≪書籍情報≫
著者:
萩原一至
出版社:
集英社
版型:
新書版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
週刊少年ジャンプ・
週刊少年ジャンプ増刊・
ウルトラジャンプ
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『BASTARD!! 暗黒の破壊神』(バスタード あんこくのはかいしん)は萩原一至によるエロチックファンタジー漫画作品。
【概要】
魔法使いであるダーク・シュナイダー(D.S.)と大神官の娘ティア・ノート・ヨーコを中心に、剣と魔法の存在する世界で繰り広げられるヒロイック・ファンタジーロマン・ポルノである。登場する呪文・人物・国などの名称の多くがハードロックおよびヘヴィメタルのバンド名・メンバーの人物からのアレンジである。その他にも漫画やアニメ、特撮などの作品のパロディが随所に見られる。なお、少年誌としては危険なほど過激なシーンが多いのも特徴
『週刊少年ジャンプ』『週刊少年ジャンプ増刊』『ウルトラジャンプ』(いずれも集英社)に連載。2006年現在、単行本は24巻まで刊行、現在『ウルトラジャンプ』誌上にて連載中であるが、『週刊少年ジャンプ』に連載していた当初から休載が目立つ状態であり、近年では2006年9月までおよそ1年間の長期休載状態があったが、それ以降は比較的休載は少ない。
1987年、まず読切版が「WIZARD!!〜爆炎の征服者〜」のタイトルで『週刊少年ジャンプ』に掲載された(コミックスには第1話として収録)。そして翌1988年、同誌で連載が開始されて以降、『週刊少年ジャンプ増刊』、『週刊少年ジャンプ』、『ウルトラジャンプ』と、連載される雑誌を変更し続けてきた長期連載漫画であるために、ストーリーやキャラクターデザインも連載される雑誌にあわせて幾度か大きく変化しており、本編が連載中にもかかわらず、完全版として、コミックス1巻から再コミック化するなど、混乱がみられる。また、雑誌連載時から、コミックス収録時、さらには完全版収録時に、それぞれ大幅な加筆がなされることが特徴となっている。
また、巻を追う毎に作画の精密度が凄まじく上昇してゆくが、その反面ストーリー展開が異常な程に冗長になっており(酷いときは、D・Sが女性キャラクターに性的嫌がらせをし続けるだけの蛇足的なシーンばかりで、ストーリーが全く進行しない回もあった)、22巻後半より始まった戦闘が24巻終了時点でも終了していないなど、最近は物語の引き延ばし感や行き詰まり感も否めなくなっている。
中盤以降はキリスト教の黙示録などに由来する様々な要素がストーリーの重要な横軸として配されており、最近ではそれを共通点として永井豪の『デビルマン』と比較される事も少なくない。だが、『デビルマン』が「広げた大風呂敷をきちんとまとめ上げた希有な作品」と称されるのと比較される形で、本作についてはジャンプ系バトル作品の宿命ともいえるパワーインフレ展開が最新状況でも際限なく続いている状況があり、作者や編集部がここまで広げた物語をきちんと収拾できるのか、疑問視・不安視しているファンも少なくない現状である。
【主な登場人物】
キャラクター名の横の「声」はOVA版のキャスト。
ダーク・シュナイダー(声:矢尾一樹)
ティア・ノート・ヨーコ(声:小山裕香)
メタ=リカーナの大神官ジオ・ノート・ソートの娘。ルーシェとは姉弟同然に育った。D.S.を抑えられる唯一人の存在。一人称は"ボク"。勝気で気が短く、猥褻な行為や自らの倫理観に反する行為には容赦ない。しかしその反面、心情や立場を理解する心は人一倍強く、そこから来る包容力が一種のカリスマとなっている。母はジオと同じく先の魔操兵戦争の五英雄の一人で、「辺境の黒き魔女」と呼ばれた魔導士シリン・テンペスト。初登場時は14歳。「ヨーコ」としては、D.S.の妄想的なシーンを例外とすれば17巻を最後に現在のところ登場が無い。
ルーシェ・レンレン(ルシフェル)(声:渕崎ゆり子)
