≪書籍情報≫
著者:
車田正美
出版社:
集英社
版型:
文庫版
カテゴリー:
復刻版コミックス
連載雑誌:
週刊少年ジャンプ
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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『風魔の小次郎』(ふうまのこじろう)とは、『週刊少年ジャンプ』に連載された、車田正美の漫画作品である。ジャンプコミックス全10巻、ワイド版全6巻、文庫版全6巻。
【概要】
大人気を博した『リングにかけろ』(リンかけ)の連載終了後に連載開始。連載当時は相応に人気を博し読者の心に与えたインパクトは非常に大きかったが、様々な事情により連載はやや中途半端な形で終了した(詳細はこちらを参照)。現在は根強い人気を持ち、車田作品の最高傑作と評するファンもいる。
ジャンプでの本編連載終了後も、作画を由利聡が担当した続編『風魔の小次郎 柳生暗殺帖』が月刊漫画雑誌・チャンピオンRED(秋田書店)で連載された(原作は車田正美が引き続き担当。2007年現在は休載中)。
1989年から1992年にかけてOVAが計3シリーズ作られた。
2007年7月26日、車田が自身の公式サイトにてテレビドラマ化を発表、同年秋に独立U局系にて放送される(詳細は後述)。
【ストーリー】
大きく分けて三部構成となっている。
第一部・夜叉篇
白凰学院の助っ人を依頼された風魔一族総帥は背後に別の忍の存在を嗅ぎ取る。それは関東一円の制圧をもくろむ学園の陰で暗躍する夜叉一族であった。助っ人として派遣された小次郎一人による夜叉一族との対決は、小次郎が夜叉側につくサイキック戦士・飛鳥武蔵に足を貫かれ、終結を見るかにみえた。小次郎絶体絶命のその時、風魔から選ばれた戦士達が救援に駆けつけ、夜叉一族と風魔一族との全面対決の様相を呈することとなる。対決の中で夜叉一族の戦士達は全滅するも、圧倒的な強さを誇る飛鳥武蔵の前に徐々に追い詰められていく風魔戦士達。苦境を救ったのは伝説の剛刀・風林火山を手にした手負いの小次郎であった。風林火山の前に超能力を封じられた武蔵は次第に劣勢へと追い込まれていくが、小次郎のとどめの一撃を防いだのは、飛鳥武蔵の手にする封印されていた長刀・伝説の黄金剣であった。はるかなる時を越え、2本の伝説の聖剣がここにあいまみえた。小次郎と武蔵の戦いは、飛鳥武蔵が戦う理由であった妹の死とともに、終わりをつげる。
ドラマ版はこの『夜叉編』をベースにして進められている。
第二部・聖剣戦争篇
夜叉八将軍の敗北によって夜叉のもくろみはついえたかのようにおもわれたが、夜叉による関東制圧は聖剣をめぐるさらなる争いの序幕でしかなかった。小次郎の風林火山、飛鳥武蔵の黄金剣だけではなく、この世には十本の聖剣が存在し、それをめぐって争いが続けられてきたのである。二つの聖剣がもととなり、再び聖剣を巡る戦いが始まる。そして、決戦の舞台は聖地・月へと…
第三部・風魔反乱篇
聖剣戦争が終結して後3月。小次郎と竜魔の行方はようとして知れなかった。そんな中、華悪崇により滅ぼされたはずの風魔一族の中に、危うく難を逃れて無事生き残った者達がいた。そしてその中に「新生風魔一族」を標榜し、古い考えを持つ同族を滅ぼして一族の新しい再興をめざす一派が現れる。そしてその牙は、戦いに生き残っていた小龍にも向けられた。
【登場人物】
本作では全編もしくは複数の部に登場している人物でも部ごとに立場・役回りが大幅に異なる場合が多い為、その様な人物でも、それぞれの部ごとに改めて記載した。
第一部
風魔一族
小次郎(こじろう)
主人公。風魔一族の戦士。修行中の身ながら、群がりくる蜂を木刀一本で打ち落とせるほどの目のよさ・反射神経を持つ。飛鳥武蔵をして「成長したら恐ろしい存在になる。おそらく風魔を背負って立つほどの…」と言わしめる程、その潜在能力は高いが、総帥曰く『バカ』らしい。数多の死線を越えていき後に忍び世界にその名を轟かす風魔最強の五忍一人になる。
ドラマ版では原作以上に活発な後先考えないやんちゃ坊主として描かれており、霧風等風魔の一部のメンバーからは忍に不向きと手厳しい意見が出ている。しかし、その高い身体能力と鋭い洞察力に関しては一目置かれているようである。実力的には風魔の兄弟達にも決して引きをとらないのだが、生来の目立ちたがり屋と喜怒哀楽の激しさゆえ、忍びに向かないいと言う理由で風魔の忍びとして正式に認められていない。風魔の兄達からは、その自由奔放さに呆れているとともに、羨ましくも思っている。偶然にも風林火山の所有者となり、武蔵のサイキックすら容易く跳ね返す程の力を手に入れる。長い修練を経て、風林火山をモノにすることができた。風を操ることができ、風の動きを読み取ることができる。
柳生暗殺帖編では、剛刀である風林火山を使っていた反動で手首を壊してしまっている。
必殺技:風魔烈風剣
キャラクターソング:烈風の証
竜魔(りょうま)
隻眼のサイキック戦士。四方八方から無数に飛んでくる飛杖をその能力でとめる。小次郎を除けばおそらく風魔最強。多くの戦いを制し風魔最強の五忍の一人になる。
ドラマ版では左目に眼帯をしており、それを外す事でサイキックを行使できるようである。3年前、霧風と劉鵬を助けた際に左目を失った事でサイキックソルジャーとして覚醒した。しかし、強大なサイキックの力は竜魔の体を蝕んでいる。使いすぎると死ぬらしい。風魔八忍衆のリーダー格。風魔の長兄として責任感で動いている自他共に厳しい人物。常に本心を出さず、任務に徹することを第一とし、リーダーとしてブレないように努めているが、他のメンバーに対し、時に厳しく時に優しく接し、良き兄貴分として皆から絶大な信頼を得ている。
必殺技:風魔死鏡剣
キャラクターソング:魔鏡の射手
霧風(きりかぜ)
霧を自在に操る。敵に霧による幻影を見せたり、霧に溶け込むように消えたりできる。その能力を駆使して誠士館に制圧されていた他校を影から解放に促していた。ドラマ版では音騙しができる。風魔最強の五忍に数えられる。
