【古本】天 -天和通りの快男児- [1~18全巻] (著)福本伸行

【古本】天 -天和通りの快男児- [1~18全巻] (著)福本伸行

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≪書籍情報≫

著者:福本伸行
出版社:竹書房
版型:B6版
カテゴリー:ヤングコミックス
連載雑誌:近代麻雀ゴールド
ジャンル:ギャンブル


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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『天 天和通りの快男児』(てん てんほーどおりのかいだんじ)は、近代麻雀ゴールドに1989年から2002年まで連載された福本伸行原作の麻雀漫画作品。単行本全18巻。天から派生した漫画に『アカギ』がある。この作品により福本伸行は従来の人情物作家から脱皮し新境地を開拓した。この作品は当初麻雀人情ものとして連載がスタートしたが徐々に麻雀勝負ものへと移行した。このため作者の漫画家として成長過程をたどることができる作品ともなっている。

「理」によって麻雀を打っていたひろゆきが、「理」以外のもので打つ天と出会うことから物語は始まる。

2003年12月11日にD3パブリッシャーのSIMPLE2000シリーズ Ultimateから『闘牌!ドラマティック麻雀 天 天和通りの快男児』がプレイステーション2用ソフトとして発売された。


【登場人物】
「東」

* 天(天貴史)
本編の主人公で、類い稀な直感と強運を併せ持つ博徒(代打ち)。どんな苦境に陥ろうと諦めない「どこまでも切れない分厚い麻雀」を打つ。
物語序盤では見え見えのイカサマ役満で逆転勝利したり、素人にボロ負けしてしまうなど、ヘタレな打ち手であるかのように見せていたが、その実はかなりの実力者であり、無敵といわれた天才・赤木しげるに土をつけるなど、土壇場で発揮する無類の勝負強さを持っている。
義理人情に厚く、何でも感情的に分かち合おうとする好漢だが、かつては人を陥れる事で勝ち続けていた過去を持っていた。しかしある時から一転して、弱者の立場にたって行動する事となる。その優しさは時として敵側の人間にも向けられ、相手のメンツを保たせるためにわざと自分にとって不利益になるような行動を取ることもあり、体中に刻まれた傷跡はその名残である。
東西決戦では東の頭を張り、西の頭である原田と熱戦を繰り広げた。
余談ではあるが嫁さんが二人いる。

* ひろゆき(井川ひろゆき)
本編のもう一人の主人公で、理詰めの繊細な麻雀を打つ青年。第一話では受験生として登場し、その後エピソードが進むに従って大学生、社会人へと年齢を重ねた姿が描かれている。
最初は小遣い稼ぎ程度の感覚で麻雀を打っていたが、次第により強い相手を求めるようになり、真剣勝負の代打ちの世界に惹き込まれて行く。
頭が良く、計算力と観察力の高さは天を始めとした歴戦の勝負師達をも唸らせたが、「理」に頼り、慎重に行動しすぎてしまうきらいがあったために度々裏をかかれて苦戦を強いられるものの、天や赤木達の支えもあって勝負に対する決意を強め、次第に成長して行く。しかし同時に天や赤木のような天才を知ることで劣等感を抱き、麻雀で生きていく事への恐れを抱いてしまった。

* 赤木(赤木しげる)
何の後ろ盾もなく、ただ自分の能力のみを頼りに生きてきた無頼漢。100年に一度の天才と呼ばれる。
13歳の少年時代に、とある雀荘に逃げ込み、そこで行われていたヤクザ絡みの麻雀勝負に関わりをもった事から裏世界へと身を投じることとなった赤木は、当時その世界で5本の指に入るといわれた代打ちをも倒したことで一躍その名を知られる事となる。
一時は裏世界のトップに君臨していたが、立場や名声が自分を束縛するという主義のため、早い段階で引退した。
死をも恐れぬ精神と、並外れた知性に直感、神域にまで達するといわれる強運を持ち、勝負事において無敵といえる。数々の伝説を残してきたが「天」作品中ではその強運にやや翳りがみられる場面もあった。
飄々とした言動と突飛な行動で周囲を振り回すその姿は、一般的な価値観からすると「自己中心でいいかげんな人物」とも言えるが、勝負事に対する姿勢は誰よりも真摯であり、また、自己を尊重しつつも己を大きな生命のサイクルの一環として捉えるその死生観は多くのファンの語り草となった。
本作品からの派生作品として描かれた『アカギ』は彼の少年〜青年時代の話であり、Vシネマ化やアニメ化もされる人気作となった。

