≪書籍情報≫
著者:
大久保篤
出版社:
スクウェア・エニックス
版型:
新書版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
月刊少年ガンガン
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
ソウルイーター(SOUL EATER)は、大久保篤のファンタジー漫画作品。「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)で2004年から連載されている。
2003年に本編の前振りとなる3つの短編がそれぞれ「ガンガンパワード」平成15年夏季号、秋季号、「月刊ガンガンWING」平成16年1月号に掲載されており、それらは単行本第1巻に収録されている。事実上の第1話は「月刊少年ガンガン」平成16年6月号掲載の「補習授業(前編)」である。
【概要】
作者の『B壱』に次ぐ2作目の連載作品となる。本編の前振りの短編の時から、「月刊少年ガンガン」としては異様な宣伝攻勢を行なっていた為、現在、誌面で人気である『鋼の錬金術師』が終了した後の売上を維持する意図があるとの声もある。
【あらすじ】
舞台は死神武器職人専門学校、通称『死武専』。
ここに通う「職人」のマカと「武器」のソウル・イーターを軸として物語を展開していくが、主人公格は三組と言えるのでその役割は限定的と言える。
この学校は、「職人」と「武器」を育成することを目的としており「職人」と「武器」でペアとなって活動をしていく。その最終目標は悪人の魂99個と魔女の魂1個を「武器」に集める事によって、死神様の下に仕える「デスサイズ」という者を作り出すことである。
「職人」と「武器」
* 「職人」と「武器」で1つのペアとなる。
* 「職人」とはペアを組んだ武器に魂を食べさせて、デスサイズを作ろうとする者である。悪人の魂を奪う為、職人でありながら武器を使いこなす能力を求められる。扱う武器に応じて、「魔○○職人」と呼ばれる。
* 「武器」は当初、とある人物により、人間を加工して作り上げられた者であったが、時代が下るにつれて世襲化した家系まで発生しているところを見ると、今や一つの種族とされる。
* 「職人」と「武器」は魂の波長が近いほど戦闘能力が上昇する。「武器」は、職人の魂の波長を増幅し波長のコントロールをサポートする役割を持っており、実質戦闘に参加するのは「職人」である。
* 「武器」は自分の得意とする形態の武器に変化し、「職人」のサポートをする。また「武器」は体の一部を武器化することができる者もいて、それを利用し、単体で戦う「武器」も存在する(ジャスティンやギリコ等)。
* 熟練した「職人」には魂の種類や位置を感知したり、魂そのものを見る能力がある者もいる。
【登場人物】
声優はドラマCDのキャスト。
死武専(死神武器職人専門学校)
アメリカネバダ州、死神様のお膝元の街「デス・シティー」のほぼ中央に存在する。死神様の名の下に「職人」と「武器」を管理及び養成する教育機関であり、全世界に散らばっているデスサイズスや武器・職人達を纏める本部でもある。現存するデスサイズが八人であることから、デスサイズにまで到達できる者はそうはいないと考えられる。
ちなみに「死武専」は武器と職人は秩序を最重視する死神のもとで管理されるべきであり、新たな鬼神(後述)の出現は防がねばならないという目的をもって創設された組織である。
死神様(しにがみさま) - 声優:大林隆介
『死武専』の長である人物で、死神。デス・ザ・キッドの父。その魂はデスシティー1つを覆い尽くすほど巨大。かつて狂気に走った初代鬼神を封印した張本人。ただ、鬼神を押さえるために、その魂をデスシティーの地に固定しており、封印が解け、鬼神が逃亡した後もデスシティーを出ることができない。昔はかなり怖かったらしく、着けてる仮面もいかにも”死神”というような恐さだったが、子供に泣かれるので今の仮面に変えたとのこと。