大戦に敗れ死亡したD.S.が転生した姿。赤ん坊のうちに大神官に発見され、美と愛の女神イーノ・マータの力により魂を封印された。封印の解除には呪文と処女の接吻が必要。名前の由来は元ラットのフォアン・クルーシェと思われる。
四天王
D.S.を補佐するように存在する、D.S.にも匹敵するほどの力を持った4人を指してそう呼んでいた。D.S.自身400年以上生きており、その間にも四天王は何度か入れ替わっている模様で、ノベライズ作品では先代四天王の時代のエピソードが語られている。下記に記すのは原作に登場した現在の四天王である。
カル=ス(声:関俊彦)
冷却系の呪文を得意とする魔法使い。冷静な性格で、暴走しがちなD.S.の抑え役だった(しかし抑えられない事がほとんどであった)。
魔族とのハーフで、それを理由に幼少時には母子共に周囲から排斥され、苦悩のあまり自分を殺害しようとした母親を逆に殺したため、それが強烈なトラウマとなっており、破壊神にはそこにつけ込まれて操られることになった。
後に中央メタリオン4王国を征服、「氷の至高王(ハイ=キング)」と呼ばれることとなる。
氷の魔剣「アイス・ファルシオン」の所有者。現在は汎人類連合を束ねる預言者としての使命に覚醒している。
名前の由来は元ライオン〜バット・ムーン・ライジングのカル・スワン。
アーシェス・ネイ(声:佐久間レイ)
雷撃系の呪文を得意とする魔法戦士。「雷帝」の異名を持つ。雷神剣の所有者。ダークエルフと人間の間に生まれたハーフで、一族に疎まれ棄てられた。D.S.の気紛れから拾われて育てられ、養女かつ愛人となる。D.S.の事を「ダーシュ」と呼ぶ。
名前の「ネイ」は、『ネイ=誰でもない(人間でもダークエルフでもない)』と言う意味で、親から皮肉を込めてつけられた名前である。
このキャラクターのディテール及び設定については、初登場の時期にゲームに関する情報や設定がゲーム雑誌などで頻繁に掲載されていたロールプレイングゲーム『ファンタシースターII 還らざる時の終わりに』の主要キャラクターであるネイの影響が見られる。
名前の由来はアースシェイカー。
ニンジャマスター・ガラ(声:玄田哲章)
忍者とは思えないほど大柄で屈強な肉体を誇り、正面から堂々と戦う事を好む。ただし、ラーズ曰くそのスタイルは「忍術混じりの邪剣」との事。愛刀「ムラサメ・ブレード」は旧世界の技術の産物で、使用者の魂の力を攻撃力に転化する機能を秘めている。このほかワイバーンを操る。
豪快で後先を考えない性格で、「面白けりゃ後はどうでもいい」と公言するが、実際には面倒見の良い親分肌で、部下の忍者たちにも慕われており、一部設定資料では配下の忍者軍団は2000人というものもある。また、仔竜の姿にされたラーズは、敵であったはずの彼のもとに身を寄せていた。
アビゲイル(声:大友龍三郎)
「冥界の預言者」と呼ばれる暗黒の僧侶(クレリック)。破壊神に最初に精神を支配され、その復活に手を貸してしまう。彼にもまた秘密が隠されており、彼がD.S.につき従っていたのにはある理由があった。
破壊神に操られている間は沈着冷静にも見えたが、実は意外とコミカルな性格であることが後に判明。彼が自身とヨーコのコスチュームを変える(変身?)場面は『美少女戦士セーラームーン』のパロディ。その他にも彼の言動には『愛の戦士レインボーマン』『まじかる☆タルるートくん』『宇宙戦艦ヤマト』など幅広いパロディが見られる。
このキャラクターの容姿や初期の表現技法については、映画や舞台で嶋田久作が演じた『帝都物語』の魔人・加藤保憲の影響が色濃い。
名前の由来はキング・ダイアモンドのアルバム『アビゲイル〜冥界の予言者』。
鬼道三人衆
「雷帝」アーシェス・ネイに仕える魔道衆。「血よりも濃い絆」で結ばれているという(ダイ=アモンに関しては疑問だが)。
シーン・ハリ(声:山崎和佳奈)
呪符(フダ)使い。呪文の他に様々な呪符を使って戦う。ネイの命によりD.S.への刺客として登場、女好きの性質を利用して油断させ、蜘蛛の呪符を使って殺そうとした。しかし彼の優しさに触れて戦いを放棄する。
D.S.曰く「処女」。名前を呼んでもらえない。
魔戦将軍ラン・ディ・ローズの実の妹である。
