【古本】おおきく振りかぶって [1~10続巻] (著)ひぐちアサ

【古本】おおきく振りかぶって [1~10続巻] (著)ひぐちアサ

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≪書籍情報≫

著者:ひぐちアサ
出版社:講談社
版型:B6版
カテゴリー:ヤングコミックス
連載雑誌:月刊アフタヌーン
ジャンル:野球


≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『おおきく振りかぶって』(おおきくふりかぶって)は、月刊アフタヌーンにて2003年より連載中のひぐちアサ作の野球漫画(フィクション)。テレビアニメ・ゲーム化もされた。テレビアニメは2007年4月よりTBS・毎日放送(MBS)他にて放送中。

2006年第10回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞。2007年第31回講談社漫画賞一般部門受賞。


【概要】
メンタルトレーニングなどのスポーツ心理学に焦点をあてて、高校野球部員たちの成長を描く点が特徴の作品である。各チームにおける各選手の心理状態や感情の起伏を主軸に添えた、新しいタイプの野球漫画を開拓しつつあるといっても過言ではないだろう。 また、作中に登場する駅や球場はほぼ現実のものに基づいており、作中に登場するダイヤとまったく同じダイヤで走る列車があるほどである。 野球漫画にしては本誌裏に解説なども含まれており分かりやすく女性の読者も多いといわれている。

作者のひぐちアサは、埼玉県立浦和西高等学校出身。舞台となっている埼玉県立西浦高校は母校である同校がモデルである(ちなみに大阪府に大阪府立西浦高等学校が実在するため埼玉県立西浦高校にしてある)。軟式野球部から硬式野球部に変わったことや、グラウンドの風景なども実物にかなり忠実に再現されている。作者自身も頻繁に母校の野球部を訪れ、練習などを長期取材している[1]。「ドカベン」の愛読者でもあり、一時期は試合のスコアを暗記していたほどだった。


【あらすじ】
主人公の三橋廉(みはし れん)は中学時代、祖父の経営する群馬の三星学園野球部でエースを張る投手であったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に卑屈な暗い性格になってしまう。その暗い思い出を拭うために埼玉の西浦高校へと進学する。

西浦高校には発足したての野球部(正確には軟式が硬式野球部になった)があり、部員は新入生ばかり10人、しかも監督は若い女性…という部活だった。部員不足の野球部で三橋はエースを任せられるが…。

個性の強い部員達、しかも肝心のピッチャーは弱気で卑屈…等々の問題を抱えながらも、人間としてまた野球部としての成長を描く。


【主な登場人物と登場高校】
県立西浦高校
主人公たちが通う埼玉県立の共学高校。私服校である。三橋の母もここの卒業生。野球部は新設であり、部員は1年生のみ[2]。部員も10名しかいないため、各選手は複数のポジションを担当している。厳密には過去に存在した軟式野球部と関係があるらしく、また百枝は昔、この軟式野球部のマネージャーで、ノックなども担当していた。

三橋廉(みはし れん)(声:代永翼)
投手。右投左打。
1年9組所属。5月17日生まれのAB型。身長165cm・体重52kg(高校入学時)。家族構成は父・母。
本作の主人公。多彩な変化球と、ストライクゾーンを九分割して投げ分けられる程の並外れた制球力を持つ。
球種は全部で4つ(「まっすぐ」は含めない)だが、今までに使った球種は、スライダー、シュート、カーブ。つまり、あと一つあるはずなのだが、今のところまだ使われていない。
周囲に「中毒」と言わしめる程の投球好きで、マウンドに対する執着ぶりは他の追随を許さない。その投球へのこだわりは阿部や叶に「投手にとって長所」と評されるが、中学時代は異常なまでのマウンド独占欲が災いし、チームメイト全員に嫌われ、試合に出れば三年間負け続けた。その過去の罪悪感と自己嫌悪に苛まれ、自分は「ダメピー」(ダメなピッチャー)だと思い込んでいる。テスト等の成績はあまり芳しくない。
三星戦を期に「ホントのエース」になる決意をするが、未だ投手としての自信はなく「阿部のリードがなければ自分は一つのアウトも取れない」と思っている。阿部に対しては信頼している一方で恐れも抱いており、まだまだバッテリーとしては関係がぎこちない。
性格は中学時代の環境が人格形成に影響したためかやや複雑。人見知りが激しく、極端に卑屈でマイナス思考。決して他人を嫌う事をしない反面、自分が嫌われる事を非常に怖れている。基本的には素直で単純だが、結構頑固な一面も。弱気でビビリ屋だが意外に神経が図太く、試合でのここぞという場面で度胸を見せることもある。幼少時はよく泣くがよく笑う子だったらしい。天然で本能がままに行動する事もあり、田島とはウマが合う。
両親は駆け落ち婚で、小2まではアパート暮らしをしていた。祖父が学校経営者であるからか実家は相当裕福なようだが、本人は「ウチはあまりお金がない」と思っている。
小柄な体格(部員の中では体重が一番軽く、身長は田島に次いで2番目に低い)の割には大食いである(朝食後に、肉まん二つを平気で食べる、など)。
根っから投手一筋で、本格的に野球を始めたのは中学からと実戦経験も浅い為か、投球以外の技術はイマイチ。持久力は高く、長距離走は田島に次いで速い。
投球指導を受けていないが故に身に付いた、本来のストレートとは異なる独自の「まっすぐ」は、見た目がチェンジアップと似ており、威力が無いが、それよりも回転量と球速はあるため打者の予想よりは落ちず、浮いているように見える(4シームジャイロの可能性もあるが、作中の解説だけでは説明不足のため結論は出せない)[3]。そのため、打者には打ちにくく三橋の大きな武器となるが、球速がない(高校入学時の最高球速は時速101km、フォームのみの投球指導後は111km)ため、慣れれば打てるという諸刃の剣である。