ドラマ版では原作以上に感情に流されずに常に客観的に状況を分析する理系的クール且つ厳しい人物として描かれており、小次郎とは正反対の気質の持ち主で、自分にも仲間にも常に厳しく接している。しかし、仲間の死を悲しむ等、冷酷な人物ではない(本当は誰よりも優しいが故に、誰よりをクール徹しようとしている)。小次郎曰く、「皆で遊びに行っても先に帰っているような奴」。本音を殆んど出さず一人で行動することが多いが、何故か竜魔には従っている。昔、自分のせいで竜魔が左目を失ったと思っており、過去の自分によく似ているらしい小次郎に同じ過ちをさせない為に小次郎に悪く振舞っているらしい。風魔八忍衆の参謀役で竜馬の右腕的存在。
『柳生暗殺帖編』では、小次郎にもカルマ衆にも秘めた目的を果たすために、カルマ衆に協力するふりをして、冥土から舞い戻る。小次郎を相手に、『裂魂霧幻刃』で小次郎を敗北寸前まで追い込むも、自らを傷つけ、その返り血の匂いで敵の位置を見抜くという策によって敗れる。
必殺技:風魔霧幻陣、裂魂霧幻刃(柳生暗殺帖編)
キャラクターソング:幻奏
劉鵬(りゅうほう)
8人中最大の巨漢。石灯篭を粉々にするほどの豪腕を誇る戦士。黒獅子同様ただの怪力。後に風魔最強の五忍に数えられる。
ドラマ版では流石に巨漢の演出に無理が在るので巨漢を強調する所は割愛され平均的体型になっている。小次郎や小龍等、風魔の中では未熟なメンバーにとってのしつけ役で良き兄貴分として立ち回る姿が強調されている。また小次郎と同様、コミカルなシーンが多い。性格は温厚で楽天的だがいざ戦いになれば鬼神の様な形相で壮絶な綱パワーを発揮する。風魔のしつけ役のこともあり仲間からの頼られていることが多く、自ら相談役にのってやる人物。チームの円滑剤的存在で、任務の遂行よりチームを上手に機能させることに長けている。
あまり活躍できなかった原作とは違い、ドラマ版では風魔随一のパワー系の能力と忍としての高い身体能力を発揮し、黒獅子との柔道勝負を制する。
柳生暗殺帖編では、小桃を守って頑摩に倒されるも、その身をもって頑摩の武器が豪腕であることを小次郎に伝えた。
項羽(こうう)
羽を使う戦士。白い羽は敵の周囲に舞い自由を奪い、青い羽は一直線に、赤い羽は弧を描いて、黒い羽(影羽)は他の羽の真下をとぶ。風魔八忍衆一人で小龍の兄。
ドラマ版では原作以上に飄然とした人物となっており、原作にもある「項羽の悪ふざけ」を膨らませる形で悪ふざけを好む、悪戯好きで明るい性格になっている(よく風魔の兄弟達に悪戯を仕掛ける)。なお、時にはそれが度を過ぎることもあり恐れられているとか。また小龍の才能を誰よりも認めている、良き兄としても描かれている。小龍曰く「特技は悪ふざけと総帥へのご機嫌取り」だが、総帥のご機嫌取りに関しては真相は定かではない。左利きである。
柳生暗殺帖編では、霧風の次に小次郎と対峙。小龍との連携攻撃に加え、能力を限界を超えたレベルまで引き出す秘儀・『風魔羅将紋』を発動し、双炎陣によって小次郎を窮地に追い詰める。しかし、その双炎陣を破った後に、羅将紋らしき力を発動した小次郎の一撃によって敗れる。軽い自らの羽のひとひらが、敵の命を奪うその重みを誰よりも感じていたようだ。
必殺技:項羽白羽陣・双炎陣(柳生暗殺帖編にて・小龍との連携攻撃)
キャラクターソング:約束の羽
小龍(しょうりゅう)
風魔八忍衆の一人で項羽の弟。兄と同じ羽を使った技を使う。兄に化けていた白虎の正体を見破り、兄と琳彪の仇をとる。項羽がすぐに死んでしまうため、能力・性格とも兄との差異は不明である。ただし、兄が手間取っていた白虎をあっさり倒しているので、実力的には兄より上なのかもしれない。後の風魔反乱篇も含めて非常にクレバーなキャラでもある。風魔最強の五忍に数えられる。
ドラマ版では自分よりも優れており、ほぼ同じ技を使う兄項羽に対し、幼い頃から天賦の才を発揮し、他の忍びの数倍スピード各種の技をマスターするも自分ではなく兄の実力を認められることに不満がありコンプレックスを持つ皮肉屋な人物として描かれていた。その為、他の風魔メンバーとの折り合いが悪かったが、白虎との死闘を経て克服し、亡き項羽を再び兄として見るようになった。
柳生暗殺帖編では、項羽とともに小次郎と対峙。 風魔羅将紋を発動、双炎陣で小次郎を窮地に追い込むも、小次郎とともに聖剣戦争から生還した伊達総司が小次郎の救援に訪れ、とどめを刺すにいたらず、最後は総司との早討ち勝負に敗北する。
総炎陣を受けた小次郎にとどめを刺そうとする項羽を白羽陣で足止めするなど、いくぶんかは小次郎に対する情けも残っているらしい。
必殺技:小龍白羽陣
キャラクターソング:約束の羽
琳彪(りんぴょう)
項羽に化けた白虎に背後から倒される。能力は不明。
ドラマ版では蹴りを中心とし、木刀を併用した格闘術で戦う。白虎から不意打ちを受けた後もそれなりに奮戦するも、敢え無く倒されてしまった。風魔八忍衆の一人。集団作戦よりも単独の隠密行動を好む一匹狼的な風魔。少し自信過剰な所はあるが、竜魔のことは高く評価していた、彼の命令は必ず聞く。
兜丸(かぶとまる)
小次郎たちに合流するため柳生屋敷に向かう途中武蔵と遭遇。一太刀で倒される。能力は不明。
ドラマ版では寡黙な青年として描かれている。麗羅と同様に早い段階から小次郎と合流している。後輩の面倒見がよく、風魔の新人忍びの教育係を任せられている。コンビを組む新人に対し厳しい言葉吐くこともあるが、それは、新人達を死なせたくないという彼なりの優しさの現れである。雷電と同じく雷を操ることができる模様。武蔵とはそれなりに戦い、武蔵の本体を見破ったものの、あえなく倒される。
麗羅(れいら)
兜丸とともに武蔵と遭遇。反撃するもなすすべなく武蔵の前に倒れる。
ドラマ版では小次郎とは同期の忍という事で、原作以上に親しい間柄になっている(小次郎のことを「小次郎くん」と呼び、小次郎からはよく怒られる)。風魔八忍衆の一人で最年少。技のレベルは高いが実戦経験がまだ無い為精神的にはまだ純粋で幼い部分があり無邪気でやんちゃな心優しい少年だが、時には自分勝手な小次郎を一喝する鋭さを見せる。また敵に対しては容赦しない冷徹さも持ち合わせている。木刀の持ち方は小次郎に教えてもらったらしい。朱麗焱には2つのタイプがあり、妖水に使用した連発タイプと、武蔵に使用した単発タイプがある。「○○じゃないよ」が口癖?
