≪書籍情報≫
著者:
えすのサカエ
出版社:
角川書店
版型:
B6版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
月刊少年エース
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
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『未来日記』(みらいにっき)は、えすのサカエによる漫画。月刊少年エース(角川書店)において2006年3月号から連載中。単行本は6巻まで発売されている。2008年第32回講談社漫画賞では少年部門の候補作にノミネートされた。
【あらすじ】
中学2年生である天野雪輝は、周囲に関わろうとせず"傍観者"であることを望んでいた。彼は見聞きした全てを携帯電話の日記に付けている。また友人と呼べるのは、時空王デウス・エクス・マキナと彼の小間使い・ムルムルだけである。もっとも、これらは雪輝の空想であり、実在するわけではない…はずだった。ところが、ある日、自分がまだ体験していないはずの未来が、日記に書かれるようになる。それは空想のはずのデウスの仕業だったのだ。未来を知ることで調子に乗り、有頂天になる雪輝。しかしその後、同じように未来日記を持つ人間が自分を含め12人いることと、その12人による次期時空王の座をかけた殺し合いのサバイバルゲームが開かれていることを知る。1stとなった雪輝はクラスメイトの我妻由乃が同じく未来日記所有者の2ndであること、自分に対する異常な偏愛を持ったストーカーであることを知る。由乃の協力を経て、連続殺人犯である日記所有者3rd火山高夫を撃退するが、この奇跡を超える奇跡により、雪輝は、他の日記所有者から命を狙われる事になる。そして、由乃や他の日記所有者、クラスメイトや警察官西島の協力を受けながらも、雪輝はこの殺人ゲームに立ち向かっていく。
【登場人物】
未来日記所有者
物語は時空王に選ばれた12人の未来日記の所有者同士のサバイバルゲームである。各人物には序数がつけられており、作中で所有者同士が互いを呼ぶ場合などで、その序数そのままや「○番目の所有者」などと表現される。未来日記を所有しはじめた順番だと推測できるが、作中では明記されていない。
1st - 天野雪輝(あまの ゆきてる)
所有未来日記:無差別日記
本作の主人公。市立桜見中学校に通う2年の少年。自分の空想の存在だったはずのデウスのゲームに巻き込まれ、未来日記所持者同士の殺し合いに巻き込まれることになる。だが、火山との戦いで、殺される予知を覆し逆に相手を殺し返した奇跡を超える奇跡を見せたため、他の未来日記所有者達から真っ先に狙われることとなる。神の座には興味がなく、ただ生き残ることを目的に戦う。
元々は寂しがり屋なのに、傷つくことを怖れて傍観者する臆病な性格。泣き虫なのかすぐに涙ぐむことが多い。だが、未来日記所有者と戦っていく内、勇敢さを発揮する事も多くなっていく。欠点として調子に乗る傾向があることと、あまり他人を疑う事がないため他の未来日記所有者に騙されやすいところがある。
趣味は日記をつける事とダーツをする事。ダーツは普段から携帯しており、「未来日記を破壊されれば死」というルールがある未来日記所有者との戦闘で使用することも多い。そのため、相手が所有する未来日記をダーツで破壊することも少なくはない。現在、両親が離婚したため、母親に引き取られている。だが、母は滅多に帰ってこないため一人でいることが多い。
彼が所持する携帯電話「無差別日記」は、自分を中心とした周囲の未来を無差別に予知する能力がある。元々は趣味として自分の見た物を日記に書いていた物を改良したもの。全日記中最多の情報量を持つが、普段から傍観者でいようとしたため、自分自身のことが一切書かれていないという欠陥がある。また、あくまで雪輝主観の情報に依存するため、雪輝が間違った情報を把握した場合は間違った情報のままの未来が表示されてしまう。
