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【古本/漫画】ストッパー毒島 [1~12巻 全巻] (著)ハロルド作石
商品ID: 527

【古本/漫画】ストッパー毒島 [1~12巻 全巻] (著)ハロルド作石

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≪書籍情報≫

著者:ハロルド作石
出版社:講談社
版型:B6版
カテゴリー:ヤングコミックス
連載雑誌:週刊ヤングマガジン
ジャンル:野球


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講談社 週刊ヤングマガジン

価格(税込): 1,980 円


参考情報

参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『ストッパー毒島』(すとっぱーぶすじま)は、週刊ヤングマガジン(講談社)1996年第7号から1998年第51号にかけて連載されたハロルド作石作の野球漫画。全12巻の単行本が同社から発売されている。

舞台は日本のプロ野球界、1996年~1997年シーズンのパシフィック・リーグで、主人公・毒島大広の所属する架空球団「京浜アスレチックス」の他、当時活躍していたプロ野球選手・監督・関係者達も実名で登場する。パ・リーグに関する小ネタが多く、評価が高い。

【あらすじ】
プロ野球入りを目指す高校生・毒島大広は、非凡な才能を持ちながらも素行不良から野球部に入れてもらえず、学外での乱闘事件をきっかけに高校も退学になった。しかし毒島を中学生の頃から見ていたというパ・リーグの弱小球団・京浜アスレチックスの木暮スカウトの働きもあり、1995年のドラフト会議でアスレチックスから8位指名を受ける。入団を渋る周囲の人間を自慢の剛速球で捻じ伏せた毒島は、チームのストッパー(抑え投手)を志願し、シーズン60セーブとチームのリーグ優勝を目指して1年目から大暴れする。


【京浜アスレチックス】
パシフィック・リーグ所属の球団。昭和40年代半ばにリーグを2連覇するが、その後黒い霧事件で主力の多くを失い、優勝から28年間、Aクラスから20年間(1997年時点)遠ざかっているお荷物球団。親会社は京浜運輸だが、身売りの噂が絶えない。チームカラーは緑で、ユニフォームはオークランド・アスレチックスを真似ている。英語表記は「KEIHIN ATHLETICS」、略記「A's」。

本拠地は駒沢フィールド(東京都世田谷区駒沢)。日本一の収容人員を誇るメジャーリーグ式の球場だが、客が満員になる事はまずなく、取り壊しの話も具体化している。外観はナゴヤ球場、グラウンド及びスタンドはドジャースタジアムがモデル。

チームマスコットはキツネの「チックくん」。可愛さとはかけ離れた風貌と試合の合間に行なうやる気の感じられないダンスから、チーム同様人気はない。犬と間違えられたことがある。


【登場人物】
京浜アスレチックス・投手

毒島 大広 (ぶすじま たいこう)
身長193cm、背番号55、左投げ左打ち。1978年10月22日生まれ。
本作の主人公で、アスレチックスの若きリリーフエース。間柴高校を中退し、1996年に京浜アスレチックスにドラフト8位で入団。160km/h近い速球(しかも微妙に変化する、いわゆる「ムービングファーストボール」、クセ球)を投げる豪腕だが、反面コントロールには難があり、変化球は全く投げられないため、ルーキーイヤーは通用しなかった。その後チックくんの指導により制球難を克服。変化球習得を目指す中で偶然編み出した「ブスジマチェンジ」(親指と人差し指で輪を作って投げるサークルチェンジの変則型)も武器に加わり、リーグ屈指のストッパーに成長していく。尊敬するピッチャーは大野豊。

清水 良馬(しみず りょうま)
背番号13、右投げ右打ち。
毒島と同期の1996年ドラフト1位投手。毒島とは中学時代から縁がある。扱いにくい性格で、名門の岡村学園高校の野球部で1年生エースとして活躍し、甲子園出場を決めるも監督とソリが合わず中退し、アメリカ留学し1Aで11勝を挙げた。木暮の誘いを受けてアスレチックスに入団、すぐにエース格となるが、本人はメジャーリーグ志向が強い。150km/h近い直球と、強力なフォークボールを武器にしている。1年目は11勝15敗。片平監督の下ではストッパーも経験したことがあるが、何度も敗戦投手になっている。2年目には15勝している。