阿部隆也(あべ たかや)(声:中村悠一)
捕手。右投右打。
1年7組所属。12月11日生まれのO型。170cm・55kg。家族構成は父・母・弟(中学生)。
野球部副主将。観察眼に優れた頭脳派捕手。シニア出身。
かつてバッテリーを組んでいた投手・榛名元希と信頼関係を築けなかった過去から投手不信になり、自分のリードに対して首を振られる事を嫌う。
初めは三橋に対して「自分の言う通りに投げさえすればいい」と思っていたが、百枝に諭され、三橋の並々ならぬ努力に気付き、捕手の役割とは何かを悟る。三橋の才能に惚れ込み、その努力を生かしてやりたいと考えており、三星戦後、捕手として「三年間つくす」と決意する。それからはバッテリーとして良い関係を築くべく三橋とのコミュニケーションに日々励むが、短気な性格が災いして三橋の不可解な言動に苛立ったり、つい怒鳴って余計に話をこじれさせてしまう事もしばしば。三橋との関係に問題があることは自覚している。
三橋は今の所チーム唯一の戦力になる投手で替わりが利かないため、阿部は体調管理にも気を遣っている。柔軟から体重管理に至るまで口うるさく世話を焼いたり、無茶な行動に肝を冷やしたりと、目を離すとオーバーワークしかねない三橋に気苦労が絶えない。
尊大で亭主関白気質。怒りっぽいが繊細で涙脆い一面も。投手が絡むとすぐ感情を露にするが、普段はクールで大人しい。野球に関してかなりの情報通らしい。
高校球児としての能力は総合的に高め。捕手であるため打順は後ろだがバッティングも上位レベルである。捕手としての適性もなかなかのもので、その策略家ぶりは桐青の河合に「性格が悪く捕手向き」と謂わしめる程。一方で捕手にしては体重が軽く、試合でしばしば吹っ飛ばされている(本人も気にしているような描写有り)。
あまり他人に関心が無いのか、篠岡と同じ中学校出身であることを、他の部員に指摘されるまで忘れていた。
あまり強調されないが、凄まじい記憶力を持ち、全打者一順の配球を覚えることが出来る。
初期設定では名前が「伸之介」だったが、実在の選手との混同を避けるために「隆也」に変えたという裏話が3巻のおまけに書かれている。同じ捕手であるが、モデルにしたわけではなく、全くの偶然だったらしい(初期設定は、その選手が世に出る前の構想であった)。

田島悠一郎(たじま ゆういちろう)(声:下野紘)
三塁手・捕手・一塁手。右投左打。
1年9組所属。10月16日生まれのB型。164cm・53kg。家族構成は曾祖父・曾祖母・祖父・祖母・父・母・兄・義姉(23歳、妊娠中)・姉・姉・兄。犬・猫・ハムスターを飼っている。
天才的な野球センスを持つ。小柄な体格故にホームランは打てないが、抜群の動体視力で打率を稼ぐ。中学時代は、関東中の有名選手が集まるシニアの名門チーム・「荒川シー・ブリームス」で4番を務めていた。
優れたバッティングセンスに加えて、チームメイトでも気付かないような相手投手の癖まで見抜いて利用するなど、非常に良い目の持ち主でもある。
勉強はからっきしだが、野球に関することには周囲も驚くほどの頭の回転の良さと記憶力を発揮する。スポーツ万能で体力測定の記録は校内ランキング総合一位。
性格は天然で単純(しかし花井曰く、扱いにくい類らしい)。突拍子もない言動で周囲を驚かせる事もしばしば。下ネタも照れや躊躇無しに口に出す。その天然さ故か、阿部が四苦八苦している三橋とのコミュニケーションもすんなり交わし仲が良い。
5人兄弟の末っ子で、家は4世代からなる大家族。遠方の強豪校より自宅から近い(徒歩数分)西浦を選んだのは、過去に倒れたことのある曽祖父が、再び倒れるようなことがあってもすぐ駆けつけられるようにするため。
「ゲンミツ」(厳密)という言葉の響きが気に入り、たまに使っている。しかし意味はよくわかっていないらしく、使い方を間違っている。厳密=絶対に近い意味で認識しているようである。

花井梓(はない あずさ)(声:谷山紀章)
右翼手・投手。右投右打。
1年7組所属。4月28日生まれのA型。181cm・67kg。家族構成は祖母・父・母・妹二人。
野球部主将。181cmの長身を生かしたプルヒッター。
元々野球部には特にこだわりはなく、「監督が女だから」という理由で入部をやめようとしていたが、百枝の実力を垣間見、また三橋との三打席勝負に負けて結局入部を決める。
中学時代は野球部で四番打者を務めていた。同じ四番経験者である田島に対抗意識を持ち、三星戦では打席で張り合った事もあった。今では田島の実力を認め、自分との力差を感じながらも日々精進している。
球児としては優秀で、百枝に「大抵の学校で一軍に入れる」と評価されている。肩が良く、外野手としてのチーム貢献度も高い。
中学野球部でも主将を務めていただけあって、面倒見が良くかなりのしっかり者。困っている者の世話を焼かずにはいられない苦労性である。
優等生タイプだが不器用な性格。照れ屋で褒められても素直に喜べない。プレッシャーに弱い所もあり、くじなど運次第の場面ではいまいち勝負強さに欠ける。
女性的なイメージのある自分の名前にコンプレックスがあり、人前では母親にも「梓」ではなく「花井」と呼ばせている。双子の妹(飛鳥・遥)がいる。母親はかなりの高校野球好き。
天然パーマのため、坊主にしているらしい。

