【古本】絶対可憐チルドレン [1~15続巻] (著)椎名高志

【古本】絶対可憐チルドレン [1~15続巻] (著)椎名高志

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≪書籍情報≫

著者:椎名高志
出版社:小学館
版型:新書版
カテゴリー:少年コミックス
連載雑誌:週刊少年サンデー
ジャンル:SF
最新刊発売日:2008年12月19日


≪同一著者書籍≫
【古本コミック】
【古本】GS美神 極楽大作戦!! [全巻]


≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

絶対可憐チルドレン(ぜったいかれんCHILDREN)は、椎名高志の漫画。「少年サンデー超増刊」2003年7月増刊号に読切、「週刊少年サンデー」2004年第39号〜第42号に短期集中連載として掲載された後、同誌2005年第33号から連載されている。なお、連載に先立って「少年サンデー超増刊」に掲載された読切版では、本編とは設定が一部異なる。


【概要】
内容
世界でトップクラスの超能力を持つ3人の少女と、彼女らに振り回される上司兼教育係である普通の青年が、様々な事件を解決していくコメディアクション。

あらすじ
21世紀、エスパーは増えていた。彼らは軍事や外交、経済などと、あらゆる面で活躍し国際競争のカギを握っていた。

しかし高レベルのエスパーになるほど数が少なく、中でも最高ランクである超度(レベル)7に至っては国内で政府が確認し契約しているのは10歳の3人の少女のみであった。3人は内務省特務機関超能力支援研究局、通称B.A.B.E.L.(バベル)に所属、「ザ・チルドレン」と呼ばれていた。「ザ・チルドレン」は日本の将来に大きな利益をもたらすと期待されるとともに、もしも普通人(ノーマル)に敵対することになれば止めることができない危険な存在でもあった。

B.A.B.E.L.は日本の国益の為に彼女たちの能力を利用すると同時に、彼女らを正しき方向に導かねばならなかった。その任を与えられたのがザ・チルドレンの現場運用主任の皆本である。しかも皆本だけは近い将来に3人が普通人に反抗するエスパーたちの先頭に立つという予知を知らされていた。

そうとは知らない3人は皆本を慕ってはいるものの、怒って超能力で皆本を困らせることもある。こうしてこの4人のチームが次々と事件を解決していくのであった。


【基礎用語】
超度(レベル)
超能力の能力の度合いを1から7の数字で表す尺度。数字が大きいほど強力。超度は地震の震度をもじったモノ。
超度1 - 静止している人や、特に超能力に敏感な人が感じる程度。
超度2 - 大勢の人が感じる。戸や障子が揺れる程度。
超度3 - 家屋が揺れ、電灯などのつり下げ物が大きく揺れる。
超度4 - 花びん等が倒れ、歩いている人にも感じられる。多くの人が驚いて外に飛び出す。
超度5 - 壁に割れ目が入り、墓石が倒れる。
超度6 - 家屋倒壊3%以下。地割れや山崩れが発生する。
超度7 - あらゆる物が破壊され、物が飛ぶ。

普通人
ノーマルとも言う。超能力を持たない一般の人々のこと。

ESPリミッター
超能力者が普通人に疎外迫害されない様に自ら装着している超能力を弱める機能を持った装置。形状はアクセサリー型が多い。しかし万全ではなく、超度を3弱めることが限度である。チルドレンのものは、途中から他の二人のESPの念波を一人に上乗せする事で出力を上げれるようパワーアップされた(ただし、パワーアップを受けた者は反動で少しの間超能力を使えない)。

ESP錠(ESPロック)
超能力者を拘束する場合などで使用する、超能力を阻害する手錠。ただし、ある程度以上の能力者を完全に止めることは出来ず、兵部には簡単にはずされた。

ECM
超能力対抗措置 (Esp Counter Measure)の略。人工的に念波を照射して超能力を中和し阻害する。装置を用いるが、効果に比例して装置も巨大化する。しかしECMの影響を回避する能力を持つ兵部にはあまり効かない。また、暴走時の薫にもECMは意味を成さない。

ECCM
超能力対抗対抗措置 (Esp Counter Counter Measure) の略。ECMを中和し、超能力の阻害を解消する装置。
皆本はECM対策としてチルドレンのリミッターに搭載していたが、エピソード「ギフト・オブ・チルドレン」以降の新型リミッターには搭載されていない(作者のミス)。

光学迷彩
周囲の景色に合わせ自動的に自らの色彩を変化させる迷彩服。かなり目立ちにくいが、完全に見えなくなるわけではない。ヘルメットが外れたりすると機能は停止する。

ネオ・クリア・エネルギー
架空のエネルギーの一つ。日本では発電などで平和利用しているが、ネオ・クリア爆弾として大量破壊兵器にも転用が出来る。放射能を伴うが人体には無害。ネーミングは「nu - clear(核)」からきてると思われる。

甲殻王者カニキング
劇中に登場するカードゲーム。ムシキングのパロディ。市販決定したらしい。

旧大日本帝國軍
劇中では旧日本軍も超能力開発研究を行っていたらしい兵部京介・伊 - 九号・蕾見不二子・桃太郎などが所属していた。


【超能力について】
一般的に超能力を全てESPと呼ぶが、正確には「超感覚」と「念動力」の二通りに分けられる。またこの作品にはそれらの組み合わせなどによって複合能力と合成能力が存在する。

超能力は、生まれたときから持っている先天性のものと、事故などで突発的に得る後天性のものとがある。


超感覚
超感覚的知覚。ESP(Extra Sensory Perception)と表記される事も。霊感・テレパシー・第六感・予知・過去視など、通常見たり感じたり出来ないものを察知する能力。

