≪書籍情報≫
著者:
久米田康治
出版社:
小学館
版型:
新書版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
週刊少年サンデー
≪同一著者書籍≫
【古本コミック】
・
【古本】行け!!南国アイスホッケー部 [全巻]
・
【古本】さよなら絶望先生 [続巻]
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『かってに改蔵』(かってにかいぞう)は、久米田康治による不条理ギャグ漫画である。
「勝手に改蔵」、「かってに改造」等は誤植。
【概要】
練馬区と埼玉県の中間にあるという架空の街「虎馬(とらうま)町」(別名しがらみ(死殻海)町)を舞台にした、一話完結式のギャグ。
本編では、たびたび「ぐるぐるマンガ」と呼称されている。「ぐるぐるマンガ」とは、『サザエさん』や『ドラえもん』のように、登場人物が同じ一年をひたすら繰り返す循環方式のマンガ作品のことのようである。よって、学生でも学年はそのままだし(それを逆手に取ったネタもあるが)、バレンタインデーなどの季節ネタも何度も描かれる。
日常的な物事を独特のネガティブさや作者の幅広い知識、皮肉を交えておもしろおかしく収集する独特のギャグが特徴的であり、マニアックなネタ、時事ネタ、スポーツネタなども随所で見られる。(このスタイルは次作『さよなら絶望先生』にも受け継がれている)。北崎拓、藤田和日郎、万乗大智、猪熊しのぶ、赤松健といった同業の面々をネタにすることも多い。
単行本も出ればベストセラー、アニメ化の話(後に撤回された模様)やファンブックの発売もあり、人気の中で唐突に打ち切られる形で連載終了した。この終了については様々な説があるが、真相は不明である。(後の「さよなら絶望先生」の第五集の紙ブログにおいて、「編集長と雪解けした作家が始まるからと自分が雑誌を追われた」と発言しているが、このコーナーの内容は基本的に冗談だと思われるため、これが真相かどうかは判断不能。)
また、連載最終回は、話を終わらせるには正解かもしれないが、それまでの世界観を大きく覆した、これまでと全くといっていいほど色合いの異なる話になっており、ほぼ「夢オチ」に近い構成だったため、ファンの間で物議を醸した。これによって覆された世界観については、コミック26巻に「大蛇足」として補足の漫画が収録されている。
第1話より、現在同誌で人気漫画、『ハヤテのごとく!』を連載中の畑健二郎がアシスタントとして参加している。背景の小ネタ(とりわけギャルゲー・エロゲーネタ)やモブ等を担当しており、『ハヤテのごとく!』人気の影響により、本作品を畑の成長物語として捉えるファンも少なくない。
【主な登場人物】
勝改蔵(かつ かいぞう)
主人公。地元の虎馬(とらうま)高校2年生。科特(科学)部部員。遠慮がなく、思ったことをためらうことなく口にするのでよく人の逆鱗に触れる。同部部長の彩園すずによって、改造人間にされたと思い込んでいる(連載第一話)が、後に新事実が判明した。幼少時代、改蔵は地域のエリート塾「天才塾」に通い、ご近所からは神童と呼ばれていた。ところが、羽美が改蔵を公園の遊具から突き落としてしまった事をきっかけに、おかしな言動をとるようになり(作中ではアホになったと表現)、結果、天才塾の崩壊、天才塾生達の変態化という事態を招いてしまうことになった。連載初期は、そのために天才塾の刺客に狙われる、という設定だったが、中盤以降は、そのような設定があった事すら忘れ去られたように触れられなくなってしまった。(すずのことを博士と呼ぶのがその名残である)それは、当初は思い込みの激しさと変人ぶりで、常識人という立ち位置の地丹や羽美を困惑させていたのが、連載が進むにつれて地丹や羽美の性格が異常化(これについては、各キャラの項目を参照のこと)していったのに伴い、それと相対化する形で、立場が彼らの行動を諫める常識人の側へ回ったためである。それを機に、本来美形であったという設定がよみがえり、多くの女性関係が発覚していく。しかしそれはまわりの女性達が自然と寄ってくるためで、本人には(おそらく)悪気はないと思われる。また彼が一般人化した事により彼無しでも話が成り立つようになってしまっている。口癖は「10年に1人の○○」で、この言葉に憧れてもいる。