栄口勇人(さかえぐち ゆうと)(声:鈴木千尋)
二塁手。捕手。右投右打。
1年1組所属。6月8日生まれのO型。169cm・54kg。家族構成は父、姉、弟で、母親とは死別。
野球部副主将。阿部・田島と同じくシニア経験者。阿部と同じ中学出身だが、高校入試当日まで面識はなかったらしい。
人当たりが良く、常に他者への気配りを忘れない性格。三橋曰く、「いい人」。
田島ほどではないが三橋の通訳をしたり、キレそうになる阿部をたしなめたりと、意思疎通が上手くいかないバッテリー間のフォローに貢献している。内野のまとめ役といえる存在。
心配症で、緊張のあまり神経性の下痢を起こす事もあったりとデリケート。
打席では主に二番打者として、送りバントをしっかり決めるなど職人ぶりをみせている。
勉強は古典が得意で、数学は苦手。
家族仲がいいようで、大会初日の早朝には出張中の父から応援のメールを貰ったり、姉弟からお見送りを受けたりしている。

泉孝介(いずみ こうすけ)(声:福山潤)
中堅手・三塁手。右投両打。
1年9組所属。11月29日生まれのO型。168cm・55kg。家族構成は父・母・兄(20歳)。
俊足巧打で上位打線に入る。
三橋・田島と同じクラスで、教室内では浜田も加えて四人で固まっている事が多い。三人(泉・三橋・田島)の中では一番大人びており、日常では主に天然二人の御目付け役、特に落ち着きのない田島のストッパー役になることが多い。
野球部員の中では冷静な性格で、三橋・阿部・田島などクセのあるチームメイトの様子を観察しては心中でツッコミを入れる場面も多々ある。その観察力の高さからか、周りとの会話にまごつく三橋にさりげなく的確なフォローを入れる事も。
浜田とはかつて中学の野球部で先輩・後輩の関係だったが、クラスメイトとなった今ではタメ口で話し、態度も同い年の相手に対するそれと変わらない。遠慮なしにキツい事も言うが、本心は浜田にまた野球をやって欲しかったらしい。
中学を卒業するときは花井と同じく丸坊主だったが、部活見学の時すでに髪が田島と同じ位の長さに伸びていて、三星戦の後にはさらに伸びていたとこを見ると、どうやら髪の毛が伸びるのが早いらしい。
原作では、中性的な顔立ちをしているが、アニメでははっきりと判別できるようになっている。両頬にそばかすがあるのが特徴。そばかすは田島の顔にもあるが、位置が違う。(田島は鼻にある)、連載初期は田島と髪型も似ていたため、見分けが付きづらかった。
そばかすではなくにきびという意見もあるが、作者としてはどちらでもいいらしい。

巣山尚治(すやま しょうじ)(声:保村真)
遊撃手・三塁手。右投右打。
1年1組所属。4月6日生まれのA型。175cm・64kg。家族構成は祖母・父・母・兄・弟。
守備は堅実、打線でも上位となかなかの仕事人。
普段は冷静だが、トラウマになっているらしい「ま○゛いプロテイン」の前ではひどい動揺っぷりを見せて周囲を驚かせた。
水谷と仲がいいらしく、プロテイン争奪戦で協力したり、また浮ついた言動にツッコミを入れる事もよくある。
母親には反抗期真っ盛りなのか、試合観戦に来ることも嫌がったらしい。

水谷文貴(みずたに ふみき)(声:角研一郎)
左翼手・二塁手。右投右打。
1年7組所属。1月4日生まれのB型。172cm・57kg。家族構成は父・母・姉。
能力高めの部員が多い西浦野球部の中では中堅レベルに位置する選手。打順も常時下位。
三星戦で平凡なフライを落球し、阿部に心中で「クソレフト」と毒づかれてしまう。そのシーンのインパクトと作中で所々に見られる水谷自身の「ヘタレ」たキャラクター故か一部の読者の間で「クソレフト」の愛称が定着。作中でも「イジられ役」なのか(?)微妙に悪い扱いを受けることがよくある。
気性は緩やか、少々ビビり屋で弱気な発言をする事も。お調子者で、しばしば場の空気を読まない気の抜けたリアクションが目立つが、桐青戦後半で三橋の変調を心配したり、マネージャーの仕事を頑張る篠岡を気遣ったりと、よく気が付く優しい性格でもある。生クリームが大好き。

沖一利(おき かずとし)(声:佐藤雄大)
一塁手・投手・外野手。左投左打。
1年3組所属。7月20日生まれのA型。172cm・60kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・姉。
野球部唯一のサウスポー。中学のときは投手もやっていたらしいが、中3からファースト一本に。現在は花井と共に西浦の控え投手でもある。
気が弱く控えめな性格で、本人いわく「投手は性格的に向いていない」。同じく気弱な性格の三橋に共感出来る部分もある一方、自分と違ってピンチの局面でも断固として投げる事を止めようとしない三橋の投手としての姿勢に尊敬の念を抱く部分もあるようだ。
阿部の言動に対し三橋がビビって挙動不審になる理由のひとつを「阿部の突然の大声」だと見抜き、そのことを阿部に忠告する。