今では性格・口調はともにかなり軽くなった[1]が実力は本物。死武専の子供達を見守る目は温かい。本名はストレートに「死神(もしくは、デス)」であるのか、別にあるのか不明。この世界の人間(もしくは武器)達の中には彼のことを神や秩序としてみるものが多く、ある種の絶対者であることがわかる。デスサイズが出張していて手元に無い場合が多く、その場合素手での「脳天直撃死神チョップ」を得意とする。
デスサイズ(旧名:スピリット) - 声優:平田広明
デスサイズスのうちの一人でシュタイン、マカの母親とペアを組んでいた「武器」。本体は鎌であるため、八人いるデスサイズの中で厳密にこの称号を名乗れるのは彼だけである。マカの父親だが、現在はマカの母親と離婚してしまい親権は持っていない。極端なほど女好きの所為で、娘であるマカに毛嫌いされているが、実際はとても娘思いな元・父親。普段からデスシティーに留まるデスサイズである。
シュタインとは先輩後輩として、ドツきあう仲であるが、彼は後輩の事を苦手としている。先輩として、危険な傾向を持っていたシュタインを導き、それなりに慕われてこそいたのだが、当の本人には寝ている間こっそりと毎夜人体実験を行われる始末とあらば当然の事と言える。
ジャスティン=ロウ
デスサイズスの一人でヨーロッパ担当。神父のような格好をしたそのままの聖職者で、死神様を「神」と崇めている。13歳でデスサイズスの一人になった史上最年少デスサイズで、その実力は本物。現在17歳。
本体はギロチンで職人がいなくても一人で戦える珍しい「武器」。常に“爆音”と言って良い位の大音量で音楽を聴いているので他人の話を聞けないが、読唇術が使えるので一応会話をしようと思えばできる。髪型はトンスラに見えるようでいて、実はただの帽子である[2]。
余談だが、技の一つ「ロウ・アバイディング・シルバーガン」は、作者の過去作品「B壱」の登場人物、七海陽平の使う銃の名前と同名。
マリー・ミョルニル
デスサイズスの一人でオセアニア担当。常に眼帯をしている。死神様の命令で死武専に戻ってきた。一応癒し系ではあるのだが、気の毒な位に男運が無い。その理由は、尽くし過ぎる性格につきあった男達が皆引いてきたから[3]。初恋の人はシュタインで、死神様は彼女の人畜無害な癒し系オーラを駆使し、シュタインの中で目覚めかけている狂気を相殺させようと考えていたが、クロナにメデューサの魔力がこもった盗聴機を飲まされた為、逆効果になった。後にジョーの能力により盗聴器は発見・破壊された。シュタインがB・J殺害の容疑を掛けられた際は、彼と共に死武専を出て、事件の真相を追うことになった。名前の由来は北欧神話の神トールの持つ槌ミョルニルだと思われる。
弓 梓
デスサイズスの一人で長い黒髪にメガネのアジアンビューティー。本体は石弓。狙撃を得意とし、10km以内なら1mmの誤差もなく狙撃する事が可能。また、魂の共鳴により、広範囲を索敵することも可能とする。あだ名は「キング・オブ・委員長」。東アジア担当だったが、マリーの代わりにオセアニア担当も兼任することになった。マリーによく男関連の話題を持ちかけられるが適当に流している。名前の由来は、「徒然草」の中の「梓弓」だと思われる。
B・J(ブッ叩き・ジョー)
死武専内部調査官。職員や生徒が「死神様に疑われている」と思うと死武専全体の士気が落ちるため、非常勤で普段は出てこない。死武専内部の裏切り者を炙り出す場合にのみ死神様に招集される。魂の波長の微妙な揺れを感じ取ることができ、相手の胸に手を押し当てるだけで相手が嘘をついているかどうか分かる。彼は密通者のことを「モグラ」と呼称する。マリーの元カレ。マリーと別れた理由は魂の波長を感じ取る能力がだんだん強くなり、最終的にはすべてを見透かしてしまうのではないかということを恐れたため。マリーと予約したレストランへ向かう途中、何者かによって殺害される。武器は拳銃。