我妻由乃に対しては、現状ではまだ恋愛感情を抱くまでには至らず、彼女がストーカーという事実とその得体の知れない印象から心情は複雑のようだが、理由はともあれ彼女が自分を想ってくれている事実と献身的に自分を護ろうとしてくれている事は理解しており、彼女の窮地には身を挺して助けに来るような状況も多い。なお、由乃とは別に気になる人もいたらしい。10th(月島狩人)との交戦の際、成り行きで仕方なかったとはいえ由乃と正式な「恋人」となった。だが、後に4th(来須圭悟)との交戦中に「好きだ」と告白する。
みねねの無差別テロが原因で中学が閉校したため、市立梅里中学校へ転入。そこで日野日向や野々坂まおと友達になっている。
少年エース2007年5月号に掲載された「花子と寓話の未来日記」では、由乃のストーカーぶりについて相談するため作者の前作「花子と寓話のテラー」に登場する亜想探偵事務所へ赴く。
2nd - 我妻由乃(がさい ゆの)
所有未来日記:雪輝日記
雪輝と同じクラスメイトの少女。美人で成績も良く皆の憧れであるが、実は雪輝に惚れているストーカー。火山から雪輝を守るために共闘したことをきっかけに行動するようになる。神の座には興味がなく、ただ雪輝と一緒にいたいとしか思っていない。また、「DEAD END」以外で唯一「HAPPY END」が未来日記に表示されている。
雪輝のためなら何の迷いもなく全てを犠牲にして行動することが多い反面、他の人間には無関心、または雪輝に近づく女性に対しては敵とみなし殺そうとする。雪輝曰く、感情起伏の"スイッチ"が入ると常軌を逸した発言や行動を取る。雪輝の身に危険が迫ったり、自分の思い通りにならない事があるとよく起こる。普段は雪輝の事を「ユッキー」という愛称で呼んでいるが学校では他人行儀で「雪輝君」と呼んでいる。
雪輝との出会いは1年前で、「将来の夢」のアンケートに何を書けばいいのか分からず、放課後の教室に居残っていた時に知り合う。そこで同じく居残っていた雪輝の「家族みんなで星を見に行きたい」という彼の両親の離婚によって叶わぬ夢を肯定し、彼と「家族」として星を見に行くため「私が未来のお嫁さんになってあげる」と言った事が好意に繋がっている。雪輝の母親とは意気投合し彼女から親公認カップルとみなされたが、仮に雪輝の母が自分との仲を認めなかったら殺すつもりだった行動も見られる。
料理や家事全般は上手。両親は海外に出張しており二人とも不在。自宅は電気が止められている。自宅の一室に3つの死体が転がっており、デウスによると雪輝が死体を目撃することは因果律の崩壊する出来事らしい。実際はこの死体の二つは海外に出張していることになっている両親であり、最後の3つ目の死体の正体は不明。そのため、彼女が母親のことを思い浮かべたとき、家の死体の事を思い浮かべていた。そのことに関してか、精神的に非常に脆く、不安定らしい。自分自身追い込まれた際、無意識的にいい用に記憶は改竄されている。
彼女が所有する携帯電話「雪輝日記」は、雪輝の未来を10分おきに記録する能力を持つ。非常に限定的な内容(ただし自分のDEADEND等の告知は普通に行われる)だが、その有効範囲はその特性上恐らく無限であり、雪輝の「無差別日記」と組むことで「完全予知」が可能となる。ただし逆に考えれば「雪輝日記」は上記の性質上、雪輝にとって最大の敵ともなる存在である(現に雪輝は彼女から逃げ切る事が出来なかった)。なお、日記中の雪輝は少々美化され過ぎる傾向がある。