西広辰太郎(にしひろ しんたろう)(声:木村良平)
外野手。右投右打。
1年3組所属。2月10日生まれのO型。170cm・60kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・妹。妹とは大分年が離れている。
野球初心者。現在、試合ではベンチに控えているが、伝令や三塁コーチャーなどを務め、しっかりチームに貢献している。機転を利かせてチームの緊張をといたことも。中学時代は陸上部だったため、身体能力自体は高い。
勉強は出来るらしく、コツコツ型なのか試験前にも特別な勉強はしない。花井には「西広先生」と呼ばれ、チームメイト(特に三橋と田島)に勉強を教えていた。

篠岡千代(しのおか ちよ)(声:福圓美里)
野球部マネージャー。右投右打。
1年7組所属。3月25日生まれのAB型。154cm・42kg。家族構成は祖母・父・母・妹。
中学時代はソフトボールをやっていた(ポジションはショート)が、高校野球に憧れてマネージャーになった。
優しく気配り上手で、誰に対しても明るく屈託なく接する。
制服を見ただけで学校名が分かったり、各大会の試合データを自分から進んで調べたりとかなりの情報通。部員の誕生日なども把握しているらしく、三橋の誕生日には「おめでとう」と声を掛けた。
友人や先輩との会話で、「野球部員に本命の相手がいるのか」という話題もよく出てくるようだが真相は不明。阿部・栄口と同じ中学出身。
祖母の介護のため中学卒業後に母親の実家に引越し、高校へは電車通学している。

百枝まりあ(ももえ まりあ)(声:早水リサ)
野球部監督。左投左打。
4月18日生まれのB型。本人曰く23歳。身長は164cm。体重は不明(本編で百枝本人が隠したがってるのを考慮してか(?)公式プロフィールでも明らかにされていない)。家族構成は祖母・父・母・弟。
部員たちの通称は「モモカン」。
西浦の卒業生で、軟式時代の野球部のマネージャーだった。部員達を本気で甲子園に連れて行こうと、野球部にアルバイトの給料や貯金をつぎ込むといった異常な程の情熱を捧げる。
甘夏を片手で握り潰せるほどの握力の持ち主で、相手の頭部を握る必殺の「自力金剛輪」は部員へのお仕置き(?)にしばしば繰り出される。巨大なバストも特徴的。
選手達のやる気を引き出す力、指導力・統率力共に優れ、監督としての資質は十分。その言動には有無を言わさぬ説得力があり、田島を懐柔したり花井をビビらせたりと大いに発揮されている。
試合中のチャンスや部員の成長ぶりを感じたときなどに身震いする癖がある。
野球は小学校時代から経験があり、高校でもマネージャーながらノックや打撃投手を務めていた。垂直に上げるキャッチャーフライ、球速は120km/h以上(「肩を慣らしてからならあと2、3km/hは行く」と自ら言っていた事から、最高速度は125km/h程度だと思われる)など、その実力は今でも健在。
何故監督に就いたかは今の所謎に包まれているが、軟式野球部の廃止と何か関わりがあるようである。
「アイちゃん」という犬を飼っており、散歩がてら部活に連れて来ることも。

志賀剛司(しが つよし)(声:室園丈裕)
野球部責任教師。
11月26日生まれのA型。180cm・79kg。家族構成は妻・娘・息子。
百枝と二人で硬式野球部を立ち上げたらしいが、詳しくは不明。担当教科は数学。
学校や講習会などへ行き勉強した理論を交え、部員達にメンタルトレーニングを説く。本題に入るまでの前振りが長いため、部員たちからまどろっこしいと思われることもしばしば。
人当たりはいいが、どこか食えない所がある。アダ名は「シガポ」。

浜田良郎(はまだ よしろう)(声:私市淳)
野球部応援団長。
1年9組所属。12月19日生まれのB型。183cm・70kg(4月時)。家族構成は父・母・弟。
泉の中学野球部時代の先輩で、三橋が幼いころアパート山岸荘(通称:ギシギシ荘)に住んでいた時の遊び仲間。当時グローブを持っていなかった三橋に、自分の小さくなったものを与えた。三橋に野球の楽しさを教えた人物。
現在三橋・田島・泉と同じクラスだが、実は留年していて歳は一つ上。留年した理由を「ケガレた過去」と評されているが、本人は「馬鹿」を主張している。
肘の故障(リトルリーグ肘)により野球を断念したが、自ら進んで応援団を結成し、選手達をサポートする。
裁縫が得意で横断幕や腕章も自身の手製である。
父がリストラされ、彼一人を残して家族は父の本家がある九州へ行ってしまったらしい(同級生談)。故に一人暮らしでバイトをしながら学費を稼いでいる。それもあってか1年の時から授業は休みがちだったようだ。

梅原圭介(うめはら けいすけ)(声:疋田高志)
野球部応援団の一人。
2年9組所属。10月3日生まれのO型。177cm・67kg。家族構成は祖母・父・母・妹。
1年時は浜田と同じクラスだった。

梶山力(かじやま りき) (声:阪口周平)
野球部応援団の一人。
2年9組所属。11月14日生まれのA型。180cm・67kg。家族構成は父・母・兄。
1年時は浜田と同じクラスだった。浜田の留年の理由について「ケガレた過去」と評した。