名前の由来はダイアモンドヘッドのシーン(ショーン)・ハリス。
カイ・ハーン(声:小林優子)
魔術と剣技の双方に優れる女戦士。性格的には謹厳実直で、後に仲間となる侍たちともウマが合う様子。D.S.に籠絡されてからは、彼やネイ、ヨーコらとの関係に悩む事になる。
なお、ダイ=アモンに吸血された彼女が運び込まれて処置を受けた「カント寺院」は『ウィザードリィ』のパロディ。使用する剣の流派「破裏剣流」の名称は『破裏拳ポリマー』から。名前の由来は現ガンマ・レイのカイ・ハンセン。
ダイ=アモン(声:千葉繁)
吸血鬼。他の吸血鬼に血を吸われて変異したものではなく、自ら変化し吸血鬼となった「真祖」。吸血鬼の伝統に則り(?)「伯爵」を自称する。かなり特殊で偏った美意識の持ち主で、しかもナルシスト。実際には細身の美青年であるが、普段は筋肉質の大男に擬態している(彼の美意識ではこちらの方が美しく、細身の美青年の姿は醜く思えるらしい)。性格によるものか、言動がいちいち大仰で芝居がかっている。必殺技「吸血破壊光線」などを使うがD.S.に敗れて絶対服従の呪いをかけられる。なお、彼にはニンニクや十字架は通用しない。この突きつけられた時のセリフは『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であるシュトロハイムのパロディ。彼の執事の男の名前は『ルパン三世 カリオストロの城』のカリオストロ伯爵の執事のパロディ。引き立て役になる傾向が強い存在であるが、満月の時ならば単身で数人の魔戦将軍とも対等以上に渡り合う事ができるほどの戦闘能力も持ち合わせている(この時使用した必殺技は『侍ジャイアンツ』のパロディ)。名前及び外見の由来はキング・ダイアモンドから。
12魔戦将軍
4王国を征服し「氷の至高王」となったカル=スに仕える将軍。カルが掲げた、万民が幸福を享受できる理想郷の建設に共感し、厚い忠誠を誓っている。
イダ・ディースナ
2つの宝玉を使って悪魔や幻獣を呼び寄せる召喚士。元はD.S.の部下で、配下の魔獣軍団の主な供給源だったという。名前の由来はトゥイステッド・シスターのディー・スナイダーから。
イングヴェイ・フォン・マルムスティーン
魔戦将軍の筆頭格で、カルに心酔している。『光速の剣』と異名を取るほどの超高速の剣技の持ち主。愛剣「朱闘羅刀(ストラト)」は旧世界の技術の産物だが、魔法は帯びていない。名前の由来はイングヴェイ・マルムスティーンから。
愛剣「朱闘羅刀(ストラト)」の名前はエレクトリックギターのストラトキャスターから。
サイクス・フォン・スノーホワイト
痩身の美男子だが本職は学者で知的好奇心は旺盛。手刀により空間に断層を生じさせ、敵を切り裂く能力を持つ。名前の由来はジョン・サイクスとスノーウィー・ホワイト(共に元シン・リジィ)から。
ザック・ワルダー
魔戦将軍では最年少。徒手空拳による武術「カラーテ」を使う。名前の由来はザック・ワイルドから。
シェラ・イー・リー
魔戦将軍の紅一点だが、女性だということは隠していたらしい。吟遊詩人で、歌声によって相手を魅了する事ができる。また自然物や己の身体を操作するドルイドの技を使い、伸ばした爪を刃と化して攻撃したりする。名前の由来はジェイク・E・リーから。
ジオン・ゾル・ヴァンデンヴァーグ
漆黒の鎧「ブラック・レネゲイド」に身を包む魔剣士。その鎧はほとんどの攻撃を無効化し、魔剣「ソウル・イーター」は斬った相手の魂を吸い尽くすという。名前の由来は元ヴァンデンバーグ〜ホワイトスネイクのエイドリアン・ヴァンデンバーグから。
侍シェン・カーの実兄であり、かつては共に剣技「影流」の道を目指す非常に仲の良い兄弟であった。だが、2人の師匠が「影流」の継承者として彼ではなくシェンを選び、しかも当時ジオンの恋人だった娘をシェンの妻としたことから二人の関係は急激に悪化する。この仕打ちを深く恨んだジオンは怒りをシェンに向け、就寝中の彼を暗殺しようとして誤ってその妻を殺した。そのため、シェンはジオンを妻の仇として追い続けることになった。
バ・ソリー
無数の蟲(むし)を体内で飼い、武器として相手を襲わせたり、自身の傷を回復させたりする蟲使い。名前の由来はバソリーから。