職員
フランケン=シュタイン - 声優:宮本充
先輩ことスピリット(現デスサイズ)とペアを組んでいた「職人」。デスシティーの外れに『ツギハギ研究所』なる自分の研究所を持っていたが、死神様に死武専教職員として呼び戻された。死武専最強の職人と称されるほどの天才であり、「博士」と呼ばれることも多い。魂の波長を相手に送り込む能力に長け、武器無しの格闘でもかなりの戦闘能力を持つ。また観察・対応力に優れており、好奇心が少しでもあればどんな武器でも扱えてしまう。ただし、凄まじいまでの変人であり、サディストかつマッドサイエンティストで、「ヘラヘラ」と笑っていることが多い。デスサイズ(スピリット)の元パートナーで、5年間毎夜彼の身体を使って人体実験をしていた(スピリット曰く「悪魔の実験」)が、マカ(後述)の母が見破った為か、「研究材料を奪われた」と恨んでいるような発言も見られる。白い髪にくわえタバコ。つぎはぎ白衣に、顔には手術痕のような傷。おまけに頭にはネジが刺さっているというフランケンシュタインの怪物のような男で、自らの体を使って実験をすることすらある実験狂。
椅子に座ったまま移動し、躓いてこけるなど惚けた面があるが、メデューサの正体に逸早く気付く等、頭の切れもなかなか。教育者としても優れているが、最近は指導を焦り出している[4]。死神様を規律として自らを律していたが、阿修羅(後述)が目覚めたこと、及び彼に興味を持ったメデューサの誘惑により狂気に同調し始めている(本人もその自覚はあり、呑まれないようにと自制している)。B・Jの検査後には精神的に極度に不安定な状態に陥り、B・J殺害容疑でスピリットと死人に逮捕状を突きつけられる。スピリットたちのはからいでマリーと共にB・Jを殺した犯人の捜索を開始する。
死人(シド)=バレット - 声優:赤城進
ナイグスとペアを組むナイフ職人で、渋くて堅気な性格の死武専教職員。過去、『眉間に女神事件』(経緯は不明だが、死人の眉間に自由の女神が刺さった事件)によって死亡、後にシュタインによってゾンビとして蘇ったが、眉間の穴はそのまま。生前の自分をさして「俺は〜〜〜そんな男だった」と誇る事が多いが、自分の流儀に合わない事をした場合には「それも生前の話だ」と誤魔化す発言もあった。初登場時は自分の墓を武器にマカたちと戦った。職人としての腕前は三ツ星レベルとかなり高く、ミフネとも互角にやりあえるほど。地面に潜ることもできる。名前の由来は元ピンク・フロイドのシド・バレットと思われる。
ミーラ=ナイグス
シドと組んでいる武器で本体はナイフ。女性で、ミイラのように体全身に包帯を巻いている。メデューサが消えた後、死武専の臨時保健医として死武専に在籍。死人と魂の共鳴で「強制土葬」という技が使える。
生徒
マカ=アルバーン - 声優:竹内順子
ソウル=イーターとペアを組んでいる鎌職人の少女。武器のデスサイズと人間の母親との間に産まれたハーフである[5]。怒ると本の角で脳天を叩くマカチョップをくりだす。若年でありながら、退魔の波長を出す事ができる鎌職人伝統の大技「魔女狩り」を放つ。過去のクロナとの戦いで、自分を庇ってソウルが斬られたことに強い責任を感じ、以後は彼を守る為に強くなることを望むようになる。稀に「摩訶」という表記もされる。
ソウル=イーター - 声優:保志総一朗
マカとペアを組む武器の少年で、本体は鎌。「COOL」な男を目指しているが性格はやや乱暴。シニカルな面もあるが、マカを見る目は温かい。魂が好物。過去のクロナとの戦いで魔剣に斬られ、黒血が体内に入り込む。以降ソウルの精神空間に、狂気の象徴らしき「ダブルスーツを着た小鬼」が出現するブラックルームが現れる。尚、この状態で職人と共鳴すると、職人側にも狂気が現れる。読みきり時には99人の魂を食べていたが、魔女と間違いブレアの魂を食べてしまったことでチャラになったようだ。ファミリーネームはエヴァンス。