彼女が雪輝を一方的に助けている印象を受けがちだが、実際は火山やみねねとの戦闘のように雪輝をサポートする側に回る事もある。一方で椿に捕まって御目方教の信者達に陵辱されかけた時や、礼佑の改造スタンガンを喰らって毒ガスを吸いかけた時など由乃が窮地に陥った際、雪輝に助けられる事もある。この事からも「未来日記」自体の相性を除外しても良いコンビであると言える。
雪輝同様他の日記所有者と比較するとこれといった超常的能力は持たないものの、礼佑戦において座禅のようなポーズを組み、「豊穣礼佑」になりきったかのように彼の心理を読むなど謎の特技を併せ持つ。
みねねの無差別テロの影響で、彼女も雪輝と同じく市立梅里中学へ転入する。だが、雪輝とクラスが離れたことや、雪輝が「友達」と仲良くする姿を見て心の中にクラスメイトへの殺意を燃やしている。
彼女の行動や特徴などからヤンデレとみられることがある。
少年エース2007年5月号に掲載された「花子と寓話の未来日記」では、亜想大介・平沼カナエ・花子らに寓話扱いされてしまう。なお、えすの検定によると(なぜか)本作の主人公。
3rd - 火山高夫(ひやま たかお)
所有未来日記:殺人日記
世間を騒がせている連続通り魔事件の犯人。その正体は市立桜見中学校の教師で、雪輝と由乃のクラスにおける英語担任をしている人物。
彼が所持する携帯電話「殺人日記」は、自分が起こす未来の殺人の状況を記録する能力を持つ。事前に犯行方法とその結果が分かるようになったため、完全なる殺人計画書とも言える。
最近成績を良くなったりと、劇的な変化が見られる雪輝を未来日記所持者と判断し襲ってくる。だが、由乃の協力もあり、彼の日記がダーツで壊されて消滅する。なお、素顔公開前に消滅した為、マスクを外した素顔は不明。
4th - 来須圭悟(くるす けいご)
所有未来日記:捜査日記
通り魔事件容疑者の火山を追っていた警察官。役職は課長。殺人ゲームを見逃せないため、最初に皆に狙われた雪輝を保護すると言った。みねねとの戦闘後、雪輝と由乃と共に共同戦線「未来同盟」を結成する。
彼の所持する携帯電話「捜査日記」は、未来の自分の捜査状況が記録される能力を持つ。これにより起こる事件を事前に知ることができる。その特性上、得られるのは当人が所属する桜見署の管轄内の情報に限られるが、デウスにより所有者全員が桜見市内に配置されているため非常に有効となっている。網羅する範囲は「千里眼日記」に次いで広いと思われる。だが、雪輝など、事件を起こさない人間には無効と言う欠点がある。また、捜査権限の無い場合は当然予知は出来ない。
「未来同盟」結成後は、雪輝たちと行動しサポートをしていたが、敵であるはずのみねねと取引で携帯のメールアドレスを交換し、みねねに情報をリークさせるなど意図不明の行動を取る。また、雪輝が由乃の自宅の扉を開けた事で因果律が崩壊した直後、「捜査日記」を見て焦りを見せていた。
彼には家族がおり、妻と息子が一人いるが、息子の余命が三ヶ月しかないと言われたため、息子を助けるために神になろうとする。その際、神になる意思がない雪輝と由乃と未来同盟を解消し敵対することになる。その際、雪輝たちを陥れ、狩人の殺人犯に仕立て上げる。雪輝たちを追い詰めたが、雪輝の銃弾により重傷を負い、さらにみねねの供述により自分に捜査権限が外されたことで未来日記が無力化し敗北。みねねに何かを託した後自分の未来日記を壊し、雪輝に激励を送りながら消滅する。なお、この時のために用意しておいた真相のファイルにより、自分の冤罪ということで雪輝は無罪となっている。
5th - 豊穣礼佑(ほうじょう れいすけ)
所有未来日記:はいぱーびじょんだいありー
雪輝の母「天野礼亜」の会社の同僚の息子。雪輝達の戦いの為に信者だった両親が亡くなったので、雪輝の家で預かる事になった。雪輝や由乃、雪輝の母からは「れい君」と呼ばれる。いつも両手に腹話人形をつけている。
