≪書籍情報≫
著者:
畑健二郎
出版社:
小学館
版型:
新書版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
週刊少年サンデー
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『ハヤテのごとく! 』(サブタイトル:Hayate the combat butler)は、「週刊少年サンデー」に2004年45号から連載されている畑健二郎によるギャグ漫画作品。ラブコメの要素も含む。また、それを原作としたテレビアニメ、小説。テレビアニメは2007年4月よりテレビ東京系列にて放送中。単行本は2007年7月現在12巻まで発刊中。
【概要】
本作では、他のアニメやゲームなどのサブカル的作品を、容易に推測できる伏字などで取り上げる内輪受的なギャグ手法がよく用いられる(「ガン〇ム」等)。1話完結を基本とするが例外も少なくない。物語内での時間経過は作者の当初の予定よりも遅く、劇中での時間経過は120日程度である(2007年7月現在)。
編集部は主人公の少年の職業から、「執事コメディー」と称している。
『ハヤテのごとく!』の連載前に、32Pの特別読切版「ハヤテの如く」が『週刊少年サンデー』2004年10号に掲載されたが、その内容に「こちとら『ときメモファンド』の借金で首も回わらねぇんだ!!」(27P)という伏せ字なしの台詞があった。この台詞が、コナミから「『ときメモファンド』が元本割れしたととられかねない表現である」(実際は元本割れを苦肉の策でギリギリ回避したという認識が一般的)と厳重な抗議を受けた。一説では、この事件が話題を呼び、連載に至ったとも言われる。なお、この読切りは借金の理由を削除する形で修正されたものが2007年6月に発売された公式ガイドに収録されている。
【あらすじ】
公立高校に通う平凡な高校1年生、綾崎ハヤテは、非常にギャンブル好きで放蕩癖のある両親を支えるため、バイト漬けの毎日を送っていた。しかしある年のクリスマスイブ、1億5680万4000円の借金を作った両親は、ハヤテに全ての借金を押し付けて消えてしまった。
借金を取り立てるヤクザに押い回され困りきったハヤテは、近くの公園にいた少女を誘拐して一攫千金を目論むものの、恋の告白と勘違いされるような脅し文句を少女にかけてしまった上、さらには、少女の誘拐をたくらむもう一組の犯人たちから、劇的な救出劇を演じてしまう。
ハヤテに一目惚れしてしまった少女、三千院財閥令嬢の三千院ナギは、綾崎ハヤテを執事として雇い、さらに1億5680万4000円の借金を肩代わりする。こうしてナギを守るため、そしてナギに借金を返すため、借金執事綾崎ハヤテの日々は始まった……。
【登場人物】
綾崎ハヤテ
三千院ナギ
マリア
愛沢咲夜
鷺ノ宮伊澄
橘ワタル
貴嶋サキ
西沢歩
桂ヒナギク
桂雪路
瀬川泉
花菱美希
朝風理沙
【登場した場所】
舞台はおおむね東京都の練馬・新宿・中野の3区である。登場する鉄道も西武鉄道や西武鉄道に似た車両が走っている西部鉄道が多い。
三千院家別宅
作中で頻繁に登場するナギ達が住む屋敷。使用人嫌いのナギの為に、マリア、ハヤテ、タマ、クラウス以外は顔をあわせなくて済むよう住んでいる別宅で、三千院家の中では特に小さいものとなっている。ただし、一般的な感覚で言えば有り得ないほど大きい。その大きさは、練馬区の65%を占めるともいわれ、吹雪のときなど庭で遭難してしまう。
敷地は非常に広大であり、三千院私有林、三千院馬場、三千院競技場、三千院湖などが存在し、得体の知れない生物も何度か登場している。至る所に監視カメラが設置されて、警備ロボットの警備8801や黒服のSPが多数配備されている。庭にはマリアの家庭菜園がある。その他はほとんど森になっている。
ナギナギランド
マイケ○・ジャク○ンのネバーランド(マイケ○邸の愛称)を思わせる敷地内にある遊園地。祖父の帝がナギの誕生日プレゼントとして建設した。ケレ・ナグーレなどのマスコットキャラが常勤しているが、来客は少ない(前回の来客は3年前)。
