≪書籍情報≫
著者:
鈴木央
出版社:
小学館
版型:
新書版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
週刊少年サンデー
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『金剛番長』(こんごうばんちょう)は、週刊少年サンデーで2007年47号より連載開始した鈴木央による漫画作品。話数カウントは「○撃目!!」
【概要】
私立雷鳴高校に転校してきた巨漢・金剛晄が「23区計画」を粉砕すべく「番長」軍団と戦う痛快コミック。近年では珍しい、勧善懲悪の作風。そしてそれが見事読者達の心をつかみ、連載して間もないが多数のカラー、募集企画などが行われ、一部の店舗では特集ブースを組むなど大人気を博している。
【登場人物】
千代田区
金剛 晄(こんごう あきら)
『金剛番長』。東京都千代田区私立雷鳴高等学校の転入生。
父親が計画した「23区計画」を潰そうとしている。当初は「俺は番長ではない」と言っていたが、桐雨を倒したことで桐雨の『番長』として権限が移行され、本人も『金剛番長』を名乗るようになった。
身の丈は通常の人間の倍近くあり、髪型はオールバックで、後ろ髪は尖った三本角。長ランを着用している。ごつい外見とは裏腹に、幼児や目上の人間には優しい。転校初日、悪矢七の権力に屈さず一蹴したことでクラスメイトから「番長」(23区計画とは関係なく本来の意味での呼称)として尊敬を集めた。最近は作品内のネット上で動画が出回っているなど話題になってきているらしい。
プリンが好物で、料理教室に通って自作するほど。勝負とプリンならばプリンを優先するほどである。非常に博識であるが、意外にも折り畳み式携帯電話が使えないアナログな面も。「スジを通すこと」に強いこだわりを持ち、月美の為に暴力団の事務所まで乱入し彼女に侘びを入れさせたり、卑怯な行為を行っていた卑怯番長も素性を知った事で助けている。家の外壁に素手で像を彫るなど、芸術面にも才能があるようである。
鉄骨や真剣も効かない程の身体の硬さを誇り桐雨から受けた傷も一日で全快する。右足が沈む前に左足を前に出すことを繰り返すことで水上を走る事も可能。
尚、場面の作画によって体長が大きく変化しており、一般人の2倍以上の体格の時もあれば2m前後の時もある。
決めゼリフ(口癖)は「知ったことか」「スジは通したぜ」。
技
* 『打舞流叛魔(ダブルハンマー)』
鉄の塊と化した両の拳で相手を打ち据える。
* 『罵而悪怒雷刃(メテオドライバー)』
相手を抱え込んで脳天から地面へ叩きつける。
* 『斧鋭芻苦辣獣(フェイスクラッシュ)』
長身から繰り出す頭突き。
* 『歪劉怒斗零羅(ワイルドトレーラー)』
上半身に力を込めて両腕を広げた突進。
桜 陽菜子(さくら ひなこ)
雷鳴高校1年生。金髪のおさげ頭。
典型的な「今時の女子高生」で、『フツーじゃない写メ』を集めるのが趣味。『フツーじゃない写メコレクション』の1000枚目を探していたところ、金剛と偶然出会う。外国にいる両親の代わりに妹の月美の面倒を見ている。
当初、金剛から「23区計画」のことを聞かされた際は全く信じようとせず、金剛を「電波なヤツ」とすら称していたが、直後に桐雨の配下によって誘拐されたため信じるようになった。
腐りやすい塩辛を弁当に、しかも幼稚園児である月美の弁当に入れている辺り、食材選択のセンスはややずれている様子。
金剛番長が新連載以来の表紙を飾った「週刊少年サンデー」2008年12号表紙では劇中初のパンチラをしている。
桜 月美(さくら つきみ)
