【古本】三つ目がとおる [1~8全巻] 文庫版 (著)手塚治虫

【古本】三つ目がとおる [1~8全巻] 文庫版 (著)手塚治虫

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≪書籍情報≫

著者:手塚治虫
出版社:講談社
版型::文庫版
カテゴリー:復刻版コミックス
連載雑誌:連載雑誌:週刊少年マガジン


≪同一著者書籍≫
【古本コミック】
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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『三つ目がとおる』(みつめがとおる)は、手塚治虫の少年漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。


【概要】
『週刊少年マガジン』(講談社刊)に1974年から1978年3月まで連載された。

1965年の“W3事件”以来、『週刊少年マガジン』及び講談社と関係が絶たれていた手塚治虫が久し振りに『週刊少年マガジン』に登場。松本清張の『火の路』に触発されて生まれた本作は、1970年代の超能力、超古代文明を含むオカルトブームを手塚流に昇華し人気作品となった。

1974年に月1回の読切として掲載されたが、読者から好評を得たのを受けて翌年から毎週連載となった。当時、少年漫画誌での人気が低迷していた手塚治虫が復活を遂げたのは、本作と『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)連載の『ブラック・ジャック』によるもの、と位置付けられている。1977年に『ブラック・ジャック』と本作により手塚は第1回講談社漫画賞を受賞。同年には、講談社から全300巻の『手塚治虫漫画全集』が刊行開始されるなど、手塚と講談社の関係は修復された。

本作は過去に2度アニメ化されている。1作目は『24時間テレビ』における長編アニメで、手塚治虫はシノプシスのみ手がけた。2作目は手塚治虫の死後、テレビ東京系列ほかにて放送された(詳細は下記による)。


【物語】
古代の人類「三つ目族」の末裔で自称「悪魔のプリンス」写楽保介(しゃらくほうすけ)が、親友の和登千代子(わとちよこ)と共に、様々な事件を解決(自分で起こすことも)していく伝奇SF漫画。超古代文明など1970年代のオカルトブームが反映されている。

ストーリーの魅力として、現存する遺跡の謎を手塚治虫独自の発想にて写楽に謎解きをさせていくというところがある。例えば、酒船石は、現在では庭園の水を分配するものと考えられているが、薬を作った物と考察するなど結構真面目な側面を持った展開も登場する。

物語にはしばしば三つ目族の古代遺跡や遺物が登場する。既に失われた文明が残した謎の遺跡に写楽が挑み、その全貌を解明する。難解な古代文字を解読し、自作のマシンで写楽が活躍する様は痛快無比。アリゾナ・イースター島・メキシコなど舞台は世界へと広がる。

サイドストーリーとして写楽が通う中学での学園ドラマもあり、幼稚でいつも皆にいじめられる写楽が三つ目になって反撃する様は、同年代に『週刊少年チャンピオン』で連載されていた『魔太郎がくる!!』(原作:藤子不二雄A(安孫子素雄))に通じるものがあった。学校に登場した教師や生徒が写楽のライバルとなり、後に大きな事件へと発展することもしばしば。


【登場人物】
写楽保介(しゃらく ほうすけ)
本編の主人公。額に眼球のような感覚器官を戴く三つ目族の最後の生き残り。名前の由来はシャーロック・ホームズから、また造形はルーニー・テューンズのエルマー・ファッドからとっていることを全集の後書きで手塚本人が書いている。

和登千代子(わと ちよこ)
写楽の親友で、三つ目の写楽が心を許す数少ない人物。作中で「わとさん」と呼ばれるように名前はシャーロック・ホームズのジョン・H・ワトスンから。

犬持医師(けんもち)
写楽の養父で医師。写楽の亡き母親から、赤子の写楽を預かり育ててきた。写楽には普通の男の子として生活して欲しいと願っている。三つ目の写楽も犬持の口うるさい物言いに反抗はするものの、犬持を父親として認めている。

須武田博士(すぶた)
大学の考古学教授。犬持の親友で、古代文明の研究をしている。考古学資料のためには金も命も惜しまない子供のような性格。そのため写楽を使い度々事件を起こす。

雲名警部(うんめい)
ベートーベン似の刑事。なぜか写楽がらみの事件をよく担当する。なかなかのキレ者だと思うのだが、ほとんどヘタレ扱い。自称「捜査界の学聖」(楽聖のもじり)。但しバイオリンは弾けない。