ボイラー室
タマが風呂のボイラーをいじり壊した時に、ハヤテとタマがボイラーを直すために行く。放射線のマークがついてある。
三千院家本宅
三千院家の当主である三千院帝が居住する邸宅。外観などは中世ヨーロッパの城そのもの。メイドと執事が多数働いているが、何故か執事は全員眼鏡を着用し、メイドは全員着用していない。
白皇学院
お金持ちが通う日本有数の進学校でナギをはじめ作中の多くの人物が通う学校。初等部から高等部までのエスカレーター式で、よほどのことがない限り留年はない。しかし、編入や飛び級をしている一部の生徒は学院の名誉に貢献する義務があるとして期末テストで高得点を取らなければ厳しい処分がある。校則で女子はセーラー、男子はスーツ&ネクタイの制服着用となっているが、ハヤテなど執事は執事服で、伊澄は和服で通学している。
敷地は初めてならばほぼ確実に迷う程広く、ハヤテらの教室がある西館の他、部活動用の施設や幽霊が出ると噂のある旧校舎など多数の建物がある。また豊かな森林が生い茂っていて、崖や吊り橋もある。学園を見渡す事が出来る時計塔の最上階には生徒会室がある。
給料が酒に消えていってしまう雪路が宿直室に住み込んでいる。また、黒服のSPらしき人物が警備を行っている。
生徒会
現在の生徒会長はヒナギク。学院の中央にそびえ立つ時計塔は『ガーデン・ゲート』と呼ばれ、ナギの屋敷を含めた近隣で最も高い建物。時計の真下の部分に『天球の間』という生徒会室があり、エレベーターで昇る。その景色は絶景で、新宿と思われる超高層ビル街が近くに見える。基本的に生徒会の生徒しか入れない。歴代の生徒会長でも1年生で生徒会長になっているのは、マリアとヒナギクだけである。
剣道部
剣道場が校内にあり、そこを活動場所としている。人気はないらしい。現在の部長はヒナギク。東宮も部員となっている。ナギも部員で、ヒナギクに憧れて入部したが、防具が重くて現在では幽霊部員。ナギ曰く、体験入部しただけらしい。
動画研究部
動画を観て楽しむ部で、生徒会三人組が所属している。現部長は橘ワタル。一応ナギとハヤテも参加している。楽しむ動画を撮影することはあっても、映画を作るのではなくあくまで動画を楽しむ部。初代部長は牧村で、元は可愛い女の子の動画を撮ることを目的としていた。部室のデザインも牧村の趣味である。小説版での出来事により、現在部室は全壊状態。
レンタルビデオタチバナ新宿本店
新宿にあるワタルが店主を務めるビデオレンタルショップ。看板は『ビデオレンタルVタチバナ』(Vにはブイとルビがある)。しかし最寄り駅は中野坂上。不況で壊滅状態にある橘グループの最後の砦。橘グループ本社ビルとなっている建物は2階建てで、周囲の高層ビルに埋もれている。1階がレンタルビデオショップになっており、2階がワタルとサキの生活場所となっている。主にレジにはワタルがついており、商品陳列はサキが行う。棚には、一般用と市場で流通していないレア物ビデオ「ワタル専用」などがある。ハヤテやナギ、西沢姉弟、ワタル目当てのシスター・ソニアなどが常連。ワタルの部屋にはサキさんグッズがあふれている。
アレキサンマルコ教会
シスター・フォルテシアが勤めていて、西武新宿線にある。駅近の施設でありながら不気味な森に囲まれている。教会の地下には神父が趣味で作り上げた『グレート・ステイジアン・アビイス』のような地下迷宮がある。多数のトラップが設置してあり、迷宮の奥には、神父が「AIBO」を改造して作った全長3mのゴーレムがいる。神父が自らトラップにより毒死して以来、教会には悪霊が出るようになった。ハヤテの必殺技により崩壊した。ついでとして執事とらのあな(後述)がある。
執事とらのあな
アレキサンマルコ教会の中にある。いわゆる駅近の複合施設。無能な執事が無駄とわかっていても一応再教育を受ける場。ハヤテとクラウスの三千院家解雇の駆け引き命により、ハヤテが行くことになる。「執事なんてあまりいない」という理由でとっくの昔に無くなっていた。
都立潮見高校
西沢さんが在籍している学校。ハヤテもかつて在籍していた。
負け犬公園/負犬公園