陽菜子の妹。ほんわか幼稚園の園児。幼稚園の迎えに陽菜子がなかなか来ないためにべそをかいていたところ、金剛と出会い仲良くなる。ヤクザに「宿題のお絵かき」を破かれたことがきっかけで、金剛や陽菜子と一緒に暴力団の事務所へ押しかけたこともあるが、特に怖くは無かったらしい。金剛や、金剛の数倍の体躯の貝裏鬼を見てもまったく怯えることが無い。金剛のために手作りのプリンをプレゼントしたことがある。
差し入れや人質などヒロイン的な役を受け持つ事が多い。
岡理 宅山(おかわり たくざん)
雷鳴高校の生徒指導担当の教諭。金剛に頭からラーメンをブチ撒けるが、落下してきた鉄骨から彼に救われる。名前の元ネタは『おかわり』。フルネームは単行本で明かされた。
小学 虎吉(しょうがく とらよし)
暴力団「小学組」の若頭。制裁にやってきた金剛と対決するが、真剣すら通用しない彼の一撃で撃沈。劇中で初めて金剛を「番長」と呼んだ人間。
悪矢七 光(おやなな ひかる)
雷鳴高校1年生。雷鳴高校理事長の息子。金剛が転校してくるまでは親の権力を盾に好き放題やっていたが、金剛に一喝され改心。その後過去の自分と決別するため、無謀だと解っていながらかつての仲間の盾となって制吒迦と矜羯羅に立ち向かった。それにより重傷を負ったが、「スジを通した男」として金剛に認められた。名前の元ネタは『親の七光り』。
往田 猛(おうだ たけし)
雷鳴高校の学生で、ボクシングに所属。高校生でありながら、日本人初の世界ヘビー級王座を狙えるとして注目されている程の実力者で、『殺人蜂(キラー・ホーネット)』の異名を持つ。悪矢七に脅されて金剛をリンチすることになったが、自分の気持ちを一瞬で悟り、真正面から攻撃を受けた金剛に感謝して負けを認める。その後偶然に金剛と再会し、居合番長との戦いに参戦するが、人外の実力を持つ居合番長には敵わなかった。現在は治療のため一ヶ月間の静養中。名前の元ネタは「殴打」及び「剛田武」。
桐雨 刀也(きりう とうや)
『居合番長』の異名を持つ千代田区の統括者だったが、金剛に敗北したことで番長の名を剥奪された。
その名の通り、抜刀術の達人。決め技を出す際には和歌を詠う。生け花の腕前も立つ。
一見すると女性と間違うような美青年であり、日本文化を尊んでいる。陽菜子を誘拐した際には、女性が素足を晒すのは好ましくないということで着物を着させるなどの趣向を持つ。
現代日本人(「感性や思想を失い、物質的な豊さの中にしか価値基準を見出す事ができぬ愚民共」)に失望しており、国の崩壊を恐れている。「23区計画」で勝ち残り、そんな日本を蘇らせようと目論んでいたものの、金剛に他力本願のガキだと叱責された時にはひどく動揺していた。その後、金剛の打舞流叛魔を喰らい敗北、「金剛番長」に賞賛を送った。
その後、口だけでなく行動力のある金剛に敬意を示し、暗契五連槍との戦いで金剛の助太刀に現れる。
千代田区立絢爛高校に通っていることが単行本1巻で判明した。
必殺技
* 『桐雨流居合術一式「瞬(またたき)」』
太刀筋が見えないほど高速の居合い抜き。
* 『桐雨流居合術ニ式「華(はな)」』
巨大な岩でも一瞬でバラバラに分解するように切り裂く事が可能。
唐鰤 三信(からぶり みつのぶ)
桐雨の舎弟。連載前に公開された番長のラインアップや登場当初は「ホームラン番長」と呼ばれた。金剛に一撃で倒された。
作者によれば、初期設定では居合番長舎弟三人衆が登場するはずだったが、唐鰤の方が面白く、居合番長舎弟三人衆は面白みが欠けるという理由で唐鰤になったとのこと[1]。名前の元ネタは「空振り三振」。
