≪書籍情報≫
著者:
梶原一騎 作画:
村上よしゆき
出版社:
講談社
版型:
新書版
カテゴリー:
少年コミックス
連載雑誌:
週刊少年マガジン
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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
『新約「巨人の星」花形』(しんやくきょじんのほしはながた)は、梶原一騎・川崎のぼるの原作「巨人の星」を村上よしゆきによってリニューアルした漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)2006年36・37合併号から連載中。
「巨人の星」を星飛雄馬のライバル・花形満の視点から描いた作品には2002年にWOWOWで放送されたアニメ「巨人の星【特別篇】 猛虎 花形満」が存在するが、本作はそれとは異なり21世紀初頭が舞台。「巨人の星」とは登場人物の名称こそ同じであるが、設定は全く異なっている。
【作品概要】
* 1966年から1971年まで連載されていた巨人の星をリニューアルし、主人公を星飛雄馬から花形満に変更し、設定を現代に置き換える形で掲載する形で連載するというのが編集部の方針とのことである。
【あらすじ】
話は甲子園出場より数年前に遡るところから始まる。中学校に入学し、野球部への入部を目指した主人公・花形 満(はながた みつる)は野球部の状況が惨憺たるものであることを知り、野球部の部員に野球で勝負を挑む。しかし、リトルリーグ時代に壊した肩が原因で球が上手く投げられず、部員たちからバカにされる中、部員の一人黒沢に打者として勝負を挑む。結果はピッチャーフライに終わるものの、本気の球を打たれた黒沢は花形の実力を認め、暴力事件で試合が出来ない野球部には関わらずにシニアリーグへ行くよう勧める。しかし花形は黒沢と同じチームでプレーしたいと言い、これを拒否。黒沢は、花形と天野が野球部をあきらめるためには野球部を廃部にするしかないと考え、再び暴力事件を起こし、野球部は廃部となる。
その2年後、花形は、あるチームとの試合にバッターとして参戦し、退屈であった為、去ろうとする。しかし、そんな花形を一人の少年が止める。少年の名は、星 飛雄馬(ほし ひゅうま)・・・。
花形満と星飛雄馬、二人の少年の邂逅…遂に、運命の歯車が動き出そうとしていた…。
【ストーリー】
1話〜4話 入部編
5話〜28話 ブラックシャドウズ結成編
29話〜 甲子園横浜代表・紅洋高校、対青雲高校戦編
【登場人物】
花形満(はながた みつる)
この漫画の主人公。右投右打。13歳の中学1年生。小柄ながら、リトルリーグ時代に速球を武器にピッチャーとしてエースとなるも肩の故障が原因で投げられなくなってしまう(その後の様子を見るに、ファーストの守備で送球するぐらいなら可能なほどには回復した模様)。しかし、野球がやりたいという強い思いで打者に転向する。ブラックシャドーズの監督兼リーダーであったが、滝による黒沢暴行事件で1度検挙・事情聴取されたものの、「花形モータースの社長の息子だから」とつきかえされ不起訴処分された。
その後、無免許でバイクを乗り回す不良になる(これは、滝による暴行事件の際、自分が花形モータースの社長の息子であったために不起訴処分にされたことで、「誰にも僕は捕まえられない」と半ば自虐的になっていることが主な原因)が、先輩の赤川に「オレたちと甲子園を目指さねえか?」と持ちかけられ、中学卒業後、紅洋高校に進学。その後、飛雄馬と宿命的な再会と邂逅を果たす事になる。
初戦後、ギプスを外して本気になった飛雄馬と一徹を交えての再戦をする事になるが、圧倒的過ぎる実力差によって、一球も打てずに敗北。更には二人に『飛雄馬の限界を図る為の練習台』扱いされていた事を知り、挫折する。しかし一徹は、ボールにすら全くかすることもできなかったのはバッターとしての経験が浅いためで、驚異的な反応速度とスイングスピードがあり、経験を積めば将来飛雄馬のライバルになりうる存在、と評価している。
怪力の伴宙太との腕相撲では互角だった。腕力もさることながら、手首の力もすごいようである。
体がずいぶんと大きくなって、ケンカも相当強い(パンチ一発で人がすっ飛ぶ)。
