琴乃
o 美月の担任・横山:青木伸輔

* 第9話
o 鈴木克雄:塩見三省
o 鈴木博美:岡本麗
o 岡田常務:森次晃嗣
o 高井武:東根作寿英

* 第10話
o 岡部省吾:塩谷瞬
o 赤地杏里:酒井彩名
o 高橋和彦:脇知弘
o 須永貴史:小川直也(再登場)
o 末木琢(覗きマニア):肥後克広(ダチョウ倶楽部)

* 第11話
o 大塚平太:田辺誠一
o 大塚小百合:杉本彩
o 川上真由美:久保恵子
o 弁護士四天王(白石以外の3名とプロデューサー)
+ 片岡三郎(行政訴訟):小林茂和(弁護士。原作の法律監修)
+ 岡島敬一郎(医療訴訟):本村健太郎(弁護士、俳優。ドラマの法律実務監修)
+ 山岸敦夫(企業訴訟):橋本孝プロデューサー
+ 同番組のプロデューサー:川西琢プロデューサー
o リュサ:村崎真彩(美月と二役)

* 第12話
o 笹野優司:坂本昌行(V6)
o 金盛みはる:畑野ひろ子
o 川田郁夫弁護士:佐野史郎(再登場)
o みのもんた:みのもんた(友情出演)


小ネタ
コメディードラマということもあり、有名映画、他局のドラマなどのパロディシーンが多かったり、行きつけのキャバクラの名前が毎週変わり、そのシーンでもパロディが施された、出演者の他のドラマでの設定をそのまま持ち込んだりなど、様々な仕掛けがあった。「1クール」「最終回が近い」などの台詞、あからさまにカメラを意識して台詞を言ったり、ピースしたりする場面があるなど、いかにも撮影と思わされる台詞や業界用語、楽屋落ちも多い。

* 第1話:
o 「極道の妻たち」の台詞(加藤役の高島礼子が喧嘩を止めるために言った台詞)

* 第2話:
o 「白い巨塔」の総回診&音楽。(「ピンクの巨塔」というキャバクラ店にて)
o ヤクザ・須永役の小川直也が引き上げる時に「ハッスルポーズ」を行った。

* 第3話:
o キャバクラ店「セーラー服と機関坊」(映画「セーラー服と機関銃」)
o キャバクラ店の容姿の良くないホステス(=カワニシ)に向かって「川西さん[23]の親戚?」と聞く。

* 第4話:
o 「いい湯だな(ドリフターズ)」(キャバクラ店)

* 第5話:
o 「F1オナゴグランプリ」(キャバクラ店)

* 第6話:
o オカマバーの壁に「街で噂の乳カマー[24]登場」というポスターが貼ってある。
o 「この間の3万もまだなんですからね」「まだ4話の事グジャグジャ言ってんのかよ〜もう6話撮ってんだよ〜」という会話がある[25]。

* 第7話:
o 羽根田仁(高橋元太郎)の事を「うっかり八兵衛に似てる爺さん」と言っている。
o 「おっぱいプリンプリン祭り」(キャバクラ店)「使用曲:PRI PRI SCAT/スキャットマン・ジョン(グリコプッチンプリンCMソング)」
o キャバクラ店内に「NO BOIN,NO LIFE」というポスターが貼ってある[26]。
o 本話以降、番組の最後に「来週も見てね」と言うようになる。

* 第8話:
o 九頭が、武田のことを「タケちゃんマン」と何度も言っていた。

* 第9話:
o ゲスト出演の塩見三省と岡本麗が、同局前クールの日曜劇場のドラマ「輪舞曲(ロンド)」の設定と同じく夫婦役で出演した。
o キャバクラでカワニシに迫られて「このシーン終わり」「出番多すぎなんだよ」
o 美月、加藤、武田が映画後に行ったレストランの入口に、映画『日本沈没』のポスターが掲示されている[27]。
o 九頭がスーパーマーケットで働く依頼人の鈴木博美(岡本麗)を訪ねた時、九頭の胸ポケットに「くず粉」が入っていた。
o ラストシーンで、ぎっくり腰になった九頭が「何じゃこりゃあー!」と叫んでいた。