ブラック☆スター - 声優:小林由美子
椿とペアを組む暗器職人。殺しを生業とする一族「星族」の唯一の生き残り。暗殺者とは思えないほど自己主張が強く、目立ちたがりでお調子者。だが死武専生の中でも実力はかなり高く、力のコントロールに長けている。ただし、我侭な性格が災いして万年補習生徒で、とても頭が悪い[6]。大の自信家でことある毎に「自分はビッグだ」と語り、小物扱いされる事を何より嫌う。しかし、その性格で常に自分にプレッシャーを与えて己を鍛えているため、口で言えるだけの実力と強力な魂を持つ。体術を得意とし、魂の波長を相手に直接送り込む事も出来る。自己中心的ではあるが、椿への温かな接し方や仲間達を思いやる心の強さから、根の優しさが読み取れる。
中務 椿(なかつかさ つばき) - 声優:能登麻美子
ブラック☆スターとペアを組む武器で、本体は5種類(鎖鎌、忍者刀、煙球、手裏剣、変わり身)に変化できる魔暗器。さらには兄の本体であった「妖刀」の力を取り込み、自分の物として変化できるようになった[7]。アラクネが作った魔武器直系の一族「中務家」出身。柔和で優しい性格をしており、ブラック☆スターの数少ない理解者の一人である。容姿端麗の和風美女。
デス・ザ・キッド - 声優:本田貴子
死神様の息子。トンプソン姉妹とトリオを組む職人。死武専に入学しているが死神で、文武両道に長けた天才。清潔好きが行き過ぎて、性格は極度の神経質。特に左右対称にはかなりうるさい[8]。かなりナイーブな面があり傷つきやすい。魂の力を自在に抑えることに長け、全開すると巨大な力を放つ。戦闘時にはトンプソン・2丁拳銃と死神体術を組み合わせた戦闘法ガン=カタを操る。実力は頭一つ抜けているが、細かいことにこだわる性格が戦闘や学力テストで足を引っ張ることも。マカ達と対等な立場にいようと努めている為、自身の死神(父親)の権力を使うことは極力控えている。
リズ=トンプソン - 声優:甲斐田裕子
キッドとトリオを組む武器。本体は妹のパティーと二人で一対になる二丁拳銃で、使い手の魂の波長を圧縮して弾を放つ。普段はしっかり、きっぱりしているが、幽霊などに対しては極端に臆病。昔は街で人々を脅してカツアゲをし、「ブルックリンの悪魔」と恐れられる不良姉妹だったが、たまたまキッドをカツアゲしたのをきっかけに彼の元へ行くこととなる。妹より胸が小さいことを気にしているようだ(両者とも巨乳)。
パティー=トンプソン - 声優:沢城みゆき
姉のリズと共にキッドとトリオを組む武器。無邪気で子供っぽい性格で、頭のネジが抜けたような突飛な行動に出ることが多い。姉とは違い、怖いもの知らずのようで、相手にエグい暴言を吐くことも多い[9]。死武専の筆記試験ではテスト用紙から立体的なキリンを作った(黄色のクレヨンをよく使う)。とにかく、外面から計り知れない少女である。ちなみに彼女がたまにリズから言われ使用する「鶴の一声」はキッドにたいしては絶大な効果を発揮する。
クロナ
実母メデューサに全身の血をラグナロクが溶かされた黒血と入れ替えられたために、武器であるラグナロクを体内に持つ職人。極度の人見知りだが、主にラグナロクの虐めの所為で自らの怒りが頂点に達し、ハイになると口調が荒む。幼少の頃から誰にも接してもらえない人生を送っていたが、マカとの戦いで精神が安定。現在はラグナロクと共に死武専に体験入学中。根暗で引っ込み思案な性格は変わっていないが、命懸けでマカを守るなど心は開いている様子。マカと仲間達の温かな励ましで友達意識が生まれ、素直になり笑顔を見せ始めたが、復活したメデューサが接触したことにより、無理矢理スパイ行為をさせられることになった(デス・シティーの狂気にも当てられ始める)。メデューサの実子であるが、設定上として性別は不明。