ハヤテが、ナギと出会った場所であり、マリアと出会った場所であり、伊澄と出会った場所でもある。作中では「負け犬公園」と「負犬公園」の2パターンの表記があり、統一されていない。
綾崎家
2階建て賃貸アパートの2階。ハヤテは学館組の借金取立てから逃げた時から帰宅していない。
特別読切では、登場時には既に更地になっていたが、門柱に綾崎との表札があったことから一戸建てだったと思われる。
【白皇学院の行事】
白皇学院五つの伝統行事
どれも非常に危険なため、長い間封印されてきた行事。この五つの行事は、優勝するとそれぞれ賞金が出ることになっており、賞金総額は1億5000万円になる。2005年(2004年3学期)に復活、開催される。現在のところ5つのうち『マラソン自由型』と『ひな祭り祭り』が確認されている。
マラソン大会
2004年度は2月1日に開催。それぞれ距離が違うコースをどれでも選んで走れるようになっている。最短のコースは500m。参加は自由。通常は5コースだが2004年度は特別に『白皇学院五つの伝統行事』に数えられる第6コース『マラソン自由型』が行われた。
マラソン自由型
2004年度のマラソン大会にて理事長の意向により復活した。自由(フリーダム)の名の元に、ゴールに辿り着くためならどんな手段を問われない。2人1組で参加する。この理由は、一人が遭難しても一人が助けを呼びにいけるようにするためである。2人揃ってゴールする必要はない。参加者の大半がリタイアし、ゴールすることさえ難しいという過酷な競技。ワタルによれば安全対策はたぶん万全。
2004年度のコースは、白皇学院敷地一周。スタートとゴールは共に競技場。第5チェックポイントまであり、それさえ通過すればコースに従う必要はなく、ショートカットがこのコースの醍醐味。参加者の位置は競技場の大型スクリーンに表示されるようになっている。注意事項は2つあり、内容は『一、チェックポイントさえ通過すればメインコース以外の道を使用しても良いですが、安全は保障しかねますので、個人の責任でお願いします。二、マラソンコースの途中にある施設を破損、または破壊した場合、損害賠償を請求します。』というもの。第1チェックポイントからはバラの花を胸に付けて走らなければならなず、そのバラを散らされた方が負けになる。安全の為に自発的に失格する手段とすることがその目的。また、随所に罠が仕掛けてある。
生徒会放送局のゲストになったサキは1位の人が優勝すると予想し、校内放送でそれを聴かされたワタルは恥をかかされた。今回の1位は雪路で、2位はナギ。優勝賞金は500万円だったが、雪路の手に渡る前にヒナギクによってほとんどが雪路の借金返済に充てられてしまった。しかしヒナギクの取り分は取らず辛うじて現金1万2020円が残った。
ひな祭り祭り
3月3日に行われる。ひな祭りをさらに祭る。バレンタインの逆で、男が女を誘って一緒に踊って思い出を作る。期末試験で赤点(35点以下)を取って退学になる人の思い出作りらしい。ちなみに連載で描かれた回が掲載されたのは2006年の夏だったためか、劇中では3月であるにも関わらず何故か夏祭りの出し物が多い。服装も制服、浴衣、冬服と滅茶苦茶。2004年度はヒナギクの誕生日パーティーも盛大に併催された。
賞金が出るような競技は行われないが、バックステージによると、当初は美少女コンテストが開催される予定で、それに女装したハヤテやワタルが出場する予定だったらしい。
【その他】
財力
まんが家BACKSTAGEのコメントによれば現段階における登場人物の財力は、三千院家、鷺ノ宮家、愛沢家、大河内家、東宮家、花菱・瀬川・朝風家、桂家、橘家、シスター・ソニア、牧村、その他、雪路、ハヤテの順に多い(雪路・ハヤテはマイナス)。
執事
作品世界中の「執事」は「超人」と同義であるとされる(まんが家BACK STAGE Vol.95)。例として、全ての執事には「飛ぶ能力」が備わっている(まんが家BACK STAGE Vol.95)、SPは執事には勝てない、等が挙げられる。また,執事には「神出鬼没」のライセンスがデフォルトで備わっているらしい。