* 銀次(浅井銀次)
かつて「三色銀次」と呼ばれていた老人。実際にはその武器は洗練された限定ガン牌である。
老齢でありながらもなお衰えない高い認識力と、職人技ともいえる常人の発想を超えたガン付け技術を併せ持ち、東京随一とよばれるほどの打ち手であったが、その技の特性から多くの人目に晒される事を嫌い、大きな場には出てこなかった。
通夜編では自分が末期ガンに冒されている事をアカギに告白し、”死に対する恐怖”について二人で語る。

* 健
「とりえは麻雀のみ」と自称する青年で、ひろゆき同様東西決戦では若手。自分の学歴や育ちをコンプレックスに思い、上昇志向が強い。
元々は西の出身であるにもかかわらず、東西決戦では層が薄く状況不利の東軍にあえてつき、西の頭領、原田との対局が決まった時も最初から原田の首を狙いに行くなど、一発大穴にかける強い野心性を持つ。
 天を兄貴分として慕っている。

* 鷲尾(鷲尾仁)
「北の二強」と呼ばれる内の一人であり、北海道随一の打ち手。
赤木とは親交があったらしく、金光と3人でハワイに行ったり、安楽死を決意した赤木を涙ながらに止めようとしたりしていた。

* 金光(金光修蔵)
 鷲尾と並ぶ「北の二強」の一人。東北は岩手の麻雀寺、清寛寺の住職。
赤木とは親友で、その縁から最終エピソードでは(僧侶と言う立場もあり)赤木の身の回りの世話を取り仕切る役を担う。
東西決戦では早々に敗退してしまったが、物語のラストシーンでは他の主要メンバーを差し置いてアカギの墓前に登場するなど、通夜編になってから急に出番の増えた人物である。


「西」

* 原田(原田克美)
 東西決戦での西の頭であり東西戦の仕掛け人、そして関西屈指の暴力団組長でもある。「現役最強の代打ち」「赤木の再来」とも言われる天才。
目標達成のためには手段をいとわない一面があり、殺意を剥き出しにした打ち筋は、天いわく「人を殺る麻雀」と称され、抜き身の日本刀に例えられる鋭さを見せる。
天に対して強いライバル心を持ち、最終戦では天との決着を付ける為に自らの利益もかなぐり捨てて、二人麻雀による一騎打ちを望んだ。

* 僧我(僧我三威)
赤木が現れるまでは裏世界最強と呼ばれた男。十数年もの長期にわたり勝ち続け、無敗を誇った伝説の存在である。
赤木ほどの華やかさや、原田のような殺気は見せないものの、自らの気配を消し、そっと忍び寄るように狙い、討ち取る闇のような打ち筋。さらに、きわめて高い直感力を持ち、一説には、常人には理解できない「麻雀の闇」を見通しているとさえ言われている。
輝かしい経歴を残して引退した僧我であったが、その経歴も後に裏世界に君臨した赤木しげるの前では霞んでしまう事となる。それ故、赤木に対しては憎悪にも近いライバル心を抱いており、幾度となく赤木と直接対決にて決着を付けようとした。が、それは同時に赤木の実力を認めていた事の裏返しもであった。
通夜編では、赤木との最終決戦に「9(ナイン)」と言うゲームを提案し、宿命のライバル・赤木の自殺を食い止めようとするも、アルツハイマーに冒されてもなお神懸かり的な赤木の直感により引き分けに持ち込まれた。

* 尾神(尾神桂)
原田が天対策として用意した刺客。天の打ち筋を徹底的に研究しており、自分が勝つことよりも天を倒す事を優先する。

* 阿久津 坂口 三井 南郷 吉井
西側の打ち手。吉井は途中で尾神と交代している。


その他

* 沢田
昔の東映ヤクザに憧れる、人情味溢れる任侠。雀荘でひろゆきと卓を囲んだ事から、ひろゆきに代打ちとしての素質を見出しスカウトする。
初期の「天」における主要人物の一人。

* 室田
大阪でもトップクラスの代打ち。プレッシャーによって相手を勝負から降ろしてしまう「降ろしの麻雀」を武器としていた。
赤木が地上げ屋から代打ちの依頼を受けた際に、自分の代理として室田を紹介していた事から、赤木とは少なからず交友があったようだ。