* 第10話:
o 女子大生をナンパする時に「俺TVにも出てるんだよ、毎週木曜午後10時」と言っている。
o 九頭が食べていたカップヌードルが、手書きハート付の「父の日バージョン」だった。
o 女王様キャバクラのシーンのバックで流れていたのが、ドラマ『女王の教室』の「女王のテーマ」だった。
o 須永役の小川直也が再登場[28]、ハッスルポーズを九頭、武田、国光と一緒に行った。
o 「2年振りの連ドラなんだから相手は女優が良かったな〜プロデューサーを恨むぞこの野郎〜」と愚痴をこぼす九頭に対し、武田が「僕だって、ほっぺの赤くないトヨエツがいいですよ…」とぼやく。
o オチで絆創膏を剥がすのを忘れていたことに気付き「撮り直し!?」と慌てていた。

* 第11話:
o 美月とカップヌードルを食べているシーンで「俺たちも頑張って芝居しないとチャンネル変えられちゃうぞ」と言っている。
o 「キャバクラでも行こうか、仙崎大輔[29]のおごりで」と言う。
o 「ハイテンションプリーズ」(キャバクラ店)内に「未確認飛行おっぱい接近中」「ドジでノロマなカメです」等のポスターが貼ってあったり、登場した加藤に対して九頭が「『極道の妻たち7』みたいだね」と言ったり、最終話に関する予想を立てていた[30]。

* 第12話:
o 「将来の夢」を弁護士に決めた美月が、「逃げる場所はありませんよ!」と、同クールで放映されていたテレビ朝日系のドラマ『7人の女弁護士』の物真似をしていた。九頭は「あれ面白いもんな〜俺もあっちに出たかったな〜」とぼやいていた。
o 「にんげんだもん(白石誠の自筆の一言。相田みつをの「にんげんだもの」のパロディ)」
o 着ぐるみの中の人がみのもんたで、後ろで九頭が「仕事はズバッとやんなきゃ」と言う。
o キャバクラで「おっぱいがいっぱい」[31]をBGMに武田が水着姿のキャバクラ嬢に取り囲まれ、「おっぱいがいっぱいだぁ〜!」と喜んでいた。

* 各話共通:
o 九頭が時々白いスーツにソフト帽という格好をしたり、パーマを強くかけた髪形にする、楽屋落ちがあるのは、松田優作主演のテレビドラマ『探偵物語』へのオマージュ。
o 武田の出身地が鹿児島なのは、ドラマ開始直後に公開された映画『LIMIT OF LOVE 海猿』の舞台が鹿児島(第十管区海上保安本部)だから。
o 加藤行きつけの薩摩料理店の後ろの棚に「黄桜」の樽が置かれているのは、加藤役の高島礼子が「黄桜酒造」のイメージキャラクターだから。
o 犬の着ぐるみが公園、レストラン、キャバクラ、パチンコ店などに登場。また、警察署前でピーポくんが門衛として登場する時がある。
o 白石誠法律事務所(3階)の入ったビルの4階には「(有)エイベックズ」と「工藤興信所」、2階に「(株)兄葉設計」が入居している。
o 放映時期がFIFAワールドカップの開催時期と重なっていたためか、九頭の部屋着がサッカーフランス代表のユニフォーム(年代不詳)だったり、事務所の九頭の机上や自室にサッカー日本代表のシンボルマーク付ペナントやボール、タオルなどが飾られたりしていた。

続編を望む声
番組公式HPの「橋本P日記」Vol.30に「(現状では)続編に関してはまだ何も決まっていない」とする一方で「スタッフ一同、このままで終わらせるつもりは全くない」とも書いてあり、橋本Pの掲示板への書込みも続いている[32]。また、主演の豊川・伊藤、貴島P、原作者の井浦の対談「4人のくず、『くず』を語る!!」[33]が掲載されており、その中で主演の豊川が「パート2ものは好きではないが、正直これはもっと付き合ってみたい。やりましょう」、伊藤が「もう『海猿』の仙崎には戻れない、くず先生についていきます」、貴島Pも「来年映画を作って、それからパート2を。ぜひやりましょう」、井浦も「終わるのが寂しい。(パート 2に向けて)長い原作を書かなきゃ」とそれぞれ発言しているとおり、続編に対する期待は視聴者だけでなく、出演者を含むスタッフ間でも非常に高い。

法律解釈のミス
* 第2話で、武田が放置自転車に乗った九頭に向かって「鍵がかかってなくても、勝手に乗ったら窃盗罪ですよ」と言うシーンがある。この発言は完全な間違いとは言い切れないが、あの時点で所有者の「占有」の有無が明確でないため、「窃盗」と言い切るには不十分である。この場合は、「窃盗罪」(刑法・第二百三十五条)だけでなく、「占有離脱物横領罪」(同・第二百五十二条)に問われる可能性もある事を含んでおくべきである。
* 第10話で、武田が九頭や覗きマニアの末木(肥後克広)に対して「覗きは軽犯罪法違反ですよ」と言う台詞があるが、正確にはこれは誤りである。軽犯罪法に抵触する覗き行為は「正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見 」る事が構成要件となっている(軽犯罪法・第一条 第二十三号)。このシーンのような公園等の「公共の場所」における覗き行為、また、スカート内の盗撮行為などでは、各都道府県の迷惑防止条例(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)が適用されるべきである。(→窃視)