斉木 哲也 (さいき てつや)
背番号21、右投げ右打ち。
毒島の同期の1996年ドラフト3位投手。兵庫吹石高校時代は「兵庫のドクターK」と言われていたが、高校を中退し駒沢フィールド職員を経てプロ入りした。右のサイドスロー(チックくんの勧めでフォームを改造)で、スライダーが武器。優勝をかけた1997年シーズンは先発から抑えまでフル回転する。東尾修を尊敬しており、彼の現役時代と同じ背番号を背負う。

黒田 正弘 (くろだ まさひろ)
背番号26、右投げ右打ち。
毒島加入以前のアスレチックスの抑え投手。ストレートの球速は最高123km/hと遅いが、様々な変化球を球速もさまざまに投げ分けるという技巧派。劇中で「小江夏」と言われているように江夏豊のような風貌で、アスレチックス投手陣の元締め的存在。ただリリーフとしては打たれることも多く(とくに千葉ロッテの堀幸一にはよく打たれ、彼は劇中「黒田キラー」と呼ばれる)、三木監督就任後は先発に転向して活躍。最初は不真面目で嫌なキャラだったが、毒島ら若手に影響されて少しずつだが真面目に野球に取り組むようになる。

ウェイク 国吉 (うぇいく くによし)
背番号41、右投げ左打ち。
沖縄県出身。本来は外野手。チーム一の努力家だが、過度の練習で疲労骨折や脱臼など故障を頻発し、日陰暮らしが続いていた。1997年シーズン後半、練習の合間に習得したナックルボールを武器に投手(ナックル・ボーラー)に転向し、先発ローテーションの一員となる。チックくんの中の人が三宅武ではないことを知っている唯一の選手。名前及びその経歴はティム・ウェイクフィールドをモデルにしている。沖縄出身のハーフ(及び長年芽の出なかった選手)という設定はデニー友利にヒントか。

陳 文治(ちぇん うぇんじ)
背番号18、右投げ右打ち。
清水とエースの座を争う台湾人投手。日本人ガールフレンドから日本語を教わったので女言葉で話す。一度「オカマ」と言われると激怒し、兵役時代に身に付けた得意の太極拳で暴れ出す。マウンドで舞う姿は同じく台湾出身の郭源治を髣髴とさせる。序盤で崩れる癖があり安定感は今ひとつ。清水同様、片平監督の下でストッパーも経験したことがあるが、何度も敗戦投手になっている。武器は外角のスライダー。

牧 司郎 (まき しろう)
背番号19、右投げ右打ち。
投手コーチ兼任のベテラン投手。ただしコーチとしての実力はイマイチで、彼の指導を受け現役引退を決意した投手は多い。毒島曰く「肩書きだけのコーチ」。ピッチャーとしての能力はそこそこあるようで、毒島1年目には密かにチーム2位の8勝をあげている。赤羽に建てたマイホームのローンに苦しむ。モデルは風貌と名前からマギー司郎と思われる。

植西 克美 (うえにし かつみ)
背番号47、右投げ右打ち。
1997年に社会人からドラフト3位で入団。150km/hを超えるストレートとSFFが武器の豪腕。アゴが特徴的で風貌は門倉健によく似ている。毒島と抑えの座を争うが、結局中継ぎ(セットアッパー)として活躍。最終的には先発も務めている。

暮海 明夫 (くれみ あきお)
左投げ左打ち、背番号11。
毒島も尊敬するアスレチックスの元エースで、毒島のよき理解者。新人でいきなり21勝を挙げるなど,華々しい活躍をしてきたが晩年は故障に苦しむ。しかし毒島のリリーフを得て通算200勝目を挙げ、そのシーズン(1996年)に引退。翌年は解説者として外からアスレチックを見守る。尚、毒島に「ブスジマ・チェンジ」のちゃんとした握り方を教えたのは彼。