僕の考えた番長大募集!!の告知に再登場したが、募集の内容を勘違いしており金剛にぶっ飛ばされるというまたしても悲惨なことになった。
サッカーの話をしている人間が嫌いらしく、八つ当たりをしていたところ児玉親子に蹴散らされる。舎弟をクビになったらしい。ちなみに、改造トゲバットを使った「唐鰤バント」や「唐鰤フルスイング」という技がある。
墨田区
来音寺萬尊(らいおんじまんそん)
『念仏番長』の名を持つ墨田区の統括者であったが金剛に敗北しリーダーの座を失う。
日本人の汚れた心を自らの念仏をもって掌握し、日本を自分を唯一絶対の存在とする一台宗教国に生まれ変わらせることが目的で、荒寺高校に転入してきた。
「仏の力」と称して、座ったままの移動や空中浮遊、手を触れずに敵を攻撃するといったことができる。が、その正体は、膨大な量の空気を、異常に発達した横隔膜の力によって圧縮し、それを一気に放出することで生じる反動を利用したものである。
催眠術を使って荒寺高校の生徒達を一夜のうちに自分の配下とした。役立たずはいらないという考えの持ち主で、金剛の迎撃に失敗した矜羯羅を見捨てる非情な男。
金剛に「仏の力」の正体を暴かれた上に敗れ、更には配下の生徒たちも失ってしまう。「念仏くんストラップ」「念仏くんお守り」といったセミナー用のグッズを作っていたが、配下の生徒達を失ったがために、高額な代金を請求されるはめとなる。
後に、暗契五連槍との戦いで金剛の助太刀に現れる。
作者曰く、寺の中に池があることやそこでピラニアが飼われていることについては「念仏番長の個人的趣味でしょう」とのこと[2]。
技
* 『喝撃』
肺に溜め込んだ空気による圧縮砲弾。仏罰の一つであり、必殺技。
* 『蓮華座「雲海」』
喝撃の応用。座ったままの状態で移動をすることができる。
* 『蓮華座「天抱」』
空気の反動を利用する事によって数十メートル上空まで浮かぶことが出来る。
* 『仏罰・珠念撃』
首に巻いた大きな数珠を手に持って圧縮した空気砲弾にのせて放ち、弾丸となって相手を襲う。金剛にはまったく通用しなかった。
制吒迦(せいたか)・矜羯羅(こんがら)
来音寺の舎弟。制吒迦は巨漢で、矜羯羅は小柄。
必殺技は矜羯羅が体を丸めてボールのように丸まり、制吒迦がそれを相手に投げる「人弾跳梁鞭(じんだんちょうりんべん)」。その威力は分厚い鉄板を貫くほどである。だが金剛には全くと言っていいほど歯が立たない。
金剛に来音寺に敗北した後、彼にセミナーグッズなどの請求書を渡した。
モデルは矜羯羅童子と制多迦童子。
港区
白雪宮 拳(しらゆきのみや こぶし)
『剛力番長』。「聖ヴェロニカ学園」に通うお嬢様。
「ヒュぺリオン体質[3]」の持ち主。そのため、細身の体からは想像もつかないほどの大食漢であり、その食欲は子牛一頭を丸ごと使用したチャンコを間食として平らげるほどである。
正義感がとても強く、"正義の行い"と称して『アルマゲドン事件』『悪魔の災害事件』『ビル消失事件』といった様々な怪事件を引き起こしているが、本人からすれば、あくまで港区住人を思っての行為である。その正義感の強さゆえに、ひとたび思い込めば、舎弟の貝裏鬼にすら止めることはできない。
金剛との戦いの際に、有害物質を太平洋へと流出させかけ、貝裏鬼や大勢の人々らを危険に晒してしまったために自らの行いを後悔し、反省したようである。その後、再度金剛と本気で打ち合い、敗北。
金剛は「力の使い方さえ間違えなければ立派な番長だ」と評価した。
その後、自分自身に力の使い方を諭した金剛を助けるため、暗契五連槍との戦いで金剛の助太刀に現れる。
身の丈ほどの巨大な二つの鉄球棍を操り、正義の実行をするときは学ランを羽織る。
技