ラグナロク
クロナとペアを組み、その体内に黒血として潜む武器で、本体は両手持ちの柄に両刃の黒刀。クロナの狂気を武器にするために生まれてきたのか、意地が悪く捻くれた性格。だが、一応クロナの言うことを聞く一面がある。クロナの背中から出てきていることが多く、散々虐めるだけではなく竜のような姿に変わり飛行することもできる。死神様に今まで奪ってきた魂を没収されたため体が縮んだ。そのせいかクロナへの虐めが多少ライトとなり、落ち着くようになった。誰の味方もするつもりも無いようだが、どうしても素直になれない面も伺える。名前の由来は北欧神話の「ラグナロク」からだと思われる。悲鳴を上げて、その振動で振動剣のように刀身を震わせることも出来る。
オックス・フォード
死武専の優等生である槍職人。通称「オックス君」。自称「知将雷王」。教室内ではガリ勉で知識一編倒らしく、武器なしのブラック☆スターに一撃でノされる場面もあったが、雷を武器とするためか屋外では獣の如き戦闘能力を示す。魔道具「波乱」争奪戦に同行する。名前の由来はオックスフォード大学。
鉄拳に登場する三島平八(もしくは前作B壱に登場するロディジー)のようなスキンヘッドだがもみ上げを立てたような独特のヘアスタイルをしている。同級生であるキム・ディールに対し、人目もはばからず熱烈なラブコールを送っているが、彼の誇りでもある髪型はキムからは「キモい」と言われている。。テストでマカと1・2位を争うほどのガリ勉だが、どうやらキムの「お金持ちになったら(付き合ってもいい)」という発言のためらしく、勉強していい会社に入り、お金を稼ぐ(キムと付き合う)ことが目的としているようだ。
ハーバー・ド・エクレール
オックス・フォードとペアを組む魔武器の雷槍(蛇矛に似ている?)。バイザーを着用している。こちらの名前はハーバード大学に由来。
キリク・ルング
壺職人。双子の壺「ポット・オブ・ファイア」と「ポット・オブ・サンダー」を腕に装備して戦う。キッド、ブラックスターと共に死武専きっての武闘派と呼ばれ、聖剣騒動の時は三人で共闘した。実力は一つ星職人の中でトップクラスで、魔道具「波乱」争奪戦に出動した。ブラック☆スターとは仲が良いと思われる。
キム・ディール
角灯(ランプ)職人。パートナーはジャクリーン・オ・ランタン・デュブレ(愛称はジャッキー)。オックス君からの求愛に対して「お金持ちになったら」と言うなど、金にがめつく事あるごとに金儲けのことをしばしば口にする。「波乱」争奪戦の際死武専全部隊に退却命令を出す役割を担った。
ヒーロ
死武専のヘッポコ職人。ブラック☆スターの技の練習台や、多数の生徒に(キムやジャクリーンなどの女生徒にも)パシリをやらされていて、これ以上馬鹿にされないように聖剣エクスカリバーのパートナーになる。聖剣の提示する「職人になるための1000の項目」(5時間に及ぶ朗読会等)も余裕でこなし、力を得てから生徒達への復讐(決闘やのぞき)を謀る。一日の9割をウザい聖剣の支配下に置かれてもケロリとしている精神力が評価され、一時は職員会議で一つ星から三つ星への二階級特進も考えられていた。しかし、聖剣がくしゃみを連続ですることに対し彼の死を願うほどの反発を覚え辞退。以後パシリ扱いが強力になり、迫害に等しい仕打ちを耐える日々に自ら戻った。マカ曰く「普通の学校ならもてそう」だが、ヒーロ自身のルックスは良い方なのか不明。
メデューサ一派
魔女と死神は遥か昔より抗争を繰り広げていた。放埓を楽しみとしてきた彼女等と秩序の体現者である死神は相容れなかったようだ。魔女達は魔女の女王『魔婆様』のもとに、定期的にミサを開くなどしているが、統制は緩くある程度は放任されているようだ。