青山(あおやま)
背番号49、左投げ左打ち。
ふじしろ信用銀行軟式野球部出身の左腕。都市対抗野球大会の貸し出し選手(補強選手)として4イニング投げたのがスカウトの目に留まり、毒島と同期のドラフト4位でプロ入り。貴重な左のサイドスローで、専ら中継ぎ(解説には敗戦処理といわれているが)として起用される。

森口 (もりぐち)
背番号16、右投げ右打ち。
横浜ベイスターズから解雇されて移籍して来た。先発ローテーションの谷間で地味に活躍している。

川本 (かわもと)
背番号12、左投げ左打ち。
毒島入団前に活躍していた中継ぎの左投手。しかし開幕前のノック中に伊藤と交錯し全治1ヶ月の脳挫傷を負う。おかげで左不足になり、毒島が開幕1軍に入れることになるきっかけになった。その後は影の薄い選手に。

伊藤 (いとう)
背番号32、右投げ右打ち。
川本と同じく中継ぎ投手。ノックの最中にアキレス腱断裂し、全治3ヶ月。以後あまり活躍しなくなる。


京浜アスレチックス・野手

佐世保 仁(させぼ ひとし)
背番号47→31(1997年から)、右投げ右打ち、捕手。
高校から1993年ドラフト4位で入団。入団後から怪我に悩まされ続けたが、後述の渋谷の放出後、2軍で彼の実力を熟知していた三木監督に抜擢された。冷静な頭脳派でメガネがトレードマーク。チャンスに強い打撃を武器に中距離打者だがクリーンアップを打ち、捕手ながら打率3割、1997年シーズンはチームで唯一オールスターに出場している。毒島ら一癖も二癖もある面々が揃った投手陣からの信頼も厚い。1997年シーズンから自ら希望してマイク・ピアザと同じ背番号31に。

三条 洋二 (さんじょう ようじ)
背番号69→1(1997年から)、右投げ左打ち、二塁手。
社会人から1992年ドラフト1位(松井秀喜の外れ1位)で入団。本職は遊撃手であるが、二塁でも日本最強と言われる守備力の持ち主。それは少々無茶と思われる守備でも彼なら納得がいってしまうレベルで、三条の守備を見た毒島貴志も「なぜメジャーにいかないんだ?」と賞賛する。片平前監督とグラブさばきについて揉めて以降2軍暮らしだった。普段は明るく遊び人を装っているが、陰で努力を重ねる苦労人。その守備をはじめ、1997年シーズンの背番号が1であったり、右投げ左打ち、ホームランが少ないことなど、プレーヤーとしての特徴はオジー・スミスなどをモデルにしているように思われるが、顔および名前はプロレスラーの安生洋二がモデル。

火野 勝 (ひの まさる)
背番号38→6(1997年から)、右投げ右打ち。遊撃手。
脅威的な長打力を持つスラッガーだが、その分三振も多い。守備にも難があり、しかもショート以外のポジションにつかせると途端に打撃にも影響が出る繊細さを持つ。口を開けボンヤリとした面構えが気に入らなかったのか、片平前監督の構想に真っ先に外れたため2軍暮らしが続いた。モデルは顔からプレーの特徴に至るまで宇野勝。『BECK』の主人公・コユキ達が通っていた一枝学園高校出身。

川岸 大介 (かわぎし だいすけ)
背番号7、右投げ右打ち、一塁手兼外野手。
東都大学リーグで活躍し(4年次はベンチウォーマーだったが)、毒島らと同期のドラフト2位、しかも逆指名で入団。一発当たるとすごいが、いつ当たるかは予測不可能という確実性のないスラッガー。プロ入り後は外野手にコンバートされたが、フィールディングに難があり、また一塁に山本恒男がいることから指名打者として出場することも多い。