【あらすじ】
1巻〜3巻
麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、大学受験のために雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた受験生、ひろゆきは麻雀のうけおい業を営む天とサシ馬勝負を行う。天の麻雀下手さも手伝って勝負は終始ひろゆき有利に進むが、南4局で天が明らかにイカサマな天和九連宝灯をあがり逆転する。その事が縁で2人は知り合いとして付き合い始める。

やがてやくざだが義侠な男、沢田と知り合ったひろゆきは代打ちの道を歩き出す。その最初の仕事の地上げ勝負の相手はなんと天だった。勝負は再びイカサマの天和九連宝灯を決めた天の勝ちとなるが、実際には天と沢田が自ら全ての面倒の犠牲になることを選択した結果となる。(この辺りから、天は実際には麻雀にとても強いことが判明してくる。)

天・中西との勝負で負けた事がきっかけで、元々険悪な仲だった地上げ屋と勝負となったひろゆき・沢田だが、地上げ屋の雇った代打ち、室田に苦戦する。差も広げられ万策尽きたかに思えたその時、天が現れ代打ちを志願する。室田のトリックを見破り、プレッシャーの張り合いに勝利した天は完全に室田を撃破するが、地上げ屋側は切り札として「無敵」と恐れられる赤木を投入する。圧倒的な才気を武器にする赤木に大苦戦する天だったが、赤木は1回の半荘の負けを理由に代打ちを辞退する。その後、地上げ屋側は天より格上の代打ちを用意できず、勝負は沢田・ひろゆき・天側の勝利となる。勝負の後、沢田と天はひろゆきに、実力は問題ないが表社会に戻れる人間はそうすべきであると諭す。

東西戦編
大学に入り、表社会に暮らしていたひろゆきだったが、その心は天や赤木のような麻雀勝負を求めていた。やがて大阪で知り合った麻雀打ちの健に「東」の裏プロ達と「西」裏プロ達が雌雄を決する「東西戦」があることを教えてもらう。「東」の頭領が天であることを知ったひろゆきはその決戦メンバーに志願する。最初は断られるが、2回目に念願を果たす。

「東西戦」は決勝メンバー選出の「ビケ殺し」、「トップ取り」「満貫しばり勝負」をへて「クリア麻雀」そして「二人麻雀」へと移行する。

通夜編
「東西戦」の9年後、麻雀の世界から身を引いてサラリーマンとして暮らしていたひろゆきは、たまたま見た新聞の訃報欄に赤木しげるの名前を見つける。困惑したまま赤木の葬儀、そして通夜に訪れたひろゆき。しかし、赤木はまだ生きていた。なぜこのようなことをするのかと問うひろゆきに、赤木、そして金光の口から衝撃の事実が告げられる。 なんと、アルツハイマーにかかった赤木が、自分が自分であることを保てるうちに安楽死によって逝くことを決意し、その直前に「東」のメンバー全員と「西」の原田・僧我と最後の会話をする事を決めたというのだ。その事を知った者達は、ある者は赤木を引きとめようとし、ある者はその死を見届けようとするのだった。

作者の福本伸行氏が安楽死問題についても触れており、麻雀漫画を取り扱う「近代麻雀」シリーズの中でも異例で、麻雀を行わない章である。


【特殊麻雀】
ビケ殺し
東西戦の予選リーグの前半戦でのルール。東西両陣営の6名ずつが3卓(よって、2対2が3つ)で麻雀を半荘行い、それぞれの卓で最下位だった三名が脱落になる。


トップ取り
東西戦予選リーグでの後半戦でのルール。半荘ごとにトップが決勝進出となり、最終的に残った三名が脱落になる。


東西戦決勝ルール
東西戦予選リーグの勝者8名で行われた変則麻雀。主な特徴として、

* 満貫未満のあがりは場を流すだけで無効。
* あがっても点棒が増えず相手の点棒が減るだけの減点方式。また点棒が無くなった者が脱落になるサバイバル式。ただしリーチ棒、連荘棒は考えない。
* 10巡ごとに控えている味方と交代する交代制。生きているメンバーが4名の場合は2人ずつのペアで交代し、3名の場合は一人ずつの循環式、2名だと交代は無くなる。流局または和了した場合、巡目のカウントは次局に持ち越す。
* 決着がつくまで、東南戦を繰り返す。
4名が脱落した時点で、東西最終決戦へ移行する。


