≪書籍情報≫
著者:
中田ゆみ
出版社:
双葉社
版型:
B6版
カテゴリー:
ヤングコミックス
連載雑誌:
月刊コミックハイ!
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
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『ちゅーぶら!!』は、中田ゆみ(なかた ゆみ)による日本の漫画作品。双葉社の月刊漫画雑誌『コミックハイ!』に連載中の学園ストーリー漫画である。
【概要】
月刊『コミックハイ!』2007年2月号(2007年1月22日発売・通巻22号)より現在に至るまで連載中。2007年10月12日に単行本第1巻が発売された。
成績優秀だが下着にこだわりを持つ一風変わった中学一年生の主人公・葉山奈由が、周囲の人々に「正しい下着の選び方・着け方」を知ってもらうべく「下着同好会」活動に努力する学園漫画で、女性用下着についてのうんちく漫画としての側面もある。
主題が下着ゆえブラジャーやショーツが露骨に描かれるのはもちろんのこと、登場人物の妄想の形で援助交際や百合(女性同士の同性愛)を連想させる場面など、やや扇情的な表現が頻出する。一方で毎回のように女性用下着についての知識なども語られ、主に思春期における女性の適正な下着着用を訴えることを主眼とする漫画でもある。きわどい表現を描きながらもそれ自体を主眼とはせずに一般向けテーマを描く手法で、「コミックハイ!」らしい路線の漫画作品と言える。
【あらすじ】
私立桜南中学校にトップ入学した葉山奈由は入学式当日、転んだ拍子にクラスメートに派手なショーツを披露してしまう。そんな奈由の「援助交際疑惑」の真相を確かめようと彼女に接触した神宮寺弥子と白石遥は、3人揃って階段から転げ落ちた際、まくれ上がったスカートから覗く自分たちのショーツに奈由が目を輝かせる姿を見てしまう。その場で遥にアドバイスさえした彼女は、実は下着のこととなるとつい夢中になってしまう、ちょっと変わった女の子だった。
周囲の人々が誤った下着を着けていると思わず手を出してしまう奈由は、正しい下着について研究するクラブ「下着部」の設立を決意する。問題によって一度は挫折した奈由だったが、遥、やこ、そして小町や水野先生らの協力を得て新たに「下着同好会」を設立する。この物語は、下着の持つイメージ故に偏見を持たれがちな主人公・奈由が、それぞれの身体に合った下着の重要性を問いつつ奮闘する物語である。
【登場人物】
葉山 奈由(はやま なゆ)
この作品の主人公。1年A組のクラス委員。いわゆるツインテールの髪型で、眼鏡をかけている。入試をトップ合格したほど成績優秀だが、天然ボケでそそっかしい面もある。祖母や圭吾の影響か、下着にとても強いこだわりを持ち、周囲の女性が適正でない下着を着けていると服の上からでもそれを見抜き、黙っていられず唐突に胸を掴んだりするので、しばしば誤解を受けている。また、何かにつけ他の女子生徒が着けている下着をチェックしてうっとりする癖がある。
小学6年生の頃、黒いガーターを着けて登校したところ、あらぬ誤解を受けてしまい、クラスメートに敬遠されていた。中学でも入学式の際、試着していた成人向けデザインの派手なショーツ(圭吾作)をクラスメートに見られてしまい、「陰で援助交際をやっている」との誤解を一部に持たれてしまうが、それが縁で遥・やこの2人の友人と知り合った。以来、彼女たちに適正な下着について助言などを行っていたが、より多くの女子生徒に下着について知ってもらおうと考え、遥が発案しやこが提案した「下着部」を創設しようと決意する。下着に対して「いやらしい」「恥ずかしい」という固定観念を持つ周囲の誤解や偏見、時には心無い嘲笑にもめげず、遥ややこ、コマチや水野教諭の助力を得て下着同好会を創設、その活動に努力している。
彼女の両親は既に他界しており、現在は義兄の圭吾と暮らしている。祖母もまた圭吾同様に下着デザインに関わる仕事をしていた模様で、奈由が幼い頃にジュニア用にデザインされた“勝負下着”を授けている。
奈由のクラスメイト
白石 遥(しらいし はるか)
お下げの髪型で関西弁を話すやや大柄な女子生徒。おっとりしておとなしい性格だが、怒るべきときには怒る芯の強さや、“下着好き”という奈由の一風変わった性格をも素直に受け容れる器の大きさを持っている。やことは入学前から友人で、何かと突っ走りがちな彼女のブレーキ役。中学一年生としては早熟で豊満な身体つきをしており、それ故に年齢相応の下着では不適正だったため、奈由から中学で初めて助言を受けた。
彼女が第二次性徴を迎えたのは小学三年生のときで、それ以来、成長するにつれて同年代の子よりも目立ち、周囲から好奇の視線を集めたり痴漢被害を招いてしまう自分のバストにコンプレックスを抱えている。家に3人の弟が居り、良いお姉さんでもあるらしい。彼女は下着同好会の基礎となった「下着部」の発案者でもあり、同好会設立後はやこと共に参加した。
神宮寺 弥子(じんぐうじ やこ)
遥とは入学前からの友人。奈由らには、「やこちゃん」(ひらがな表記)と呼ばれている。髪の一部を髪飾りで二本の房にしており、驚いた際などには、その房が動物の耳のように立つことがある。実家は剣道道場で両親は共に師範、本人も少年剣道大会全国2位の実力を持つ他、運動全般に優れる。常に歴史小説らしき単行本[1]を読んでおり、その影響か時代劇がかった男言葉を話す。
