【古本】課長島耕作 [1~17全巻] 文庫版 (著)弘兼憲史

【古本】課長島耕作 [1~17全巻] 文庫版 (著)弘兼憲史

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≪書籍情報≫

著者:弘兼憲史
出版社:講談社
版型:文庫版
カテゴリー:復刻版コミックス
連載雑誌:週刊モーニング


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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
注意:この商品は課長島耕作です。

『課長島耕作』(かちょう しまこうさく)は、「週刊モーニング」(講談社)に1983年から1992年まで掲載された弘兼憲史の漫画。シリーズ作品に『部長島耕作』『取締役島耕作』『常務島耕作』『専務島耕作』『ヤング島耕作』(ヤングのみ、掲載誌は「イブニング」)がある。


【作品概要】
本作品は、1980年代前半(日本経済低成長期)から同年代後半(バブル経済期)を経て1990年代初期(バブル崩壊前夜)に至るまでの、日本経済の動向、大企業間の競争、大企業内部の派閥争い、経済活動の末端で働くサラリーマン(特に団塊の世代)の群像の様々をリアルに活写したもので、サラリーマン層を中心に好評を博した。

1991年度(平成3年)、第15回講談社漫画賞一般部門受賞。

本作品の主人公(島耕作)は、団塊の世代に属し、大手家電企業「初芝電器産業」に勤務するサラリーマンである。作品が掲載された当初(1983年頃)の島は、どちらかといえば小心で保身を考える平凡なサラリーマン像に描かれており、作品内容もオフィスラブなどの個人的な身辺事が主たるものであった。

1984年後半から毎回連載が始まると、作品は大企業内部の派閥抗争や企業戦略に基づく経営展開などのマクロな経済世界へと舞台の主軸を移していった。それに伴い島耕作は、揺れ続ける社内派閥の動向の中でも自身の信念のみに従って行動する人物として描かれていき、度重なる苦難に直面しても、前進する意思と(都合が良すぎる程の)幸運さですべて乗り切ってしまう。苦難を乗り切る過程では、多くの場合、知人の探偵(木暮久作)を駆使したミステリ仕立ての冒険活劇が展開されるが、部下や女がいつの間にか全てを解決してくれることも多い。また、島の周囲には必ずと言って良いほど島と性的関係を結ぶ女性が常につきまとう。これらの複雑に絡み合う各要素(派閥抗争、経営戦略、ミステリ活劇、多彩な女性関係)が、多くのサラリーマン、とりわけ団塊の世代の男性の心を掴み、1990年頃には大人気漫画として社会現象を巻き起こした。

しかし、本作品への批判も多い。特に女性からは、島の多彩な女性関係を指して、女性を単なる手段としか見ていないとする強い批判がある(実際、島が女性を意図的に利用しようとしたり、単なるセックスの相手としか見ていないと思われる場面も頻出する)。その一方で、作者から見た理想の女性像が描かれただけ、あるいはこの程度の異性の描写は少女漫画やレディースコミックならばごく普通、とする擁護論もある。また、窮地に陥ると毎回都合良く島を助けてくれる人物が現れる、エリートならいざ知らず普通のサラリーマンが会社中枢(社長や役員)に多くの知己を得ることは考えられない、あんなにたくさんの女性と性関係を持つのはあり得ない(ある種のやっかみも含めて)、といった作品の構造そのものに対する批判もある。次々に出世の階段を駆け上がってゆく島の姿をして「団塊世代の『のらくろ』」という評価もなされた。

これらの批判にも関わらず、多くの支持を得たのは、本作品が現代のおとぎ話、あるいはファンタジーとして読まれたからだとする説がある。この説では、島耕作が自身の信念を貫き、英語に堪能であり、大きな商談をまとめるなど有能さを発揮し、しかも女性にもてまくり、妻ともわだかまりなく離婚できた等、たとえあり得なくとも、大多数のサラリーマンにとって理想のサラリーマン像として描かれたからこそ、絶大な人気を博したのだとしている。

1992年、本作品は、直属の上司が社長へ抜擢され、島自身も課長から部長へ昇進するという非常に幸福な結末を迎えた。しかし、日本経済に未曾有の大打撃を与えたバブル崩壊が本作品の連載中に起こったことを考慮すると、もう少し連載が長ければ、作品のその後の展開も異なった形態をとっていたかも知れない。

また、ごく基本的な調査不足(後述)や、「ポンチ絵並み」と酷評される作画等、長期連載に伴う弊害も顕著である。


【ディテールの雑さへの疑問】
作者は大手家電会社(松下電器)での勤務歴があり、本作品にはその時の経験が反映されているという。とはいえ、作者の勤続年数は3年間程度であり、主人公が昇進し、会社の経営そのものに関与する立場になると、現実味の乏しさに拍車がかかっている(例えば、本来は初芝の将来像や経営戦略を練るのが目的であるはずの取締役会議では経済誌に掲載されているようなマクロな議論がなされるだけで、初芝の将来的な方針に全く落とし込まれない)。 専務編ではアメリカ担当も兼任することになり、英語で商談、打ち合わせが行われる場面の描写も増えているが、その多くは「××××」で表現され、実際に何をしているのか、何を話しているのか読者には理解できない(本来は日本語の縦書きに対し、横書きにして記述すべき部分である)。 また、島がインドで大画面テレビを40台売る等輝かしい実績をあげているにもかかわらず、初芝は中沢社長就任以降業績悪化の一途を辿っている点にも疑問が残る。

