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【中古DVD】スレイヤーズ TRY DVD-BOX
商品ID: 1111

【中古DVD】スレイヤーズ TRY DVD-BOX

販売価格(税込) 22,770 円
(新品定価: 23,100 円(税込))
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DVDセット > DVD-BOX
DVDカテゴリー > アニメ

≪DVD情報≫

監督:渡部高志

声の主演:林原めぐみ・松本保典・緑川光
メーカー:バンダイビジュアル


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≪補足情報≫
1997年にTV東京系にて放映された、神坂一/あらいずみるい原作によるTVアニメ「スレイヤーズ」の第3期シリーズ「スレイヤーズTRY」をDVD- BOX化!自称・天才魔道士リナ=インバースとその仲間たちの冒険物語を描く。新作オリジナルドラマCDを封入した期間限定生産BOX。

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参考情報

参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
注意:この商品は【DVD】スレイヤーズ TRY DVD-BOXです。

『スレイヤーズ』(Slayers) は、富士見ファンタジア文庫から発行されている神坂一のライトノベル。また、これを原作とするアニメ、漫画、ラジオドラマ、ゲーム作品である。

小説版のイラストはあらいずみるい。第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉受賞作。

なお、テレビアニメ・ラジオドラマ・劇場用アニメ・OVAに関する事項はスレイヤーズ (アニメ)の項を参照のこと。本項では全体の概説およびアニメ以外のメディアでの作品に関する事項を扱う。


【概要】
本作は基本的に主人公リナ=インバースの視点で描かれる一人称小説である。但し外伝においては、一部に別のキャラクターの視点および三人称形式のエピソードも見られる。ファンタジア長編小説大賞の第1回では大賞作品が出ていないため、事実上の最優秀作品。本作は1989年の同賞受賞後シリーズ化され、続編や外伝が「月刊ドラゴンマガジン」(富士見書房)で連載されたのちに、単行本として富士見ファンタジア文庫から刊行されている。

ライトノベルにおいて、長編系統と短編系統を平行して発表するという手法を確立した作品である。この手法は以後の富士見ファンタジア文庫の多くの作品で踏襲されており、さらに近年では他レーベルのライトノベル作品や漫画作品でも同様の手法で発表される作品が出現している。

本編自体は2000年発刊の第15巻『デモン・スレイヤーズ!』で終了しているが、その後もギャグ中心の外伝『スレイヤーズすぺしゃる』が継続して連載されている。「月刊ドラゴンマガジン」創刊号から連載されていた『風の大陸』(竹河聖)の連載が2005年3月号をもって終了したことにより、2007年7月現在の同誌掲載作品の中では『すぺしゃる』が最古参である。

本編は、魔族を滅すると言う意味での slayers(意味:殺戮者達)であるが、外伝の『すぺしゃる』では、読者を爆笑させると言う意味での slayers である。余談だが、本編の章タイトルは第15巻『デモン・スレイヤーズ!』の最終章タイトル、デモン・スレイヤーズ! 以外は全て五・七・五調である(季語はなし)。

アニメ化された1995年頃から女性ファンが目立ち始める。この現象は、女性ファンを遠ざける要素が希薄であった点が、支持の土台として挙げられる。主人公が自他共に認める美少女で、尚且つ、長編・短編どちらも女性キャラクターの存在感が強い本作なれど、男性ファンの歓心を誘う性的描写に乏しい。ナーガの如く扇情的なコスチュームのキャラクターも稀に存在するものの、この場合は典型的な「悪の女キャラ」のパロディであり、ファンサービスの意味合いは薄い。アニメや漫画では入浴シーンなどもあったが、どちらかと言えばほのぼのとしたギャグ要素に近いものであった。小説では入浴シーン等はほぼなく、代わりに悪党キャラがリナに対して「犯す」旨の発言や行動を取ろうとする場面がいくつかある(当然ながら全て未遂に終わる)。後述の虐殺シーン等もそうだが、特に本編では色々な意味でアニメや漫画よりも殺伐とした世界観が色濃く出ている。


【作品展開】
本作は『ライトノベル』というジャンルを一般層にまで広げた、いわば「ライトノベルの金字塔」的作品で、部数は全シリーズで八桁で1000万部にものぼるという。小説以外にも、漫画・アニメ・テーブルトークRPG・コンピュータRPGなど様々に展開されており、新世紀エヴァンゲリオンと並んでメディアミックスビジネスモデルを完成させた、日本アニメビジネスにおいても重要な位置づけを持つ作品である。

漫画版は義仲翔子による本編の漫画化『超爆魔道伝スレイヤーズ』ほか、あらいずみるい本人による短編や、トミイ大塚によるすぺしゃる、『水竜王の騎士』編が発表されている。。

1994年スーパーファミコンでバンプレストよりRPGとしてゲーム化されている。その後も他機種において『スレイヤーズわんだほ~』、『スレイヤーズ ろいやる』、『スレイヤーズろいやる2』と発売されていく。あまり知られていないが、スーパーファミコン版の前にPC98用ゲームも発売されている(ストーリーはSFC版とは別)。