接触感応能力(サイコメトリー)
超感覚の代表。
体表面を接触させることにより、人間や物体から過去や現在の情報を読み取ることができる。読み取る内容は状況によって異なるため必ずしも万能ではない。また、同じ精神感応系超能力者や、自制心等精神的プロテクトの強い人には多少能力が効き辛い。
対象物体と体表面が間接的にでも接触していれば能力の対象になる(衣服越しでも"肌"に間接的に触れている為"人物"を対象に能力を発動出来る)。また、風など実体のない物も対象になる。しかし少なくとも紫穂は手で触れないと読めないようである(皆本が紫穂の手を避ける事で読ませないことに成功しているため)。

透視能力(クレヤボヤンス)
物影を見通す能力。ポケットの中身から心臓などの臓器まで、前方以外の360度も透視、視認できる。

遠隔透視能力(リモートネスクレヤボヤンス)
透視能力(クレヤボヤンス)よりもさらに遠くの物影を見通す能力。力が強ければ数百キロ範囲でも見通す事が可能。

予知能力(プレコグ)
未来を予知する能力。超能力者の中で一番多いが、高い超度が出にくい能力でもある。そのためバベルでは数十人の予知能力者の予知を統合し、ひとつの予知として扱う特殊な機械を使い、予知の精度を高めている。

精神感応能力(テレパス)
他人の思考を読んだり自分の思考を相手に送ったりする能力。思考だけでなく、他人の視覚イメージを他者に送ることも出来る。他者同士の思考を中継することで、意思伝達の手間を大幅に省ける。

催眠能力(ヒュプノ)
テレパシーで他人の脳の化学物質をイメージどおりに変化させ、暗示をかける能力。相手の望まない暗示やイメージを与えようとすると、強力な念力が必要な上短時間しか効果が持続しない。その為、長期に渡って効果を持続させようとする時には相手の思考を自分の考えに誘導しようとする。


念動力
PK:(Psycho Kinesis)と表記される事も。精神の力で物を動かしたり状態を変化させたり外の世界に働きかける能力を広い意味でそう呼ぶ。

念動能力(サイコキネシス)
念動力の代表。
精神の力で物を動かし、超度が上がるほど重いものを動かしたり、細かいコントロールができるようになるが、不安定さも増すため、常に暴走の危険がある。超度6あたりで自分の体を持ち上げて飛ぶこともできるようになるが、かなりの才能と特訓が必要。
衝撃波による攻撃や身体能力の強化など戦闘の第一線で活躍する能力。人によっては物を燃やしたり凍らせたりもできる。又、波形を電気的な物(電磁波など)にも変換できるようだ。


複合能力
一人のエスパーがいくつかの能力を併せ持っている状態。組み合わせて使えるため応用範囲は広いが、個々の能力の超度は低い。ただいきなり兵部という例外が存在する。


合成能力
複合能力の変形で、複数の能力が組み合わさって全く新しい一つの能力のように発動した能力。どんな特殊な能力もESPとPKの組み合わせとなっている。

瞬間移動能力(テレポーテーション)
合成能力の代表。
一瞬で物体を別の場所に転送できる、超度が一定以上でないと発動させることが難しい高度な超能力。移動の距離・回数・質量は互いに反比例する。暴走すると様々な物が降ってくる「石降り現象」が起こる。近い念波で干渉されると能力が発動しないという弱点がある。
発動形質には念動能力同様バリエーションがあり、物質透過や部分的な移動なども出来る。超度が高くなればヘリコプター程度の質量も瞬間移動させられる。
また、何種類かの原理があるようで、この作品でも、数種類が挙げられている。作者曰く、「テレポーテーションに、何種類かの原理があるというアイディアは、『ぼくの地球を守って』から」らしい。


【登場人物】
キャラクターの多くは、名前を『源氏物語』から取られている。

B.A.B.E.L.
B.A.B.E.L.(バベル)とは、内務省特務機関超能力支援研究局、BAse of Backing Esp. Laboratoryの略である。現場へ出動する場合はエスパーと現場運用主任とによるチーム制をとっている。陸軍特務超能部隊を前身とし、半世紀前に発足したらしい。

ザ・チルドレン
「ザ・チルドレン」は、日本で最高のエスパー能力を持つ10歳の少女3人のチームである。超能力そのものは他を圧倒するほど強いが、応用技術が未熟なため指揮官による補助が不可欠。また、幼い彼女たちには負担が掛かり過ぎるという皆本の判断で能力の応用的利用は教えられていない。

精神的には実年齢らしい情緒面の未成熟さが垣間見えるが、その一方で桁外れの能力を持つ事による「普通の子どもには、なりたくてもなれない」という冷めた自己認識がある。作中「普通の人々」に代表されるエスパーへの疑念を受けて、現在の立場への鬱屈がくすぶっているような描写(主に薫)が時々ある。

能力と情緒のアンバランスさ、そして「日本の宝」だとする桐壺の甘やかしで、彼女らは周囲が手を焼くほどの我侭ぶりを見せている。皆本の前任者の詳細は不明(チルドレンから「おばさん」呼ばわりされた人のようだ)だが、ザ・チルドレンの我侭と桐壺の身勝手さに耐え切れず追い出された恰好でいなくなったと思われる。