作中で島耕作は「英語に堪能」という事になっている。作中の描写から判断して早稲田大学のESS出身と推測されるが、(新入社員向けに実施する)「オリエンテーション」を「オリエンテーリング」としている辺りを見ると、その英語力には疑問符が付く。おそらくは作者と島耕作の間の英語力のギャップによって生じた現象と思われる。またDRAMをDRUMと表記しており(作者本人が「ディー・ラム」を「ドラム」と読み、それが正しいと思い込んでいた疑いあり)、それがモーニング誌上で数週間続いたことから「シリコンバレーで太鼓を作っている」と島耕作が誤解しているかのようなシーンもあった。これについては単行本では修正されていた。

作者は「国際線の航空便を利用する際日本人のキャビンアテンダントがいるかどうかが大切」と語っている[1]ところを見ると、島ほど英語に堪能ではないようである。

常務編では、孫鋭が北京からムンバイに向かうときに利用していた航空会社が、台湾の企業であるチャイナエアラインであった。当然のことであるが、北京にはチャイナエアラインは乗り入れていない。

専務編では、ニューヨーク出張時に自由の女神像の頭頂部に登るなど、作者の調査不足と思われる場面も出ている(通路はあるが、テロ対策の観点から、作中の2006年時点では、台座最上部の展望台までしか立ち入りが許されていない)。また、アメリカ出張時に、2006年時点で旅客路線に路線就航していないA380が描かれていた。

また、初芝役員による愛人同伴の海外出張など、現在の企業では「公私混同」として大きな問題に発展する可能性のある行為が公然と行われている点を批判する向きもある。

シリーズを通して、「登場人物が死んで物語が急展開する」ケースが多く、読者からは「次は誰が死ぬのか」といった予想が交わされる程である。

暴力団やマフィアなど、裏社会の描写はいつも生き生きとしており、私刑の場面などは過剰なほどのコマが割かれている。特に、取締役編の中国裏社会に島が巻き込まれるエピソードや、常務編でのインドのテロリスト退治のエピソードなど、一般の大企業幹部ではまず出来ないであろう体験を島がしている点などは(現実味の乏しさという意味で)特筆に価する。


【シリーズ作品】
部長島耕作
『部長島耕作』は、1992年から2002年まで週刊モーニング誌上で掲載された漫画作品。当初は半年〜1年に1回の頻度で掲載されていたが、1999年、人気が低迷していた週刊モーニングは、かつて人気を誇った作品の続編・外伝等を掲載することで販売数を回復しようとしたため、このとき本作品も毎週連載が再開した。

島の敬愛する社長が退任して、その反対派が社長となったことで、島は関連会社への出向を命じられる。しかし島は持ち前の前向きさと柔軟さで出向する先々で関連会社の経営立て直しに成功する。その業績が認められて初芝本社の取締役へ就任することとなる。 なお、この作品以降、『課長島耕作』に見られた躍動感、スピード感がやや失われたとする意見もあるが、現場を中心とした課長と比べ、部長以上は現場に出ることも稀となるため、やむを得ないことであろう。

取締役島耕作
『取締役島耕作』(全8巻)は、2002年から2005年まで週刊モーニング誌上で連載された漫画作品。島は、初芝電器産業の取締役として中国へ派遣されることになるが、それを通して急成長する中国経済が描かれることとなる。島の恋愛・性交も相変わらずで、60歳を目前にした島の絶倫ぶりは、同世代の読者へ夢と希望を与えている。

常務島耕作
『常務島耕作』は、2005年から2006年まで週刊モーニング誌上で連載された漫画作品。平取締役時代に引き続いて、中国担当としての活躍が描かれている。2006年専務に昇進し連載が終了した。

専務島耕作
『専務島耕作』は、2006年から週刊モーニング誌上で連載されている漫画作品。常務時代に引き続いて中国を担当するほか、アメリカ担当も兼任することになった。

島の将来
本シリーズはこのように課長→部長→取締役→常務→専務と昇進を続けており、部長島耕作の最終話に至っては掲載紙モーニングの編集担当者の山中を登場させ、「タイトルが出世するのはのらくろ以来」と言わしめた。作者は別作品(『加治隆介の議』)で一介のサラリーマン(ただし、父親を政治家に持つ世襲議員)を数年で総理大臣にしており、本シリーズもいずれは『社長島耕作』に至るであろうというのが大方の見方である。

ファンの一部では社内でクーデターが起き、島が失脚、退職という展開を考える者もいる。そして、新たに起業する。その際のタイトルとしては『起業家島耕作』が挙げられている。