ARC学園高校
県下ではNo.1の実力と実績を持つ。今年はここ10年で1番の不作といわれるが、春は関東大会の決勝まで進み夏の県大会予選でAシードに入る。ARCは「エーアールシー」と読む

吉田(よしだ)
3年生。
野球部主将。あだ名はヨシ。他の部員相手に突然プロレスの技をかけたりするなど、かなりやんちゃで豪快な性格。

太田川(おおたがわ)
投手。
1年生。
中学時代から有名だった超高校級の大型選手。春の関東大会の準決勝では神奈川1位相手に3回を投げノーヒットに押さえる。あだ名はオータ。

シオ(本名不明)
1年生。
いきなりレギュラーに定着している。目を開けながら寝ることが出来る。あだ名はシオ。


桐青高校
前年度、夏の甲子園出場の強豪。中高一貫の6年制ミッション系。古くからの慣習により、1・2年生は背番号が大きいものの強いメンバーをそろえている。春季大会では勝ち進み、夏大予選でBシードに入る。夏の県大会二回戦での西浦高校の対戦相手。

河合和己(かわい かずき)(声:花輪英司)
捕手。右投右打。背番号2。
3年6組。6月15日生まれのB型。180cm・78kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟・妹。
野球部主将。名実ともに桐青の守備の要。投手を立てるリードをする。
西浦戦では5番で出場し、三橋の「まっすぐ」の正体にいち早く勘付く。
西浦との試合中、すれ違いざまにコケた三橋を片手で掴み助けるという優しさを持つ。このとき三橋と田島に尊敬のまなざしで見られる。
ファミレスのメニューは見なくても100円単位でオーダーできるという変わった特技の持ち主。

高瀬準太(たかせ じゅんた)(声:杉山紀彰)
投手。右投右打。背番号10。
2年4組。2月2日生まれのO型。177cm・69kg。家族構成は父・母・弟。
桐青野球部のエースピッチャー。スリークォーター気味の打たせてとるタイプで一試合平均球速130km。
西浦戦では7番で出場する。球種は三橋と同じく4つ(シンカーとフォークとスライダーとシュート)。スライダーとフォークは下位打者を、シンカーでは田島を苦戦させた(田島曰く、外に逃げながら落ちていく感じらしい)。彼のシュートとフォークの変化は小さく、基本的に打ち取るか、カウントを稼ぐための小技として使用する。

島崎慎吾(しまざき しんご)(声:日野聡)
二塁手。右投右打。背番号4。
3年6組。9月21日生まれのA型。176cm・70kg。家族構成は父・母・兄。
阿部いわく「桐青一やらしいバッティングをする」。器用に左右を打ち分ける。西浦戦では3番で出場する。

青木毅彦(あおき たけひこ)(声:細井治)
遊撃手・三塁手。右投左打。背番号14。
2年8組。7月30日生まれのO型。178cm・67kg。家族構成は祖母・父・母・姉。
1年生のころからベンチ入りし、今年は4番を打つ。潜在的な能力は桐青一。
打率は高くないが、球速のない三橋の球を軽々と場外へ飛ばせる程の長打力を備える。3年の卒業後にはキャプテンになる。

真柴迅(ましば じん)(声:山本泰輔)
三塁手・遊撃手。右投左打。背番号17。
1年6組。9月19日生まれのAB型。171cm・65kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・姉・兄。
野球部一の俊足の持ち主で、1年生ながら西浦戦ではスタメン入り。最初は三橋をナメてかかるが1番打者としての仕事を果たせず、次第に本気に。

仲沢利央(なかざわ りおう)(声:宮野真守)
捕手。右投右打。背番号18。
1年4組。11月7日生まれのO型。186cm・68kg。家族構成は父・母・兄。
西浦戦ベンチ入り。河合・高瀬とは中学時代からの付き合いでとても仲が良い。
父親は日系ブラジル人、母親はヨーロピアンと日本人のハーフで、人種的にはクォーターである。篠岡曰く「すごく可愛い子」。
兄・呂佳は桐青野球部のOBで、美丞大狭山高校野球部のコーチをしている。
田島に興味を示し、試合終了後に携帯のメアドを交換する。
名前の由来はブラジルのリオデジャネイロ。

山ノ井圭輔(やまのい けいすけ)(声:伊丸岡篤)
中堅手。右投右打。背番号8。
3年4組。9月14日生まれのO型。172cm・64kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・姉・妹。
試合中でも常に緊張感のない様子を見せ、何を考えているのか掴み難い。西浦戦では8番で出場する。あだ名は「ヤマサン」、「ヤマちゃん」。

前川俊彦(まえかわ としひこ)(声:林勇)
右翼手。右投左打。背番号9。
3年1組。5月8日生まれのB型。169cm・71kg。家族構成は祖母・父・母・兄。
西浦戦では9番で出場する。最初に三橋の「まっすぐ」を捉える。あだ名は「前チン」。

松永雅也(まつなが まさや)
左翼手。右投右打。背番号7。
3年2組。8月21日生まれのO型。168cm・63kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄。
西浦戦では2番で出場する。三橋の「まっすぐ」が最後まで打てなかった。あだ名は「マサヤン」。

本山裕史(もとやま ゆうじ)
一塁手。左打左投。背番号3。
3年4組。6月2日生まれのA型。180cm・72kg。家族構成は父・母。
西浦戦では6番で出場する。桐青唯一の左利きで初得点を決める。