マカパインとともにア=イアン=メイデ国の侍の残党を襲撃するが、復活を果たしたダーク・シュナイダーに敗れる。その後はシェラ、マカパインと行動を共にする。方舟での戦いに参戦していないため、今も健在である。
ブラド・キルス
分厚い鎧に身を固めた巨漢。巨大なハルバードを振り回し、「烈壊怒号撃滅破」で敵を吹き飛ばす。名前の由来はナイト・レンジャーのブラッド・ギルスから。
ボル・ギル・ボル
影を自在に操る「操影術」を得意とする。影の中に身を潜めて影伝いに移動する、他人の影を介して金縛りにする(影縫い)、自身の影を伸ばして巨大化・実体化させ操る「影道魔神霊(しゃどう・まじんれい)」等の技がある。元ネタは「ザ・カゲスター」(「伸びろ影よー!」は同作品のセリフから)。「影道魔神霊」は『マジンガーZ』および『大魔王シャザーン』のパロディ(「ハイハイサー」「パパラパー」などのセリフがある)。性格は単純な武人タイプで、あっさりD.S.に丸め込まれる。名前の由来はポール・ギルバート。
マカパイン・トーニ・シュトラウス
魔糸使い。ほとんど目に見えないほど細い鋼線を駆使し、敵を切断したり傀儡として操ることができる。彼の持つ剣「罪人の剣(ガリアン・ソード。『機甲界ガリアン』のパロディ)」は敵の魔力を無効化する対魔法使い用の武器。名前の由来は黒人ギタリストのトニー・マカパイン。
バ・ソリーとともに魔獣スフィンクスを率いて侍の残党を襲撃。その力量と手段を選ばない戦いぶりで彼らを圧倒し、壊滅状態にまで追い込む。だが、戦いの最中に復活を遂げたD.S.によって蹴散らされ、呪文によって地の果てまで吹き飛ばされて敗北。その後はガラに拾われて手当てを受け、しばらく同行したあと別れてシェラ、バ・ソリーと合流する。
ラン・ディ・ローズ・シュタイン・ノイバウテン
傭兵あがりの魔戦将軍。12将軍中唯一楯を持ち、大剣と鞭の2つの武器を操る戦闘のプロ。鞭はファイアーウィップと言う炎の鞭。大剣はフライングVと言う(名称は同名のエレクトリックギターに由来)。得意技は対象に向けて振り下ろした後切り上げる飛翔Vの字斬り(『超電磁マシーン ボルテスV』のパロディ)。名前の由来は今は亡きランディ・ローズと、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンから。
鬼道衆シーン・ハリの実兄であり、孤児だった彼ら兄妹とカイ・ハーンはかつてネイに育てられていた。その後、成長したシーンとカイは鬼道衆に入るが、彼はカルのもとで働くことを選ぶ。幼馴染であるカイには特別な感情を抱いていた模様。
ロス・ザボス・フリードリッヒ
オカマ言葉の魔戦将軍。魔戦将軍の中では唯一の貴族階級の出身者。ただし、何らかの事情あって奴隷階級である剣闘士に身を落していたりと、謎めいた部分が多い。
理想主義者の多い魔戦将軍の中では数少ない現実主義者で、カル=スが破壊神の細胞に侵されていた事が明らかになった時、このままカルを救出できなければ自分たちはただの戦争犯罪者でしかないと言い切ったほど。
その一方で、空中都市キング・クリムゾン・グローリーを見て「これがラピュタ…!」と言ったり、技に『大鉄人17』のパロディである「超重力子弾(メガ・グラビトン)」があるなど、非常に軽い一面もある。
名前の由来は元マノウォーのロス・ザ・ボスから。
メタ=リカーナ王国
王家
国王
メタ=リカーナの国王。ラーズとシーラの父。戦傷により病身である。物語中における王家を代表する役割はほとんどシーラが担っている為、非常に影が薄い。
ラーズ・ウル・メタ=リカーナ(声:鈴木真仁)
メタ=リカーナの王子。23歳。「竜王子」の異名を持つ。その異名どおり、メタ=リカーナ王家の中でも竜族の血を色濃く引き、竜のオーラをもって鬼神・魔人すら封滅する、竜族のみに伝わる秘剣「封神剣」の使い手である。「魔操兵戦争(ゴーレム・ウォー)」ではヨーコの父ジオ達とともに、大陸を制覇しようとするD.S.の軍勢と戦う。後には魔操兵戦争の五英雄の一人に数えられ、その中でも特別視される伝説的な存在となる。