雪輝と由乃は彼にとって両親の仇だが、彼の両親は不仲だったらしく、その件に関して雪輝と由乃に対する恨みは殆ど抱いていない。むしろ好意を持っており、親身に接してくれる雪輝の母にも懐く。そのため、気絶した雪輝の母を戦闘に巻き込まない配慮もした。しかしエリート志向と子供ゆえの残酷さも持ち合わせており、遊び感覚で雪輝と由乃を殺そうとする。
彼の持つ絵日記「はいぱーびじょんだいありー」は一日に3度のみ未来が記録される能力を持つ。そのため、逐一未来が記録される他の未来日記よりも情報量が少ないため最弱だと言われている。だが、青酸ガスやスタンガンなどの小道具を使用したり、3歳か4歳ぐらいなのに卓越した知略によって雪輝と由乃を追い詰めるなど未来日記抜きでも侮れない実力を持つ。
青酸ガスのトラップを仕掛けて雪輝を瀕死に追い詰め、由乃に対して解毒剤をかけたゲームを仕掛ける。一時は由乃を追い詰めるが、命を省みない雪輝の助太刀もあり、由乃に日記ごと包丁で刺される。その後、解毒剤を由乃に渡し、彼女がいずれ雪輝と殺し合う事になると予言。自分に勝った由乃が最後に勝利する事を願って消滅する。
3巻おまけ漫画では、ムルムルから未来日記所有者に選ばれた際、彼女に「宇宙人に会わせるのならゲームに参加する」という条件を出し、デウスの皿を使ったUFOで宇宙へ行っている。
6th - 春日野椿(かすがの つばき)
所有未来日記:千里眼日記
新興宗教「御目方教」の教祖。信者達には‘御目方様’と呼ばれている。普段は座敷牢にいる。生まれつきの弱視(左目)で右目は髪で隠れていたり閉じていたりすることが多い。自らのDEAD ENDの運命から逃れるため、二度もDEADENDフラグを潰してきた雪輝と手を組む。
彼女が所持する巻物「千里眼日記」は、1000人を超える信者達や客人の報告により"遠く"離れたものの未来が記録される能力を持つ。未来の「報告」の予知という性質上日記に書かれていることは主に現在の事象だと考えられる。広範囲のことを知ることができるが、その内容はあくまで他人からの報告であり自身の目で視た出来事ではないため、内部からの情報操作や情報攪乱には弱い。そのため、催眠術を使用する平坂が天敵となる。
両親(おそらく前教祖)が死んでから信者たちから陵辱を受けていた。母親の形見の手毬を心の支えにするも紛失し、「こんな世界は無くていい」と思うようになり、世界を滅ぼすために神の座を狙う。
天敵である平坂の撃破後、本性を表し、本来の目的であるみねねを囮にやってきた雪輝と由乃と来須を一網打尽にするために雪輝を裏切る。弱った由乃を捕獲し、彼女を囮に雪輝を殺そうとするが、平坂が行った情報攪乱の応用を雪輝に用いられ、ダーツで日記を破壊されて消滅する。
7th - 戦場マルコ & 美神愛(いくさば- & みかみ あい)
所有未来日記:交換日記
二人組みの未来日記所持者。マルコはリーゼントの男で「カウンター馬鹿」と称される程カウンターに異常にこだわるケンカ好き、愛は逆ナンが好きな女で、ナイフを幾本も隠し持っている。かまどの未来日記を使用して孫所有者のふりをしていたが、雪輝たちの懐に入り込んだ瞬間に本性を表す。二人でお互いにお互いを観察し続けたラブ日記を所有していて、由乃を守らなかった雪輝に対しベランダから突き落としたりと、愛については人よりも敏感な様子。由乃と雪輝の日記を取り上げた。孫所有者であった時の日記はそれぞれ「常勝無敗ケンカ日記」と「逆ナン日記」。マルコの日記はケンカの際の相手の手を予知し、いかにクロスカウンターを決めるかという一点に絞られた日記で、本人の強さも相まってケンカに置いてはほぼ無敵の能力を誇る。愛の日記は自分が次に逆ナンする男の顔、名前、評価、居場所、そして彼女自身の文章で書かれた批評がリスト化されたもの。その特性から、男の居場所を知ったりするには非常に強い能力を持っていると考えられる。
8th - 上下かまど(うえした-)