クリア麻雀
東西最終決戦において、東側陣営の大将・天貴史が考案した変則ルールの麻雀。麻雀の代表的な二翻役5つ(下記)を先にクリアした側が勝つというルール。主な特徴として、

* 一気通貫・三色同順・チャンタ・三暗刻・七対子を和了する。陣営として和了すれば良く、味方の差し込みも可。
* どちらかの陣営がクリアするまで、東南戦を繰り返す。
* 複合役(チャンタ・三色同順など)の和了は、一度に二つの役をクリアしたものとみなす。
* 七対子を除き、面前でなくても(食い下がりしても)クリアとみなす。
* 上位の役(チャンタに対する純チャン、三暗刻に対する四暗刻)を和了しても、クリアとはみなさない。

ただし作中では、西側陣営の大将・原田により、通常の点棒のやり取りも行われ、0点以下(ハコ)になった時点で、相手陣営が勝利する、というルールとの並立制で試合が行われた。

この時、クリアの成立とハコが同時だった場合の取り決めをしていなかったため、後の二人麻雀へ移行することとなる。


2人麻雀
東西決戦最終戦において、西側陣営の大将・原田克美が提案したルール。

テンパイまでを競うステージAと、相手の上がり牌を看破するステージBからなる。時間は1時間で終了する。1時間経過時点で新たな局が成立(サイコロの目が確定)していれば、その局は有効である。徒な時間の消耗を防ぐため、時間の経過は伏せられ、終了10分前と終了の合図(目覚まし時計のベル)のみ対戦者に知らされる。終了時に得点の多かったほうが勝者となる。

* ステージA
2人で通常の麻雀を行う。場風は東で固定、自風は親の東と子の西のみ。鳴きはポン・チー・カン全て可。18巡内にどちらかのリーチ(あるいはテンパイ宣言)を持って終了し、ステージBに移行する。テンパイしても宣言をせずに、さらに高い役を狙って続行することも可能だが、相手にテンパイを宣言された場合は、テンパイは無効である。18巡でどちらも宣言が無かった場合は流局となる。

なお、流局した場合は親権は変更しない。また、積棒は増えるが、二翻しばりはない。

* ステージB
テンパイ宣言側が攻撃側、被テンパイ宣言側が守備側となる。

まず守備側が攻撃側の上がり牌を推理し、2牌指定する。正解の(指定した牌が上がり牌である)場合はその時点で流局となる。両面待ちなどの多面待ちの場合は、待ち牌の一つでも当たれば正解となる。

不正解の場合は、攻撃側が5回のツモの権利を得、その5牌内に上がり牌があればツモ上がりが成立する。このため、ロン上がりの概念はない。面前ツモの一翻は加算される。点数は通常の麻雀と同じだが、点棒のやり取りはなく、ひたすら得点を重ねるだけである。なお、ツモっても高めを狙う場合は、ツモった牌を伏せて捨て、さらにツモることが出来る。

通常の麻雀のリーチ同様、上がり牌、暗カン牌以外はツモ切り。5牌の中に上がり牌がなければ、再び守備側の上がり牌指定となり、攻撃側がツモるか守備側が正解するまで指定を続行する。

9(ナイン)
通夜編で僧我が赤木に挑んだ勝負。2人で行う心理戦である。トランプの戦争に近い。 作中では僧我が負けた場合僧我が死に、赤木が負けた場合は赤木は生きる(赤木は死にたがっているため)。引き分けは勝負なしというルールとなった。

まず2人が互いに1から9までの数牌を1つずつ持つ。そしてその9牌から1つを任意に牌を伏せてだす。 2人が牌を出したらそれを開き、数字が大きかった方が、2つの数字の和の分点数を得る。(たとえば6対3だった場合6側が9点を得る)引き分け時は2人とも0点。

あとは残った牌(1回戦後は8牌、2回戦後は7牌…となる)で再び上記の戦いを行い、9回(手持ちの牌が無くなるまで)これを繰り返す。最終的に得点が多かったほうが勝ちである。

よって、勝った回数よりも、得た得点が重要であり、強い牌同士の戦いで競り勝つ(自身が得る得点が大きくなる)こと、逆に相手の強い牌に1や2などの必敗牌をぶつける(相手の得る得点が小さくなる)ことが勝ちへの道となる。


(「天 天和通りの快男児」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年11月14日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A4%A9_%E5%A4%A9%E5%92%8C%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%BF%AB%E7%94%B7%E5%85%90&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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