大戦の最後には伝説の「竜戦士」となり、D.S.と刺し違える。そのときのショックで、ラーズは肉体のみ「竜戦士」に閉じ込められ、そのまま十賢者に「竜戦士」は回収される。人々には、ラーズはこの時点で落命したと思われていた。
本体から吐き出されたラーズの魂は仔竜の姿となって現世をさまよっていた。ガラの元に身を寄せた後は復活したD.S.について周り、前半において物語の狂言回しの役を多く担った。
ラーズが融合した「竜戦士」は、「箱舟」の戦いでアンスラサクスに破壊され、そのときに肉体も開放されたことでラーズは17年前の姿のまま、復活する。そしてヨーコや魔戦将軍とともに、D.S.復活を防衛するために、天使の軍勢に立ち向かうが、上位天使の圧倒的な力の前に敗れる。そのとき一度は落命したが、「救世主」と呼ばれる少年の奇跡で蘇る。その後は、魔界からの侵略に対抗する「汎人類連合」をまとめ上げるため、さまざまな種族の元を奔走している。
名前の由来はメタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒと、『天空の城ラピュタ』のロムスカ・パロ・ウル・ラピュタから。
シーラ・トェル・メタ=リカーナ(声:吉田小南美)
メタ=リカーナの王女。ラーズ・ウルの妹。
白魔術を学んでおり、ヨーコがガラにさらわれた際には代理でD.S.の封印を解いた事もある。アンスラサクスの最後の封印を体内(胎内)に移植されている。名前の由来は『聖戦士ダンバイン』のシーラ・ラパーナ、及び『天空の城ラピュタ』のシータ(兄妹のミドルネームは彼女の本名「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」に由来)から。
臣下
ジオ・ノート・ソート
メタ=リカーナの大神官。先の魔操兵戦争の五英雄の一人。ルーシェ・レンレンに転生したD.S.を見つけて封印した。元々が修道僧であるため、肉弾戦も「極鋼聖拳120段」という、1巻でD.S.が煙たがった程の強さ。妻は同じく五英雄の一人に数えられた辺境の黒き魔女シリン・テンペストであるが、若くして亡くしている。シリンとの間に一女(ヨーコ)あり。名前の由来はジェフ・スコット・ソートとジーノ・ロート。
オババ様
メタ=リカーナの王家に仕える魔法使い。ジオと共にルーシェ・レンレンに転生したD.S.を封印した。本編中では水晶玉を使用した予見なども行う。種族はエルフ。
ボン・ジョヴィーナ
メタ=リカーナの騎士団長。名前の由来はボン・ジョヴィ。
大臣ズ
泣き叫び転げ回るだけのメタ=リカーナの大臣たち。
ア=イアン=メイデ王国
王家
ハリス王
ア=イアン=メイデ王国の王。アビゲイルの「腐敗の軍団」に襲われて、呆気なく国は滅亡、自身は死亡。登場は僅か2コマ。名前の由来はスティーヴ・ハリス(見た目もそのまま)。
マーシ王子
ハリス王の息子。
ハリス王の死によりヨシュアら侍たちの主君としてア=イアン=メイデ王国の復興を目指す立場になるが、わがままな上に狭量で指導者としての能力や人望は完全に欠如している。ついにはアンスラサクスの一部を植えつけられて怪物「キング=マーシー」と化し、逆恨みして侍たちを襲った。しかも大量に現れる。
姿のモデルはウィザードリィに登場するマーフィーズ・ゴーストと思われる。
侍
本編では滅亡した旧ア=イアン=メイデ王国の剣士階級あるいは剣士戦闘集団として登場する。機動力を重視した軽装の鎧をまとい、剣と魔法を組み合わせた独特のスタイルで戦う。「武士道」を重んじる為、卑怯な振る舞いを嫌い、また主君が無能で人望が無い人間であったとしても「忠」の掟には背けない。
ヨシュア・ベラヒア
若くして侍大将(サムライ・マスター)をつとめる男。常に冷静で、戦士としてのみならず優秀な指揮官でもある。愛刀は名刀「鍔鳴り」。秘剣「蝶舞阿修羅斬」振るう際、この太刀の鍔は風切り音を発し真空の刃を大気に放つ。愛用の鎧は「銀峰」。ベラヒア家に代々伝わっており、魔を退ける銀でできている。カイ・ハーンに想いを寄せており、彼女に夜這いをかけようとした(ヨーコに見つかり未遂)D.S.を本気で叩きのめそうとした事もある。名前の由来はジョシュアのギタリスト「ジョシュア・ベラヒア」。