ドラマ版備考
* スポンサーの1つであるトヨタ自動車は4 月中は提供部分でクレジット表記を出していたが、5月以降はクレジットを自粛している。(ただし30秒CMは続行)これは当時北米で起きた同社のセクハラ訴訟が発覚したためと思われる。「弁護士のくず」はもちろん訴訟(裁判)を扱っている上に同作品の第1話は皮肉にもセクハラ訴訟であった。
* 裏番組のフジテレビ系列のドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」の原作は、小学館発行の「ビッグコミックスペリオール」で連載されていた。当ドラマの原作も同社発行の兄弟誌「ビッグコミックオリジナル」に連載されており、奇しくも「同士対決」となった。


【参照・脚注】
1. ^ 弁護士職務基本規程、旧:弁護士倫理規定。なお、単行本第5巻Case41『コドモノココロ』で、九頭の利益相反行為に対し監修の弁護士、小林茂和が「よい子のみんなは絶対にマネしちゃだめ!」と念を押した。
2. ^ その直後に非常識な言動をとり、武田や依頼人の怒りを買うのがお約束。
3. ^ 出典:ビッグコミックオリジナル・'06/8/5号 対談「4人のくず、『くず』を語る!!」
4. ^ 武田に殴られたり美月に本を投げられたりして鼻血が出た時だけ鼻の上に貼る。
5. ^ 単行本第3巻Case26『不倫のヒロイン』参照
6. ^ 実際は意図してやったわけではない。単行本第2巻Case13『バカ息子の帰還』参照
7. ^ レンタル屋より催促のハガキが来たため発覚。単行本第4巻Case29『魚心あれば下心』参照
8. ^ 「(美月を実子とするには)計算が合わない」と発言している。単行本第1巻Case6『まぶたの父』参照
9. ^ 同居後も名字を変えていないので、養子等の戸籍上の親子関係は無いと推定される。
10. ^ 多くの場合、これが本筋への導入部分となっている。
11. ^ その後、女性弁護士との三角関係が発覚して別れた。単行本第2巻Case10『生き霊』参照
12. ^ 単行本第5巻までで確認できている事務所スタッフは、弁護士5名、事務員3名
13. ^ 単行本第5巻Case42『パンツを脱がないサル』参照
14. ^ 実際は情報収集目的の場合が多い。
15. ^ キャバクラでは「区役所職員」と身分を偽っている。
16. ^ 2段目の言動は、全てドラマ版オリジナルの設定。
17. ^ DVD版では著作権の関係で通常の着信音となっている。
18. ^ 第7話までは39歳。ドラマ版Case8冒頭で誕生日を迎える。
19. ^ 原作では引取先の両親に虐待された描写があるが、ドラマ版では伯父は美月を冷遇していない。ドラマ版Case5参照
20. ^ 漫画版同様、同居後も名字を変えていないので、養子等の戸籍上の親子関係は無いと推定される。
21. ^ ドラマ版Case.6『痴漢!女性専用車両の秘密』
22. ^ 単行本第5巻Case37『中の人』
23. ^ 本作のプロデューサー、川西琢のこと。
24. ^ newcomer:「新人」の意
25. ^ 九頭が第4話でマジックに使うと言って武田から3万円くすねた事に対する台詞で、豊川のアドリブ。これ以降、作中でのアドリブ等が非常に多くなる。
26. ^ タワーレコードのキャッチコピー「NO MUSIC,NO LIFE.」のパロディ。
27. ^ 豊川が同じ髪型で出演。また、製作にTBSが関わっている。
28. ^ その際武田は「あっ、2話で真琴ちゃんのこと襲ったヤクザ」と言っていた。
29. ^ 『海猿』の主人公。武田役の伊藤が演じていた。
30. ^ 番組公式HPによると「台本通り」であってアドリブではない。
31. ^ かつて「ひらけ!ポンキッキ」で流されていた子供向けの歌。
32. ^ 最終更新:'07/5/25/ Vol.65
33. ^ 「ビッグコミックオリジナル'06/8/5号に初出し、『弁護士のくず・DVD-BOX』のスペシャルコンテンツとして収録されている。


(「弁護士のくず」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年8月9日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%9A&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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