ビル・ラズロック
背番号5、右投げ右打ち。外野手。
年俸3億円で1997年シーズンに入団した助っ人外国人。メジャーで3度の首位打者に輝いた大物との触れ込みだったが、46歳と高齢すぎてほとんど役に立たず。しかし劇中終盤でかつての名選手の実力を見せる。風貌と経歴を逆手に取ったセーフティーバントでチームに貢献することも。水野晴郎似の風貌から「ハルオ」の通称で呼ばれる。モデルは1988年にロッテオリオンズでプレーした(経歴はほぼそのまま)ビル・マドロック。

本上 博史(ほんじょう ひろし)
背番号00、左投げ左打ち、外野手。
1997年のドラフト2位ルーキーだが、俊足好守とパンチ力を期待され、1年目からアスレチックスのトップバッターを任される。盗塁もよくするが、その分失敗も多い。元暴走族のリーダーで気性が荒い。遠征はバイクで移動するのがポリシーで、罰金を払ってまでこだわっている。バッティングフォーム等プレーのモデルは佐々木誠。名前やキャラクターはドラマ『チャンス!』での三上博史と、劇中の彼の役名・本城裕二が由来と言われている。

加瀬 英二(かせ えいじ)
背番号22、右投げ右打ち、三塁手。
三木監督が「入団したときから、打撃フォームはイジるとこが無くケガをする前までは4割を打つのはコイツだと思っていた」と述べるほどの打撃の天才。高校、大学とキャプテンで日本一、ドラフト1位で入団。実際3割を6度も打ったが、数々の女と浮き名を流す球界一の絶倫男ぶりでも有名で、前監督の片平に嫌われ広島東洋カープへと放出される。しかし元「ミスターアスレチックス」のリーダーシップに期待した三木監督に呼び戻される。野球知識はさすがに豊富だが、その長い経歴で優勝争いに関わることはほとんど無かった。名前は加藤英司がモデル。

小野寺 学 (おのでら まなぶ)
背番号3、右投げ両打ち、内野手(遊撃手・三塁手)。
名門・外木場学園高校で主将として2度甲子園に導いた1997年のドラフト1位ルーキー。女性受けのいい甘いマスクと俊足が売りで、出番が多くないにも関わらず数多く盗塁をしている。さらにかなりの強運の持ち主である。性格も素直でアスレチックス首脳陣がこれからに期待している選手。

山本 恒男 (やまもと つねお)
背番号10、右投げ右打ち、内野手。
黒田正弘の一の子分として一緒に飲み歩く。性格的にはだらしないが守備に天性の才能があり、内野はどこでもこなせる。根は練習嫌いだが、物語終盤では真面目に練習に参加し、チームの戦力として活躍。打順は下位打線が多いが、たまに1番で起用されている。風貌はプロレスラーのブルーザー・ブロディ似。

矢島 健一 (やじま けんいち)
右投げ左打ち、背番号14、一塁手。
渋谷貴之とのトレードでダイエーから移籍したベテラン。かつて首位打者を獲得した打棒はいまだ健在で、4番を任されることもあったが、モデルになったと思われる谷沢健一同様、アキレス腱に爆弾を抱えており故障がち。オヤジギャグを連発するためいまいち人望が薄い。

広岡 不二夫 (ひろおか ふじお)
背番号23、右投げ右打ち、外野手。
西武ライオンズから移籍してきたベテラン選手。劇中ではかつて秋山幸二の守備のお手本となったほどの守備の職人。本職は外野だが、捕手以外ならどこでもこなせるいぶし銀のユーティリティプレイヤー。解説者からは出来すぎと言われる活躍を見せた。

八木(やぎ)
背番号25、右投げ右打ち。
広岡とともに西武ライオンズからリストラされ移籍してきたベテランで、主に代打屋として活躍。リーグ屈指の左殺しだが、右投手からは全く打てない。バントも上手く、また一方ではホームランを8本放つなどパンチ力もある。モデルはやはり“左殺し”と呼ばれた西岡良洋、もしくは名前から八木裕と思われる。