皆本 光一(みなもと こういち)
「ザ・チルドレン」の現場運用主任。階級は二尉(短期集中連載時の設定では一尉)。18歳で2つの学位を取得した天才。20歳。
非凡な知能を持つが故に孤独な少年期を過ごし、(おそらく中学校時代)、担当教諭より教師と他の生徒に配慮して特別教育プログラムに進むよう勧められた(事実上排除された)経験を持つ。非凡な能力を持つ子供たち「ザ・チルドレン」の気持ちを察することができると柏木に説得され、バベルの超能力研究所の研究者から転属した。
ザ・チルドレンの3人を出来る限り普通の女の子として扱おうとしているが、逆に子ども扱いに反発され苦労が絶えない。彼女らのトラブルには身を挺して助けだそうとする。彼女たちとは強い絆で結ばれ、それぞれに全幅の信頼と好意を寄せられている。皆本はザ・チルドレンへの感情に恋愛的要素が含まれていることを頑なに否定しているが、彼女らの時々見せる振る舞い(可愛らしさ)に女性的一面を見て惹かれることがあり、回を追うごとにそんな自分に戸惑う事が増えてきた。
何度か銃を使用しているが、基本的には非凡な頭脳を駆使しチルドレンのバックアップに専念する。性格は真面目且つ誠実で、滅多なことでは揺るがない強い信念の持ち主。だが堅気でプライドが高い故に、根に持ちやすい(拗ねやすい)一面がある。作中の女性にモテモテ(狙って接触を図る女性もいるほど)だが、本人に自覚は無く、女性の扱いはイマイチな模様。コメリカに居た頃の彼女(キャリー)の話題を出すと、普段の冷静さとは180度違うキレキャラになり、バベルの特務エスパー陣を一蹴するほど暴れ、全く手が出せない。
読切版では水元光(みなもと ひかる)。18歳でMITとオックスフォード大学の学位を取得したIQ200以上を誇る天才。本人は知らなかったが、超度7(レベル7)のアンチアンチエスパー(超能力の無効化を無効化する超能力)であった。初期構想では、能力を失った元天才少年エスパーだったが担当主任として復帰する案があった。
名前の由来は光源氏と、『バビル2世』の主人公・山野浩一。

明石 薫(あかし かおる)
レベル7念動能力者(サイコキノ)。10歳。「ザ・チルドレン」のリーダー格。イメージカラーは赤。ESPリミッターは腕時計型で新型は太陽の意匠。
やんちゃで喧嘩っ早く短気な性格だが、人一倍正義感が強く姉御肌でオッサン趣味(スタミナドリンクを愛飲、男女問わないセクハラ発言及び行動、週刊誌愛読など)だが本人曰く「レズっ気もロリっ気もない」との事。チルドレンの制服がミニスカであるのも「葵と紫穂のがチラチラ見えた方がやる気が出る」という薫の意向で、自分のが見られるのも承知の上。自身の家族の影響か、異常なほど巨乳に固執しており、女性のバストのサイズを一目で測れる。普段は皆本に対して子供っぽく反発するが、実際は周りが見えなくなるほど皆本に好意を持っている。暴走した初音に皆本が襲われた時に「皆本はあたしのモンだーっ!!」と叫んだ。
任務では移動・攻撃・防御・運搬・落下物の支持・障害物の破壊など多岐に渡る役割を担う。短距離の移動ではテレポーター並みの速度で移動可能。チルドレンの中でも特に潜在能力が高く、暴走状態では最新型ECMを無効化し、同じレベル7念動能力者同士の競り合いでも勝利している。
未来では「破壊の女王(クイーン・オブ・カタストロフィー)」と呼ばれており、兵部は「女王(クイーン)」と呼んでいる。葵や紫穂を手玉に取るほどの実力者。未来の自分に変装した末摘花枝を見た薫の評価は、「ただ乳がでかいだけの頭わるそーな女」。
名前の由来は『源氏物語』の明石の御方と薫君。

野上 葵(のがみ あおい)
レベル7瞬間移動能力者(テレポーター)。10歳。イメージカラーは青。ESPリミッターはイヤリング型で新型は月の意匠。
普段は大体の京都弁を話す(ただし、今時京都弁で話す子はいないなど諸般の理由で大まかに関西弁である)。実家は京都で会社経営をしている。幼少の頃、家業がうまく行かない為にバベルに売られたと思っていた。病弱だった弟がいる。3人の中では一番の常識人で学校の成績は良好。ザ・チルドレンのチームワークを重んじ、情に厚い。性的なことに関しては、3人の中で最も潔癖で奥手で、口癖は「不潔」。また、耳たぶが弱点な他に体をくすぐられるのも弱い。ステレオタイプの関西人としてなお金に敏感な一面を見せることもある。野球は阪神ファンのようである。
任務では基本的に移動や物資の運搬などを担当する事が多いが戦闘能力がないわけではなく、物質内に生き埋めにする・上空から物質を落とす、相手を上空から落とすなど間接的な攻撃方法を持つ。単独テレポートではマッハ5を超える速度を記録した。なお、彼女は非公式ながら、テレポートによる移動の距離・回数・質量全てにおいて世界記録を保持している。
未来では「光速の女神(ライトスピード・ゴッデス)」と呼ばれており、兵部は「女神(ゴッデス)」と呼んでいる。未来の自分に変装した末摘花枝を見た葵の評価は、「色気のない貧乳メガネ」。
名前の由来は葵の上。

三宮 紫穂(さんのみや しほ)
レベル7接触感応能力者(サイコメトラー)。10歳。イメージカラーは紫。ESPリミッターは指輪型で新型は星の意匠。
警察庁長官を父に持つ。触れた物からその背景を読む能力の為、10歳にして現実の清濁・シビアさを承知している。それゆえ一見穏やかだが、その涼しい顔で真っ黒な毒舌を吐き洒落にならない嘘をつくことも。猟奇殺人などの現実的な物は平気だが、幽霊やホラー映画のたぐいは気絶するほど苦手。恋愛事に関しては薫や葵同様、お子様であるが耳年増な面も。薫曰く「発育がいい」との事。野菜類全般を避けて食べるなど偏食気味で、ポッキーと思われるスナック菓子を好み、たびたび独りで食べている。出前での好物はピザ。
自分と触れてしまうと心を読まれてしまうということを承知しながらもごく自然に手を繋ぐ皆本に対しては全幅の信頼を寄せており、後にチルドレンだけで兵部と接触した時も皆本に対する気持ちをはっきりと主張した。同じサイコメトラーの賢木に対しては反発心もあるものの共感を覚えてもいる(お互いにそれを認める気はないようだが)。
任務では主に、現場で犯人追跡用の手かがりを探すことが多い。しかし超能力自体に攻撃性がないため、戦闘ではデリンジャー様の拳銃(本人曰く子供用)を使用。サイコメトリーで弾道を予測できるため、目を閉じても命中させられる。拳銃だけではなく、サイコメトリーで道具から使い方を読み取ることができるので、ありとあらゆる道具や機器を使いこなすことが可能。また、予知を除けば劇中で唯一ブラスターを発砲したことがある。
未来での呼び名は「禁断の女帝(アンタッチャブル・エンプレス)」と呼ばれており、兵部は「女帝(エンプレス)」と呼んでいる。未来の自分に変装した末摘花枝を見た紫穂の評価は、「底意地悪そーないやらしい感じの女」。
名前の由来は女三宮と紫の上。