シェン・カー
侍のNo.2。魔法を禁じた暗殺剣である「影流」の剣技の伝承者である。ヨシュアと互角かそれ以上の剣技の持ち主であるが、影流は魔法を禁じ手としているがゆえ、資格取得に魔法スキルの取得が必須となるマスターの称号は持っていない。実の兄である魔戦将軍ジオンを妻の仇として追い続けていた。名前の由来はマイケル・シェンカー。
アンガス・ヤーン
サムライとしては新参だがミフネの側近の一人。仲間の誰もその声を聞いた事がないという、異常なほど無口な巨漢。戦闘では巨大な十字槍を振るう。その正体にはある秘密が隠されている。
なお、彼が「正体」を現す場面は映画『トータル・リコール』のパロディ。そしてその状況に驚くサムライたちの顔は楳図かずおのホラー漫画のパロディ。
名前の由来はAC/DCのアンガス・ヤング。
ヴァイ・ステアベ
血気盛んな若手の侍。ヨーコに好意を持っている一方、D.S.に対しては激しい敵愾心を燃やしていた。しかし方舟の戦いの中で彼の度量を知って敬意を表すようになる。侍たちにおけるコメディパートの役割を最も多く担う。
墜落してくる飛空船からヴァイを救う為、D.S.が彼を投げ飛ばす場面は「緑山高校」の、その直後D.S.が「ちびダーシュ」に分裂する場面は『ああっ女神さまっ』のパロディ。合体の際の掛け声のルビ(ビルド・アップ)は『鋼鉄ジーグ』から。D.S.はこの際の後遺症で眼がみえないままボル・ギル・ボルと戦った。
名前の由来はスティーヴ・ヴァイ。
ヨルグ・フィシス
浅黒い肌を持つ、異国出身の侍。アンガスほどではないが寡黙な人物である。名前の由来はアクセプトのヨルグ・フィッシャー。
ニルス・ショーン・ミフネ
先の魔操兵戦争における五英雄の一人。「ミフネ」は侍大将の称号(元ネタはウィザードリィ及び三船敏郎)。名前の由来はジャーニーのニール・ショーン。
ハメット参謀
モヒ
元々は無名の端役。髪型がモヒカン刈りの為、こう呼ばれるようになった。
悪魔
悪魔王
悪魔王サタン
7大悪魔王
アシュタロス
出典はキリスト教悪魔学における大公爵アスタロト。姿は女性。グラマーな女性と少女の2つの姿で登場する。
アスモデウス
出典はキリスト教悪魔学におけるアスモデウス。姿は男性。作中では無口で殆どしゃべらない。
バエル
出典はキリスト教悪魔学におけるバール。姿は男性(?)。丸々と太った巨体で、自分の事を「ポクチン」と呼ぶ。
ビレト
出典はキリスト教悪魔学におけるベレス。姿は女性。似非関西弁(作者曰く『アタシ弁』)で話す。
ペイモン
出典はキリスト教悪魔学におけるパイモン。姿は女性。脳天気で子供っぽい性格を持つ。リリスが好き。
ベリアル
出典はキリスト教悪魔学におけるベリアル。姿は男性。7大悪魔ではベルゼバブに次ぐ地位を持つと思われるが、ベルゼバブの事はよく思っていない。
ベルゼバブ
出典はキリスト教悪魔学におけるベルゼバブ。姿は男性。7大悪魔のリーダー格で地獄の宰相。
ポルノ・ディアノ
悪魔大元帥(ダーク・シュナイダーには『爆乳大元帥』と呼ばれた)。名前の由来は元アイアン・メイデンのポール・ディアノ。圧倒的な力でD・Sを追い込むが、いつの間にか下着を奪われる。戦いの結末は不明。
コンロン
魔神。自称「地獄のジェントルメン」。レベルは約13000。本来、力では熾天使(後述)には遠く及ばないが、人間の研究によって生み出された、天使の力を無効化する技術「無効共鳴(ヴォイド・ハウリング)」によって天使の軍を壊滅寸前にまで追い込んだ。
ゴーモン・デーモン
人間を拷問にかけることを好む悪魔。魔戦将軍シェラですら相手にならないほどの強さを持つ。彼曰く拷問は芸術らしい。
ゴーモン・ムカデーモン
同じく人間を拷問にかけることを好む。ムカデのような長い体を持ち、無表情で人間を責め苛む。
フラワー・デーモン
下半身が巨大な花になっている悪魔。花の中央は口になっていて、人間を放り込んで喰う。花言葉は「地獄に落ちろ」。なぜか東北弁で喋る。
オーグチ・デーモン
縦に裂ける大きな口が胴体部分についていて、人間を挟んで食べる。
レッサー・デーモン