所有未来日記:不明
桜見市内児童養護施設「母の里」の院長。多くの子供たちを育てている肝っ玉母さんで面倒見がいい。戦場マルコたちと手を組み、孫所有者たちに指示を送りながら雪輝たちと交戦する。
彼女が所持する日記はレンタルBLOGサーバーそのもので、サーバーを通して相手に未来日記の力を与える。未来日記を持てる孫所有者は投稿数の規定数によって決められておりすぐになるわけではない。また、あくまでも彼女の日記はサーバーなのでオリジナルとは違いがあり、携帯電話のアンテナがないところでは使用不能になったり、日記を壊されても消滅はしない。
9th - 雨流みねね(うりゅう-)
所有未来日記:逃亡日記
宗教施設・宗教関係者に対するテロ活動を行ってきた筋金入りのテロリスト犯。 8歳の頃、中東を旅行中に宗教紛争に巻き込まれて両親を失った過去から神を憎み犯行を行ってきた。ゲームに勝利して神になる目的は「神」であるゼウスを殺す事。目的の為なら躊躇も容赦も全くない残酷な人物。中東を転々として海外を逃げ回り、今は桜見市に潜伏している。18歳。
彼女が所持する携帯電話「逃亡日記」は、自分の未来の逃走ルートが記録される能力を持つ。安全な逃走経路を知ることができるため捕まえることは困難だが、テロリストである彼女の犯行を記録する来須と、信者1000人によって監視できる椿には簡単に見つけられるため天敵となる。
同じ犯罪者である火山を追っていたが、それを打ち倒した雪輝を狙うようになる。雪輝の通っている中学校に大量の爆弾や地雷を設置し、それを使って雪輝を殺そうとするが雪輝と由乃の日記の連携による「完全予知」の前に敗北。雪輝のダーツから携帯を守るために左目を犠牲にして逃亡したものの椿の千里眼日記とは相性が悪かった事もあり、御目方教に捕まって拷問を受ける。その際、既に失明していたと思われる左目を完全に抉り取られ、それ以降は眼帯を付けている。由乃に関しては「異常」として警戒すると共に力量を認めている。
御目方教での戦闘後、来須圭吾と手錠を外す交換取引としてメルアドを交換する。その後、来須から情報をリークされる。雪輝達が5thと交戦した後、来須圭悟の代わりに天野邸へ行き、雪輝に「2nd(由乃)は、お前の最大の”敵”だ」と忠告をした。目的のため手段を選ばない人物のため、来須と戦ったときは雪輝側についた。
10th - 月島狩人(つきしま かりゅうど)
所有未来日記:飼育日記
雪輝の友達である日野日向の父親。髭を生やした男性。妻とは離婚して娘とも別居中。病的な愛犬家で、犬には豪勢なフランス料理を振舞う一方、自分はカップメンを食べている。特にメアリーという犬を可愛がっている。その一方で実の娘である日向を利用するなど「人は犬より劣る」という考えを持つ。自分の犬を使用し、所有者だと思われる人物を殺してきた通り魔事件の張本人でもある。
彼が所持する携帯電話「飼育日記」は、彼の愛犬達への命令と遠吠えによる報告を記録する能力を持つ。携帯電話からリーダーである『アルファ』に命令を出し統率を取ることができる。
所有者だと思わしき人物である或に狙われたことで、デウスに第三者に譲渡しても良いかを提案する。だが、却下されたことで無断で日向に譲渡し、或を始末させようとする。最終的には危険視していた来須に追い詰められ、銃で撃たれて死亡する。
日向に対して神になって時間を巻き戻して家族をやり直したいと嘘ついているが、それが本当に嘘だったかは不明
11th - 不明
12th - 平坂黄泉(ひらさか よもつ)
所有未来日記:正義日記
自称・正義のヒーロー。しかしその正義と悪の概念は「勝った者が正義、負けた者が悪」と、かなり歪んでいる。御目方教を邪悪な教団とみなし襲い掛かってくる。結果的に邪悪な教団だったため、直感が正しかったのかたまたまだったのかは不明だが考えは正しかった。