必殺技:風魔朱麗焱
キャラクターソング:朱き焔
風魔総帥
特に戦闘シーンは無し。その実力は柳生暗殺帳で明らかになる。最強の風魔であり他の風魔とは一線を画す実力を持つ。式鬼紙なる技を操る他に異空間への移動さえも可能とする。
小桃
原作、ドラマ版とも第一話で登場した、風魔一族の少女。柳生暗殺帳では重要な役割を持つことになる。
白凰学院
柳生蘭子(やぎゅう らんこ)
代々北条家・当主を守護してきた一族の末裔で白凰学院武道指南役。姫の依頼を受け学院を救うため風魔探しの旅にでていき、風魔に助っ人を請いに来た。小次郎に風林火山を渡した。ムチの使い手。自分の感情を押し殺し常に姫子第一行動する。
ドラマ版では、竜魔に思いを寄せており、告白するもあっさりと断られるが別れの時に眼帯を受け取ることになる。
北条姫子(姫)
前総長だった亡き祖父の跡を継ぎ、現役の白凰学院学生ながら現在の白凰学院の総長を務める。お嬢様育ちのため世間知らずのところがあるが芯はしっかりしており、気丈な面を持ち合わせている。幼い頃からともに育ってきた蘭子は、姉であり親友であり、心の底から信頼をよせている。
ドラマ版では、学生でありながら総長として務めなければならない苦悩が描かれている。また原作では少なかった小次郎との絡みが多く、小次郎と相思相愛の仲になる。
氷川(ひかわ)
白凰学院の将棋部生徒。決勝戦で西脇と対戦する。主審に注意されるも西脇に白凰に戻るように説得する。
ミキ
姫の友達。卒業できればどこの学校でもいいと言っている。
トモ
不明。
良子
柔道部マネージャー。劉鵬に好意を抱いている?
*氷川以下4人は原作には登場しない
誠士館
飛鳥武蔵(あすか むさし)
誠士館最強の男。長刀とサイキックを操る。本来はどの組織にも属さない流浪の戦士だったが、ただ一人の肉親である妹・絵里奈が余命一年の病気にかかっており、その命を守る為(入院費を稼ぐため?)誠士館に雇われている。ストイックな性格で、任務の際しては心が動くことは皆無であるが絵里奈の前では一人称が「お兄ちゃん」になるなど、戦いの時とは違う顔を見せる。
長刀の中には封印された伝説の聖剣の黄金剣が隠されていたが小次郎が手に入れた同じく伝説の聖剣の風林火山との戦いの中で封印を解かれ姿を現した。
ドラマ版では黄金剣は夜叉一族の切る札である為原作の設定が違うので、彼の所有する長刀は普通の木刀である。原作と同じくサイキックソルジャーであり、竜魔と互角以上の力を使えるが、竜魔とは違い酷い体力の消耗は起こっていない様子である。小次郎との決戦に敗れた後、風林火山の力によりサイキックの能力を失った。
柳生暗殺帖編では、神の作ったまがいものである現世を破壊するために、無名と名乗り、柳生カルマ衆に協力する。 その実力は、小次郎と激戦を繰り広げた蓮夜を顧みることなく一蹴するほど。
必殺技:飛龍覇皇剣、緋龍円舞閃(柳生暗殺帖編)
キャラクターソング:覇皇星
西脇
誠士館の引き抜きに応じた元白凰学院の将棋部生徒(ドラマ版にのみ登場)。決勝戦で白凰学院の氷川とそれなりの対戦をするも敗れる。勝ち続けていたためか監視が外れ、人質も解放されたため白凰学院の復学手続きをする。
飛鳥絵里菜(あすか えりな)
武蔵の幼き妹で、すべてを賭けて、守るべき存在。原因不明の不治の病によって入院している。
ドラマ版では小次郎と友達になり、壬生との面識もある。武蔵と小次郎の対戦中に高熱を出し、幽体離脱(?)して武蔵の元へ行き、戦いをやめるように説得する。
夜叉一族
誠士館を裏で支配し暗躍する108人の忍。
壬生攻介(みぶ こうすけ)
飛鳥武蔵と並び立つ誠士館最強戦士の一人。小次郎が白凰学院にやってきてから最初に戦った夜叉。クールな性格ながら、初戦にて敗退した小次郎を見逃す(OVA版)等、夜叉の中では比較的温厚な方である。樹齢三千年の一位樫でつくらせた百年に一度の名刀を使う。実力的には夜叉八将軍クラスと思われるのにその地位にないことや姓(夜叉姓ではないこと)から、夜叉一族ではなく武蔵同様傭われ戦士ではないかという説もある。(ただし本人は初登場時に「夜叉一族の一人」と名乗っている。またシリーズ初期に登場した敵が後から登場する格上の敵より強そうな印象を与えることは、少年漫画においては珍しいことではない)
ドラマ版では夜叉姫の弟であり、夜叉の「斬り込み隊長」と呼ばれている。八将軍より上位で、夜叉一族頭領である夜叉姫に次ぐ2と言える令官の地位を持つ。原作のクールさはほぼ皆無で、血気盛んな性格となっている。八将軍登場後も存命であり、自分を負かした小次郎への打倒に執念を燃やしている。実力的には夜叉八将軍と同格だが、夜叉姫からの勅命で、夜叉八将軍の司令官を任せられる。仲間からは実力ではなく、情で選ばれたと陰口をたたかれているが、本人は実力で選ばれたと信じている。小次郎との戦いで負傷したため司令官の座を武蔵に譲ることになる。また武蔵とはかなり親しい様子であるが、彼の実力に嫉妬している部分がある。黄金剣を奪ってからは冷酷な部分が目立ち始める。陽炎曰く、「壬生の剣は大気を凍らせる」。陽炎の言葉に踊らされるもようやく武蔵が正しかったことに気づき、陽炎を殺し、小次郎と対峙、霧氷剣の種を破られ敗北する。死の前に、武蔵に黄金剣を託す。