下級の悪魔。イダ・ディースナが召喚したものと、コンロンが率いていたもので姿が異なる。
その他
リリス
ベルゼバブの下に囚われている人間の美少女。生前の記憶は全て失われて(或いは消されて)いる。
容姿がティア・ノート・ヨーコに酷似しているが、現況では正体は不明のまま。
天使
四大熾天使
ウリエル
「地」の属性を司る熾天使。推定Lvは20万前後。姿は男性。神槍グングニルを持つ。技は「コスミック・44・マグナム」、「ヴァンデン・プラウ・ス」など。究極の技は、グングニルの力によって瞬時に物質化された隕石を激突させる「へヴンズ・クライ」。しかしコンロンの「無効共鳴」によって防がれ、回復能力が使えない状態で一方的な攻撃を受ける。神の正義の為に妹のアムラエルを殺害し、その罪悪感と憎悪により堕天(フォールダウン)する。堕天後ついに発狂、力が暴走し、崩壊してゆく。
ガブリエル
「水」の属性を司る熾天使。推定Lvは30万前後。姿は女性。雷槌ミョルニルを持つ(ただし、劇中には出てきていない。ラファエルの装備だったが、しつこくねだって、譲ってもらったという設定)。熾天使の威厳を感じさせないほど容姿・口調共に子供っぽさがある。D・Sになついている。巨乳。400年もの間地獄に閉じ込められていた。技は「ジェット・トゥ・ジェット・アパカー」(名前は『アルカトラス』の1stアルバム収録曲『JET TO JET』から。『リングにかけろ』に登場する河井武士の放つ必殺パンチ「ジェット・アッパー」のパロディ)。その他、「ガン泣き(本誌連載時は「超泣き」)」という技(『はじめ人間ギャートルズ』のパロディ。ただ泣いているだけなので技と言えるかどうかは微妙なところであるが、破壊力についてはダークシュナイダーも恐れている)も使える。なお、作中では戦うシーンはほとんど見られないが、腕力は150万馬力を誇る。
ミカエル
「火」の属性を司る熾天使。推定Lvは40万前後。姿は女性。炎の神剣レーヴァテインを持つ。熾天使最高の実力を持ち、大天使長でもある。前大天使長(その当時、ミカエルは副官)であったルシフェルを尊敬しており、今も忘れられずにいる。技は「ビクトリー・ザ・レインボーライジング」(名前は『レインボー』の2ndアルバムのタイトル。『リングにかけろ』に登場する高嶺竜児の放つ必殺パンチ「ウイニング・ザ・レインボー」のパロディ)、「ロイヤールハント」(名前はへヴィメタルバンド『ロイヤル・ハント』から。また『リングにかけろ』に登場するナポレオン・バロアの放つ必殺パンチ「ロイヤル・デモン・シード」のパロディ)。究極の技は、レーヴァティンによって生み出された炎の龍を纏って突進する「ゴッド・ハード」。作中では魔神コンロンに使用された(厳密には堕天したウリエルにだが)。超新星にも匹敵する威力を持つといわれるが、「無効共鳴」を使うコンロンには敵わなかった。コンロンに敗れた後、力を失って動けなくなり、それをいいことにD・Sに体を弄ばれた挙句、犯されそうになる。
ラファエル
「風」の属性を司る熾天使。推定Lvは20万前後。姿は男性。ミョルニルをガブリエルに譲ったため、現時点での装備は不明である。技は「エンジェル冥王拳」(『リングにかけろ』に登場する影道殉の放つ必殺パンチ「影道冥皇拳」のパロディ)などだが、ガブリエル同様、作中では戦うシーンはほとんど見られず、現行時点においては狂言回し、状況の説明役としての役割が最も大きい。
その他の天使
六大主天使
マンエル
セヴェル
シンマニフェル
エスフェル
タロエル
ザエル
全てドミニオン級天使。名称はウルトラマン、ウルトラセブンなどウルトラ兄弟のパロディ。ウルトラ兄弟の使用する光線技と似た技を、これまた彼らと似たポーズから発射する。星幽体として現れたルシフェルと戦うが、敗れて全員死亡した。
アムラエル
ウリエルの妹。コンロンの体内に捕らえられ、「無効共鳴」の触媒とされる。名前の由来については、このキャラクターの登場当時人気があった安室奈美恵という説がある。
怪物・精霊
ヒドラ
ゴーレム
D.S.が「大戦」で使用し、メタ=リカーナ城の地下に眠っていた。呪符の力で動き、蹴りの威力は100万t(D.S.談)。