紅洋高校に入学後の一年対二・三年の試合では2回表から登場。守備ではファーストでトリプルプレーを完成させ、その裏の回の初打席で滝からホームランを放つ。
星飛雄馬(ほし ひゅうま)
後に花形の最大の宿敵といえる投手となる少年。偶然にも、父・一徹と共に花形とレイジの試合を目撃しており、ほんのすれ違うような形であるが、花形とも出会っている。
原作と比べると、やや無口で内向的な印象がある。第1話の1ページ目と2006年11月22日発売の少年マガジン第51号に父・一徹と一緒に登場。
2年後に、花形と運命的な再会と邂逅を果たす事になる。人前における左手での投球を父・一徹により禁じられているため、普段は右手でボールを投げている。ただしそれでも、驚異的なバックスピンを与えることで、スローボールでも草野球程度の相手ならば、軽く三振を取るくらいの芸当ができる。背は花形よりも低いが、その握力は強く、花形でも振り解く事が出来ないまでに強く、野球への情熱の熱さから、中途半端に試合を投げ出そうとした花形への目付きは、思わず花形を怯ませてしまう程の眼力であった。初戦後、再び勝負を挑んできた花形をギプスを外した状態で完膚なきまで叩きのめした。
天才である花形とは対照的に、努力型のタイプといえる。
美空(みそら)
花形家のメイド。花形にとっては姉のような存在。
黒沢影人(くろさわ かげひと)
花形が入学した中学校野球部の投手。右投右打。アンダースローからの鋭い高速スライダーが武器。有名高校からスカウトされるほどの実力。他校の生徒に無抵抗にやられていた天野を助けに入ったことで「暴力事件」として野球推薦は取り消され、さらに野球部は公式・対外試合禁止処分となり、大半の部員が退部した。だが、再び元野球部顧問によって名門高校の推薦を受けるものの、滝の暴力事件に遭遇し、受験が危ぶまれた。結局、天野らの助けによって推薦試験を受験し、合格することはできたものの、交通事故に遭い、二度と野球ができなくなった。その後懸命にリハビリをするが、立つのが精一杯。
天野四郎(あまの しろう)
花形が入学した中学校野球部の捕手でキャプテン。右投右打。黒沢と共にスカウトされていたが、事件の当事者としてやはり推薦が取り消された。事件後も野球部に残り、一人で練習していた。中学卒業後青雲高校のキャプテンをしている。
赤川剛史(あかがわ つよし)
花形が入学した中学校野球部の部員。花形は知らないが、飛雄馬の家に訪れ、大リーグ養成ギブスを知っている元番長。
事件以前は3年生ながら控えだった。卒業後、紅洋高校に進学、花形に対し「オレたちと甲子園を目指さねえか?」と持ちかける。
築島月子(つきしま つきこ)
黒沢と同級生の少女。中学校野球部のマネージャーとなる。序盤のヒロイン的存在だったが、黒沢の事故後は彼の看病もあって出番が減る。
レイジ
リトルリーグ時代の花形のチームメイトで、現在はシニアのエース。リトルリーグ時代は補欠でその当時から花形に対して強いライバル意識を抱いており、花形を乗り越えるために人一倍の努力をしているが、ブラックシャドーズとの試合で花形に決勝の場外ホームランを打たれて惜敗する。現在ではチェンジアップの使い手。
藤原新(ふじわら あらた)
リトルリーグ時代の花形のチームメイトでキャッチャー。リトルリーグ時代には花形とバッテリーを組んでいたが、シニアではレイジとバッテリーを組んでいる。クールで、野球に関する知識も豊富(ブラックシャドウズとの練習試合では黒沢の弱点も発見していた)。しかし、密かに肩を故障した花形のことを心配している。
滝洋一(たき よういち)
野球部を公式・対外試合禁止処分にした黒沢を恨み、部員全員を金属バットで殴り倒そうとする。しかし、黒沢の説得により自分の行為を省みるようになる。そして黒沢にもう一度野球がしたいと持ちかけようとするがそれがもとで交通事故を起こしてしまう。さらに上記の理由で黒沢を集団で暴行したことにより警察に逮捕されてしまう(黒沢の項も参照)。釈放後は黒沢の分も頑張ろうと努力を続けた結果、紅洋高校のエースとなる。
星一徹(ほし いってつ)
飛勇馬と明子の父で、かつては伝説的な野球投手でもあった。ブラックシャドウズ初の練習試合を飛雄馬とともに目撃しているが、「あんなのは玉遊びだ」と批判している。借金まみれの生活を送っているが、飛雄馬を大投手にするためには金を惜しまない。