メデューサ
蛇使いの魔女で、死武専に保健医として潜り込んでいた[10]。クロナの実母で、クロナに黒血の武器ラグナロクを埋め込んだ張本人。初代鬼神復活を企てた。魔法を使うときの呪文は「ネークスネーク コブラコブブラ」。矢印型の矢、「ベクトルアロー」や、上に乗ったものを矢印の方向に吹き飛ばす「ベクトルプレート」などを得意とする。
自分と同じタイプの研究者であるシュタインを仲間に誘うなどしており、停滞した世界に何らかの形であれ、変革を求めていた。魔女の中では屈指の力を持っていたが、シュタインとの激闘の末に倒れる。その際、魂ごと消滅したかに見えたが、後にレイチェルという少女の体を乗っ取り復活した。
狡猾な策士家タイプだが「自らの目で見た物しか真実にできない」と言うように、リーダーでありながら自ら危険な任務を引き受ける性格(死武専でのスパイ活動や最前線での足止め等)。だが幼体化して以降は格闘能力の低下の所為か、より策略家の側面を強め、アラクノフォビアと死武専を影ながら出し抜き続けている。
フリー(魔眼の狼男)
大魔女『魔婆様』の左目、魔眼を奪い取り200年間投獄されていた男。映画鑑賞が好きなのか、昔見た映画(大脱走の影響でスプーンを使って脱獄するのに憧れ、逃げ切れたにも関わらずわざわざ捕まったが、食事がすべて箸だったため失敗。その肉体は不死身で、退魔の波長以外では体を斬られても貫かれても何てことは無い。人型から狼男に変身でき、強大な氷の魔法と空間魔法を操る(空間魔法は魔眼の能力である可能性が高い)。身体能力がかなり高く、近距離戦に於いては「闘狼拳(とうろうけん)」という格闘技を使う。しかし、投獄されっぱなしの理由からも推測できるように、かなりドジを踏みやすい性格が災いし、自滅する事も多い。魔法を使う時の呪文は「ウールッフウルブスウルフウルブス」。義理深い性格で、死神とその法を嫌い、脱獄の手助けの礼もあってメデューサに協力している。投獄の際、名前を奪われたらしく、現在の名は自らを持って自由の身であると言う意味を込め名乗ったものである。
エルカ=フロッグ
カエルの魔女。かつて目障りなメデューサを潰そうとして返り討ち、体内に彼女の号令一つで宿し主を裂き殺す蛇を何匹も入れられ、脅されて協力している。だが破壊行動は好きなので、やや協力的な姿勢も見せる。メデューサがシュタインに敗れたことで自由を手に入れたと思ったも束の間、魂を再構築し生き延びたメデューサに再び捕まり、パシられる羽目に。オタマジャクシ型の爆弾「おたまボム」を使う。魔法を使うときの呪文は「カエロッグフロエルゲコエルフロッグ」。ソウルプロテクトを使える辺りから魔女の中でも上級と推測される。
ミズネ
ネズミの魔女。かつては6人姉妹だったが、長女はメデューサによって殺害される。「チチチ」としか喋らないが、姉妹5人で合体する事でかなりの美女になり喋ることも可能となる。ブレア並みの巨乳。合体前の形態では、ビーム髭が攻撃手段。メデューサに協力しているのは、エルカによって長女を殺したのは死武専だと吹き込まれたためである。ソウルプロテクトや変身魔法を使える辺りから、魔女の中でも上級と推測される。
アラクノフォビア
アラクネ
魔女。ゴーゴン三姉妹の長女でメデューサの姉。クロナの伯母にあたる人物。魔女の魂を使って最初に魔武器を作り出した、いわば魔武器の母。その為、魔女からも裏切り者として追われていた。800年前に死神から身を隠すため自分の体を蜘蛛にしバラバラにして行方をくらます。本体の魂こそ、協力者である里のゴーレムの中に残していたが、体である蜘蛛は全世界に散っており、それ自体が強力な情報網となって意識自体も残していた。800年かけて死武専に対抗しうる組織アラクノフォビアを密かに創り上げ、鬼神復活を時機と見て、身体である蜘蛛を集結させ復活する。メデューサに裏切られた過去があるらしく、姉妹仲は悪い。名前の由来は「ギリシャ神話」の「アラクネ」。