名前の由来は「勝海舟」と「改造」を掛けたものであると思われていたが、14巻の読者コーナーで「勝海舟とは関係ありません。タイトル見てください」とコメントがあったことからタイトルの「かってに」の「かっ」の部分が名字の由来と思われる。
名取羽美(なとり うみ)
科特(科学)部部員。改蔵と幼なじみの同級生で、改蔵をおかしくさせた張本人。連載初期は、自分の過失によって改蔵が変態化したことに自責の念を感じる、悲劇のヒロインとして描かれていた。また、性格も、看板○○・理想の○○と言う言葉に弱かったり、貧乳(作中では「駄乳」と呼ばれる)なのがコンプレックスだったりと、比較的普通の女の子として描かれていた。しかし徐々に山田さんの方がヒロインに相応しいと語られるようになった。
そして、4巻で「友達を大切にしない」事が発覚して以降友達がいない設定が加わり、徐々に猟奇的な本性をあらわし、改蔵や地丹、そして不特定多数の人々を血みどろの目に遭わせる、不条理トラブルメーカーのヒロイン (?) と化していった。その後は、回想シーンでの羽美の幼少期の性格描写も、清純なものから猟奇的なものになった。また、初期は美少女で人気もあったという設定だったはずだが、性格が猟奇的になる過程において、例えば貧乳であるなど、外見面でも相手にされなくなってゆく。ちなみに、この、作者が羽美のヒロインとしての特質に見切りをつけた (?) ことによる、ささやかなる路線変更は、羽美を山田さんと相対化することで、脇役だった山田さんのヒロイン化を誘発したと指摘しておくのは無駄ではないだろう。さらに、この羽美の性格設定の変化は、後述にように作者のツボだったらしく、当初は「周りの空気が読めず、よく話に水をさす」、「クラスメートとの距離感がつかめず、仲の深くないうちから親友認定&避けられる」など、「ちょいイタ」程度の他愛のないものだったが、後半になるにつれて「友達を作るために自作自演を行う」、「人形の股を裂く」、「わら人形や黒魔術により気に食わないクラスメートや知人を呪い殺そうとする、「二重人格ならぬ27(後に88)重人格をもつ」「放火・動物虐待・殺人」と猟奇性が次第に大胆にエスカレートしていった。そしてついには、改蔵を殺害(その後復活)してしまうなど、連載中盤以降は大オチに使われることも多くなっていた。その際は、改蔵が羽美の奇行を説明したり突っ込んだりする単なる「観客」となってしまう場合も多く、羽美が主人公よりも目立ってしまうケースも少なくなかった。羽美が本性を表す際は、白眼のような目つきで描写される。また、家庭が崩壊したため、連載後半は改蔵の家に居候することになった。終盤では恐怖心により奴隷を一人持つまでになる。得意な武器はモーニングスター。
名前の由来は「ナトリウム」。
その多様な性格は、後に『さよなら絶望先生』の各ヒロイン達に受け継がれ、分散していった(連載初期の話で、それ以降は一部のキャラに名取要素が集中している。)。
ちなみに、『さよなら絶望先生』の主人公である糸色望が頻繁に使う「絶望した!○○に絶望した!」という台詞を初めて使ったのは彼女。
血の色は緑らしい。
坪内地丹(つぼうち ちたん)