* 『ディバインフィスト(神の拳)』
二つの鉄球棍をクロスにして相手へぶつける。
* 『フォール・インパクト(落下する衝撃)』
相手の真上から一本の鉄球棍を叩きつける。
* 『チョイス・ペンデュラム(追撃の振り子)』
『フォール・インパクト』からの繋げ技。相手が身動きを取れない状態で鉄球の上からもう一個の鉄球を叩きつける。
貝裏鬼 音児(かいりき おんじ)
白雪宮の舎弟。剛力番長の暴走を止めてもらうよう金剛に頼みに来た。金剛の力を試すため、最初は剛力番長の名を騙っていた。身の丈は金剛の数倍の大きさを誇る。しかし、金剛や白雪宮には全くといっていいほど歯が立たない。
外見に反して非常に礼儀正しく、金剛の力を認めた後は暴走を止めてもらうために頭を下げて金剛に頼んだり、白雪宮が太平洋へと流出させかけた有害物質を身を挺して防ごうとした。名前の元ネタは『怪力』。
獄牢(ごくろう)
白雪宮家の執事。特に借金はない。名前の元ネタは「ご苦労」及び「牢獄」。作者の設定によると心の中では相当腹黒いことを考えているらしい[4]。
北区
宝塚 玻璃人(たからづか はりと)
『白薔薇番長』の名を持つ北区の統括者であったが、田舎の両親(「おっとう」と「おっかあ」)を人質にされ番長の座を卑怯番長に奪われる。地方出身者と思われる。
「美」に執着するナルシストであり、日本国家を美しい国へ変えようと目論んでいた。
初登場話内にして、卑怯番長にそそのかされて舎弟達にバラをばらまかせる演出で華麗に登場、金剛に決闘を挑むが、金剛から「道路に可燃ゴミ(バラ)を散らかした」ということで鉄拳制裁を喰らい、舎弟に裏切られ、統括区を乗っ取られるなど悲惨な人物。
卑怯番長と金剛の対決に乱入、幸太を人質に取ったが金剛の攻撃を受け散る。現在生死は不明で、北区を秋山か金剛どちらが統括するかも不明。
技
* 『ローズ・ブリザード』
大量の薔薇で煙幕を張る。
* 『ローズ・エンブレム』
セーバーの一太刀で対象に薔薇の形の切り傷を付ける。
板橋区
秋山 優(あきやま ゆう)
『卑怯番長』。ありとあらゆる卑怯な手を「正々堂々と」駆使して物事を運ぶ策士だった。
素顔は黒髪の美青年だが、番長として行動する際には赤いハンチング帽に腹が剥き出しになった短ラン、黒い仮面という格好。武器は拷問鞭(短ランとシャツの間の胸部の空間に隠されている)。
作者曰くその外見は昔の漫画や冒険少年小説に出てくる怪盗のイメージでつくったらしい[5]。
「はろばろの家」という孤児院育ちで血の繋がりの無い13人の弟妹がいる。施設の運営職員が国からの補助金を踏み倒したり施設を借金の抵当にしていたので、彼らの親代わりになって世話をしている。彼らを養う費用を稼ぐ為、施設を支える為に数々の卑怯な行為(窃盗、強盗、詐欺、恐喝など)を働いていた。
大切な弟妹のためならばどこまでも卑怯になれる。
弱気な青年・「華沢」の偽名を使い、「金剛は負傷し全力が出せない」と宝塚をそそのかして返り討ちにさせ、その後味方に引き込んでおいた宝塚の舎弟に彼を倒させ、漁夫の利を得る形で北区を乗っ取った。そしてついに自ら金剛に勝負を仕掛けるが、超人的な身体能力を持つ金剛には及ばなかった。
金剛との戦いの最中に乱入した宝塚に幸太を人質に取られた際は、宝塚の言う通りにしようとするが、弟妹の存在を知った金剛に助けられる。自分の事情に酌量を示した金剛に負けを認め、弟妹のためにも犯罪を犯さずに「23区計画」で生き残る事を誓う[6]。
白薔薇番長に弟を人質にとられた後も、「金剛を刺せ」と言われて何のためらいもなく刺すなど、弟たちのため、スタイルを変える気は無い模様。だが、金剛番長をもってして「スタイルは正直好きになれないが、あんたは筋を通したぜ」とその愚直なまでの弟たちへの愛情を認めていた。