B.A.B.E.L.本部

桐壺 帝三(きりつぼ たいぞう)
バベルの局長。53歳。
地位と任務に伴う責任よりも「ザ・チルドレン」に対する溺愛感情を優先させる困った人。屈強な肉体を誇り、銃器を持ったテロリスト相手に肉弾戦で勝てる。若かりし頃は美形だった(蕾見が携帯に保存させた当時の彼の写真を柏木に見せていた)。
名前の由来は桐壺帝。

柏木 朧(かしわぎ おぼろ)
局長秘書官。階級は一尉。年齢不詳の美人。
ミステリアスな美貌と予想外のナイスバディを誇る。桐壺局長の暴走を押しとどめる役目を担う。酒癖が悪い。
名前の由来は柏木と朧月夜。

蕾見 不二子(つぼみ ふじこ)
レベル不明の複合能力者。念動・瞬間移動・接触感応とチルドレンと同じ能力を持っており、彼女等3人を軽くあしらった。
バベルの創設にも関わった人物で現在は管理官として絶対的権力を振るう。桐壺曰く「バベルの影の首領(ドン)」。やたら色気を振り撒く巨乳美女だが、実年齢は80歳以上(チルドレンからは「ばーちゃん」を呼ばれる)。伊号や兵部とはかつての同僚で、兵部を封印する時に貢献した。専用の施設で10年間眠りについていたが、予め兵部が再び動き出したときに起こす様に指示していた。起こすと怒るが、起こさなくても後々怒るというワガママな性格でバベル関係者(特に、信用できない部分が多い皆本)を振り回したりする。
触ったところからエネルギーを吸い取る能力を持ち、そのエネルギーを自身の能力に上乗せできる。それにより条件さえ整えば瞬間的にレベル7の能力を発動する事が可能。彼女の肉体が若いのはエネルギー吸収能力の副作用。前述の通り触ればエネルギーを吸収できるのだが、キス魔のため多くの場合キスの形で吸収する。
女のカンにより、皆本に未来を変える力があると見抜くが、まだ不安要素が見られる為、皆本自身を成長へ導く為の(半ば理不尽な)試練を与えたりもする。100%の予知に抵抗するため、試作型ブラスター(未来で皆本が薫を撃った銃)を携帯させている。しかし心の底では、「皆本なら必ず未来を変えられる」と固く信じて(「兵部を撃ち殺そうとした男とは違う」と考えて)いる。
「旧蕾見男爵家別邸」を別荘として所有しており、そこは兵部が撃たれた場所でもある。
名前の由来は藤壺とルパン三世の峰不二子。


ザ・ワイルド・キャット
他のチームとは違いエスパーがナオミ一人なのが特徴。 なお、ワイルド・キャットの名は、石ノ森章太郎の『ワイルド・キャット』(女性超能力者を主人公とした漫画)から。作者は『ワイルド・キャット』の文庫化の際に、そのあとがきに『絶対可憐チルドレン』にその名のキャラを出したことを書き添えている。

梅枝 ナオミ(うめがえ なおみ)
レベル6念動能力者(サイコキノ)。 コードネーム「キティ・キャット」改め「ワイルド・キャット」。16歳。
素直で心優しい性格の美少女、しかもやや天然ボケ。谷崎を拒絶したい気持ちを抑えていたためスランプに陥ったが、薫のセクハラ攻撃で吹っ切れ谷崎を拒絶できるようになる。それ以降谷崎に対してのみかなり暴力的な対応を取るようになる。ただ、自分を現在の性格に育ててくれたことについては谷崎に感謝しており、職務に関しては全幅の信頼を寄せている。
名前の由来は『源氏物語』の三十二帖『梅枝』と、『痴人の愛』のヒロイン・ナオミ。

谷崎 一郎(たにざき いちろう)
梅枝ナオミ担当の現場運用主任。階級は一尉。36歳。
ヘビースモーカー。ナオミが12歳の時にその能力を見出し教育してきた。それだけでなく自分の理想の女性に育て嫁にしようと目論んでいた変態だがナオミに強く拒否され計画は失敗した。しかしそれでもナオミに対する想いは醒めていない。その想い(恋心)は本物であるが、絶対に報われることはない(作者の弁)。
実力はそれなりにあるようで、運用主任としては有能。1度だけザ・チルドレンの担当を兼任した事があるが、3人はいい顔をせず、ナオミ自らも同情していた。
名前の由来は『痴人の愛』の作者・谷崎潤一郎。


ザ・ハウンド
バベルに入る以前から付き合いのあった明と初音のチーム。特務エスパーの採用試験で皆本が指揮しザ・チルドレンと対決した。その結果重大な欠点が判明するがザ・チルドレンに肩入れしている事がばれた局長が支援する事で合格となった。常任の担当はいまだ不在らしく、局長や皆本がその任に当たっている。

宿木 明(やどりぎ あきら)
レベル2〜4の合成能力者。15歳。
精神感応の変形発動によって他個体に意識を乗り移し、自由に操ることができる(実際は、テレパシーによって身体感覚を送受信しているだけ)。人間が相手の場合は、体を明け渡して意識を入れ替えなくてはいけない。その有効範囲は、相手の知能によって変わる。
料理が得意で、大食いかつ食いしん坊な初音の世話は自分の役目と考えている。初音が暴走するたびにそれを鎮めるため獲物を操り、食い殺される痛みに耐えている。皆本とタメを張る苦労人(パートナーに苦労している皆本には初対面時から憧憬を抱いていた模様)。
名前の由来は『源氏物語』の四十九帖『宿木』と、『ウルフガイ』(平井和正)の主人公・犬神明の名前を取ったもの。