全盲だが、それを補う超聴力と強力な催眠術を持つ。正義の味方のコスプレと称して、烏避けの風船の様なマスクと黒の全身タイツを着用している。また、偽者による陽動作戦のシーンから鑑みるに、この衣装のスペアは少なくとも4着ある様だ。目的となっている人物以外は、たとえ日記所有者であろうと正義の味方として助ける。そのため、みねねを椿に比べればテロリストなんて可愛いものだと解放し、雪輝に椿に騙されていると警告もしている。
日記の所有者達の関係をジャンケンに例え、日記や、その所有者の性質・能力からお互いの優劣が存在すると宣言した。(例:千里眼日記は逃亡日記に対して強いが、その代わり内部からの情報操作には弱い、等)
彼の所持するボイスレコーダー「正義日記」は、自身が信じる正義に基づいて倒すべき悪事と守るべき弱者を記録している。そのため、自分が行うべき善行が音声で流れる。
DEADENDフラグが立った後時限爆弾を飲み込み、御目方教の教祖である椿を道連れにして殺そうとするが、雪輝の巻き添えを恐れた由乃に殺される。死に際に自分に勝った由乃を「正義」と称えて爆発する。
2巻のおまけ漫画によると普段からこの様な格好で過ごしているらしく、不審者として捕まったり,子供から石を投げられたり、強盗に間違えられたりと結構散々な目にあっている。 また、「正義日記」をムルムルから50円で買っていた。
その他人物
天野礼亜(あまの れあ)
雪輝の母。ゲーム会社のプログラマー。家にはほとんどいない。1年前に夫(=雪輝の父)と離婚している。
息子の雪輝は彼女の遠慮しない所を苦手と感じているが、人当たりが良く由乃や礼佑には懐かれていた。なお雪輝と由乃の仲を(息子の意思とは無関係に)認めている。
秋瀬或(あきせ ある)
世界的な探偵になるという夢を持つ謎の少年。雪輝のクラスメイト。雪輝の身辺について調査しており、彼に興味を抱く。かなり肝の据わった人物で、日向とまおに奪われた『無差別日記』を封殺した。
月島を尾行していた事から彼に未来日記所有者であると疑われ、月島の娘である日向に狙われることになる。月島との戦い後、今度は由乃に事件性を感じ、彼女の身辺を調べている。
高坂王子(こうさか おうじ)
桜見中学校の時からの雪輝のクラスメイト。みねねのテロ時に生き残り、市立梅里中学で雪輝と再会する。家は金持ちだが、本人に言わせると古いだけ。お調子者な性格。なお、みねねのテロのときは真っ先に雪輝を裏切っている。彼曰く、雪輝と関わるとろくなことがない。かまどに能力をもらい孫所有者となったが、情報が筒抜けになる恐れがあるため壊されている。孫所有者となった時の日記は自分の輝いていた瞬間を記録する「高坂KING日記」。文章自体は「病気」と称されるほどに自分を美化した子供っぽいものだが、その情報は確かなものであり雪輝のピンチをも救った。
日野日向(ひの ひなた)
市立梅里中学のクラスメイト。関西弁で喋る少女。雪輝にとって「初めての友達」となる。
未来日記の所持者である月島狩人の実の娘。父が時間を巻き戻して家族をやり直したいと言う言葉を信じて、父から「飼育日記」と、犬を譲渡し[1]、父を狙っている或を殺そうとする。雪輝を人質にとって、或に対して「賭け」を仕掛けるが敗北。その後、由乃とに追い詰められるが、雪輝の説得で事なき終える。
野々坂まお(ののさか まお)
梅里中学のクラスメイト。日向の友人。趣味は携帯での写真撮影。お嬢様言葉。
日向の共犯者であり、事情がわかった上で協力する。最終的に由乃にカッターを突き刺されるが一命を取り留めた。少しレズっ気があり、日向と一緒に温泉に入れると分かった瞬間目を輝かせたりしていた。
西島真澄(にしじま ますみ)
警察官で来須圭悟の部下。『モザイク』1話では主要人物。みねねから一連の事件の真相を聞かされ、来須の捜査権限を外して捜査日記を無効化するのに一役買った。また、未来日記の危険性を危惧し、雪輝たちに協力する。