ヒゲオヤジ
写楽が住み込みで働いている中華料理屋「来々軒(らいらいけん)」の店長。江戸っ子風の熱血漢で自称「バカ田大学出」だが、意外に機転が利く一面を持つ。

写楽の母
名前は不明。彼女もまた三つ目族。赤子の写楽が肺炎になったために犬持の経営する医院に治療に訪れ、写楽を預けて去った直後に雷に頭部を砕かれて死亡した。病の赤子を赤の他人に預けて、急いで去ろうとしたことから、その死には何らかの陰謀が関わっている可能性があるが、結局作中ではそのことについては触れられなかった。なお、彼女が死の間際に着ていた服は犬持が保管しており、写楽にとって母親との絆を感じさせる大事な宝物となっている。

ゴブリン伯爵(ゴブリンはくしゃく)
写楽のおじで、彼にとって写楽は甥に当たる。彼もまた三つ目族であるが、額の目は機能しておらず、その痕跡を残すのみである。頭に大きなコブと、額の目の痕跡も隠す特殊な形のサングラスが特徴。三つ目族の遺産を狙うために写楽を利用しようとしたが、最後は琵琶湖の湖底に子分共々吸い込まれて死亡した。なお、写楽の母親については何かを知っているようだったが、結局それは明かされなかった。


【作品の改編等について】
他の手塚作品にも見られるように、本作も単行本化に際して加筆・改編が行われている。特に連載前半における修正が多く、掲載時には切れ目の無い一連のストーリーとして描かれていたものが、単行本では1冊ないし2冊に収まるようにまとめられた。そのために、雑誌連載版で描かれながらも省かれたエピソードも存在する。グリーブ編の改編は特に顕著であり、雑誌連載版からの改編だけでなく、講談社コミック(KC)版と講談社コミックスペシャル(KCSP)版以降の単行本でもそれぞれ結末が異なっている。また当初は単行本に収められなかった短編も複数あった。

『手塚治虫漫画全集』の刊行に当たっては、当時6巻まで発売されていた講談社コミックス(KC)版を打ち切りにし、その続きから優先して全集に収録されることになった。このため全集への収録順序は連載時の順序と大きく異なるものとなった。この混乱は『講談社コミックスペシャル(KCSP)』 以降の版では修正されている。

なお、先述の単行本未収録話については、ファンからの要望を受け、2003年に講談社プラチナコミック版(コンビニコミックス)に収録された(2008年現在、品切れで重版未定)。また、2008年1月に、講談社漫画文庫より「三つ目がとおる秘蔵短編集」として単行本未収録話を全て収録し発売された。

* 講談社コミックス(KC) 全6巻
* 講談社コミックスペシャル(KCSP) 全8巻
* 手塚治虫漫画全集 全13巻
* 講談社漫画文庫 全8巻
* 講談社コミックスグランドコレクション 全8巻
* 講談社プラチナコミック 全14巻

2007年4月からスタートした「手塚治虫オンデマンドマガジン」サービスでは、単行本未収録話を含む全エピソードの中から自分で選んで単行本化することができるようになった。


【アニメ】
24時間テレビ版
『悪魔島のプリンス 三つ目がとおる』と題された本作は、1985年8月に日本テレビの『24時間テレビ』内で放送された。ストーリーは原作のイースター島航海編をベースにしており、手塚治虫のシノプシスに基づいて東映動画(現:東映アニメーション)が製作した。

スタッフ
* 原作/構成:手塚治虫
* 製作:今田智憲(東映動画)
* 企画:都築忠彦(日本テレビ)、松谷孝征(手塚プロダクション)
* 脚本:山崎晴哉
* キャラクター設計/作画監督:清山滋崇
* 美術設定:池田祐二
* 撮影:森田俊昭(トランス・アーツ)
* 音楽:大谷和夫
* 監督:芹川有吾
* プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、田宮武(東映動画)
* 企画協力:手塚プロダクション
* 制作:日本テレビ、東映動画

メインキャスト
* 写楽保介:藤田淑子
* 和登千代子:高島雅羅
* 犬持先生:岸野一彦
* 須武田教授:田中康郎
* ヒゲオヤジ:八奈見乗児
* 雲名警部:熊倉一雄
* 鬼胴:塩沢兼人
* パンドラ:横沢啓子
* 巨人のボス:飯塚昭三
* 番長:田中亮一
* 悪童:戸谷公次、広中雅志、小林通孝
* 警備員:佐藤正治
* 酔漢:塩屋浩三
* 女生徒:中野聖子、柴田由美子、飯塚はる美