犬神 初音(いぬがみ はつね)
レベル2〜4の合成能力者。14歳。
念力、催眠、遠隔透視、予知を組み合わせ、自らの体および身体能力を狼などの動物に変身させる。
動物の体をイメージ化することで、無意識レベルまで高度なコントロールを可能にしているが、空腹になるほど獣としての能力が上昇し、限度をこえると欲望を満たすだけの本物の獣になってしまう。短時間なら他の動物になることも可能。
犬神家は代々、獣を模した超能力を使う家系で、かつては「人狼の一族」と言われていた。その能力を使う一族に生まれた為か、非常に大飯食らい。小動物イジメが好きな模様。
試験時に薫の殺気に気圧され自分の上位に置いたため薫たちを姐さんと呼ぶ。初登場時はそれなりに理性的な受け答えをしていたが、暴走以後は深く物事を考えない本能的なキャラへと変貌した。
名前の由来は『源氏物語』の二十三帖『初音』と、『ウルフガイ』の主人公・犬神明の苗字を取ったものである。


ザ・ダブルフェイス
バベル本部の看板娘である2人組の受付エスパーチーム。その能力により不審者を見分ける。ただし、任務の一環として探り出した来訪者のプライバシーを口に出してしまうなど、受付嬢としての出来は疑問(故意か?)。「デートの約束は半年待ち」だが、両者とも皆本に気がある(賢木談)ようで、合コンの時には皆本が来るということで参加を了承したらしい。

常磐 奈津子(ときわ なつこ)
レベル5透視能力者(クレヤボヤンス)。72ndでは遠隔透視能力者となっていた。20歳。胸のサイズは薫によると88のG。
チームを組んでいるだけあってほたると仲が良いが、皆本を巡って口論になることも。
名前の由来は『源氏物語』の二十六帖『常夏』。

野分 ほたる(のわき ほたる)
レベル5精神感応能力者(テレパス)。20歳。胸のサイズは薫によると86のE。
皆本を狙っているらしく、テレパシーで奈津子を出し抜いて自分の携帯のメールアドレスを教えようとしたことも。
名前の由来は『源氏物語』の二十八帖『野分』と二十五帖『螢』。


その他

賢木 修二(さかき しゅうじ)
レベル6接触感応能力者(サイコメトラー)。サイコメトリー以外にサイコキネシスの変形発動による生体内の生命活動をある程度コントロールする複合能力(ただしサイコメトリーと違い不完全で不安定)も持つ。バベルの医療研究科の医師。東都大学病院外科医局にインターンとして勤務したことがあるが、権威主義に嫌気がさしたのと、片っ端から女性看護師に手を付けたことで、3ヶ月で居づらくなって留学した。22歳。
皆本光一と同期入局の元同僚で自称・若き天才。紫穂曰く「女ったらしで有名なESPドクター」。かなりの助平で二股・三股当たり前の女たらし。それがばれて修羅場になることもいつものこと。
サイコメトリー用にチューニングされた仕込み棒を駆使し、相手の動きを先読みする棒術も嗜んでいるが、日ごろの運動不足と女遊びが災いし、コレミツに通用しなかった。同じサイコメトラーである紫穂に対して時々大人気無いところを見せるが、それは自分とは違いチームメイトや皆本という守ってくれる存在に恵まれている事がうらやましいからである。基本的にはエスパーの先輩として温かく見守っている。愛車(バイク)はスズキ・カタナ。
名前の由来は『源氏物語』の十帖『賢木』。

末摘 花枝(すえつむ はなえ)
沖縄の離島にある終末医療介護専門の国立ホスピスで働く職員。階級は一曹。
催眠能力者で、その能力で患者の思い出の人物に成りすまして心を癒すことを業務としている。しかし蕾見に脅されて皆本の改造計画に協力することになる。
明るい性格をしており、根は真面目で優しいのだが、少しドジっ娘な面があるM。髪型はツインテールで童顔の美少女であるが、その姿も自身の超能力で変身した状態。本来の姿は凄まじく、紫穂がその恐ろしさに失神してしまうほど、厳つい顔だった。
名前の由来は『源氏物語』の六帖『末摘花』。

伊 - 九号(い - きゅうごう)
レベル7予知能力者(プレコグ)。さらにテレパシーで人間と会話が可能(ただし、しゃべる言葉は一般的にひらがなの言葉はカタカナ、カタカナはひらがなで表記されている)。
太平洋戦争中の実験にて産まれたエスパー・ドルフィン。軍事イルカの生き残りで、哺乳類である人間のみならずニン○ンギョラ○も戦友として認知している。ESP動物実験制限条約により任務から外され、果ては野生イルカとも馴染めず、政府が所有する沖縄の無人島で隠棲していた。通称「伊号」。
これまでに3000件以上の予知を行ったが、阻止する努力をしても予知した通りになってしまった。ザ・チルドレンが破滅の悪魔として人類を滅ぼす予知のビジョンを皆本に見せ、それを回避するよう皆本に警告する。自らが射殺されることも予知し実際に銃撃を受けたが、予知と違う結果になる(直撃した銃弾の数)。以後、行方をくらまし生死不明。


P.A.N.D.R.A.
P.A.N.D.R.A.(パンドラ)はエスパーを解放する為の革命組織。P.A.N.D.R.A.が何の略なのかは不明。兵部京介をリーダーとし、他に幹部が3人いる模様。黒巻に一軒家を提供するなど活動資金は豊富で、西エイジアの某国の武装政治組織との非合法な取引で資金を稼ぐエピソードがあった。