ギリコ
初登場時はソウと名乗っていた魔凶器人形技師。変身するとチェーンソーになる。自らが造ったゴーレムに自分を使わせているが、自分の体の一部だけを武器化して一人で戦うこともできる[11]。本人によるとエンチャンター(人形技師)の技術を使って自分の記憶を遺伝子にプログラム化し、自分の子供に託したらしい。モスキートと仲が悪く、ジャスティンとも因縁深い。
魔凶器なので魔武器ではないという意見が多いが、魔鎌や魔暗器などは同様に武器の種類として、凶器が用いられていると思われる。
モスキート
アラクネの執事。山奥にレッドカーペットを敷き、最高級のリムジンでアラクネを迎えに来たが、ギリコによって屋根の部分を破壊される。そのギリコの行動にかなり激怒していたり、喧嘩したりなど彼とは仲が悪い。実は老いた蚊の化け物で、鼻を伸ばして相手の体液を吸い取る。今の姿を自嘲するとおり、普段は小柄だが、昔の姿を思い出すと途端強力になる。例として、100年前の姿(本人曰く一番堅かった時代)に戻ると、全身がとてつもなく肥大化する。ただし足の大きさは変わらないため非常にアンバランスな格好であった。
ミフネ
多数の日本刀を駆使する流派「無限一刀流」の使い手である用心棒。子供好き。彼の強靭な魂は普通の人の99個分にあたり、「剣神」と称されている。武器職人の軍隊を一人で壊滅状態に追い込み、梓の銃撃をもあっさり見切るなど、恐るべき実力を持つ。元は魔女アンジェラの用心棒だったが、アンジェラの身の保護と引き換えにアラクノフォビアの用心棒になる。読み切りの時にブラック☆スターと戦い、手を抜いていたにもかかわらず圧倒していたが、隙を突かれて敗北。魔道具開発研究所で再戦した際にもやはり本気を出せなかったものの、妖刀モードをものともせずに完勝。ブラック☆スターをさらに強さに貪欲にさせるきっかけを作る。
アンジェラ=レオン
魔女であるが、幼いため魔力が弱い。そのためミフネに用心棒として守ってもらっている。カメレオンの帽子を被っているが、何の魔女であるかは不明。
フィッシャーキング
魔道具「永久ゼンマイ」を奪還するためにアラクノフォビアから派遣された怪人。頭は悪いが、破壊力だけは桁外れ。デス・ザ・キッドに魔導師エイボンと死神様の関係を暴露しようとするが、言い終わる前に死人に殺される。
鬼神
99個の悪人の魂と最後に1個の魔女の魂。これはあくまで死神の定めたルールであり、実際は善人の魂を喰った方が遥かに効率が良い。そして、時折心の弱さに負ける者が出現する。彼等は善悪問わず魂を乱獲するが、それは力への渇望に負けたためである。これの果てが鬼神であり、まさに神に近い力を持つ存在である。その狂気の影響は全世界に及ぶ。
阿修羅(あしゅら)
初代鬼神。死武専設立前、かつては死神様自らが魔女と抗争を繰り広げていた頃に側仕えしていた職人「死神八武衆」の一人。死神様の弟子だと思わせるような言動がある。
その中でも断トツの実力者だったが、猜疑心の塊のような人間であり、死ぬ恐怖から逃れるために善人の魂を食べて鬼神と化す。死神様に封印されたが、メデューサの作戦で復活。現在は死神様の行動範囲外に逃亡している。重ね着(人間不信のため)している時は狂気に満ちた笑い声をあげたりする。だが素顔は美形で、脱いでいる時は礼儀正しくマトモな口調になる。
通常、鬼神となるのは善人の魂を喰らった「魔武器」だが、彼は「職人」である。パートナーの魔武器ごと善人の魂を喰らった稀有な例。そのためか、武器使用時は口の中から武器が出てくる。その武器は独鈷杵と思われる。
マサムネ
妖刀と呼ばれる鬼神の卵の一人であり、椿の兄でもある。手にした人間の魂に憑依することによって、魂の乱獲を行っていた。妹である椿に古くからコンプレックスを抱いていたようで、それが彼の変心した理由であった。椿との魂を賭けた激闘の末破れ、椿を認めた彼の魂は妹の下へ還っていった。