脇菜 良晴 (わきな よしはる)
背番号2。右投げ右打ち、捕手。
阪神とロッテでプレーした19年目のベテラン捕手。元チームメイトの小宮山悟のルーキー時代にプロのいろはを教えており、小宮山は苦手にしている。相手の隙を突くリードが定評。佐世保欠場時にスタメンで出場。毒島を好リードし、フィッシュバーンから三振を奪った。モデルは名前から若菜嘉晴。

要 (かなめ)
背番号9。右投げ両打ち。外野手
外野手。山本より先輩のベテラン。色黒。山本と「今年はこれで充分だろ」と言い、三木監督にベンチに引っ込められる。たまにスタメンで1番で起用されることも。モデルは屋鋪要と思われる。

佐藤慎 (さとう しん)
背番号59。
代走の切り札。代走以外での登場が一切無い。他に佐藤という選手がいるのか、「佐藤慎」で通っている。「慎」がフルネームかどうかは不明。佐世保退場時にピンチランナーで出場。

藤川 (ふじかわ)
背番号4。右投げ右打ち。ポジションは内野(ショート)と外野両方をこなす。
通称「こけしバットの藤川」。日韓野球に出場経験がある。清水のお披露目投球、斉木の背番号を賭けた勝負の時のバッター。毒島1年目はレギュラーだったが、2年目からは出てこなくなった。打率は低い。

小野 (おの)
背番号54。右投げ右打ち、内野手(一塁手)。
毒島1年目に登場するが、佐世保らの台頭後は1軍から消える。

ノリス
毒島1年目に在籍したダメ外国人。風貌はチャック・ノリスがモデル。


京浜アスレチックス・首脳陣 / スタッフ

三木 源三郎 (みき げんざぶろう)
背番号80、2軍監督 → 1軍監督。
アスレチックス優勝時のヘッドコーチだが、派閥争いに巻き込まれその後2軍監督に降格したまま20年近く過ごしていた。1996年シーズン途中、片平の退任後のごたごたで代行監督となり、翌年「チック君を投手コーチにする」条件で正式に1軍監督就任。昭和一桁生まれという高齢の為かよく試合中に居眠りをしている。その際にはありえない夢を見ていることも。若手育成が得意で、若き日の加瀬に始まり、佐世保・三条・火野ら多くの選手の才能を見出す。

チックくん
チームマスコット兼1軍投手コーチ。マスコットにあるまじき無愛想っぷりで不人気。しかし着ぐるみの中に入っている人物は野球に関する知識が深く、斉木にサイドスロー転向を勧め、毒島に変化球を教え込むなどしているうちに、1997年は三木の要望で着ぐるみのまま投手コーチに就任することになる。中の人は元アスレチックスのドラフト1位投手「三宅 武」(みやけ たけし)ということになっているが…。

中村 (なかむら)
1軍ヘッドコーチ。三木監督の右腕的存在で、彼の1軍監督就任に伴い2軍から昇格。三木監督が倒れた際には代行監督として指揮した。いつも三木監督の隣にいて、監督は眠りの際にはよくもたれかかられている。

山畑(やまばたけ)
背番号89。近鉄V2時代の選手だった1軍打撃コーチ。「教え魔山さん」とアダ名がつくほど仕事熱心。スランプ中の火野には「月に向かって打て」と言ったり、天秤打法まで伝授した。おかげで火野はノイローゼ気味に。更に火野に西本幸雄ばりの鉄拳制裁をしようとするが、火野にスパイクで蹴られ、全治1ヶ月の怪我を負う。モデルは名前から山内一弘と中畑清かと思われる。