兵部 京介(ひょうぶ きょうすけ)
レベル不明の複合能力者。念動・精神感応・瞬間移動・催眠など多くの能力を持つが、正確な種類やレベルは不明。額に銃痕があり(バベルや普通人を嫌悪しているのはこの傷に関係がある模様)、その傷のせいでECMや能力測定が効かないとは本人の談。
昔は同僚達と共に幸せな未来を築く為に奮闘していたが、現在ではエスパー犯罪史上最悪の人物とされ犯罪エスパー収容施設の地下500メートルに収容されていた。もっとも記録を残さず何度も外に出ており後に完全に脱獄。その後皆本やザ・チルドレン(特に気に入っている薫)に事あるごとに接触している。関係者から少佐と呼ばれているが、これは第二次世界大戦に参加している回想から当時の階級によるものだと考えられる。
実年齢80歳だが、超能力でテロメアをコントロールし若い肉体を保っている。しかし流石にガタがきているらしく、現在は特殊な薬(?)を服用。普段は飄々とした策士然としているが、気まぐれで大人気なく、一度決めたら決して譲らない頑固さを持ちながら物凄く飽きっぽいというかなり困ったお人。ただし、気に入らない者は容赦なく抹殺する冷酷さは持ち合わせている。薫達三人の通称は彼が決めたようである。
名前の由来となった兵部卿宮は官職名であり、『源氏物語』には兵部卿宮、蛍兵部卿宮、匂兵部卿宮の3人が登場する。なお、彼が常に学生服を着ているのは『バビル2世』のパロディ。つまり、この物語は3つのしもべを巡る二人のバビル2世(の後継者)の戦いであるとも解釈できる。

澪(みお)
レベル不明の瞬間移動能力者(テレポーター)。。チルドレンと同年代の少女。
体の一部のみをテレポートさせる部分テレポート、物体を透過するテレポートを得意とする。その能力を最大限に発現させた時には、自分の身体を素粒子レベルで分割して、複数の個体に分身する事ができる。その能力でチルドレン3人を軽く手玉に取る程強力だが、負担が大きいため高いレベルの相手だと分身が暴走することがある。その場合冷静さを欠くと分身に乗っ取られる危険性をはらんでいる。
兵部に保護されるまでは表情すら無かった。兵部を慕っており、彼が執着している薫に強い敵対心を抱いて皆本を人質として攫うが、皆本と薫との接触で心境に少し変化を見せる(しかし、薫への嫉妬心は相変わらずというツンデレ状態となる)。それまで廃屋でパンドラの他のメンバーとは別に生活をしていたが、兵部の申し出によりパンドラに身を寄せた。パンドラに合流するまできちんとした教育も受けていなかったため一般常識には疎い。
名前の由来は『源氏物語』の十四帖『澪標(みおつくし)』。
ヤマダ・コレミツ
レベル不明の精神感応能力者(テレパス)。澪と行動を共にする大男。
かつては傭兵だったが、負傷により精神感応の受信能力を失い、用済みとされたところを兵部に拾われた。負傷した事で会話もできなくなったらしく、作中の彼のセリフは全て精神感応の送信能力によるものである。幼少の頃は美少年だったが、その写真を見て誰一人彼と判断できなかったほど、姿が変わっている。
名前の由来は『源氏物語』の惟光。

九具津 隆(くぐつ たかし)
レベル不明の合成能力者。人型の依代に意識を焼きつけて念動で操ることができる。21歳。
バベル所属であったが、パンドラへ内部情報を洩らしていたことが皆本と賢木により発覚した。オタク男で、自ら作り上げたメイド姿の人形・モガちゃんに絶対の自信を持っていたが、ザ・チルドレンに破壊され逮捕。犯罪エスパー収容施設に収容されるが、兵部の手助けにより脱獄する。
名前の由来は、傀儡(操り人形)。
余談ではあるが、同作者の『ミスタージパング』でも同様の能力を持つキャラが登場している。

黒巻 節子(くろまき せつこ)
レベル不明の合成能力者。かつてはバベルの特務エスパー訓練生であったが、離反し現在はパンドラ所属。バベルでのコードネームは「ドリーム・メーカー」。19歳。
夢を操る、より正確には脳内に擬似装置(シミュレーター)を植えつけることができる能力。一度能力をしかければ、相手が自分で装置を動かすので以後テレパシーを送る必要は無い。
九具津と同じく一度は捕らえられるが、その直前に自分自身に対して能力を使い、眠りの世界に逃げ込んでしまった。兵部も彼女の力を必要としていたのか、後に(強制的に)脱獄させるが、当初は「あと5年……」と寝言で言った為に思わず見捨てかけた(その後、覚醒させられた)。
名前の由来は、クロマキー(カメラの合成技術)。

エレキ・照(エレキ てる)
電磁波義兄弟の兄。電波と磁気を操って通常の放送回線を乗っ取り、海賊放送(非合法組織の宣伝)を請け負うプロ。
他人の思考(脳内を流れる電気信号)を乱す「毒電波」を使う。または光を操って幻影を見せることもできる。
その能力で一度は皆本を毒電波の餌食(このとき皆本が呟いていたのはガンダムとゼータのセリフである)としチルドレンを苦戦させたが、自分の能力を反射され自分が毒電波の餌食となる。そのさい開運!なんでも鑑定団のナレーションを呟いていた。
見た目のモデルはギレン・ザビと推測される。ちなみに上記の開運!なんでも鑑定団のナレーションはギレン・ザビ役の声優銀河万丈である。
名前の由来はエレキテル。

マグ・熱人(マグ ねっと)
電磁波義兄弟の弟。電波と磁気を操って通常の放送回線を乗っ取り、海賊放送(非合法組織の宣伝)を請け負うプロ。
他人の体を磁石にして鉄を吸い付かせる「マグネットコーティング」を使う。または光を操って幻影を見せることもできる。
その能力で一度はチルドレンを苦戦させるも、結果的には敗北。自分達の流した映像について民間人に訂正を述べさせられた後、連行されていった。
見た目のモデルはドズル・ザビと推測される。
名前の由来はマグネット。

