≪書籍情報≫
著者:
福本伸行
出版社:
講談社
版型:
B6版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
週刊少年マガジン
≪同一著者書籍≫
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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
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『賭博覇王伝 零』(とばくはおうでんゼロ)は福本伸行による少年漫画作品。「週刊少年マガジン」2007年40号から連載中。
【あらすじ】
主人公・宇海零(うかい ゼロ)は自殺サイトで知り合ったミツルら3人の自殺を強引に阻止し、義賊になろうともちかける。4人は振り込め詐欺グループから金を持ち出し、被害者に返そうとする所までは成功するが、ミツル、ユウキ、ヒロシが詐欺グループに捕らえられる。零が助けに行くも絶体絶命となり、その時在全がその場に現れ、事情も分からず零たちは助けられる。しかし半ば強制的に、命がけの「王への試験」を受けさせられることとなる。試験の主催者・在全無量は世界の富豪と私財を賭けたギャンブルを行う為、その代打ちとなれる「王」を探しており、その試験に零たちは参加することになった。代打ちとして成功すれば、賞金1000億円が約束されている。
【登場人物】
試験参加者
宇海零(うかい ゼロ)
本作品の主人公。17歳。進学校である開難中学の特進クラスで3指に入るほどの秀才。
正義感が強く頭脳明晰な少年で、賞金1000億円で振り込め詐欺の被害者全てを救おうと企てる。
仲間3人を自分と一心同体と考えている。また、直接対決の相手だった標にアドバイスを送るなど、自分の利益を度外視して誰に対しても優しさ向ける。
ミツル
零の仲間の義賊。零同様正義感が強く、最初は自殺を止めた零に反感を持ったが、後に義賊にしてくれたことを感謝する。
鉄球サークルで落下事故が発生し、零を庇って鉄球に激突し瀕死の重傷を負う。零たちに後を託し、戦線離脱した。
ユウキ
零の仲間の義賊。温和で気弱な性格をしている。私利私欲を捨て切れていない部分がある。
視力は0.3。眼鏡をかけている。
ヒロシ
零の仲間の義賊。ユウキ同様、私利私欲を捨て切れない部分がある。
やや小太り。
末崎(すえざき)
振り込め詐欺グループのリーダーであるヤクザ。
在全の気まぐれで王への試練に参加し、予選はミツルの欠員に入り込み突破する。
コメディリリーフ的な役回りが多い。
板倉(いたくら)
振り込め詐欺グループの一員。慶應義塾大学出のインテリヤクザで、頭が切れる長身の男。
末崎の弟分だが、内心は彼のことを馬鹿にしている。また、年下の零や標の能力を素直に認めている。
標(しるべ)
本名・年齢は不明だが、まだ年端もいかない子供。無表情かつ無口で、常に冷静な姿勢を崩さない。
鉄球サークルに一番に踏み込んだり、零が25分以上かかって解いた問題を7~8分で解くなど、頭が切れる。
本人曰く、人や物などの事情の「滅び」を時々感じることができるという。取り巻きが10人ほどいる。
山口(やまぐち)
零の開難中学時代の同級生。その当時から零を一方的にライバル視していた。
二宮(にのみや)
山口の連れ。クォータージャンプの壁役として零を説得するが、失敗して失格となる。
主催者側
在全無量(ざいぜん むりょう)
在全グループ総統。81歳。「王への試験」主催者であり、個人資産3兆円以上という日本一の資産家。通称金神。
零たちの命を一人10円で末崎たちから買い、そのときの零の態度が気に入らなかったという理由で毛嫌いしている。
後藤利根雄(ごとう とねお)
在全グループの幹部。58歳。零たちにギャンブルを出題している。賭博黙示録カイジに登場する利根川幸雄のリボーンキャラ。
ジャック
指切りギャンブルで零と対峙した老人。顔の右半分にある大きな傷跡を髪で隠している。
【登場ギャンブル】
予選
鉄球サークル
カップの中のサイコロの目を当てるゲーム。1回目と2回目はサイコロの目を見ることが出来るが、3回目は見ることが出来ない。
プレイヤーたちはそれぞれサイコロの目が書かれてあるサークルの中に入り待機する。サークルごとに人数制限がある。
ハズレの目のサークルには鉄球が落ち、サークル内のプレイヤーは命を落とす可能性がある。
サイコロの目に関わらず、サークル内に入って生き残ったプレイヤーは本戦に出場できる。
本戦
建設中のテーマパーク「ドリームキングダム」にある40以上のアトラクションのギャンブルに挑み、勝利するとリングを獲得できる。リングを3個獲得すればクリア。制限時間は3時間。アトラクションのランクはジュニア、セーフティ、マイルド、ハードに分かれている。ただしこのランクは「難易度」というよりは「負けた時に背負う代償のレベル」と言う方が的確である。ジュニア以外は一度負けた時点で退場となる。
