≪書籍情報≫
原作:
滝本竜彦 作画:
大岩ケンヂ
出版社:
角川書店
版型:
B6版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
月刊少年エース
≪同一著者書籍≫
【古本コミック】
・
【古本】ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ [続巻]
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『NHKにようこそ!』は、滝本竜彦の小説。ウェブサイト「Boiled Eggs Online」に、2001年1月29日から4月16日まで連載。2002年1月、角川書店刊。
大学を中退した引きこもりの青年と、それを救うことが目的という少女を軸に、引きこもりの葛藤する姿を誇張ながらも描いた作品。『月刊少年エース』連載で大岩ケンヂ作画で漫画化、2006年にはアニメ化された。
【作品解説】
作品の題名である「NHK」とは、公共放送である日本放送協会(Nippon Hoso Kyokai)の略ではなく、日本ひきこもり協会(Nihon Hikikomori Kyokai)の略である。作者の滝本竜彦も同じく引きこもりであり、これが元で大学を中退。主人公の設定は作者を反映しており、このほか脱法ドラッグなど、ほぼ同じである。
『月刊少年エース』2月号から、大岩ケンヂによって漫画化された。読者アンケートでは常に上位で高い人気を保っていた。最初は原作小説を丁寧に漫画化していたが、次第に全く違うストーリーになっていく。
そして、2006年夏からアニメが放送された。タイトルは「N・H・Kにようこそ!」とアルファベット部分を中黒で区切って表記されている。理由はNHK(日本放送協会)に配慮したものであり、後述の「テレビCMなど」も参照。こちらは、前半は漫画版を、終盤は原作小説をベースにしている。
2006年12月15日にはそのNHKで放送されている『ビジネス未来人』にて本作品および作者が取り上げられたのは特筆すべきことである。
2006年9月15日より「BEWE」にて、オフィシャルサポータズクラブ「日本ひ○こ○り協会 BEWE支部」が開始されている。
【あらすじ】
大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であるとし、その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)であるとの妄想を抱く。
そんな矢先、中原岬と名乗る謎の美少女が現れた。彼女は、佐藤をひきこもりから救出すべく「プロジェクト」を遂行することを宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、岬による佐藤のカウンセリングが始まる。
【登場人物】
佐藤達広(さとう たつひろ)(声:小泉豊)
北海道出身の22歳。ひきこもり歴4年の自称「マスターオブひきこもり」。
高校を卒業後、地元を離れ関東の大学に通うが中退する。その後も実家には戻らず、大学時代と同じアパートにて、親からの仕送りによって生活を続けていた。高校の頃の後輩 山崎薫と再会し、エロゲー作りに参加する。
対人恐怖症気味だが、軽度の外出は可能。
嘘をつくとやめられず、段々嘘が大きくなって行くので、すぐバレる。
はじめはいたってノーマルであったが、山崎の影響で、ロリコンやおたくになってしまう。
脱法ドラッグ服用により幻覚を見る事もしばしば。
漫画版で一時的に入院した際鬱病と診断される。トロトロ(小林四郎)には統合失調症を疑われる。
アニメ版で吸っているタバコの銘柄は、パッケージを見る限りではマールボロライトメンソール。
誕生日は1月28日。
ハンドルネームは「SA10(サトー/佐藤)」。
中原岬(なかはら みさき)(声:牧野由依)
佐藤をひきこもりから立ち直らせようとする、謎の美少女。
18歳。当初は高校に通わず、宗教団体の信者である叔母の勧誘を手伝う。