正義感が強いが暴走しがちで、入学式で派手な下着を着用していた奈由に対して強い疑惑を抱き、その真相を暴こうとしたことが結果的に奈由と友達になる契機となった。遥と対照的に小柄で、ほとんど膨らみの無い胸に劣等感を感じており、ブラジャーを着用することに当初は抵抗を感じていた。折しも母親が買い与えたカップ付きブラジャーで失敗をしてしまい、二度と着用しないとまで言い放ったが、彼女に合うカップ無しのブラジャーを手作りした奈由や遥の説得により、現在は抵抗感無く着用しているらしい。手芸部では下着製作が出来ないことに落ち込む奈由に対し、以前の遥の言葉を元に後に下着同好会となる「下着部」の創設を提案、後に発足した同好会に遥と共に参加した。
桜南中学校の先生方
水野 環(みずの たまき)
1年A組の副担任を務めている新任女性教師。スタイルの良いグラマーな体型で、特にバストは奈由の目算でFカップはある巨乳だが、常にジャージを着ているなど衣服にはあまり気を遣わない性格らしく、著しく不適合な下着を着用していることを奈由に指摘された。新入生でありながら部活動を発足させようとする奈由の気概を酌み、彼女が作ろうとしている「下着部」に対しても理解を示そうとする。学生時代は奈由の義兄・圭吾の後輩であった。
下着部顧問の打診を大熊先生より受け、謙遜から一度は遠慮したものの、水野先生自身の下着の誤りを熱心に正そうとする奈由を見て、彼女が行う「フィッティング」デモンストレーションの立ち会い役を申し出た。結果的にイベントが失敗した後、下着同好会を創設した奈由により、なし崩し的にその顧問にされている。
大熊先生(おおくま‐)
1年A組の担任教師。禿げ上がった頭に眼鏡をかけた中年男性。柔道部の顧問も務める。大らかな先生らしく奈由の下着部構想にも少し驚いた程度で部活動創設方法について彼女に指導を行い、顧問に「下着については女性の方が理解できるだろう」と水野先生を推薦した。
塚本先生(つかもと‐)
手芸部顧問で年配の女性教師。生徒から「怖い先生」と言われている厳しい先生。
手芸部を訪れた奈由が打診した下着製作をその場で却下し、その後、下着同好会創設について職員室を訪れた彼女にも反対の立場を表明した。
倫理的・常識的立場に立つ人物らしく、学校として高い評価のできる成績優秀な奈由が、ともすればいかがしく受け取られ評価を下げる原因となり得る下着についての部活動を進めることについて批判的な立場をとり、フィッティングデモンストレーションにおける問題を機に、部の設立を認めない方針を打ち出した。
その他
小町 陽樹(こまち ひろき)
他クラスの男子生徒[2]で、奈由からは「コマチ君」と呼ばれている。小学生の頃から奈由を知っており、学校でも塾でも成績は常に彼女がトップ、自分は2番だったため、一方的にライバル視していた。 STEP.4終盤で慌てていた彼女にぶつかられて再会、STEP.5では話しかける機会を二度も逸しつつ、STEP.6でようやく彼女に宣戦布告を行った(まともな登場はこの回から)。その後、下着同好会創設に向けた活動に悩む彼女に対し、結果的に局面打開のヒントとなる率直な意見を述べた。何かにつけ上履きで彼女の頭を押さえつけたりするが、基本的には面倒見の良い性格らしく、下着同好会に関しては経緯をほとんど知らずに半ば巻き込まれる形で協力している。「漢(おとこ)らしさ」にこだわって強がって見せるものの、パンチラを目撃したり奈由に手を握られた際にうろたえるなど、照れ屋でもある。
下着部員勧誘目的で行われた「フィッティング」デモンストレーション中、当該教室付近を巡回、室内を覗いていた不埒な男子生徒と乱闘騒ぎを起こし、これが結果として部としての創設を絶望的なものにしたが、後に奈由によって「下着同好会」が発足すると唯一の男子部員として参加した。
葉山 圭吾(はやま けいご)
奈由の義兄で、下着のデザイナー。奈由の母親が再婚した際に義父の連れ子だったらしく、奈由からは「圭吾さん」と呼ばれている。両親が他界してからは家事をこなしながら奈由の面倒を見ており、彼女同様に下着に対する関心は強い模様。
登場人物注
1. ^ やこが読んでいた各単行本タイトルは、STEP.1『剣豪伝説』、STEP.2『家康の影武者』、STEP.3『戦国武(以下不明)』、STEP.4『信長の野望』、STEP.5『最後の武士3』など。他の回でも登場時には大抵、何らかの単行本を読みながら歩く姿が描かれている。
2. ^ 所属クラスはSTEP.6ではE組、STEP.8では1年C組のクラス委員長、と名乗っている。
【関連作品】
『しょーぶら!!』
「コミックハイ!」のコミックマーケット72(2007年8月)向けセルフパロディ誌「こどものコミックハイ!」に寄稿された短編漫画(4ページ)。奈由の小学三年生時代を描いた外伝的作品。『ちゅーぶら!!』単行本第1巻巻末に収録されている。ちなみに奈由は、この当時から下着にこだわりを持っていたようで、友達から「地味なくせにたまに派手なパンツを履いてくる、変な子」と思われていた。
(「ちゅーぶら!!」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2008年5月13日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%A1%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%B6%E3%82%89%21%21&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)