星明子(ほし あきこ)
飛雄馬の姉であり、母親的存在でもある。2007年3月20日発売の少年マガジン第16号では声文字のみ登場後、翌週のマガジンではガソリンスタンドのアルバイト店員として、花形と出会う。包容力があり、一徹に理想を押し付けられている飛勇馬の事を常に心配している。また、鬼のような一徹に育てられただけあって芯の強い一面もあり、花形との初対面の際には、学生である花形が無免許でバイクを乗り回しているのに気付き、思わず平手打ちしている。しかし、花形が怪我をした子供を病院に連れて行く手助けをした事で、認識を改め、同時に自分に母の面影を感じている花形と心を通わせる事になる。
伴宙太(ばん ちゅうた)
父は青雲高校のPTA会長で伴重工業社長である伴大造。柔道部と野球部コーチを兼任し、野球部員に対してしごきを行っている。、そのしごきに対して口をはさんだ花形の携帯電話を破壊し、腕相撲勝負をしかけた。なお巨人の星では花形と伴は同い年だったが、年上という設定に変わっている。
大泉洋輔(おおいずみ ようすけ)
紅洋高校野球部副キャプテン。下級生(特に花形)を嫌っていて、ボールすら触らせない。とても威圧的で、監督ですら逆らえない。花形の「上級生との試合に勝ったら公式戦に出してくれ。」と言う要求を無視しようとする。しかしそんな彼にも、新海を馬鹿にする上級生に食って掛かる過去があった。
水野(みずの)
紅洋高校野球部1年生。花形と仲良くなる。球速は遅いがコントロールの良さが売り。
金子竜一、金子竜二(かねこ りゅういち、かねこ りゅうじ)
紅洋高校野球部2年生部員の双子。竜一は補欠、竜二は控え投手。水野の中学時代の先輩で、彼が入部してきたことを馬鹿にするが、花形に敗れる。
芳賀聡(はが さとし)
紅洋高校野球部1年生。中学時代は西横浜シニアで4番センターとしてチームをベスト4に引き上げたと言う実績を背負ってきたが、大泉には通用しなかった。花形とはそりが合わない。
塩田将彦(しおだ まさひこ)
紅洋高校野球部1年生。桜という少女に中学の頃から憧れていたが、紅洋高校に入学すると彼女は花形にラブレターを送ったことから、花形を嫌っている。
黄瀬幸治(おうせ こうじ)
紅洋高校野球部2年生で正捕手。現キャプテンである新海に憧れ紅洋高校に入学した。
新海(しんかい)
紅洋高校野球部キャプテン。大泉とは中学時代からの同級生で、彼より素質があり尊敬されていた。しかし紅洋高校では実績に関わらず上級生がいばっていて、1年間は雑用に専念せざるを得なかった。2年になってようやくレギュラーとなったものの、試合中に大怪我を負い、プレー不可能となってしまう。
【世間からの反応・批判】
現代風にアレンジしているとはいえ、あまりにも原作の世界観とかけ離れているため、批判も少なからずある。爆笑問題の太田光は、2006年11月10日放送の「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」の中でこの作品について触れ、冗談のニュアンスを交えつつも「原作への冒涜だ」として厳しく批判した。また、久米田康治のさよなら絶望先生第七集ではこの作品の企画会議とも取れる描写が見られた(王道の某野球漫画を現代風にアレンジしようとしたが、現在「あの球団」の人気は落ちているために、今人気のある「ある球団」にいるライバルをいっそ主人公にしてしまおう、というようなシーン)。 最近よくある(主に音楽が多いが)アレンジという名の元に、このような有名作品を使用して商売する行為は批判が多い。
(「新約「巨人の星」花形」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年10月25日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%96%B0%E7%B4%84%E3%80%8C%E5%B7%A8%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%98%9F%E3%80%8D%E8%8A%B1%E5%BD%A2&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)