マッスル 大鎌(マッスル おおかま)
名前の通り筋肉質のオカマ。レベル不明。自分を含む生物や物体を生きたまま硬質化させる能力を持ち、へその下の丹田からこれを発生させる事で相手を硬質かさせる(本人はこれを『ビッグマグナム』と名付けている)。自称「鋼の錬筋術師」。兵部からの通称は「鋼」。
小学生時代からオカマだったようで、それが元でイジメられていたが、本人は超能力のせいでイジメられていたと思っていた(薫に突っ込まれていた)。イイ男に目がなく(兵部にも目を付けている)、皆本に強引にキスしようとしたが、兵部に押し留められた(しかしその後の事件で隙を突いて結局はキスした)。
登場するたびに股間に痛烈な一撃を受け悶絶している。

桃太郎(ももたろう)
大日本帝國軍超能力研究員によってエスパーへと改造させられたモモンガ。空気の塊を誘導弾として使用するなど高い戦闘力を持ち、テレパシーで人間と会話も出来る。
研究施設の冬眠カプセルから脱走したはいいが、力尽きて倒れていた所を薫達に拾われる(薫により「とっとこ桃太郎」と名づけられたが大人の事情により「とっとこ」はナシになった)。元々はペットとして研究所で飼われており研究員に育てられていたが、ある日突然、改造させられた事による怒りにより人間を憎んでいた。薫にも襲い掛かるが、乱入してきた兵部によって落ち着き、最終的には彼に引き取られる。
正確にはパンドラのメンバーではなく兵部が預かっているだけであるため、兵部よりも薫の言うことを聴く。
モデルは、『光速エスパー』に登場するリスに似た宇宙人のつもりであったが、これは『宇宙少年ソラン』との混同であったと作者はコメントしている。名前の由来は、『とっとこハム太郎』のハム太郎。


コメリカ合衆国
アメリカ合衆国をモデルとしている。この世界では太平洋戦争で日本と戦争したのも、「アメリカ」ではなく「コメリカ」となっている(名称の由来はアメリカ合衆国の漢字表記が「米国」であるからだと思われる。)。「ニューヨーク」も「ニユーヨーク」となっているが、これはルビが小さすぎてュが読みにくいことからユで代用した可能性がある。ちなみに、「コメリカ」という名称自体は椎名が好んで使用するものであり、『(有)椎名百貨店(読切漫画「マリちゃんたすけて!」など)』にも登場している。


ザ・リバティーベルズ
合衆国中央情報局在日エスパーチーム。

メアリー・フォード
コメリカ合衆国のレベル6念動能力者(サイコキノ)。流体コントロールの天才。階級は中尉。19歳。
ナイスバディを誇る美女。強気で勝気な性格。「〜デース」「〜マース」と敬語を話す。
チルドレンの事をよく思っていなかったが、合同任務の際に薫の「サムライの心」に触れて仲良くなった。「巨乳はNASAの改造手術の成果」という話もあったが、本人によればグリシャムの作ったデタラメだという。

ケン・マクガイア
コメリカ合衆国のレベル6遠隔透視(リモートネスクレヤボヤンス)能力者。元カンザス州警察捜査官。階級は中尉。24歳。
片言の日本語を話す黒いコートとサングラスの男。日本好きであるが、「日本では白人男性はモテる」と思っているなど未だに日本に関して勘違いしている部分が多く、日本文化を間違って理解をしているステレオタイプの外人(風刺)キャラ。皆本の小さな親切に感動して以来、彼を友人と信頼している。

J. D. グリシャム
コメリカ合衆国のレベル7精神感応能力者(テレパス)。合衆国在日エスパーチーム「ザ・リバティーベルズ」のリーダー。階級は大佐。
テレパシーを使った合成能力によって、近くにいる他のエスパーの能力を自分のもののように使う事ができる。そのため彼を知る者からは「エスパーキラー」と呼ばれている。話術に長け、「こんな○○を知っているかね!?」で始まる話をテレパシーで直接心に語りかけ戦意喪失させる戦法を得意とする。
戦時中に搭乗していた爆撃機が日本上空で兵部に撃墜され、脱出したものの負傷し、日本人の少女に助けられた過去がある。それから数十年後、老い先短い彼女にダム湖に沈んだ故郷を見せてやるため脱走騒ぎを起こした。なお、撃墜された際に頭部に負った傷が超能力発現のきっかけらしい。
カラオケの十八番は「大きな古時計」(テレパシーのおまけつき)。


その他

クライド・バロウ
テレポートをベースとした複合能力者。ニユーヨーク出身の自称アーティスト。男性。
エスパー犯罪者で、念力で絵の具を動かし世界遺産に落書きをする確信的愉快犯。ボニー(女)とコンビを組んでいるが、実はボニーも絵の具の塊であり、腹話術で一人二役を演じている。口癖は「〜じゃな〜い」。
名前の由来は実在した犯罪者コンビのボニーとクライド。

キャロライン
精神観応能力者(テレパス)。光一、賢木のコメリカ時代の友人。
基本的で使えるのはテレパシーのみだが、他にも眠っている力があり、学費免除のかわりに能力を人為的に引き出す実験を行っていた。眠っているサイコキネシスを電気刺激によって目覚めさせようとしたが、超能力中枢が新しく活動を始める時に、新しい人格を発生させ、本来の記憶とは別のネットワークを作ろうとした。この時生まれたのはキャリーである。現在は元に戻り、長期間の宇宙生活が超能力にどう影響するかを調べるため5年ほど月ステーションに行く予定である。