他人の気を引くために無理なキャラ作りをする事も多々。
佐藤が逃げ出そうとするたびに阻止するが、その際の手段は選ばない(いわゆるヤンデレ)。
作品により、境遇や半生に大きな差異がある。
山崎薫(やまざき かおる)(声:阪口大助)
佐藤の後輩。中学時代、いじめられていた所を先輩の佐藤達広に助けられる。
21歳。佐藤の部屋の隣に住み、大音量でアニメソングを流していた。佐藤をエロゲー作りに参加させた張本人。
アニメの専門学校である 夜々木アニメーション学院(アニメ版では「伐々木デザイナー学院」。モデルは代々木アニメーション学院か)に通う。
美少女キャラが好き。ロリコン、おたく。
初恋のトラウマから、歪んだ恋愛観を持つ。
七菜子(菜々子)という、ツンデレの彼女(一応)がいる。
実家は北海道で農業を営んでおり、長男であるため度々跡継ぎを迫られる。漫画版では実家に戻らず、歌舞伎町でホストになった場面がある。
柏瞳(かしわ ひとみ)(声:小林沙苗)
佐藤の高校時代の先輩。薬物依存症で自傷癖あり。
漫画版の職業は、国家公務員。大学時代の先輩、城ヶ崎と結婚する。
佐藤にしばしば不倫関係を迫る。
ハンドルネームは「*HANA(ハナハナ)」。
アニメ版の愛車はスズキ・アルトラパン。
小林恵(こばやし めぐみ)(声:早水リサ)
佐藤の高校時代の同級生。小説版には登場しない。
高校時代は真面目な学級委員長だったため、佐藤からは「委員長」と呼ばれている。
高校卒業後、しばらくしてから、マルチ商法会社「マイウェイ」(モデルはアムウェイか)の下っ端勧誘員となる。
友一(漫画版での名前は四郎)という重度の引きこもりとなった兄がいる。
トロトロ/小林友一(こばやし ゆういち)(声:竹本英史)
小林恵の兄。漫画版では四郎。ハンドルネームは「トロトロ」。小説版には登場しない。
佐藤よりも重度の引きこもり。ネットゲームで佐藤と知り合う。
ひきこもりから脱出する切っ掛け、経過が作品により大きく異なる。
緑川七菜子(みどりかわ ななこ)(声:宍戸留美)
漫画版では菜々子。小説版には登場しない(名前のみ登場)。
山崎と同じアニメーション学校の声優科に通う女の子。ツンデレ。山崎薫の彼女(一応)。
美少年・美少女好き。
ひきこもり星人(ひきこもりせいじん)(声:松崎亜希子、片貝薫、塩屋翼)
漫画版・アニメ版のマスコットキャラ。紫色の肌を持つ。
佐藤の妄想の中から飛び出した。
【漫画】
『月刊少年エース』で2004年2月号から連載開始。2007年7月号で最終話を迎えた。
作画:大岩ケンヂ/原作:滝本竜彦/角川書店発行
* NHKにようこそ!01/2004年6月
* NHKにようこそ!02/2004年11月
* NHKにようこそ!03/2005年5月
* NHKにようこそ!04/2005年11月(初回限定版「岬ちゃんお出かけ脱衣パック」は、パーツ着脱で着替え可能な中原岬のフィギュアとポストカードが、コミックに付属したパッケージ。通常版とは別装丁)
* NHKにようこそ!05/2006年6月
* NHKにようこそ!06/2006年11月(初回限定版「PCゲーム付き」は、作中で佐藤と山崎が製作したゲームを、現実にCIRCUSが製作した。脚本は滝本。通常版とは別装丁)
* NHKにようこそ!07/2007年5月
* NHKにようこそ!08/2007年7月 (初回限定「ひきこもり卒業証書」つき)
【テレビアニメ】
2006年7月から12月に「N・H・Kにようこそ!」として、全国独立UHF局系などにて放送。涼宮ハルヒの憂鬱が放送された局では引き続きこの枠で放送された。前半から中盤までは漫画版、終盤は主に小説版がベースになっている。全24話。
スタッフ
* 原作:滝本竜彦・大岩ケンヂ
* 監督:山本裕介
* 監督補佐:園田雅裕
* シリーズ構成・脚本:西園悟
* キャラクターデザイン:右湊具央/吉田隆彦
* 総作画監督:吉田隆彦(第1話〜第6話)/下谷智之
* 音楽プロデューサー:福田正夫
* 音楽:パール兄弟
* 音響監督:塩屋翼
* 音響制作:オムニバスプロモーション