ハヤテは「執事」として雇われはしたものの、作品中ではまだ従僕や下級使用人としての仕事しかしていない。
ヒムロ曰く、一流の執事は必殺技を持っているらしい。
作中の日にち
物語は2004年12月24日(クリスマスイブの夜)から始まっている。作者はMicrosoft Excelを用いて綿密な物語のスケジュールを管理しているそうである。
【備考】
2006年46号で連載100話を達成したため、単行本1巻での公約通りナギの漫画「世紀末伝説マジカル☆デストロイ」がこの号に掲載された。作者自身は1週分の丸々16ページの全部でする予定だったが、「100話を越したら」という言い方だったと指摘されたことなどから、計6ページに縮小された。
畑の師匠である久米田康治の『かってに改蔵』の打ち切りで抜けた「週刊少年サンデー」で連載されたため、久米田康治によくネタにされる。また、アニメ『クレヨンしんちゃん』の予告で、執事の回の予告をした時に、予告の製作担当者がこの作品を読んでいるであろう予告があった。
本編ではいくつかストレートでSEGAネタを出しているが、これは兄の畑信太郎(ソニックチームのディレクター)を通して正式に許可を取っているためである。そのため、SEGAに対する版権問題は今のところ発生していない。
2007年2・3合併号に掲載された第108話は、「週刊少年サンデー」の誌上企画のタイアップとして作成された。この誌上企画は『誌面の漫画のうち数作品に隠れている、サンタ衣装の江戸川コナンを探す』というものであった。そのため、『それは先日30周年を迎えたあのこち…』とハヤテにツッコませ、この誌上企画そもそもが週刊少年ジャンプ2006年42号の『両さんを探せ!』の二番煎じ企画であるかのような自虐的ネタを匂わせていた。また、第108話ではこのネタを意識して、とあるコマに両さんを『30th』の文字ともに登場させている。
2007年、第25回次世代ワールドホビーフェアにて、書き下ろしの4枚組テレホンカードやクリアポスターが発売された。尚、カードの台紙には4コマ漫画が描かれている。
上記ときメモファンドの因縁があったにもかかわらず、TVアニメではコナミがスポンサーとなり、ゲーム化も行っている。
【メディアミックス】
テレビアニメ
インターネットラジオ
コンピューターゲーム
2007年8月23日にコナミよりニンテンドーDS用ゲームソフト『ハヤテのごとく!〜ボクがロミオでロミオがボクで〜』が発売予定。豪華版の特典はドラマCDと白皇学院生徒手帳。
カードゲーム
2007年8月9日にコナミより『ハヤテのごとく!』のカードゲーム第1弾として『絶叫!海辺でサマーソルトキック!』が発売予定。
小説
2007年5月24日にガガガ文庫より刊行された本作のノベライズ本『ハヤテのごとく! 春休みの白皇学園に、幻の三千院ナギを見た byハヤテ』。著:築地俊彦、原作・イラスト:畑健二郎。
【日本国外での展開】
アメリカ合衆国では、英語版の単行本が『Hayate the Combat Butler』のタイトルでVIZ Mediaから2006年11月より刊行。カバーのデザインは一新されている。
また、香港の天下出版が小学館から正式に認可を受け中国語版を出版しており、単行本は『爆笑管家工作日誌』というタイトルで10巻まで(2007年7月現在)刊行されている。
台湾の尖端出版が小学館から正式に認可を受け繁体字中国語版を出版しており、単行本は『旋風管家』というタイトルで10巻まで(2007年7月現在)刊行されている。
(「ハヤテのごとく!」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年7月23日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%83%86%E3%81%AE%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%8F%21&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)