大嶋夏子(おおしま なつこ)
配属したての新米刑事の女性。しかし、警察に潜り込もうとしたみねねによって殺害されていた。
お鈴(おりん)
「母の里」のお手伝いさん。かまどのBLOGの管理もしており、未来日記のことを知っている。
時空王関連
デウス・エクス・マキナ
時間と空間の神である時空王。その姿は非常に巨大で仮面のような顔をしている。雪輝の空想した架空の存在であったはずだが、神ならば空想に住むこともできる、ということらしい。世界に刺激を求めてたびたびゲームを開いており、今回の未来日記によるサバイバル・ゲームを主催した。寿命がつき始めており、体の崩壊が始まっている。ゲームの勝者を「雪輝」に賭けている。
ムルムル
デウスの小間使い。小柄な女の子の姿をしている。これも雪輝が空想した架空の存在のはずだったが、実在しているようだ。主食はトウモロコシ。ゲームの時間を進めるために、デウスの命令を無視して来須を裏切らせたり、デウスと対等な立場で話したりと謎が多い。ゲームの勝者を「由乃」に賭けている。
本編では出番が少ないが、単行本巻末の「ムルムル先生の裏日記コーナー」では、本編で語られない裏事情についての語り部を担っている。
【ゲームのルール】
* 未来日記を与えられた12人で行われ、生き残った最後の一人は時間と空間を統べる"神の座"を得てデウスの後継となれる。
* 未来日記は、その所有者がそれまで携帯電話などでつけていた日記に『将来日記に書かれるであろう事』が90日先の分まで表示される様になった物。一日経つごとに一日分補充される。『未来』を書き込む時点で持ち主が携帯を手放していても、(その『未来』から見て)過去の携帯に補充されないと言う事は無い。
* すべての未来日記所有者は桜見市内にいる。これはデウスが因果律を歪めてそのようにしたため。
* 未来日記(主に携帯電話)が破壊された場合、未来が破壊されるため所有者は死ぬが、その死に方はどちらかと言うと消滅に近い。
* 他の所有者が誰であるかの予備情報は無い。未来日記などを頼りに自分で見つける必要がある。
* 未来日記に書かれた通りの行動をしなかった場合、その事後にそれ以降の日記が書き換わる。他の所有者の行動によっても書き換わる。
* 所有者の誰かが他の所有者に殺されることが確定した場合、"DEAD END"として書き込まれる。日記の特性に応じて、死ぬ時点や死に方が同時に書き込まれる場合もある。こうなった場合、その未来はほぼ回避不能であり、奇跡でも起こさない限りは回避できない。逆に言えば、万に一つの可能性として回避ができる。
* ENDの種類は複数あるらしく、現在“HAPPY END”の存在が由乃の日記によって確認されている。
* 日記の所有権を他者に譲渡することも含め、ゲームを降りる全ての行為は禁止されている。
【未来日記モザイク】
エースアサルトで掲載されている外伝。こちらの主人公は雨流みねね。
第1話はみねねの過去とテロを起こす理由、何故、神になろうとしているのかという理由が語られた。
その後は時系列はばらばらで、本編ではあまり語られなかった豊穣礼佑や火山高夫の関わりなどもある。
(「未来日記 (漫画)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2008年7日11時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E6%97%A5%E8%A8%98_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%29&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)