必殺技:霧氷剣
キャラクターソング:氷葬
影三兄弟【水影(みずかげ)・闇影(やみかげ)・月影(つきかげ)】
夜叉姫からの抹殺指令の下、連日活躍する小次郎を倒す為派遣された。ドラマ版の登場は無い。
夜叉姫(やしゃひめ)
誠士館の総長であり、夜叉一族の頭領。
ドラマ版では気位が高く、性格はヒステリックそのもの。忍びのエリート、夜叉一族の血筋であることに強い誇りを持ち、自分の先祖と戦った北条家を激しく憎んでる。黄金剣を奪った弟の壬生を『忍に兄弟の情など無用』と殺すよう命令する。それでいて壬生を心配するする一面があるなどかなり複雑な人物。陽炎にやられそうになるも壬生により難を逃れる。103流の忍び一族の統一と十聖剣の奪取が目的。
魔矢(まや)
矢の使い手、原作では夜叉の招集のための矢を放つシーンにのみ登場する名前も無いキャラであったがドラマ版では最終決戦において蘭子と対戦する。
夜叉下忍(やしゃげにん)
ドラマ版においては白凰学院と誠士館の対決が多く描かれておりその際に下忍も活躍をしている
サッカー部…3忍。小次郎よりも女装が下手。
野球部…小次郎によりすぐにやられる。
ボウリング部…3忍が裏で隠れて仕組みを働くも竜魔にやられる。
パティシエ部…白凰の調理器具に細工をする。隠れてみている所を兜丸にやられる。
その他…風魔4忍の前にあっさりとやられる。
夜叉八将軍
誠士館が制圧した地区をおさえている夜叉一族最強の戦士たち。姓は作中では不明だが、夜叉一族の姓は「夜叉」ではないかとの説もある。
白虎(びゃっこ)
項羽、小龍と対戦。項羽の白羽陣の前に倒れるも、とどめをさされる前に紫炎に助けられる。意識を取り戻すと、紫炎と相打ちになりその場に倒れていた項羽を発見してそっくりに化けて柳生屋敷に潜入する。屋敷では琳彪を項羽と思わせて不意打ちで倒すが手の傷が項羽達の羽使いにしか使えない筈の傷を受けている事を小龍に気づかれ正体を現すが、小竜と亡き兄項羽の力を合わせた技の前に倒された。透明人間になれる?登場キャラクターのうち、もっとも忍らしい忍。
ドラマ版では幼い頃に夜叉に連れ去られて過酷な修行をさせられた中で生き残った二人のうちの一人。ともに修行を乗り越えた紫炎とは強い絆で結ばれている。基本的に八将軍の権力闘争にはまったく興味はない。自分が化けた相手の技すらもコピーできる等、原作以上に手強い相手となっている。内容が最近風にアレンジされ携帯電話で連絡を取るなど忍ながら進歩している
必殺技:白虎白羽陣(項羽の必殺技のモノマネ)
不知火(しらぬい)
名乗る暇も与えられず竜魔に倒された。容貌と能力は不明。
アニメ版では素顔が描かれ、その名の通り鬼火を纏って登場。ドラマ版ではナックルと呉鈎での攻撃を得意とし、攻撃的な人物だと推測される。単独行動を好み、無口でほとんど喋らない為何を考えているかわ解らない。黙って前に出る特攻隊長的存在。竜魔と互角の格闘戦を展開するも、死鏡剣によって粉々に砕かれた。
紫炎(しえん)
項羽と対戦。紫色の炎を使う火遁忍術の使い手。相性の良さもあって終始圧倒するも、影羽の前に相打ちとなる。八将軍最強と評されることもある。
ドラマ版では白虎と同じく、幼い頃に連れ去られた生き残りの一人。白虎の同期にして無二の親友。キザな物言いが特徴で、すぐに相手につっこむ。一見、冷淡に見えるが、白虎のことを「仲間」と呼ぶ等、身内に対しては不器用な優しさを見せる。
必殺技:夜叉紫砲炎
雷電(らいでん)
霧風と対戦。落雷を操る。一時は霧風を一蹴するも、倒したかに見えた霧風は実は幻。霧風の実態をつかめぬまま翻弄される。チェーンの先に分銅がついた武器を使う。
ドラマ版では原作に比べ好戦的かつ激情的で直情な性格で人間臭さが抜けない人物として描かれており、また八将軍なったばかりの忍びで、その点から他の八将軍からも軽く見られていた様子。実力は高いが、その性格の為すぐキレるために冷静な判断ができない。暗鬼とともに霧風と対峙、暗鬼に本体を教えてもらって霧風を攻撃し断崖に追い詰めるも、音騙しにまんまと騙されて自ら崖下に転落し、命を落とした。
夜叉姫にはその気はなかったものの、彼女に対し異性として好意を抱いていた様子。その為か黒獅子同様、八将軍司令官の座を狙っている。
闇鬼(あんき)
霧風と対戦。盲目の戦士。盲目を補うために激しい修行を行い、聴覚、嗅覚など他の四感の感覚が異常に高く発達している。その為霧風の本体をことごとく見破る。
ドラマ版ではかなり冷静な人物として描かれていが、霧風の音騙しにより動揺した所を背後から木刀の一突きを受け、倒される。かつて仲間の裏切りよって重症を負い、視力を失った為、誰一人信じなくなった非情な男。
黒獅子(くろじし)
八将軍最大の巨漢。武蔵が夜叉一族をのっとろうとしていると疑っている。単なる怪力と思われる。
ドラマ版では流石に巨漢の演出に無理が在るので巨漢を強調する所は割愛され平均的体型になっている。