飯島 (いいじま)
背番号85。1軍三塁守備走塁コーチ。優勝を賭けたロッテとの最終戦で毒島貴志のメジャー級の送球を知らずに、加瀬をホームに突入させてしまった。

小川 (おがわ)
背番号83。1軍一塁守備走塁コーチ。矢島が怪我のときに肩を貸していた。

小山 (こやま)
三木の後任の2軍監督。ブスジマチェンジを「今世紀最後の魔球」と言っていたが、三木督督曰くいつも言うことが大袈裟。

安井 (やすい)
トレーナー。彼のマッサージは選手たちから好評。優勝争いの中で疲弊していく選手達のコンディションを誰よりも心配する。三木監督からなかなか名前を覚えてもらえない。

牧野 (まきの)
球団職員で、駒沢フィールドの整備担当。日本最速の速球を投げる毒島が入団してからはスピードガンの精度に熱意を傾ける。ごくたまにチックくんの中に入り踊っている。趣味は社交ダンス。

北島 (きたじま)
役職は不明(マネージャー?)。ダイエー戦でチック君に使い走りを頼まれる。

片平 直矢 (かたひら なおや)
1996年シーズン途中までの監督。理論派を標榜するが、自分が気に入らない選手はトレードに出すか飼い殺しにするなど、監督として優秀ではない。毒島も彼のお気に入りの壷を壊したため2軍落ちとなった。神経質で胃に持病を抱えており、監督退任の直接の原因もそれであった。趣味は陶芸。監督解任後はテレビの野球解説者となっているが、アスレチックスを酷評するなど球団に恨みを持っている様子。

熊谷 (くまたに)
1996年シーズンまでのヘッドコーチ。片平が退任したときに代行監督になったが、指揮した6試合全敗。ロッテとのシーズン最終戦には伊良部秀輝にノーヒット・ノーランを食らい、暴走したファンにハイジャックバックブリーカーを受けた。

木暮 武夫 (こぐれ たけお)
スカウト → 管理部長。「風来坊スカウト」と呼ばれ、各球団で多くの選手を見出し、毒島も彼に才能を見いだされた。劇中で上田利治が賞賛するほどの名スカウトだが、外様ゆえにアスレチックスでの信用はあまりない。1997年からはアスレチックス管理部長に。

小林 (こばやし)
編成部長。外様の小暮には冷たい。同じ関西出身として上田利治を心の師と仰いでいる。古葉竹識を監督として呼ぼうとしていた。

赤沼 (あかぬま)
球団オーナー。毒島の入団テスト時に視察に訪れ、毒島のすっぽ抜けた豪速球をぶつけられる。球団の不人気ぶりに頭を痛め、1997年限りでの球団身売りを考えている。


他球団の架空選手

渋谷 貴之(しぶや たかゆき)
背番号51、右投げ右打ち、福岡ダイエーホークスの内野手。
アスレチックスの正捕手にして主軸打者だったが、プライドの高さが災いしてチームメートと仲が悪く、さらに首脳陣批判を繰り返し、FA移籍をほのめかしたことから矢島との交換トレードで放出。ダイエーでは不動の正捕手・城島の存在と彼の打力を生かすためということで、三塁手に転向する。大のヘヴィメタルファン。同じくヘヴィメタルファンである、ロッテの初芝清とはしばし口論となってしまう。

渋谷 直之(しぶや なおゆき)
背番号19、右投げ右打ち、福岡ダイエーホークスの外野手。
渋谷貴之の弟。アマ全日本の4番を務めた、兄以上の強打者。親に甘やかされて育ったらしく、わがままで子供っぽい。外野守備はやや下手。監督の王貞治を尊敬している。

フィッシュバーン
背番号22→50、左打ち、近鉄バファローズの外国人選手(指名打者でのみ登場するため、登録上内野か外野かは不明)。
3Aで2年連続三冠王の実績を持つ。読売ジャイアンツ2軍時代に毒島と初対戦、その後素行の悪さや外国人枠の関係から1996年途中に金銭トレードで近鉄へ。近鉄では主砲として活躍し、2年連続で本塁打王を獲得する。速球派の毒島大広を「力と力の勝負が出来る選手」と認め、ライバルとして意識する。近鉄監督・佐々木恭介に惚れ込んでおり、「2冠を獲ったら監督をオンセン(温泉)に連れて行く」と発言。モデルは近い経歴のラルフ・ブライアントか。