キャリー


インパラヘン王国
世界最小だが日本への最大の希少金属(レアメタル)輸出国。エスパーの巫女が王室顧問を務める。レアメタルの結晶でできた玉座に座り息を引き取ったエスパーの魂(残留思念)は死後もレアメタルの像に宿り生き続け、それを次代の巫女が精神感応で読み取ることで能力と精神を引き継ぐことができる。

バトゥラ17世
インパラヘン王国の皇太子。セラと恋愛関係にあるが、マサラに反対されるため、彼女と戦わせるためにチルドレンを呼び寄せた。

セラ
レベル7の精神感応能力者で巫女。7歳年下であるバトゥラと恋愛関係にあるが、精神感応のレベルの高さゆえにマサラに肉体を支配され、彼との結婚を許してもらえなかった。

マサラ
レベル7の念動能力者で先代の巫女。20年前に死亡したが残留思念がセラの肉体を支配し、生き返った。不二子とは古くからの友人で、背中をくすぐられるのに弱い。


区立六條院小学校

花井 ちさと(はない ちさと)
レベル2精神感応能力者(テレパス)。10歳。
薫たちが転入した区立六條院小学校のクラスメイト。リミッターをつけ、普通の人間と共に生活している。
優しく大人しい性格で、薫とも親友になる。東野将に片思い中。
名前の由来は『源氏物語』の十一帖『花散里』。

東野 将(とうの まさる)
薫たちのクラスメイト。10歳。花井ちさとの幼稚園からの幼馴染。
ちさとの家の近所に住み、母親同士の仲が良い。ちさとがテレパス能力で東野の心を覗いてしまったことを知ってから、ちさとのみならずエスパーに対して否定的となっていた。ザ・チルドレンの前でもそれをあらわにしていたことから薫と対立する。しかし拳での決闘で相討ちになったことで彼女との間に友情が芽生え、ちさととも和解する。精神年齢は男子としてはほぼ平均的で、女子と比べて幼く恋愛に興味がないようであったが、ちさとと和解後は意識の変化があるようだ。
名前の由来は頭中将。

黒木 大(くろき ひろし)
葵のボーイフレンド候補。6年生で成績優秀。
極めて温厚な性格の持ち主。将来は宇宙開発事業団に入りたいという夢を持っているようだ。

火下 省吾(ひげ しょうご)
紫穂のボーイフレンド候補。サッカーが得意な5年生。
名前の由来は黒木大と合わせて髭黒大将。

河村 タケシ(かわむら-)
レベル3〜4念動能力者(サイコキノ)。
3年生で、チルドレンの後輩。
父親の武憲はエスパーの存在に警鐘を鳴らす著書もある大学社会学科助教授で、反エスパー組織「普通の人々」の支援者だったが、タケシがエスパーになってからは逆にエスパーの立場から警鐘を鳴らす側に考えを変えた親バカ。彼の情報で「普通の人々」北練馬支部は壊滅した模様。


チルドレンの血縁関係者

明石 好美(あかし よしみ)
薫の姉。21歳。グラビアアイドル。
皆本を狙っているらしく、皆本が自宅を訪れた際には水着のままかけつけた。

明石 秋江(あかし あきえ)
薫の母。女優。劇団に勤めている。
二児の母とは思えない魔性の女で、やはり皆本を狙っているらしい。
桐壺は彼女のファンであり舞台の台詞を覚えているほど。
名前の由来は好美と合わせて秋好中宮。

葵の父
大阪出身。葵が小さいころ事業の失敗やユウキの病気で葵の寂しさに気付かなかったが薫と紫穂に言われてそれに気付く。それ以来愛情を伝えるのに遠慮しなくなった。

葵の母
浪費癖があり、セールスマンが売り込みに来た数十万円の着物を何のためらいもなしに買おうとした。

野上 ユウキ(のがみ ゆうき)
葵の弟。
昔は病弱だったが、今は健康体のようである(皆本は昔の彼を知っているらしい)。姉の葵の事が大好きで、葵が好意を寄せる皆本を父親と共に極端に敵視している。
名前の由来は『源氏物語』の三十九帖、および葵上の息子である夕霧からと思われる。

三宮警察庁長官
紫穂の父。
一見冷徹な人物に見えるが、常に娘の身を案じており、紫穂とは心が通じ合っている。下の名前は不明。

超能力排斥団体「普通の人々」
普通の人々(ふつうのひとびと)は、反エスパー組織。超能力排斥団体。エスパーは人類文明の破壊者であるとし、エスパー追放を目的として掲げている。場合によっては銃器などによる実力行使も辞さない過激な団体。

読切版では『サザエさん』、短期集中連載では『渡る世間は鬼ばかり』のパロディキャラが登場したが、長期連載となってからはその種のパロディは見られない。葵曰く「今回えらいフツーやん?」

名前の由来はロバート・レッドフォード監督による映画『普通の人々』。


【備考】
エスパーの「レベル」を分類する基準は1996年以前の震度の基準をもじった物である。
「サイコダイバー」の章のタイトルは、夢枕獏著『魔獣狩り』に登場する九門鳳介(くもん ほうすけ)の特殊能力が他人の意識に潜ることであり、彼が「サイコダイバー」と呼ばれていたことから来ている。
「プリンセスメーカー」の章のタイトルはおそらくゲーム『プリンセスメーカー』から来ていると思われる。
兵部 京介が収容されていた特別隔離監房や、「一般人とエスパーの共存を目指すB.A.B.E.L.」と「エスパー選民思想を掲げ破壊活動を行うP.A.N.D.R.A.」の対立構造に『X-メン』の影響を見て取れる。
作者によると、「『GS美神』とは別の世界の設定で、劇中劇(漫画やアニメなどのどのメディアかまでは明かされず)として『GS美神』が存在する」とされている。
蕾見 不二子が初登場する「浅き夢見し」(1) の回は大友克洋作の漫画『AKIRA』のパロディーが台詞や舞台装置など全面に現れている。


(「絶対可憐チルドレン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年7月27日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E5%8F%AF%E6%86%90%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%B3&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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