春日部市立高校
部員数は100人を超え、最近「勢いがある」といわれる公立校。現在2年生のエースピッチャー・葵とその双子の弟・涼がバッテリーを組む。昨年度の秋季大会では武蔵野と当たり、4回からリリーフした榛名から1点も取れず負けている。春季大会では勝ち進み、夏大予選でBシードに入る。

葵(あおい)(声:岸尾だいすけ)
投手。背番号1。
2年生。6月30日生まれ。
名前の由来は6月の異称「葵月(あおいづき)」から。

涼(りょう)(声:岸尾だいすけ)
捕手。背番号2。
2年生。7月1日生まれ。
名前の由来は葵と同様、7月の異称「涼月(りょうげつ)」から。
夏大県予選の開会式で、三橋は涼を葵と間違え、背番号が1から2になったと勘違いし、ひどく慌てた。

柴(しば)(声:飯田浩志)
3年生。


美丞大狭山高校
最近上昇株のチームの一つ。夏の県予選での西浦高校五回戦の相手校。

滝井朋也(たきい ともや)
美丞大狭山高校監督。
20歳。

仲沢呂佳(なかざわ ろか)
美丞大狭山高校コーチ。桐青高校野球部OB。
利央の兄。友人からの誘いを受けてコーチに就任する。榛名を美丞大狭山に勧誘するも振られる。
名前の由来は著者の両親が新婚旅行の際にいたく気に入ったロカ岬から。

和田(わだ)
中堅手。背番号8。
西浦戦では4番で出場する。

倉田(くらた)
捕手。右投右打。背番号2。
西浦戦では8番で出場する。

松下(まつした)
一塁手。背番号3。
西浦戦では7番で出場する。

矢野(やの)
二塁手。右投左打。背番号4。
西浦戦では3番で出場する。

石川(いしかわ)
三塁手。右投右打。背番号5。
西浦戦では2番で出場する。

川島(かわしま)
遊撃手。右投左打。背番号6。
西浦戦では1番で出場する。

北村(きたむら)
左翼手。右投右打。背番号7。
西浦戦では6番で出場する。

宮田(みやた)
右翼手。右投右打。背番号9。
西浦戦では5番で出場する。


武蔵野第一高校
元は毎年1回戦で敗退するような学校であったが近年実力をつけてきた学校。春季大会では準々決勝でARC学園に負けるが、夏の甲子園大会の県予選ではCシードに入る。先行作品である『基本のキホン!』の舞台でもある。

加具山直人(かぐやま なおと)(声:古島清孝)
投手・右翼手。右投右打。背番号1。
3年生。1月3日生まれのA型。170cm・62kg。家族構成は祖母・父・母・兄・妹。
武蔵野のエース。
自分より才能のある榛名の加入により、投手としての劣等感から一度は野球をあきらめかける。そのエピソードが、本編連載前の読切作品「基本のキホン!」に収められている。
身長の低さと細身を気にしていて、榛名の体格を羨ましいと思っている。
50メートル走は6秒台後半(今までは7秒5と、やや遅いタイムだったが、榛名のプラシーボ効果を狙った策略で、速くなった)。
現在は3回までを全力で投げ、4回以降は榛名が投げるというパターンが定着している。
気の小さい性格。あだ名は「カグヤン」。

榛名元希(はるな もとき)(声:松風雅也)
投手・右翼手。左投左打。背番号10。
2年生。5月24日生まれのAB型。182cm・75kg。家族構成は父・母・姉。
野球では無名だった武蔵野が急成長した原動力。シニア時代には阿部とバッテリーを組んでいた。
プロ入りを目標としており、自己の身体面には人一倍気を遣っている。その為どんな試合展開でも80球までしか投げず、そのことで阿部と対立した。ちなみに、現在も基本的に80球しか投げないようである。歯も大事にしておりキシリトールガムを持ち歩いている。
伸びのあるストレートが武器の速球派。コントロールはよくないらしいが、球速は本気で投げなくても加具山のストレートよりもはるかに速く、本気で投げると3年の正捕手でも取れないほど速い。
変化球はスライダーを投げられるらしいが、阿部との言い合いを見る限り、少なくともシニア時代は使い物にならなかった。
阿部からは「サイテーの投手」と言われるが、三橋にとっては「スゴイ投手」として憧れの存在である。

秋丸恭平(あきまる きょうへい)(声:石井真)
捕手。右投右打。背番号12。
2年生。3月12日生まれのO型。176cm・67kg。家族構成は父・母・姉二人。
榛名とは中学でも同じ野球部だった。長い付き合いの為か榛名の事もよく理解しており、中学野球部での出来事がきっかけで荒んでいた榛名が今でも野球を続けているのは「シニアで阿部が榛名に正面切って付き合ってくれていたおかげ」であると察する。表立っては言わないが「タカヤに感謝」している。
今ではオレ様な気質の榛名とも対等に付き合い、ツッコミを入れたりとチームメイトとしてよい関係を築いているらしい。
夏季大会組み合わせ抽選時、トイレに入ったものの紙が無くて困っていた栄口の為に女子トイレから紙を取ってもらい榛名・三橋からある意味尊敬された。

大河(おおかわ)(声:高橋研二)
三塁手。背番号5。
3年生。
野球部主将。秋季大会直前に加具山と榛名の決意に影響され真面目に練習に取り組み始めた。
榛名とは犬猿の仲でよく喧嘩をしている。
宮下と付き合っている。