また、社内に残った場合、『社長』の後、島がどこまで出世するかを様々に予想して楽しんでいる。現実的な線で『経団連会長』や『内閣総理大臣』(首相になるには前段階として衆議院議員になる必要がある。なお、常務時代、時の首相が島に外務大臣就任をオファーするような場面が描かれていた)、荒唐無稽な説では『アメリカ合衆国大統領』(2007年現在の合衆国憲法上では日本出身の島は大統領になることは出来ない)や『地球国家の元首』(地球連邦がSFレベルである現状ではあり得ない)という予想まで出ているほどである。

さらにひどいものとして『銀河皇帝島耕作』『唯一神島耕作』というものも挙げられている[要出典]。

ヤング島耕作
『ヤング島耕作』は、2001年からイブニング誌上で連載されている漫画作品(2006年7月現在)。イブニング創刊時の目玉作品として掲載された。島耕作が初芝電器産業へ入社した当時(1970年頃)の社会情勢、世間の気風、大企業の雰囲気などを描こうとしている。ただ、どうしても30年後の視点で描かれてしまう部分も散見される。また、作品上の状況設定が、『課長島耕作』の設定と矛盾を来している箇所もある。それらの問題点もあるが、全体的な時代背景や島耕作の性格描写は多くの読者をひきつけている。島の出身地が、作者と同じく山口県岩国市であることが明らかにされた。


【島耕作シリーズにおけるストーリー展開の典型例】
新しく登場した女性(但し美女に限る)はほぼ必ず島耕作とセックスする。
彼女たちはほぼ全員キーパーソンに対し絶大な影響力を持ち、その時まさに島が直面している問題を解決するために全面的に協力する。
ただし、取締役編以降は島の年齢もあってか、セックスの回数は極端に減っている。
逆に、太っている女性はコミカルに描かれる。彼女たちが島とセックスをすることはまずない。高市千鶴や、アメリカ出張時に島が面倒を見た、中年のアメリカ人女性など、島とセックスするために奮闘するが、未遂に終わっている。
大町愛子・久美子母子をはじめとして、登場する女性たちの多くは非常にセックスに関して大胆であり、結婚のような型にはまった男女関係を嫌う。
島に敵対する人物は島を罠に嵌めようとしても必ず島に見抜かれ、跳ね返される。反対に島は敵に対しどんなに稚拙な手段を使っても敵は罠にかかる。課長編および部長編の場合は敵は左遷もしくは退職、取締役編の場合は彼らの多くは麻薬で自滅する、もしくはマフィア等により惨殺される。
初芝の人事異動のほとんどは上司の感情によって行われる。島も上司の感情による転勤や降格人事(未遂を含む)を何度か経験している。
一例として、島の京都への転勤(大泉裕介に馬島典子との情事を見られた)、島の解雇騒動(苫米地功からの派閥入りを拒否した)、島の熊本転勤話(今野の福田への讒言がきっかけ。ただし、中沢が阻止した)などかなりのケースが存在する。ただし、島が感情で人事異動や退職勧告を部下に命令することはない。
経費を使った豪遊などの行為を島が行っても不問に伏されることが多いが、島以外の人間(特に敵対する人物)が行うと、大変な問題行為として扱われ、失脚や破滅のきっかけとして、ストーリーの転換点になることが多い。
登場人物が何の伏線もなく突然、読者には理解出来ない・または普通ならあり得ない原因で死亡させられることが多い。例として、中沢喜一(チャコママとの情事の後に腹上死)、大泉裕介(ゴルフをした際に転んで骨折し、検査をしたら大動脈瘤が発見され、それが破裂して死亡)、ニャッコ(自宅に小型飛行機が突っ込んできて事故死)が挙げられる。これらは作者がネタ切れの状態を打開するため、あるいは不要なキャラクターを処分するために行われたものと思われる。


【テレビドラマ】
1993年から1998年にかけてフジテレビによりテレビドラマ化され放映された。

出演
宅麻伸
清水美砂
安達祐実
竜雷太

スタッフ
企画:遠藤龍之介、清水賢治
プロデューサー:清野豊、松村俊二
演出:藤田明二
制作:フジテレビ、共同テレビ


【映画化】
1992年に田原俊彦主演で映画化された。

スタッフ
監督:根岸吉太郎
プロデューサー:増田久雄
脚本:野沢尚
撮影:川上皓市
音楽:岩代太郎
美術:徳田博
編集:川島章正
録音:林大輔

キャスト
島耕作 - 田原俊彦
樫村健三 - 豊川悦司
馬島典子 - 麻生祐未
大泉裕介 - 津川雅彦
江口幹夫 - 坂上忍
田代友紀 - 渡辺満里奈
鳥海赫子 - 森口瑤子
島怜子 - 鳥越マリ
吉原初太郎 - 三木のり平
宇佐美欣三 - 佐藤慶


【備考】
木村カエラ、中川翔子が愛読している


(「課長島耕作」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年5月28日12時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%AA%B2%E9%95%B7%E5%B3%B6%E8%80%95%E4%BD%9C&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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