ジュニア
通常獲得リング1個。負けてもダメージはなく退場もなし。よって、長蛇の列ができ、入るのに後列の者は2 - 3時間かかる。
セーフティ
通常獲得リング1個。負けてもダメージはないが退場となる。ジュニアについで人気が高いため、入るのに時間がかかる。
マイルド
通常獲得リング2個。負ければ命までは取られないものの、体の一部などを失う危険性がある。
ジャックルーム
挑戦者とジャックに指入れ台と12枚の鉄板が配布される。ルーレットで攻撃と守備を決めて守備側は指を台にいれ、鉄板で指を守る。
攻撃側はいずれか1本の指をノミで突き、ガードしていない指を突けば勝ち。鉄板を突いたら失敗となり、攻撃と守備を入れ替える。
これを互いに一度ずつ三戦行う。
守る指は三戦で計15本に対して鉄板は12枚なので、3枚足りない。この守れない3本をどう分配していくかが肝となる。
実はジャックは、ある「イカサマ」をしていて、挑戦者に課せられた本当の命題は、指を切断される前に自力でイカサマに気づき、そのカラクリを言い当てる事である。
もらえるリングの数は、満点の回答なら2個、少しでも減点要素があれば1個。
迷宮トライアングル(変則マイルド)
3人が一チームとなり複数のチームが同時に参加する。突破すればチームにリング3個が与えられる。
ゲーム開始前に「全ての部屋は同じ。君たちは何・・・?」という質問とその答えの選択肢が50個書かれた紙が配られ、制限時間の30分以内に正解を出せば成功。
解答は答えの番号をタッチパネルに入力することで行われる。解答権は各チーム1回。
3人のうち無作為に選ばれた一人は、水槽役としておよそ25分で水死に至る高さまで注水される水槽に入る。注水は正解チームが現れるか、30分経過するまで止まらない。正解チームが現れると排水が行われる。
特例として、正解チームが出れば全チームに退場のペナルティはない。正解チームが出ない場合は全員退場となる。
ハード
通常獲得リング3個。ただし、負ければ生命の危険すらある。
クォータージャンプ
鉄板を仕込んだゴーグルで目隠しした状態で正方形の台に乗ったまま高さ数十メートルまでリフトアップ。四方のうちの1つを選んでジャンプし、対岸にたどり着けば成功。制限時間は10分。
ただし対岸があるのは1方向のみで残りは鉄壁となっており、鉄壁の方に飛ぶと落下死する。
台に乗ってから10秒間周りを見渡すことができるが、10秒経過後目隠しした状態で台が1分程度回転(時計回りとその逆に数十秒ずつ)するため、ギャンブル開始時の位置関係は把握できない。
物を投げたりして鉄壁かどうか確かめるのは禁止。
また、四方には本戦参加者及び運営者がおり、プレーヤーを自分の方に飛ばせた場合はリングが1個与えられる(違う方向に飛ばれてしまったら退場)。
本編では在全の思いつきで零と標が強制参加させられたサシのギャンブルとして登場し、以下のルールが追加された。
* 勝者は敗者のリング全てと運営側からリング3個が与えられる。
* 両者が成功した場合は先に飛んだ方を勝者とする。
* 両者が成功した場合、敗者はリングは没収されるが退場のペナルティはなし。
魔女の館
21人で協力して挑み、クリアした場合は21個のリングを獲得できる。
門柱に掲げてある札には「鏖(みなごろし)の魔女」と書いてある。
全員そろって中に入ると閉じ込められ、密室となる。そして25分間のカウントダウンが始まる。その間に魔女の出す課題を解かなければ全員処刑される。課題の内容とは、部屋の中に隠されたある暗号を解き、そこから導き出される00〜99の2桁の数字を魔女の形をした像(頭が3段重ねになっている)に入力することである。ただし、2回失敗した時点で即ゲームオーバー(すなわち皆殺し)となる。
時間が経つと無数の槍が四方の壁を突き破り、徐々に迫ってくる。
上に書いた獲得リングやペナルティはあくまで通常の場合であり、これらはアトラクションの内容やプレイヤーの戦いぶりで変化する。また、アトラクションの内容を他のプレイヤーに伝えることは禁じられており、伝えた時点で退場となる。
【備考】
この作品には福本が同誌に連載していた『無頼伝 涯』(全5巻)が少年からの人気を得られず失敗したこともあり、少年誌へのリベンジ作品となっている。『涯』での失敗要因は「展開が遅すぎた」ことと考えており、「零」はカイジの10倍のスピードで展開、5巻分を5話のテンポで、ギャンブルからギャンブルへのつなぎもできるだけ省いていく、と語っている。
(「賭博覇王伝 零」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2008年6月20日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%B3%AD%E5%8D%9A%E8%A6%87%E7%8E%8B%E4%BC%9D_%E9%9B%B6&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)