その後、暗契五連槍との戦いで金剛の助太刀に現れる。
技
* 『ダーティー・エクスキューション(汚れし処刑)』
拷問鞭で対象をぐるぐる巻きにして一気に引き抜く技。一撃で皮を裂き、肉をえぐり、内臓までに達するという攻撃だが金剛には致命傷を与える事はできなかった。
幸太(こうた)
優の弟の一人。優のピンチに舎弟を名乗り宝塚に人質にされるが金剛に助けられる。
自分達のために一生懸命な兄を誇りに思っている。
江戸川区
児玉 遥(こだま はるか)
『サソリ番長』。元・関東レディース大連合烈怒崇擬妃悪(レツドスコルピオ)二代目総長。18歳。
磊の母親だと思われていたが、実は初代総長から磊を預かって母親代わりを務めている。金剛が磊の父親だと思っており、そのために初代総長を捨てた金剛を恨んでいた
技
* 『苦雰兕魔神狼(クレイジーマシンガン)』
マシンガンパンチの一種で、この技一つで大抵の勝負は決着が付くらしい。
* 『雷神愚死獲(ライジングシエル)』
頭突き技。金剛の斧鋭芻苦辣獣と同等の威力。
児玉 磊(こだま らい)
金剛そっくりの保育園児。金剛とは違い、角は二本で頭頂部にある。5歳。
塩辛が好物。遥は金剛の息子だと思っていたが、実は金剛の兄の息子だった。
技
* 『打舞流叛魔(ダブルハンマー)』
金剛と同様の必殺技。ただし、唐鰤相手でも反撃の余裕を残しているので威力は金剛の比にならない。
荒川区
『道化番長』
暗契五連槍の一人。仮面を二つ付けている道化師の番長。奇術や手品を駆使する。「人生真面目に生きる奴はバカ」という考え方を持つ。
台東区
『粘着番長』
暗契五連槍の一人。全身ベトベトの粘液で覆われた太めの番長。粘液の粘着力は天井に張り付くことができる程。何でも粘り強くやる努力家。
葛飾区
『カブキ番長』
暗契五連槍の一人。隈取を塗ったいかにも歌舞伎役者風の番長。語尾に「カブ」を付ける。
足立区
『監獄番長』
暗契五連槍の一人。自らを鉄箱(ポータブル監獄)の中に押し込め、自分を見つめなおす時間が好き。鉄箱よりも大きい巨躯の持ち主。
江東区
『爆熱番長』
暗契五連槍の一人。燃え盛る炎のような髪型をした、金剛に匹敵する体格の番長。「熱くねェ漢は死んでよし!」という考え方を持つ。両手の手甲に火薬を仕込んでいる。
苑上三兄弟
爆熱番長の舎弟。
その他・不明
一ノ瀬 宅也(いちのせ たくなり)
いわゆる引きこもりの青年。親の言いなりになることに疲れ、自堕落な生活を送っていた。
自分の両親に更正を依頼された金剛に芸術を説かれ、夢だったカリスマフィギュア造形師を目指し社会復帰をした。
語尾に「〜ぞね」を付ける。
金剛 猛(こんごう たけし)
金剛 晄の兄で、児玉 磊の父親でもある。弟の晄と違い非情な性格で、日本を再生する為23区計画に参加した。不死鳥と日本列島のタトゥーを刻んでいるが、番長としての異名は現時点では不明。
金剛の父
金剛 猛・晄の父親。名前は不明。山ひとつ分程の巨体を持ち、日本再生のために23区計画を始動する。
【用語】
23区計画
東京23区を実験場として行なうバトルロワイヤル。
教育・法・社会・国民に問題を抱える日本を建て直すため「とある組織」が計画する一大プロジェクトであり、統率力と魅力を兼ね備えた「絶対的な支配者」の誕生を目的とする。
文科省、防衛省、警察庁など、省庁がかなりの範囲でこの計画に参加している。
東京23区各区を統括するリーダー、通称「番長」は各々が配置された区を統括した後に番長戦を制していく事で統括する区を広げてゆく。