科特(科学)部部員。丸眼鏡を常用。改蔵の同級生にして「下っ端スーツ」に身を包む下っ端キャラで、とらうま高校のほぼ全ての生徒にパシリにされる。もともとチビキャラの設定で背は低かったのだが、第七巻の猿化などを経て、連載中盤以降は異常に小さくなった。連載初期は、純粋でいたって真面目な性格として描かれ、気弱な性格と地味な風貌のために、改蔵に下っ端扱いされる不幸な少年として描かれていた。また、水泳やサッカー、スノボーなどスポーツ万能という設定や、メガネを外すと美男子になったりと、「意外性の人」の役回り(『絶望』では藤吉に継承される)を演じていた。しかし、名取羽美同様次第に性格は変態化し、正真正銘のダメ人間と化していった。家に帰ると極度の内弁慶で、母を母と思わず召使いのようにコキ使っている。また、アルバイト仲間の泊亜留美に思いをはせ、気を引こうと明るいキャラを演じるもののまったく報われず、ストーカーに走ってしまうといったエピソードも描かれた。その変化はキャラ造形でも顕著で、初期は勉三さん風のぐるぐる眼鏡をかけていたが、中盤からは眼鏡のぐるぐるがなくなりキレた羽美同様四白眼のような目つきに変化。以降は、美少年的な素顔も、「そして友だち」など、いくつかの例外的なエピソードを除いてほとんど描写されなくなっていった。さらに体格も、デフォルメ化、小型化し、小者臭を増していった。作品後半では、高校生にして頭髪が薄くなるという、悲惨な成長を遂げてしまった。彼を大オチに使う場合も多かった。しかし、路上生活が多くなり、母親が浮気したり弟が戦っていたりと色々と複雑な家庭環境になりつつあっていた。
かなりの鉄道オタク(鉄ちゃん)。
苗字の「坪内」は担当の「坪内崇」(つぼうち たかし)から。名前の由来は「チタン」。
その性格や体質の表面的な物の一部は、過去の作品の複数の登場人物設定と共に『さよなら絶望先生』の一部キャラに見られる。
彩園すず(さいえん すず)
科特(科学)部部長。巨乳。改蔵たちの先輩。本来なら3年生のはずだが、改蔵ら2年生の旅行には常に同行している。裏業界、闇世界、学校、秋葉原に膨大な権力を持っているなど、謎が多く、その本心は誰もあずかり知らないところにある。歴代生徒会長を脅し、予算を横領するなど、守銭奴で腹黒。下品な発言も少なくない。収拾しきれなくなった話を、したり顔で通常に戻す能力を持っているらしい。しかし、彼女はこの漫画の展開の影の仕掛け人という側面も持っており、その遠因が彩園すずである場合も少なくない。連載初期は冗談好きの一般人だったが、話が進むにつれ改蔵と同様に妙な肩書きが増えていった。外ハネの髪型がフランスっぽく、ミラノっぽく、湘南っぽく、愛人(ラ・マン)っぽいらしい。極初期のデザインが内ハネだったのはいわば公然の秘密で、そのことを知られたり登場キャラがうっかり指摘したりすると、恐ろしい目に…。特徴的な擬音は「しれっ」。改蔵が熱血的に突っ込むのに対し、いつも「しれっ」とした表情で過激なことを言って突っ込みを入れ、他人の気持ちを逆なでしたり、凹ませたりしている。科特(科学)部部長としてだけでなく、さまざまな形で作品中のあらゆる場面に姿を現す、作中のすべてを超越したキャラ。最終話では、何故異常な守銭奴でお金を溜め込んでいたのか、意外な理由が判明した。
名前の由来は「サイエンス」と「錫」。
山田さん(やまだ)
代表的な呼称は「美人で有名なクラス委員の山田さん」。天才塾のモムラ曰く、美乳である。名前の文字がだんだんと消えていく奇病にかかっており、しんにょうしか残っていないため、本名は不明。そのため、一時は「山口さん」になってしまった。その後、「山口さん」を「山田さん」に戻したため、21巻のとびらに書いてある作者名が「久米口康治」に変わっている。また、誰かが本名を話そうとすると、どこからともかく毒矢が飛んでくることも。大好物は焼きそばパン(とベーグル。)。