町田(まちだ)(声:疋田高志)
捕手。背番号2。
3年生。
正捕手だが榛名の全力投球を捕球出来ない。

宮下涼音(みやした すずね)
武蔵野野球部マネージャー。
3年生。
「基本のキホン!」では榛名の片思いの相手であり、主将・大河と付き合っていたが現在は不明。強かな性格。


崎玉高校
夏の甲子園大会の県予選での西浦高校三回戦の相手校。部員は11名で、さらに3年生がたった1人の1・2年生が中心のチーム。守りにも攻めにも粗さが目立つが、投手の力と「10割バッター」大地の勢いに乗り勝ち進んできた。

佐倉大地(さくら だいち)
捕手。右投右打。背番号2。
1年生。
初戦で6打数6安打の脅威の10割バッター。つづく2回戦(対岩槻西戦)でもサヨナラホームランを含む4打数3安打。
性格はマジメでいいやつ。ただ「モノスゲアタマワル」く、自分や周囲の言動ですぐに「オレの心は汚れてるっす」と悩む。
肩は良く、ステップ無しで投げてもかなりの威力があるのだが、リード能力は皆無に等しく、阿部に「捕手としてはサイテー」と評された。

市原(いちはら)
投手。左投左打。背番号1。
2年生。
ライトからのコンバートで2年からピッチャーを務める。決め球はスクリューだが、体を捻って無理に投げてるため、できるだけ使うのは避けている。
フォームも固まっていない状態なので、試合ではよく点を取られてしまう。投球の組み立ても彼自身が行っており「大地が捕手として頼れたら……」と常々思っている。
チーム内で最も勝利への意欲が強く、ミスに甘いキャプテン・小山のやり方に反感を持っていた。
チーム内では『イッちゃん』の愛称で呼ばれている。

小山(おやま)
遊撃手。右投右打。背番号6。
3年生(崎玉高校唯一の3年生)。
野球部主将。西浦戦では4番で出場する。かつて野球部員が何人も辞めていったことから、現在の部員に対して甘く接するようになってしまった。あだ名は「タイさん」。


千朶高校
桐青と並ぶ実力を持った強豪。春季大会の県大会の決勝でARC学園を破ったが、関東大会では1回戦で破れる。夏の県大会の予選ではAシードに入る。


三星学園
群馬県の私立中高一貫校。男子部・女子部に分かれている。理事長は三橋の祖父。高等部は県外からもスポーツ推薦を受け入れる。組名に「蔦」など植物名を冠したり、指定防寒着がトレンチコートだったりと、特色が見られる。

叶修悟(かのう しゅうご)(声:大須賀純)
投手。右投右打。背番号1。
1年生。7月12日生まれのB型。169cm・54kg。家族構成は祖母・父・母・弟。
三橋の従姉妹・ルリの近所に住む、三橋の幼馴染。
中学時代は三橋の「ヒイキ」により控えピッチャーだったが、三星で唯一三橋の実力を認めていた。
決め球にフォークを使う。なお、叶のフォークは本来かなりの落差があるが、バッテリーを組む畠の捕球がおぼつかないため、通常は落差を抑えたフォークを投じている。球速はまあまあで、決め球もあり、マウンドさばきも落ち着いている。三橋にとっては「ある意味憧れの投手」で、阿部も「(投手としての)雰囲気がある」と評していた。群馬県の夏大予選でも1年生ながら登板している。
中学での三橋とのわだかまりも三星戦後少し解消したようで、お互いの夏大初戦後には(メールの文面でだが)昔のように名前で呼び合うようになった。

畠篤史(はたけ あつし)(声:大畑伸太郎)
捕手。右投右打。背番号2。
1年生。8月9日生まれのO型。179cm・82kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄。
中学時代、三橋とバッテリーを組んでいた正捕手。叶を三橋よりも数段高く評価している。
他のピッチャーを知らないためか、三橋の「まっすぐ」や「9分割」の制球力のすごさに気づかず、三橋の実力を認めていなかった。
「ヒイキ」を受ける三橋を良く思わず、投手として表舞台に立てない叶の為を思い、三橋に対して悪役に回っていた。とはいえ試合前に三橋に脅しをかけるなどやりすぎな面もある。
西浦戦では三橋の癖を見抜いてホームランを放った。
試合後は三橋の実力を認め、謝罪した。

織田裕行(おだ ひろゆき)(声:福山潤)
一塁手。右投右打。背番号3。
1年生。2月21日生まれのO型。186cm・80kg。家族構成は母・妹。
田島とは違いホームランが打てる4番。関西出身と思われる。
1年生ながら186cmの長身の持ち主。西浦戦ではコーチのアドバイスで三塁打を放つが、その他の打席はすべて三振に倒れる。

三橋瑠里(みはし るり)(声:井上麻里奈)
1年生。6月26日生まれのA型。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟(琉。中等部1年)
三橋の同い年の従姉妹。親戚付き合いが長い故か、現在三橋が臆せず接する事が出来る数少ない一人である。三橋を「レンレン」と呼ぶが本人には嫌がられている。
三橋のお姉さん的存在で、高校が分かれた現在でも埼玉まではるばる試合を観に行ったり、叶との仲を気遣ったりと、ちょくちょく三橋を心配する様子を見せる。
中学時代、三橋は三星学園に通うためにルリ一家と同居していた。又、叶修悟とは家が向い隣。


【基本のキホン!】
『基本のキホン!』(きほんのきほん)はアフタヌーン2003年6月号(本編の始まる5ヶ月前)に掲載された読みきり作品である。後にコミックス3巻に収録された。