毒島 貴志(ぶすじま たかし)
背番号7、左投げ左打ち、千葉ロッテマリーンズの外野手。
主人公・毒島大広の実兄だが、兄弟仲は悪い。劇中で木暮スカウトが「和製バリー・ボンズ」と称し、ケガをしなかったらメジャーで3割・30本・30盗塁は軽くクリアする逸材と評価する天才。リトルリーグで世界制覇の経験があり、高校卒業後渡米しマイナーリーグへ入団するが、交通事故で瀕死の重傷を負いメキシコへ移籍、リハビリ中にロッテに入団。走攻守三拍子揃った選手だが、足だけは交通事故からの回復が遅れている。実は木暮スカウトは大広よりもこの貴志を獲ろうとしていた。走攻守そろった天才であったが大怪我をし、復活しても打撃の天才であるところから、前田智徳がモデルであると思われる。

溝口 (みぞぐち)
背番号80、右投げ左打ち、日本ハムファイターズの外野手。毒島とは中学時代から因縁がある。赤堀商業高校からドラフト1位で日本ハムに入団後、2軍で英才教育を受け2年目に1軍昇格。将来を担う1番バッターとして上田監督から期待される。

ジミー・カイテル
右投げ右打ち、背番号50、西武ライオンズの外国人選手。
ピッツバーグ・パイレーツ時代にバリー・ボンズらとクリーンアップを組んだという超大物選手で、ニューヨーク・ヤンキースとの契約に折り合いがつかず来日。日本球界を腰掛けにしか思っておらず、打撃が好調な日でも適当な理由をつけて途中で引っ込んだり、試合に出なかったりする。

菅野 純 (すがの じゅん)
右投げ右打ち、背番号42。オリックス・ブルーウェーブの投手。
サッカーJリーグのシエロ姫路と掛け持ちしている(サッカーではMF)自称「和製ディオン・サンダース(アメフトと野球を掛け持ちしていた選手)」。1997年シリーズ最終戦のアスレチックス戦でプロ初マウンドに立つ。サッカーで鍛えられた足腰から150キロの直球、カーブ・フォークを武器にしている本格派だが、ひょんなことから打席に立つことになった毒島に逆転満塁ホームランを打たれる。

不破 明 (ふわ あきら)
左投げ左打ち、背番号18。千葉ロッテマリーンズの投手。
白武高校卒。ハロルド作石の前作『ゴリラーマン』で、球技大会の際に「ゴリラーマン」池戸定治にホームランを打たれた野球部のエース・不破の数年後の姿である。スクリューボールが武器。


その他

宮道 貴恵 (みやみち たかえ)
毒島の幼馴染というか腐れ縁。大の野球ファンで、毒島のプロ入り後はアスレチックスファンとして球場に足を運ぶ。毒島からプロ初勝利を挙げたボールを贈られたり、毒島とは互いに好意を抱いている様子。

戸田 シンペー (とだ しんぺー)
毒島の広橋中学時代からの悪友その1。中学1年の春に毒島にケンカを売るが、毒島必殺の「一本足(フラミンゴ)頭突き」を食らい以後行動を共にしている。その後音楽の道を志すもあっさり断念。1997年のアスレチックス優勝をかけたダブルヘッダーの2試合目を見るために川上と駒沢フィールドへ行くが、満員のため入れなかった。

川上(かわかみ)
広橋中学時代からの悪友その2。ボウズ頭にメガネをかけ太っている。中学時代はおそらくバスケ部。そのときに「真夏のダブルヘッダー事件」を目撃している。毒島がプロに行ったあとモテるためダイエットし成功するものの、リバウンドしている。