連載初期には、天才塾が世間に迷惑をかけるときの第一被害者としての立ち位置だったが、落ちたパンや腐ったサバを平気で食べるなど、徐々に食べ物に目がない貧乏キャラとして定着してゆく(そもそもクラス委員になった理由も、全体集会でお菓子が出るから)。ちなみに一時期、大金持ちとなるも、再び貧乏になるといった悲しい過去ももつ。羽美から「正統派ヒロイン」の地位を奪った張本人との指摘もある。改蔵と付き合っていたこともある。しかし、永遠の不幸キャラと思われていたものの、連載後期には、本編の裏で地丹の双子の弟の砂丹とともに、少年誌的なバトルを天才塾と繰り広げながら、とらうま町の平和を守っていたという設定に落ち着いた。マッチョな男が好きとの疑惑がある。
泊亜留美(はく あるみ)
地丹のバイト仲間。作品の中半から登場。隠れ巨乳で、すずにも劣らない。地丹に想いを寄せられているが、それをことごとくスルーし続ける。ただし、ストーカーには地丹とは知らずにかなりの恐怖心を持っている。初登場時は、中学生の後輩で、改蔵たちより1つ年下という設定だったのだが、グルグルマンガの特徴である、年齢が固定された他のキャラを尻目に、春になるごとに進級を重ね、最終的には改蔵たちより先輩(高校3年生)になるという怪奇現象が起こっていた(単純に考えると1986年度生まれということになる)。
名前の由来は「アルミ箔」。
坪内砂丹(つぼうち さたん)
坪内地丹の双子の弟で、肌が黒い。第1巻では、外見は地丹によく似ていたが、喧嘩が強く、全くもって下っ端ではないよくできた弟であった。その後は、長く出番がなかったが、連載後半に再び現れると、外見も地丹よりも数百倍よくなり、改蔵と友達以上 (?) の関係になったり、山田さんと虎馬町の平和を守ったり別設定で少年誌的な戦いをしていた(おそらく家には帰っていない)。もちろん砂丹はサタン(=悪魔)からである。
坪内牡丹(つぼうち ぼたん)
坪内地丹の妹。おとなしく内気な中学生で、特にこれといった個性はない。初登場は、地丹の家族写真の中の一コマだったが、作品後半に再び登場した時の容姿は、砂丹同様、美少女化(しかもメガネっ娘)していた。初登場時との唯一の共通点は、眼鏡ともじもじした態度のみである。
神崎美智子(かんざき みちこ)
改蔵たちのクラスメート。2002年度のクラス替えで登場。アニメや漫画の大好きなオタク少女。私生活の趣味(同人活動)を、学校ではひたすら隠そうとしている、典型的な「隠れオタク」。改蔵によって同人趣味を暴露されて以降、頻繁にネタにされていく事になる。ちなみに『ガンダムSEED』での受け攻め(カップリング)は、アス×カガ派らしい。親や羽美からは、「ミッチー」の愛称で呼ばれるが、本人は受け入れてはいない。家族全員オタク趣味らしく、神崎家では、自分専用のコピー機や業務用のホッチキスを、家族の一人ひとりが持っているのが当たり前となっている。
しえちゃん
改蔵たちのクラスメート。動物好き。改蔵が付き合っている女の子の一人。これといって特徴がなく唯一の普通キャラ。羽美に友人関係を強要されるという被害を受けている。比較的初期から登場していたキャラだが、名前が付いたのはかなり後半になってからである。コロという名前の犬を飼っていたが、改蔵によって自然に返されてしまう。
よし子先生
26歳独身。連載初期は25歳の保健医だったが、以降は年齢も上がり、改蔵たちのクラスの担任という設定になった。若い頃(20代前半?)、ムツゴ○ウ王国に憧れ動物たちの世話にあけくれ、都会に戻ったら行き遅れていたという、イタイ過去をもつ。連載中盤以降、26歳独身という事をやたら改蔵にネタにされたが、それはおそらく改蔵と付き合い始めたため。一度セーラー服コスプレをさせられてからは、学校内での登場時はいつもセーラー服となった。自分では「まだまだいけるな」と思っているらしい。
竹田(たけだ)
地丹のバイトの後輩。常識人だが気の弱い性格で、いつも地丹に振り回されている。
ジュン