舞台は三橋たちが西浦高校に入学する前年度の武蔵野第一高校であり、主人公は加具山である。

投手として伸び悩んでいた加具山の葛藤、榛名の怪我についてなど、本編では詳しく描かれていない話も掲載された。

アフタヌーン掲載当初は榛名達の所属する高校は「浦西高校(ロゴはUN)」とされていたが、単行本収録時に学校名が現在の武蔵野第一高校に変更された。


【アニメ】
2007年4月よりTBS・MBSの共同制作で放送開始。TBSと系列局の共同制作による深夜アニメは本作品が初(全日帯では過去に数本存在し、TBS・MBS・CBC3局共同制作の作品もあった)。

BS-iを含む殆どの局で深夜アニメとして放映されるが、MBSのみ土曜17:30〜18:00枠[4]での放映となっている[5]。

ちなみにMBSでの放映時間帯では、TBSの同時間帯の方は同局自社制作としては3年ぶりの全日帯アニメとなる『ラブ★コン』を放送しているが、ネット局のうち、MBSとCBCでは深夜帯での放映[6]の為、特にMBSにおいては「捻れ現象」が発生している。これは元々MBS側が自社が制作に関与、もしくは幹事局を務めるUHFアニメを「優遇」する姿勢から起こったものとされる。また、TBSで当番組を放映している同時刻にMBSでは、同局制作の深夜アニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』を放映している。

16:9サイズで制作されているが、地上波各局・アニマックスでは「4:3サイズで左右カット」放映となっており、唯一BS-iのみが16:9サイズ放映となっている。

第8話で脚本を担当した井出安軌は監督の水島努と実質的に同じ出身地にあり、同郷同士が協力して作品を作ると言う珍しい回になった。なお、メインライタ-の黒田洋介は両氏の監督作品のシリーズ構成を担当している。

スタッフ
原作:ひぐちアサ 「おおきく振りかぶって」(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
企画:植田益朗(アニプレックス)、勝股英夫(A-1 Pictures)、中山佳久(TBS)、吉岡冨夫(講談社)、太布尚弘(ムービック)
監督:水島努
シリーズ構成:黒田洋介
キャラクターデザイン・総作画監督:吉田隆彦
アクション作画監督:谷口淳一郎
小物デザイン:鈴木卓也
美術監督:渋谷幸弘(石垣プロダクション)
色彩設計:佐藤美由紀(Wish)
撮影監督:老平英(旭プロダクション)
CGディレクター:古川貴之
編集:西山茂(リアル・ティ)
音楽:浜口史郎
音響監督:菊田浩巳
ミキサー:山田利陽(サウンドチーム・ドンファン)
音響効果:三井友和(サウンドボックス)
音楽制作:アニプレックス
音楽プロデューサー:佐野弘明
音楽協力:ソニー・ミュージックエンタテインメント
宣伝プロデューサー:山本和子
宣伝:田中瑞穂、安藤ひと実、辰見真左美
企画営業プロデューサー:武末治
取材協力:埼玉県立浦和西高等学校硬式野球部
アシスタントプロデューサー:井上貴充
プロデューサー:大山良・落越友則(アニプレックス)、田中豪(TBS)、針生雅行(講談社)、金庭こず恵(ムービック)、丸山博雄(MBS)
アニメーションプロデューサー:岩田幹宏
アニメーション制作:A-1 Pictures
製作:おお振り製作委員会(アニプレックス・A-1 Pictures・TBS・講談社・ムービック・MBS)

キャスト
主な登場人物と登場高校の欄に記載。

主題歌
第1期オープニングテーマ
「ドラマチック」
歌:Base Ball Bear
第1期エンディングテーマ
「メダカが見た虹」
歌:高田梢枝
第2期オープニングテーマ
「青春ライン」
歌:いきものがかり
第2期エンディングテーマ
「ありがとう」
歌:SunSet Swish


【脚注】
[ヘルプ]^ 浦和西高校はテニス漫画「エースをねらえ!」の舞台にもなっている
^ 西浦という地名は大阪府南部に実在し(西浦小学校・西浦高等学校は存在するが、中学は存在しない。また西浦高校には硬式、軟式とも野球部は存在しない。)、西浦のリトルリーグ出身の選手は現日本ハムのダルビッシュ有投手をはじめ、多くの選手達が甲子園で活躍している。
^ 「ストップボール」という海外ではブレーキングボールの一つと認められているボールの可能性が高いが、真偽は不明。
^ それまでは、CBC制作『ウルトラマンメビウス』を放映していた(基本的にローカルセールス枠だが、TBSなどでも同時ネット)。
^ MBSでは放送開始1週間前に2007年4月7日放送の特別番組『アニメ好き芸能人大集合!春の新作をとことん語るぞSP』の中で、同局単独制作の深夜アニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』と共に当作品が紹介された。なお、同特番は関東圏ではTBSではなく、番販扱いでチバテレビ、テレ玉、tvk、TOKYO MXで放送された。
^ MBSの場合、土曜深夜の『アニメシャワー』枠で放映。


【ゲーム】
おおきく振りかぶって(仮)
ハード:ニンテンドーDS
ジャンル:シミュレーション(野球生活シミュレーション)
発売日:2007年秋
マーベラスエンターテイメントより発売予定


(「おおきく振りかぶって」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年7月24日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%8F%E6%8C%AF%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%A6&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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