冷酷非情だった原作とは違い、ドラマ版では、パワー系の技を得意とする巨漢だが、妬みっぽい性格で、自分が一番強いと過信している。隙あらば、壬生を倒して、自分が八将軍を牛耳ろうと考えている。と公式ホームページの紹介されているが、ドラマ本編では、正々堂々と戦う武闘派として描かれており、単純で情に厚いようで劉邦と似た一面がある、劉邦との関係も単なる敵というよりは良き好敵手という間柄になっている。劉邦との柔道勝負で敗北後、黄金剣と思われる長刀を手にした壬生に用済みと見なされ惨殺されてしまう。
妖水(ようすい)
小次郎と対戦。内側が鋭い刃になっている輪のついた鎖を操り敵の自由を奪う。
ドラマ版では演じた俳優がヨーヨーの世界チャンピオンと言うこともあり、武器も刃のついたヨーヨーに変更された。待機中は常にヨーヨーで遊んでいる。無口だが、自分の武器に異常な愛着を持っており、それで相手を切り刻むのを無常の喜びとする偏執狂であり、夜叉への忠誠心は薄く、相手を切り刻めめるなら、どんな組織でもいいと思っている強い嗜虐癖の持ち主で、陽炎とともに霧風、小龍、麗羅と対戦。自ら八将軍最強と豪語し、小龍、麗羅の二人を同時に相手して互角以上に渡り合い、小龍に白羽陣を使わせる隙を与えないなど実力を見せ付けるが、麗羅の朱麗焱が引火したヨーヨーを受け止めてしまい自身が炎上、狼狽したところを麗羅に木刀で一撃され絶命した。
陽炎(かげろう)
武蔵の制止も聞かず竜魔と対戦。死鏡剣の前に粉々になる。木刀の他、長い棒も使う。
ドラマ版では壬生攻介と並んで大きく人物像が改変された人物の一人。原作と違い中性的で妖しげな雰囲気を纏った男。木刀と大振りの扇子(鉄扇か)を武器として使い、分身技も会得している。壬生に忠誠を誓っているらしいが…。前衛に出るタイプなく、火をつけて高みでからのぞく策略家タイプ。外部の人間である飛鳥武蔵に敵愾心を持ち、壬生攻介をけしかけて追い落としを図る。それが一因となり壬生が出奔するものの、自身は八将軍のうち六人が風魔に倒された責任を夜叉姫の前で追及して、武蔵を更迭させ代わりに指揮官の座を手に入れる。その後、妖水とともに霧風、小龍、麗羅と交戦、自身は霧風と対峙、お互い分身技を駆使して戦うも及ばず討たれた。…かに見えたが、実は夜叉の下忍を使った身代わりの術により死を免れており、そのまま夜叉姫の指揮下から離脱。北条姫子をさらって風魔と武蔵を潰し合わせ、夜叉乗っ取りを画策するも計画が発覚、見苦しく足掻いた挙句に最期は壬生の黄金剣で身体を貫かれ、霧氷剣で凍結させられた。
必殺技:陽炎分身
第二部
第二部の設定に関連する重要な用語について先述する。
伝説の十聖剣
風林火山、黄金剣、征嵐剣、白朧剣、紅蓮剣、鳳凰天舞、雷光剣、十字剣、紫煌剣、幻夢氷翔剣の総称
約四千年前に大地を護り治めるために、神の手によって聖地(月)で作られたとされる十本の聖剣。それぞれが独特の能力を秘めており、神が認めた正統の戦士が手にすると、神と同等の力が発揮されると言われる。逆に正統でない者が手にしてもその十分の一も能力を発揮できず、聖剣の能力に飲み込まれて自滅する。
正統の戦士
神に大地を護る使命と聖剣を持つ資格を与えられた十人の戦士。
コスモ(秩序)とカオス(華悪崇)
正統の十戦士は何時の頃からか“コスモ”と“カオス”という二つの勢力に真っ二つに割れ、転生を繰り返しながら現代に至るまで四千年もの間決着のつかない争いを続けてきた。今では聖剣も戦士も散り散りとなり、伝説となっていたが、カオスの胎動とともにコスモの戦士たちも聖剣に導かれるように集い始めていくのである。
コスモ正統戦士
神の意思に従い、あくまでも大地の秩序を保つために聖剣を守ろうとする、現代に転生した五人のコスモ正統戦士たち。
小次郎(こじろう)
聖剣:剛刀・風林火山(ふうりんかざん)。
能力:鋼鉄さえも断ち切る剛刀の聖剣で、万物に存在するありとあらゆる物を断ち切るだけではなく、所持者に風・林・火・山の如き(疾きこと風の如くの機動力、徐なること林の如くの敵の視覚を惑わす力、侵掠すること火の如くの攻撃力、動かざるのこと山の如し防御力)能力を与えるだけでなく所有者をとおしてサイキック戦士たらしめ、死界の入り口から生還させたり、時間を逆転させたりするなど時空を飛び越える力を発揮する。戦いの中で古い衣を脱ぎ捨て風林火陰山雷(ふうりんかいんざんらい)へ進化を果たし唯一、鳳凰天舞に対抗できる聖剣となる。
夜叉との抗争後、カオスに襲われた事で聖剣戦争に巻き込まれる。カオスとの戦いに備えて、同じコスモの戦士を探して行く事となる。
飛鳥武蔵(あすか むさし)
聖剣:長刀・黄金剣(おうごんけん)
能力:所有者の肉体の一部となり、その感情の高まりに応じて光り輝きそのまま破壊力となって爆発する。感情によって力を発揮する黄金の太陽ごとき長刀の聖剣。対涅絽戦において、振りかざす際に背後に太陽の幻影が浮かび上がる。
絵里奈の死後、無気力なまま放浪の旅を続けていたが、カオス襲撃によって否応なく聖剣戦争に関わる事になる。
竜魔(りょうま)
聖剣:征嵐剣(せいらんけん)
能力:嵐の如き突風と共に操り出される一振りは相手の体を寸断し、また暴風や時空嵐を制御し、敵を時空の亀裂に吸い込ませる嵐の聖剣。