* 音響効果:西村隆弘(フィズサウンドクリエイション)
* 録音スタジオ:オムニバスジャパン三分坂スタジオ
* 編集:三嶋章紀
* 背景:スタジオイースター
* 撮影監督:北村直樹
* 色彩設計:内林裕美
* 音楽製作:ビクターエンタテインメント
* アニメーション制作:GONZO
* 製作:N.H.K.にようこそ!製作委員会(角川書店、ハピネット、ビクターエンタテインメント、角川エンタテインメント、GONZO)
主題歌・挿入歌
主題歌
* 前期オープニング『パズル』
o 歌:ROUND TABLE feat. Nino
* 後期オープニング『パズル-extra hot mix-』
o 歌:ROUND TABLE feat. Nino
* 前期エンディング『踊る赤ちゃん人間』
o 歌:大槻ケンヂと橘高文彦
* 後期エンディング『もどかしい世界の上で』
o 歌:牧野由依
挿入歌
* ふしぎ・プルプル・プルリン・リン!
o 歌:宍戸留美
* ダークサイドについてきて
o 歌:牧野由依
* 踊るダメ人間2006
o 歌:大槻ケンヂと橘高文彦(カウントダウンは小泉豊が叫んだ。)
サブタイトル
1. プロジェクトにようこそ!
2. クリエイターにようこそ!
3. 美少女にようこそ!
4. 新世界にようこそ!
5. カウンセリングにようこそ!
6. クラスルームにようこそ!
7. モラトリアムにようこそ!
8. 中華街にようこそ!
9. 夏の日にようこそ!
10. ダークサイドにようこそ!
11. 陰謀にようこそ!
12. オフ会にようこそ!
13. 天国にようこそ!
14. 現実にようこそ!
15. ファンタジーにようこそ!
16. ゲームオーバーにようこそ!
17. はぴねすにようこそ!
18. ノーフューチャーにようこそ!
19. 青い鳥にようこそ!
20. 冬の日にようこそ!
21. リセットにようこそ!
22. 神様にようこそ!
23. 岬にようこそ!
24. N・H・Kにようこそ!
補足
* DVD版では本放送時に放送されなかったシーンなどが追加された無修正版になる。
* 第24回(最終回)のみオープニング曲「パズル」は流れなかった。
* 第23回のみエンディング曲「もどかしい世界の上で」は流れなかった。
【テレビCMなどにおけるタイトル表記など】
本作のタイトルは、テレビ東京でNGになっているようで「NH○にようこそ!」となっている[1]。なお、他局では通常であるが、『ケロロ軍曹』のCMで、放送局がテレビ東京で在るにも拘らず、『少年エース』のCMで、其の儘「NHKにようこそ!」と表記された事がある。
また、テレビアニメ版『N・H・Kにようこそ!』では放送した各放送局で新聞・インターネットのテレビ欄のタイトル表記が分かれる形となった。「NHKにようこそ!」(9字)という表記もあれば、「アニメ・ようこそ!」(9字)、または「ようこそ」(4字、ステレオ放送記号を含めると5字)、「N・H・K」などと表記が分かれていた。これらは、深夜番組のため掲載されるスペースの問題や、またテレビ欄ではNHK総合及びNHK教育も掲載されているため、見た人が日本放送協会と誤解するのを避けるためと見られる。余談ながら「NHK」をもじったテレビ番組は過去にもいくつか放送されていた。テレビ欄表記も含めNHK (曖昧さ回避)を参照。
ちなみに、NHKの商標を持っているのは日本放送協会ではなく、横浜市に本社を持つ、バネ製造の大手ニッパツこと、日本発条株式会社である。
(「NHKにようこそ!」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年11月14日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=NHK%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%9D%21&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)