八重歯が特徴の彩園すずの自称ライバル。関西弁。リアルで大阪・日本橋でアイドル活動を展開し、すずとコンビを組んでいたのだが、一方的に解散させられる。そのコンビ間のギャラ配分が7:3だったうえに、その取り分もすずに騙し取られる可哀想な人。その復讐のため、虎馬高校に転入。即座に空位だった生徒会長となり、科特(科学)部を廃部にしようと画策するが、失敗に終わる。初登場時のインパクトこそあったもののその後の登場は数回程度で、科特部からも名前を忘れられている。一時はお色気要員にされ、さらに後半になると女子集合時しか出番はなかった(しかし最終巻の表紙には載れた)。
おしゃれ先生
元天才塾の講師。名前通りおしゃれについて語ったりファッションショーを開いたりしているが、明らかにそのファッションセンスは非常識。天才塾の関係者としては珍しく、どちらかというと改蔵の味方となっている。地丹に殺されかけた事がある。世界で3人しか認定されていない秘書検定S級保持者(後の2人は改蔵とすず)。物語後期は出番がほとんどない。
ラヴ影先生
元女優で山田さんの母親。初登場以降、常にかつて演じていた地蔵の格好をしている。恋愛関係の話にはうるさく「ラヴ」の発音すらこだわりがあり怒ると生肉を投げつける。物語後期に山田さんが砂丹と共に戦うようになってからは登場しなくなった。
久米田
本作の作者。当初は『南国』時代と同じコミカルな格好だったが中盤から長髪で無精ひげを生やした姿となった(この姿は「さよなら絶望先生」とほとんど同じである)。売れない漫画家と呼ばれ近所の子供に人気漫画の絵を描いたり、徹夜で書いた原稿にインクをこぼされたりとろくな登場の仕方ではない。何度も打ち切りに怯えていた。
前田くん
久米田のアシスタント。少年誌で言う大人のお店や出会い系にハマり何度も散々な目に会う。基本的に久米田と漫画について話すシーンが多いが、地丹と温泉街を遊び歩いた事もある。
ムトウくん
サンデーの編集者。丸い頬が特徴で、物語の後期からよく出てくる。久米田康治や前田くんと一緒に登場することが多いが、学生として登場したこともある。モデルは担当編集者の一人であった武藤心平。『さよなら絶望先生』でも出てきた。
【主な設定】
虎馬高校
昭和60年創立。初期設定では公立高校だったが、後に私立高校となる。山田さんの影の支えで運営されていると言っても
過言ではない。実権を握っているのは校長だが、すずや改蔵のおかしな助言により、部活動が次々と合併されたり、よくわからない行事の多い学校。最終回では町もろとも設定がすべて覆された。
科学特捜部
略して科特部。連載初期は、人体模型を扱っていたり、顧問がいたりと普通の部活動だったが、改蔵が勘違いにより「科学特捜部」に変更した頃から、部員が4人に減ったり科学的な実験などは一切行われなくなっている。部費はすずが生徒会長を脅したり、校長と手を組んだりして、かなりの額があてられていたが、ジュンの就任以降、どうなったかは不明。 略称は「ウルトラマン」(円谷プロ)から。
勝家
改蔵と両親が暮らしている家。父親は忍者で、常に姿を隠している。このため、改蔵はもとより、母親ですらその姿を見たことは無かった。最終回まで顔すら確認されていないが、生活している形跡は残す(最終回に正体のヒントが隠されていた)。母親は最初は普通の人だったが、顔も知らぬ忍者と結婚していたり、暴走した羽美にお札を貼って静めたり、改蔵と羽美の婚姻届を勝手に提出したり(本来、改蔵は17歳という設定なので結婚できない)と夫同様謎が多いが、顔や性格は改蔵によく似ている。羽美が住むようになった時、改蔵の部屋の押入れで寝ていたが、いつの間にか羽美だけの部屋もできていた。
名取家
羽美の両親と弟との4人暮らしだった家。羽美は幼い頃から多数の事件や事故を起こしている。弟はなぜか改蔵と遊び、すずにだまされて1万円で化粧道具を買ってしまったり、父親は会社をサボって解雇されたりと散々な家。羽美が勝家で生活し始めてからは登場しなくなった。
坪内家