当初は小龍らと共にカオスについて探っていたが、伊達の導きによってコスモ正統戦士として目覚めた。
死牙馬(シグマ)
聖剣:白朧剣(びゃくろうけん)
能力:魂の輪廻転生を司る聖剣。刀身から発する白いオーラは生命を吸い取り、邪悪なる者の魂の輪廻転生を許さず、刀身の内部に未来永劫封じ込めてしまう死神の聖剣。
白朧剣の目覚めと共に現れた男。本人曰く、「前世の頃から小次郎を知っている」との事。顔の傷跡のせいで厳つい様相に見えるが、意外にも穏やかな性格。
伊達総司(だて そうし)
聖剣:紅蓮剣(ぐれんけん)
能力:その名の通り、紅蓮の炎で相手の全てを焼き尽くす。強力な炎の攻撃を繰り出すだけでなく蜃気楼を作り出し相手を惑わすことさえできる。紅蓮の炎を放つ炎の聖剣。そしてその炎は聖剣戦争にて対戦した朱羅のみならず所有者自身をも…
武蔵を除けば、第2部で小次郎が最初に出会ったコスモ正統戦士。既に聖剣戦争の事情を知っており、小次郎達、他のコスモの戦士達をサポートしていく。さらに聖剣戦争後の柳生暗殺帖編では火の守・伊達家唯一の生き残りとして、意外な形で小次郎や風魔一族と関わっていくことになる。新たな武器を所持し目にも留まらぬ神速の居合い抜きを操る。
カオス正統戦士
自らの欲望のために神に逆らい聖剣を奪取、自らを皇帝と名乗った一人の戦士と、聖剣の持つ魅力に負け皇帝の下に集った四戦士たちの集団。その目的は十本の聖剣を全て手に入れ、人類の支配だけでなく大地そのものを神の手から奪い手中に収めること。全員が銀色の目と銀色の髪を持つ。(原作版では邪火麗(ジャッカル)のみ瞳孔が銀色、眼球が黒という異様な眼をしている)
華悪崇皇帝(カオス)
聖剣:鳳凰天舞(ほうおうてんぶ)
能力:十本の聖剣の頂点に位置付けられている聖剣で神に等しき力を宿しており、その存在感は他の聖剣をひれ伏せてしまう。他の聖剣と戦士の魂を支配する力を持ち、聖剣と戦士の力を操ることさえができる。もっとも雄々しくもっとも神々しく神の力にもっとも近い聖剣。
涅絽(ネロ)
聖剣:雷光剣(らいこうけん)
能力:刀身の側面から生える六本の牙が本体であり、その中に各々雷神が宿り封じられており、雷神の如き強烈な電撃と電光で相手を貫き倒す雷の聖剣。
なお、涅絽は華悪崇の参謀としての役割も担っている。
雄皇(オズ)
聖剣:十字剣(じゅうじけん)
能力:その刃は文字通り相手を十字に切り裂くだけではなく、大地に触れれば大地を十文字の亀裂を刻む程の威力秘め、また敵を十字剣そのものに磔にし大地の奥底に落とすことさえ可能する地の聖剣。
邪火麗(ジャッカル)
聖剣:紫煌剣(しこうけん)
能力:四千年の星の輝きで作られた聖剣。その輝きは相手の影のみを残し、本体を光の中に消し去ってしまう。また敵の攻撃を防ぐ光の輪を発生させる。十本の聖剣の中で最も美しく神秘的な力を秘めた光の聖剣。
朱羅(シュラ)
聖剣:幻夢氷翔剣(げんむひしょうけん)
能力:周囲の大気を瞬時に氷結させ氷の世界を作り上げてしまい、放たれる冷気の攻撃は絶対零度で敵を凍りつかせることとができ、また相手の脳裏こと潜在意識の中に宿り眠っている恐怖や憎しみ愛するものの記憶を具現化し幻覚が襲い掛かる精神攻撃を掛ける事ができるという二つの能力を持った氷と幻惑の聖剣。
その他
白霊山の魔女
白霊山の頂上で白朧剣を略奪者より守護する女性。その正体は山の頂に咲くコスモスの花。なぜかセーラー服を着ている(アニメ版では巫女風の衣装に変更されている)。
羅沙亜(ラシャア)
聖剣・雷光剣を手に飛騨一族を全滅に追いやり、小次郎より風林火山を奪取すべくその姿を現す。聖剣を持たない小次郎を雷光剣の力で圧倒するも、その後風林火山を手にした小次郎に真っ二つにされる。
紫苑(シオン)
目の前で羅沙亜を倒され小次郎に挑むが、風林火山の前に手も足も出なかった。とどめを刺される前に現れた華悪崇皇帝に小次郎が向かっていったため、生死は不明。
亜沙悪(アーサー)
華悪崇皇帝の勅命により紫煌剣を授けられて風林火山を持つ小次郎と対戦するが、聖剣の正統戦士でないため紫煌剣の発する光をことごとくはね返され、最後はその光に体を貫かれた。
堕毘穪(ダビデ)
亜沙悪同様、十字剣を授けられて紅蓮剣を持つ伊達総司と対戦。同じく十字剣の能力を十分に発揮することができず、紅蓮の炎に包まれた。
龍王院狂須(クルス)
飛騨一族の戦士。飛騨一族は、奇襲により倒された総帥以下多数の戦士の仇として、小次郎を含む風魔生き残りの5人を取り囲むが、誤解は解け、その場を後にするも、その後華悪崇により全滅する。
第三部
旧』風魔一族
小次郎(こじろう)
生き残り最強5戦士の一人。聖剣戦争後行方知れず。
竜魔(りょうま)
生き残り最強5戦士の一人。小次郎同様、聖剣戦争後行方知れず。
小龍(しょうりゅう)
生き残り最強5戦士の一人。マインドコントロールされたかつての仲間の背後にいる夢魔の存在に最初に気づく。
霧風(きりかぜ)
生き残り最強5戦士の一人。夢魔の存在に気づかぬままわざと雷炎を逃がすが、後を追い敵の罠に落ちる。
劉鵬(りゅうほう)
生き残り最強5戦士の一人。夢魔の裏切りに激怒して掴みかかるが、マインドコントロールの前になすすべなくボロボロにされる。