リンチ
「死人使い」ドシに創造されたアンデッド・ソルジャー。人間と遜色ない知性を持つ。破壊神のオプションである三種の魔道器のひとつ「悪魔の鎧(デモンメイル)」を身に着けている為、ガラやネイの攻撃も通用しない。必殺技「烈壊怒号撃滅破」で敵を吹き飛ばす(魔戦将軍のブラド・キルスも同名の技を使う)。鎧の下はフランケンシュタインの怪物のようなツギハギの体である。名前の由来はドッケンのジョージ・リンチから。
サイクロプス
アンデッドとして登場。三種の魔道器のひとつ「妖魔の鎚鉾(デビル・メイス)」を携え、破壊神の組織を移植された事で得た超再生能力を有する。しかし、再生を繰り返すことに耐え得る耐久力までは付与されていなかった。
スライム
ガラのペットとして登場。人間の衣服だけを溶かすように「改良」されている。
コカトリス
カイ・ハーンが使役。口から石化ガスを吐く。水晶によって制御されている。
鈴木土下座ェ門
週刊少年ジャンプ掲載時の名前は「ビホルダー」だったが、D&Dの商標登録だったため、単行本掲載時に名前を変更してデザインも「若干」変更された。スクウェアから発売されたファイナルファンタジーにおいても、これと類似の現象が起こっている。
グリフォン
ネイが騎乗する。名前はロブハー。D.S.の炎の剣で倒される。
ワイバーン
ドラゴン
ワーウルフ
ダイ・アモンの部下。名前はマロン。
ワータイガー
ダイ・アモンの部下。名前はピロン。
ヌエ
ネイの持つ「雷神剣」の力の源である雷獣。
イーフリート
D.S.の所有となった「炎の剣」に宿る魔神。
雷精
ネイが呪文で召喚した雷(風)の精霊。
サラマンダー
雷精に対抗してD.S.が呪文で召喚した炎の精霊。
エデ・イー
本来は「リッチ」だが、やはりD&Dシリーズのモンスターの名称である為、版権の都合で別名に変更され、エデ・イーの個人名が「リッチー」という事になっている(こちらは初出時より)。
4体が存在しているというが、メタ=リカーナに襲来したのは、かつてD.S.に深手を負わされた事のある個体。その遺恨に加えて、三種の魔道器のひとつ「魔王の指輪(サタン・リング)」を贈られ、「低俗な人間の争いに加担」した。名前の由来はアイアンメイデンのキャラクター、エディーから。
この他にもオークやホブゴブリン、ゾンビなどの「雑兵」クラスのモンスターが登場する。これらは特徴的な語尾や、動作音を発するのが特徴的である。
その他
竜戦士(竜戦機、機神ルシファー)
デザインは新貝田鉄也郎。
アンスラサクス
破壊神。カル=スを操り、メタリオン四王国に破壊と混沌をもたらした。その正体は…。破壊光線の焦点温度が87万度を超える、というのはゾフィーの必殺技M87光線のパロディ。名前の由来はアンスラックスから。容姿はH・R・ギーガーからの影響。
エウロペアの十賢者
旧世界の科学者のなれの果て。ある主要キャラクターの正体はこの内の1人である。
暗黒のアダム
ダーク・シュナイダーのこと。メシアを倒す事を使命とした悪魔の地上代行者の名称。
謎の少女
救世主(メシア)
【OVA】
第01話 爆炎の魔術師
第02話 火炎魔神イーフリート
第03話 ニンジャマスター・ガラ
第04話 不死王 ダイ・アモン
第05話 雷帝アーシェス・ネイ
第06話 復活のダーク・シュナイダー
【CD・カセットブック】
外伝 四天王邂逅篇 巻之一
外伝 四天王邂逅篇 巻之二
外伝 巻之三 魔導王封印篇
ワンダフリャ・メガデス
(「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年7月13日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=BASTARD%21%21_-%E6%9A%97%E9%BB%92%E3%81%AE%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E7%A5%9E-&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)