全ての区を統括した「番長」は国家再生のための絶対的な権力が与えられる。
番長戦に敗れた場合、通常「番長」の名が剥奪され勝者がそこを統括する(逃げることはできない)。
組織は言論統制を行なっており、一般人にはこの計画の存在は知られていない。
番長
東京23区各区に一人ずつ配置されているリーダー的存在。その名の通り、現在まで登場している「番長」は高校生である。
「刀で岩を斬る」「口から衝撃波を出す」など、明らかに人間離れした能力を持つ。その理由は、様々な分野での才子を組織の手によって改造しているためらしい(文科省が番長の発掘、防衛省が番長への極秘訓練・極秘実験を行なっている)。
番長には目印として首に真紅の不死鳥の刺青が入っている。不死鳥の横にはそれぞれの番長のイメージロゴが添えられている(例えば、居合番長は刀、念仏番長は数珠など)。また、男女問わず必ず学ランを着ている。
舎弟
番長の部下を指す。ただし、戦闘能力を持つ者なのか単なる「取り巻き」なのか基準が曖昧である。舎弟の数は番長によって異なっており、金剛の場合は一人もいない。戦闘能力は番長に敵わないとはいえ、制吒迦や貝裏鬼などのように、やはり超人めいた実力の持ち主が多い。
統括
自身の担当する区の住民らに、番長の持つ信念や思想を植え付けること。
組織
正式名称不明。23区計画を推し進める謎の団体。黒幕は日本政府。23区計画は組織創設者の立案。
暗契五連槍
23区計画を妨害している金剛を倒すために一時的に組まれた番長連合。
道化番長・粘着番長・カブキ番長・監獄番長・爆熱番長の5人で構成されている。
もっともチームワークは無きに等しく、お互いの間に信頼関係などないようだ。
【企画】
倒せ!! 怪奇銀はがし番長!!
* 「週刊少年サンデー」2008年7号で付録となった。
* ロシア出身のロボット工学者ギンハ=ガ=シスキー博士が作り上げた自爆攻撃型のロボット「銀はがし番長」を銀はがしをして倒せ、というもの。
* 景品として直筆サイン色紙、特製図書カードが用意された。
僕の考えた番長大募集!!
* 「週刊少年サンデー」2008年12号巻頭カラーで募集告知。
* 読者から番長のアイディアを募集、採用作品は作者がリライトした上で誌面に登場。
* 告知になぜか唐鰤が参加した。
【備考】
* 前作「ブリザードアクセル」連載時は、サンデー公式HP内の「まんが家バックステージ」を連載開始時しか更新していなかったが、本作では制作の裏話やキャラクターデザインなどを毎週更新していてバラエティに富んだ内容となっている。
* ファンの間では、毎回書かれるいわゆる「煽り文」の評価が高い[要出典]。作者も巻末コメントにて「毎回イケてるあおりを入れてくれる」担当編集者を注目していると漏らした。
* 単行本では登場した番長の他、一度でも金剛と戦った脇役の詳細も書き下ろしで掲載されている。
* 開始前は作者の本領とも言われるファンタジー路線が候補に上がっていたが、打ち合わせ中に不良や番長ネタに話が脱線して行き、そのまま番長ネタに決定したと言う[7]。
* 作中では、『男』という漢字は必ず『漢』と表記される。
(「金剛番長」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2008年5月16日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%87%91%E5%89%9B%E7%95%AA%E9%95%B7&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)