十蔵(じゅうぞう)
一族の生まれ変わりを望む雷炎の不意打ちに倒れた。
魔仁、炎雷(まじん、えんらい)
名前のみ登場。容姿、能力、死因は不明。
『新生』風魔一族
雷炎(らいえん)
十蔵殺害後、その矛先を小龍へと向けるが返り討ちにあい、捕らえられる。
夢魔(むま)
一族唯一の精神支配(マインドコントロール)の天才児。集団催眠を使い風魔反乱を企てる。風魔一族の中でも最高の戦士の一人に数えられる。
雷蔵(らいぞう)
反乱首謀者のうちの1人。帰ってきた小次郎・竜魔にあっというまに倒される。
死紋(しもん)
最強の戦闘集団をもつことを夢見て風魔乗っ取りを企てる。「新生風魔一族」の全てをマインドコントロールで操っていた夢魔以上の天才。その力の前に霧風、竜魔でさえも屈した。
【アニメーション】
1989年から1992年にかけてOVAが計3シリーズ作られた。現在は全巻が収録された『風魔の小次郎DVDコレクション』が販売されている。シリーズは「夜叉篇」(第1-6話)「聖剣戦争篇」(第7-12話)「最終章 風魔反乱篇」(第13話)に分けられ、スタッフも各シリーズごとに一部入れ替わりがある。
担当声優
* 小次郎:難波圭一
* 飛鳥武蔵:速水奨
* 竜魔:堀秀行
* 柳生蘭子:小山茉美
* 北条姫子:水谷優子
* 霧風:飛田展男
* 劉鵬:屋良有作
* 項羽・小龍:中原茂
* 兜丸:小林通孝
* 麗羅:関俊彦
* 琳彪:山寺宏一
* 夜叉姫:平野文
* 壬生攻介:井上和彦
* 白虎:堀内賢雄
* 雷電:広中雅志
* 陽炎:小杉十郎太
* 闇鬼:堀川亮
* 妖水:塩沢兼人
* 黒獅子:銀河万丈
* 紫炎:塩屋翼
* 絵里奈:本多知恵子
* 華悪崇皇帝:鈴置洋孝
* 涅絽:平松広和
* 邪火麗:古田信幸
* 朱羅:子安武人
* 雄皇:草尾毅
* 紫苑:島田敏
* 羅沙亜:柴本浩行
* 伊達総司:松本保典
* 死牙馬:矢尾一樹
* 総帥:田中秀幸
スタッフ
* 原作:車田正美
* 製作:白川隆三、高橋豊
* 企画:肥田光久、沢登昌樹(第1-6・13話)、沢登昌樹(第7-12話)
* 監督:うえだひでひと
* 構成:小山高生
* キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智
* 協力:なかむらかつなり
* 動画・仕上協力:J.C.Sインターナショナル、スタジオロビン、アートランド、南町奉行所
* 動画:J.C.STAFF、スタジオみれっと
* 美術監督:内田好之(第1-6話)→筒井典子(第7-13話)
* 背景:アトリエ11(第1-6話)、スタジオアクア(第7-13話)、TEAM'S ART(第11話)
* 色彩設定:武内和(第1-6話)
* 仕上:スタジオルンルン、スタジオNコン、スタジオぴえろ福岡分室、J.C.STAFF
* 特殊効果:阿部郷(グレル工房)、太田憲之(第3・5話)
* 撮影監督:森口洋輔(第1-7話)→小澤次雄(第9・13話)、神山茂男(第10話)、高橋明彦(第11・12話)
* 撮影
o スタジオWOOD(スタジオウッド、第1・3-7話)
o ティ・ニシムラ(第2話)
o スタジオパートナー(第8話)
o イージー・フイルム(第9話)
o ACC谷原スタジオ(第10話)
o スタジオボストン(第11・12話)
o スタジオあどりぶ(第13話)
* 撮影協力:アズハタプロダクション、安津畑隆(第11-13話)
* 編集:掛須編集室(第1-6話)→JAY FILM Co.(第7-12話)→ジェイ・フィルム(第13話)
* タイトル:マキ・プロ
* 現像:東京現像所
* 音響監督:松浦典良(第1-6話)→渡辺淳(第7-13話)
* 音響監督補 渡辺淳(第1-第6話)
* 音響制作:現
* 効果:神保大介
* 録音:大塚晴寿、小原吉男(第1話-6話)→小原吉男(第7-12話)
* 調整:鶴田圭介(第13話)
* 録音スタジオ:整音スタジオ(第1-12話)→GEN(第13話)
* 音楽:今泉敏郎
* 音楽プロデューサー:小栗俊雄
* 音楽制作:フロムイースト
* 広報担当:原田徹 (第7-12話)
* 広報デスク:増島由美子(第7-12話)
* 制作担当:西沢正智(第7-12話)→秋吉幸雄(第13話)
* 制作デスク:谷口悟朗(第7・8話)→横井孝(第13話)
* アシスタントプロデューサー 佐藤奈都子(第7-13話)
* 制作プロデューサー:阿部榮滋(第1-6話)→阿部倫久、島崎克実(第7-12話)→阿部倫久(第13話)
* ブロダクション・マネージャー:川崎とも子(第13話)
* プロデューサー:加藤長輝、風間康久、増島由美子(第13話)
* 制作協力:J.C.STAFF、プラスワン(第5話)
* 制作:アニメイトフィルム
* 製作・著作:ムービック/CBS・ソニーグループ
主題歌
オープニングテーマ
『DON'T GO AWAY』(第1-6話)
『SHOUT』(第7-12話)
作詞・作曲:青木秀一/編曲:NIGHT HAWKS/歌:NIGHT HAWKS(CBS-SONY RECORDS)