テレビ東京版
テレビ東京系列で1990年10月18日から1991年9月26日まで放送された、原作をベースとした手塚プロダクション制作の連続アニメーションシリーズ。全48話。ラストは原作と異なり、原作はモア編で終わるが、アニメではモア編の後パワーアップした怪植物スーパーボルボックとの対決で終わる。

メインスタッフ
* 原作:手塚治虫
* 企画:後藤田進(日本経済社)、古岡秀樹(学習研究社)、松谷孝征(手塚プロダクション)
* シリーズ構成:関島眞頼
* 総作画監督/キャラクターデザイン:宇田川一彦
* メカニックデザイン:山根公利
* 色彩設定:佐久間クミ子
* 美術監督:岡田和夫
* 撮影監督:白井久男
* 音楽:渡辺俊幸
* 音響監督:加藤敏(東北新社)
* 監督:うえだひでひと
* プロデューサー:小長光信(テレビ東京)、荒井俊茂(日本経済社)、大西邦明(学習研究社)
* 製作:テレビ東京、日本経済社、学習研究社、手塚プロダクション

各話スタッフ
* 脚本:関島眞頼、岸間信明、中弘子、影山由美、荒川稔久、山下久仁明、早川正、他
* 絵コンテ/演出:うえだひでひと、横山広行、五月女有作、広嶋秀樹、望月敬一郎、生頼昭憲、石山タカ明、藤みねお、松見真一、他
* 作画監督:宇田川一彦、宍倉敏、半田輝男、上村栄司、昆進之介、松本朋之、他

メインキャスト
* 写楽保介、ゴダル:伊倉一恵
* 和登千代子:松井菜桜子
* 犬持教授:嶋俊介
* ヒゲオヤジ:緒方賢一
* 雲名警部:石塚運昇
* オサム:田野恵
* タカシ:石田彰
* バンカラ:桜井敏治
* 和登の父:峰恵研
* モア:大谷育江
* ゴブリン:青野武
* マクベス:大友龍三郎
* 天人鳥:滝沢久美子
* モエギ、ボルボック:天野由梨
* ポゴ:深雪さなえ


主題歌

オープニング
* 『? (はてな)のブーメラン』 作詞:青木久美子/作曲:小杉保夫/編曲:信田かずお/歌:徳垣とも子

エンディング
01話 - 47話
* 『ちょっと魔法でばんそうこ』 作詞:冬杜花代子/作曲:つのごうじ/編曲:信田かずお/歌:中島安名(コーラス:つのごうじ、ヤング・フレッシュ)
48話
* 『FRIEND』 作詞:青木久美子/作曲:小杉保夫/編曲:牧野三朗/歌:CHIEMY

※2004年にアニメ『ふたりはプリキュア』が放送された時、「オープニングテーマの『DANZEN! ふたりはプリキュア』が『?(はてな)のブーメラン』とそっくりである」という少々珍しい形の注目のされ方をした。両曲の作詞と作曲の担当者がそれぞれ同一人物だったため起こった事のようである。


ネット局
* 同時ネット局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TXN九州(現:TVQ九州放送)
* 時差ネット局:テレビ岩手、東北放送、山形放送、新潟総合テレビ、テレビ信州、静岡第一テレビ、奈良テレビ、テレビ和歌山、中国放送、長崎放送、TOKYO MX.テレビ(現:TOKYO MX)


【小説】
* 山崎晴哉『三つ目がとおる 悪魔島のプリンス』(1985年、角川文庫) - 24時間テレビで放映されたスペシャルアニメのノベライズ。
* 田中啓文『三つ目がとおる 天狗山の秘密』(2002年、SF Japan Vol.03 手塚治虫スペシャル) - オリジナル短編小説。現在は徳間デュアル文庫の『手塚治虫COVER タナトス篇』に収録。


【ゲーム】
『三つ目がとおる』のタイトルで、MSX版ゲームソフトがナツメから1989年に、ファミリーコンピュータ版ゲームソフトがトミーから1992年にそれぞれ発売されている。主役ではないがセガから2003年に発売されたGBA版ゲームソフト『ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハートの秘密-』にはアトムの宿敵として登場している。


【他作品との関係】
他作品への出演
スターシステムでの和登千代子と写楽保介の客演については、その記事を参照。
この他、ガロンなどが『三つ目がとおる』へと出演している。


(「三つ目がとおる」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2008年12月3日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%89%E3%81%A4%E7%9B%AE%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%82%8B&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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