さまよえるオランダ人
悪霊。魂を乱獲し初代鬼神に捧げようとする鬼神信奉者の一人で、彼が封印されてなお活動していた。クロナによって、一体化していた幽霊船「ニーズヘッグ」ごと破壊され、集めていた魂すべてを奪われるが、彼自身は小船に乗って脱出していた。「ダッチチチ」という独特の笑い声が特徴。帽子を取られると怒る。
道化師
ボル7工場に棲み着いている存在。阿修羅と同じ魂の波長を持つ。相手の魂を取り込んで精神を破壊し、自分のものとする能力を持つ。マカを取り込もうとしたがすんでの所でソウルに救われ、結果的に彼らの魔人狩りを発動させるきっかけを作ってしまった。
その他
ブレア - 声優:笹本優子
強い魔力を持った猫。普段は人間(魔女)の姿をしている。容姿端麗の巨乳美女。1度、ソウルに魔女と間違えられて狩られたが「猫は魂が複数ある」[12]ので生き延びた。戦闘能力はかなり高い。現在はマカとソウルの家に居候し、キャバクラ「チュパカブラス」で働いている[13]。ソウルの「漢」っぷりに惚れており、度々からかっている。魔法を使うときの呪文は「パンパンプキン パンプキン」。カボチャ型の衝撃波「ハロウィン砲」や、カボチャ型のエネルギーにより相手を押しつぶす「スマッシング・パンプキン」を使う。
ズワン
ブレアの帽子。意思を持つようだ。伸縮自在で相手を掴み、投げ飛ばすことも出来る。詳細は不明だが、1巻以降全く出番が無い。
エクスカリバー
「手にした職人に最強の力を与える」と言い伝えられている伝説の剣。他の武器と異なり、どう見ても人間には見えない生物に変身する。伝説とされる割には職人と簡単に魂の波長が合うが、その代わり人としての波長が合わないためずっと洞窟の奥に突き刺さっている。
なお、人としての波長が合わないということはすべて彼のクセのあり過ぎる性格に起因する。例として、持ち主に自分の真偽不明の武勇談を何時間にも渡って聞かせたり、何を言っても言われてもまるで気に介さず、寝る間さえなく使い手の時を延々と支配し続けるなど。
しかし実力はすさまじく、手にした者は光の翼を纏って瞬間移動も可能にし、剣の一振りで空間をも切り裂く。へっぽこ職人のヒーロだけは彼の束縛に耐えることができ、一時は無敵の力を得たが、溜まりに溜まった不満から結局捨てることに。
【書誌情報】
* ソウルイーター 1巻 2004年06月22日発行
* ソウルイーター 2巻 2004年11月22日発行
* ソウルイーター 3巻 2005年04月22日発行
* ソウルイーター 4巻 2005年08月22日発行
* ソウルイーター 5巻 2005年12月22日発行
* ソウルイーター 6巻 2006年04月22日発行
* ソウルイーター 7巻 2006年09月22日発行
* ソウルイーター 8巻 2007年01月22日発行
* ソウルイーター 9巻 2007年05月22日発行
* ソウルイーター10巻 2007年10月22日発行
【ドラマCD】
ソウルイーター Vol.1 特別社会科見学2005年08月発行 ISBN 4757515170
* マカ:竹内順子
* ソウル・イーター:保志総一朗
* ブラック☆スター:小林由美子
* 椿:能登麻美子
* デス・ザ・キッド:本田貴子
* デスサイズ:平田広明
* シュタイン:宮本充
* 死神様:大林隆介
* リズ:甲斐田裕子
* パティ:沢城みゆき
* ブレア:笹本優子
* 死人:赤城進
(「ソウルイーター」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年10月29日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)