『風の戦士(ソルジャー)』(第13話)
作詞:車田正美/作曲・編曲・演奏:今泉敏郎/歌:三浦秀美(Sony Records)
エンディングテーマ
『GOOD-BYE MARRY』(第1-6話)
『ON MY WAY』(第7-12話)
作詞・作曲:青木秀一/編曲:NIGHT HAWKS/歌:NIGHT HAWKS(CBS-SONY RECORDS)
『あの日風の中で…』(第13話)
作詞:車田正美/作曲・編曲・演奏:今泉敏郎/歌:三浦秀美(Sony Records)
【実写ドラマ】
2007年秋よりTOKYO MX・tvk・サンテレビほかにて放送開始。原作の第一部を元に制作する。
原作発表よりかなり年月が経っている為、携帯電話で連絡を取ったりその妨害電波を発信する場面、あるいはコンビニに関する描写があるなど、現代風のアレンジが加えられている。
なお、放送されていない多くの地域や初期の放送分など見逃した回の放送は公式ページから無料で視聴出来るサービスがなされ、毎週金曜日から随時追加配信されていた。
キャスト
* 風魔八忍衆
o 小次郎 - 村井良大
o 竜魔 - 進藤学
o 劉鵬 - 高山猛久
o 項羽 - 坂本直弥(ON/OFF)
o 小龍 - 坂本和弥(ON/OFF)
o 霧風 - 古川雄大
o 麗羅 - 鈴木拡樹
o 兜丸 - 八代真吾
o 琳彪 - 高橋剛
* 白凰学院
o 北条姫子 - 川原真琴
o 柳生蘭子 - 亜弓
* 誠士館(夜叉一族)
o 飛鳥武蔵 - 川久保拓司
o 壬生攻介 - 藤田玲
o 陽炎 - 田代功児
o 紫炎 - 丸山敦史
o 白虎 - 齋藤ヤスカ
o 黒獅子 - 城田純
o 闇鬼 - 遠藤公太朗
o 雷電 - 原田琢磨
o 妖水 - 川田祐
o 不知火 - 板橋春樹
o 夜叉姫 - 岡本奈月
* その他
o 飛鳥絵里奈 - 今泉野乃香
スタッフ
* 原作 - 車田正美
* シリーズ構成 - 伊藤崇 / 大岡俊彦
* 脚本 - 伊藤崇 / 大岡俊彦 / 笹野恵
* 音楽:亀山耕一郎
* アクションコーディネート:ACファクトリー(冨田昌則 / 新上博巳)
* 協力 - コスパ
* 衣装協力 - コスパティオ
* 監督 - 大岡俊彦 / 市野龍一
* 制作プロダクション - ゼネラル・エンタテイメント
* 製作 - 「風魔の小次郎」製作委員会(東宝、ムービック、ソニー・ミュージックエンタテインメント、電通、電通テック)
主題歌
オープニングテーマ
流星ロケット
作詞:みく/作曲:輝喜/編曲:輝喜+武井浩之/歌・演奏:アンティック-珈琲店-/レーベル:Music Ray'n
エンディングテーマ
永遠の刹那
作詞・作曲・編曲:渡辺未来/歌:ON/OFF(坂本直弥・坂本和弥)/レーベル:Music Ray'n
ミュージカル
ドラマのキャストによるミュージカルが3月12日から16日にかけて新宿シアターアプルにて上演
ネットラジオ
項羽・小龍役の坂本兄弟によるネットラジオ『風魔の小次郎 ラジオ風林火山!』2006年1月18日から3月7日にかけて音泉にて配信
ゲスト
* 村井良大(1月25日、3月7日)
* 鈴木拡樹(2月1日)
* 川久保拓司(2月8日、2月29日)
* 藤田玲 (2月15日)
* 進藤学 (2月22日)
【エピソード】
原作者の車田は本宮ひろ志のファンとしても知られるが、実は横山光輝の「伊賀の影丸」の熱狂的ファンでもあった。その伊賀の影丸の影響の元で連載開始したのが本作品であるが、「伊賀の影丸」において悪役イメージが定着した風魔一族をあえて主人公サイドに置く、現代を舞台にするなど、大胆なアレンジを加えている。
当初は、名門学園の勢力争いに現代まで生き残っていた忍(しのび)の者たちが秘密裏に関わってくる、という荒唐無稽なスタートを切った本作。第二部に入ってからは、舞台を一気に宇宙規模に拡大した。連載当時のファンの中には、当時珍しかったファンによるコスプレやグッズ作成もあった。そのように熱狂的なファンを獲得していったのである。
ところが、第三部に入ると、突如として忍の一流派内の抗争へとスケールダウンする。しかも、メインキャストである風魔最強の五忍のうち、劉鵬・小龍・霧風の三忍が次々と死亡してしまい、結局マインドコントロール合戦で決着をつけるという展開で幕を閉じている。
しかし、後日刊行された単行本に車田曰く「父が本作連載中に死去した」と初めて明かされた。それによると、聖剣戦争篇後さらにスケールの大きい構想があったという。だが前述の実父の死に直面し連載を続ける気力が持たなかったらしい。
(「風魔の小次郎」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2008年10月15日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%A2%A8%E9%AD%94%E3%81%AE%E5%B0%8F%E6%AC%A1%E9%83%8E&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)