1995年にはテレビアニメ化・劇場アニメ化された。テレビアニメ版はその後『スレイヤーズNEXT』『スレイヤーズTRY』とシリーズ化され、劇場版もシリーズ化されており、さらにOVA版も制作されている。これらの作品についてはスレイヤーズ (アニメ)の項を参照のこと。

同じく富士見ファンタジア文庫の代表作品である『魔術士オーフェン』とのコラボレーション企画である『スレイヤーズVSオーフェン』では、両作品の主要キャラクター達が共演している。彼らが異世界の亜神ヴォイム(リナ&オーフェンいわく「ぽいもの」)に召喚されて騒動を巻き起こすというもので、スレイヤーズ側の時系列は第一部の後半、5~6巻の間あたりと思われる(ゼルガディスとアメリアが登場する事、ゼロスについて特に言及がない事、ガウリイが光の剣を所持している事などから)。


【世界観】
『スレイヤーズ』の世界は、中世ヨーロッパを基調としており、人間以外にドラゴンやエルフ、ゴブリンなども存在する、典型的なトールキン系統のファンタジー世界となっている。魔法も日常に当然に存在し、その発生メカニズムや個々の術の作用も、断片的ながら系統立てて語られている。

リナたちのいる世界の構造は、『「混沌の海」に立てられた杖の上に平面世界が皿のように乗っている構造となっており、この世界以外にもいくつかの他世界が存在する。それぞれの世界では、「魔王」と「神々」が互いに勢力を争って抗争している。魔王はこの世界を支える杖を欲して世界を滅ぼそうとしている。』という世界観が通説となっている。リナたちの世界でも、「赤眼の魔王(ルビーアイ)」シャブラニグドゥと「赤の竜神(フレアドラゴン)」スィーフィードという、赤が象徴する魔王と神が争い、約 5000年前に赤眼の魔王は七つに分けられて封印され、赤の竜神は分身を四体残して滅びている。なお、他世界の様子の一部は、同原作者のSF小説『ロスト・ユニバース』中にて描写されている。

魔族が目標とする世界の滅びとは、通常よくある世界観とは大きく異なり、滅びの際には自身らも全て滅び去るという事である。但しあくまで自身を含む世界全ての滅びにより混沌の海へと還るのが目的であって、自身等といった個体の滅びは目的対象外である。対極に位置するのが世界の存続を目的とする神々である。

原作の時間軸は、外伝『すぺしゃる』が本編より前の話で、本編は、第8巻『死霊都市の王』までが第一部、第9巻『ベゼルドの妖剣』以降が第二部と分けられている。また『すぺしゃる』も第8巻『恐るべき未来』を境にして第一部・第二部と便宜上分けられている(第二部からは原則として前後編の構成となり、中編作品ともいえる)。

魔族
本作において魔族は、全ての生きとし生けるものにとって最大の脅威として描かれている。同時に、存在し続けることを望む生物とは決して相容れない存在である。魔族は怒りや不安、恐怖、悲しみといった人間の負の感情を糧としており、これらを得るために時として積極的に人間に危害を加える。魔族の設定ではクトゥルフ神話の影響もあるとも言われる。

魔族は精神生命体であり、実体は人間や動物のような物理的肉体を持たず、幽霊に近い存在である(スレイヤーズ世界においては幽霊もまた別に登場する)。普段はアストラルサイド(精神世界面)に存在しているが、物理世界へ現れる場合は、人間を始めとした物質生物をモデルにした仮の肉体を纏って現れる(一部例外的に生物をモデルとしないオブジェや日用品などの姿をとる場合もある)。そして実体が物理法則から外れているため、アストラルサイドに対しても影響力を持つ物理攻撃(魔力の宿った武器、精神力を上乗せした攻撃など)か、対象より上位の魔族の力を借りた黒魔術、もしくはアストラル系の精霊魔術や神聖魔法でなければ、ダメージを与えることはできない。そのため一般人にとっては為す術がない相手で、人間相手ならば無敵に近い主人公リナにとっても、苦戦を免れない厄介な相手である。

魔族は基本的に、魔王-高位魔族-中位魔族-下位魔族の序列に分かれている。高位魔族と呼べるのは、魔王の5人の腹心及びその側近クラスまでで、中位魔族にはカンヅェルやマゼンダなどが、下位魔族にはセイグラムやギオ=ガイア、デュグルド、グドゥザなどがいる。魔族の力の目安に、「いかに人間に近い姿がとれるか」というものがあり、基本的に人の姿をとれる魔族はそうでないものに比べて強力ということになっている。下位魔族はきちんとした人間の姿をとることが出来ず、顔の半分がのっぺらぼうだったり、半透明の巨人だったりと、人間っぽい形をした化け物といった姿しか取れない。また中位魔族の場合も、ある程度力を失うと人の姿をとることが出来なくなる。