真喜志 (まきし)
広橋中学時代からの悪友その3。大きな目をした濃い顔。その後アート(カメラマン)の道へ。彼が撮った、彼によく似た母親の写真は川岸の手に。優勝をかけたダブルヘッダーの時には出てきていない。なお、シンペー、川上、真喜志は、毒島や貴恵とは違う堂上商業に進学している。

赤沼 由美子 (あかぬま ゆみこ)
毒島がシーズンオフのウインターリーグでハワイに滞在していた際に知り合った女の子。その後日本で再会し毒島が好意を寄せていくが、毒島がスランプに陥った頃に電話で振ってしまう。アスレチックスのオーナーと苗字が同じだが、関係は不明。

志穂 (しほ)
アスレチックスのチアリーディングチーム「アスレチックガール」の1人。モデル並みにスタイル抜群でダンスも上手く、チックくんにダンスの基本を教える。毒島とは仲がよく、チックくん(三宅)には好意を持っている。

金城 (きんじょう)
スポーツ新聞記者で、ウェイクの高校時代の友人。ウェイクの話を聞き、スポーツ紙記者の仕事を放り出してチックくんの正体を暴こうとする。

内田 順子(うちだ じゅんこ)
1997年シーズン中にアスレチックスの身売り先に名乗りを上げた企業「ロイヤル製菓」の女社長。野球に関する知識は全く無い。チックくんを嫌っており、新マスコット「ムッシュ・グルヌイユ」というカエルのキャラクターや、ピンクのユニフォームにしようとしていた。


実在の人物

肩書きおよび所属球団は1996-1997年当時。ストーリー上、全般的に西武と日本ハムは登場頻度が少なめで、近鉄もフィッシュバーンがいる関係で佐々木監督以外の登場シーンは少ない。

上田利治(日本ハム監督)
東尾修(西武監督)
仰木彬(オリックス監督)
江尻亮(ロッテ監督)
王貞治(ダイエー監督)
佐々木恭介(近鉄監督)
近藤昭仁(ロッテ監督)
伊良部秀輝(ロッテ)
小宮山悟(ロッテ)
河本育之(ロッテ)
初芝清(ロッテ)
イチロー(オリックス)
星野伸之(オリックス)
田口壮(オリックス)
鈴木貴久(近鉄)
城島健司(ダイエー)
工藤公康(ダイエー)
小久保裕紀(ダイエー)
落合博満(日本ハム)
野村克也(ヤクルト監督)
古田敦也(ヤクルト)
西本幸雄(元近鉄監督、解説者として登場)
ほか多数。


【備考】
2007年現在、ハロルド作石は月刊少年マガジンにて『BECK』を執筆中だが、2000年頃、この『ストッパー毒島』の続編を近日中に連載開始するという情報が一部マスコミから流れたことがあった。これはマガジン関係者がプロ野球春季キャンプに取材に訪れていた為で、松坂大輔も毒島達との対決を熱望していた。
松坂は連載中まだ高校生であったが、当時から本作を愛読しており、「ブスジマチェンジ」を本当に投げようとしたこともあるという。
和田毅も「ブスジマチェンジ」にヒントを受けてチェンジアップを投げるようになったことを公言しており、テレビ番組で握りを見せたときも「ブスジマチェンジ」のそれであった。
ハロルド作石は、2003年9月25日放送のNHK『トップランナー』に出演した際に、本作の続編の構想をノートに書き続けていると語っている。ただし、この時、依頼があったわけでも発表の当てがあるわけでもないし、実際に書くかどうかも分からないとも語っており、『BECK』の連載が長期化している現状から見て、続編が実際に書かれる可能性は低いと考えられる。ただ、作者がこの作品に対して、非常に強い愛着を持っているのは確かだろう。
当作品に『ゴリラーマン』の不破が登場しているように、ハロルド作石の漫画の世界はリンクしている。『BECK』の作中でも毒島の新聞記事が登場したり、毒島のチームメートである火野が『BECK』の主人公・コユキにとっては高校の先輩であったりする。


(「ストッパー毒島」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年3月24日18時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC%E6%AF%92%E5%B3%B6&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)


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