漫画でありがちな家族全員同じ顔だったが、地丹のメガネが変更されたあたりから徐々に変わっていった。砂丹、牡丹を含め地丹もメガネを外すと美形な事から子供はすべて母親似らしく、父親の存在は12巻以降一切なくなっている。物語前期は改蔵たちに秘密基地として乗っ取られたり土地の基盤だけを残して家がなくなったことがある。物語後期は度々放火で家が焼失。父親どころか牡丹も登場しなくなり、砂丹や地丹は家に帰ることがほとんどなく、母親は浮気相手の男との間に子供が生まれている。
山田家
山田さんと元女優(ラヴ影先生)の母親が主に住んでいる。昔は父親が富豪で豪邸に住んでいたが羽美が放火しそれにより消失した。父親はミュージシャンになると言って家を出た。ダンボールハウスや古い木造アパート、学校の屋上など内職をしながらあちこちを転々としている。一時だまされて買った土地から温泉が湧き大金持ちとなるが、オークションで思い出を1億兆円で買い再び貧乏になる。
天才塾
主人公勝改蔵が幼少期に通っていた塾。入塾審査が厳しくほとんどの塾生はスカウトによって入った才能ある子供たちであった。しかしアホになった勝改蔵が調合した薬品によって向こう3軒両隣を巻き込む大爆発。これによって塾は崩壊し解散を余儀なくされ、カリキュラム途中で世に放たれた天才達は、中途半端な天才(=変態)として世間に迷惑をかけることとなってしまう。しかしながら、基本的には1話につき1回しか登場しない、いわゆる「一発屋」がほとんどで、下記の中ではおしゃれ先生とラヴ影先生が頻繁に登場するのが稀有なくらいである。山田さんと砂丹が侵入を防いでいたお陰で、中盤以降は全くといっていいほど登場しなくなった。
元天才塾生達(登場順)
睡眠学習コース 大平三兄弟
サッカーコース ヌカタ
こんにゃくいも栽培コース カツノリ
情報操作コース うわさの金蔵
のり養殖コース(生涯学習成人の部) のりお
あて名書きコース もん太
服飾コース 美良野マリオ(通称:おしゃれ先生)
アルティメットコース はっちゃく
冠婚葬祭コース てつろう
宗教法人コース たかうじ
司会コース ヒロシ(通称:メッシュ)
弁護士養成コース こういち
人事コース モムラ
情報伝達コース ゆうじ
童話作家コース 王様
チームリーダー育成コース(ブラジル支部) ドォンガ
演劇コース ラヴ影先生(山田さんの母)
考古学コース教授 さくぢ
天文コース みつる、ハレー先輩他多数
数学講師 じん
演劇コース ケンちゃん
カブキ者コース 前田様
代理人養成コース お代理様
マルチメディアプロデュースコース さとし
ツアコンコース ハラキリ
自然保護コース G.W.ニコルル
秘書育成コース 宝田
ハードボイルドコース キトカタ
予告編プロデュースコース 東崎
大量消費コース ザ・グレート・ムダ
ぬか喜びコース(モンマルトル校) フランス人とその通訳
戦場カメラマン育成コース まさし
お医者さんごっこコース ドクター淋
メルカトル図法学習コース ただたか(ファンブックのコラムに名前だけ登場)
鉄道員養成コース 鉄道(てつみち、ファンブックのコラムに名前だけ登場)
秀才塾
物語の終盤に登場した天才塾のライバル。天才と違いマイペースでなく真面目な集団という事であったが、アドリブに弱くせっかく立てた計画も上手くいかず羽美によって阻まれるばかりか、ボロクソに言われてしまう。
【日本国外での展開】
台湾では長鴻出版社が小学館から正式認可を受けており、繁体字中国語版の単行本が『改造新人類』のタイトルで13巻まで刊行されている(2007年1月現在)。装丁は日本語版と同じ。
また、小学館の正式な翻訳版か否かは不明だが、タイ語版も存在する。
(「かってに改蔵」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年5月3日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AB%E6%94%B9%E8%94%B5&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)