このようにある程度以上の力をもった魔族は、自分自身の物理世界への干渉力を制御することができる。物理世界での姿を解くさまは、人間の目からみると空気に溶け込んだように見える。この応用で、姿を解いてすぐさま別の地点で物質肉体を生成する「空間渡り」や、対象との物理的な距離に関係なくアストラルサイドから目標に対して攻撃することもできる。ただし純粋な精神生命体である魔族は、己のもつ力こそがその存在の拠り所であり、他の存在に頼ることはそれだけで自らの存在を危うくすることとなる。したがって魔族は人間等と異なり、他者の力を借りる術を用いることができない。同様に魔族は、単なる捕食対象にすぎない人間に対して、己の存在が揺らぐために本気の攻撃ができず(自分は本気を出さなければ人間にすら勝てない卑小な存在である、と認める事になる為)、そこに人間の付け入る隙がある。

なお、魔族の死とは、大幅にダメージを負い、物質世界へ現れる力を失った状態を指す。対して、滅びとはその存在が完全に消え失せた状態を指す。そのため、たとえ死んだとしてもやがて力を回復して復活する(ただし下位魔族は不完全な状態で亜魔族として復活してしまう事もある)が、滅びた魔族は二度と復活しない。

また、以上の説明は魔王から下位魔族までの純魔族と呼ばれる存在に関してで、さらに下位に位置し亜魔族と呼ばれるレッサー・デーモンやブラス・デーモン等は、自力では物質世界へ現れることができない。そのため、物理世界に存在するためには純魔族や人間の魔道士等に召喚される必要がある上、自我の低い動物などへ憑依して初めて行動することが出来る。よって物理的な実体があるため、通常の物理攻撃でもダメージを与えられる。とはいえその皮膚は三流剣士のなまくら剣などはじき返し、純魔族同様、四大元素の力を借りた術も当然効かない。非常識に強いリナ達に作中では雑魚扱いされているが、一般人から見れば亜魔族でも十分脅威の存在である。

魔法
この世界の魔法は、混沌の言語(カオス・ワーズ)と呼ばれる呪文によって因果律を狂わせ、精神世界面(アストラル・サイド)に干渉して引き出す力とされる。系統としては、力を借りる相手となる者によって黒魔術、精霊魔術、神聖魔法に大別されるが、用途に合わせて各系統の一部を攻撃呪文とし、それ以外と分けることが実際には多い。また、詠唱の為のルールは全ての呪文に基本的には共通しており、(アニメ版の神聖魔術は使用言語が異なっているようではあるが)、バルスロッドとゼラス・ブリット、ドラグスレイブとギガスレイブのように、術のメイン構成文がまったく同じでも、力を借りる者が異なれば威力も現象もまったく異なる術になる。

黒魔術(黒魔法)
魔族から力を借りる事で行使される術。作中では攻撃呪文としての黒魔術が最も使用頻度が高く、「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」はドラスレと略され主人公リナの代名詞的・必殺技的存在になっている。攻撃呪文の中には魔王やその腹心の力を借りた術もあり、それらは「冥王~」や「覇王~」等、個々の魔族の称号を冠している。こうした魔族の力を借りた術は、借りる対象が滅ぶと使用が出来なくなり、また力を借りた相手もしくはそれより格上に属する魔族には原則として一切通用しない(この原則として、という部分がクライマックスの伏線となっている)。魔族自身は、自己の力のみを拠り所にしている関係上、扱うことが出来ない。攻撃呪文としての黒魔術は、攻撃力の大半を直接相手の精神世界面に叩きつけて攻撃し、その余剰エネルギーが爆発等の物理現象として具現化している。

精霊魔術(精霊魔法)
地水火風の四大元素に加え、「精神」の属性を加えた五属性の精霊から力を借りた術、主に相手の精神に作用する術、回復・防御・浄化作用がある術(白魔術)等、複数の形態が存在する。精神に作用する術は攻撃用黒魔術と同じく精神世界面に直接叩きつけるが、地水火風の術は具現化した上で物理的な作用を相手に与える。そのため地水火風の術では、精神世界の存在である魔族にはダメージを与えられない(例外として「雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)」風の元素を用いた術だが肉体と精神にダメージを与える術なので魔族にもダメージを与えられる)。
白魔術が精霊魔術の一部でしかないのは、この世界では長らく魔族の結界により神の力が届かないでいたからで、奇跡や祝福に属する"それっぽい"術等が白魔術と呼ばれている。
魔族であっても必要があれば使用は出来るが、黒魔術を使えないのと同じ理由で自身にダメージを受ける。また、レッサーデーモンが使う「炎の矢」は実は精霊魔術ではなく、自らの魔力で具現させた物である(純魔族ではないので他者の力を借りた術を使ってもダメージはないが)。

神聖魔法
黒魔術にも精霊魔術にも属さない術で、小説版では黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)のミルガズィアが、TVアニメ版三作目のTRYでは黄金竜(ゴールド・ドラゴン)のフィリアが用いる。魔族による結界崩壊後に神の力を借りて唱えているようだが詳細不明。

分類不可能な術及び補足
魔族(もしくは魔族と融合した人間のうち数名)などが使う術(空間渡り、ラウグヌト・ルシャヴナ、レッサーデーモンの「炎の矢」や人型、及び本編 15巻の強化デーモンが使用する光の盾)、斬妖剣に施した2種の紋様呪法など、術の原理が上記魔術と異なる術がいくつか存在する。これらは自分自身を力の源とした黒魔術といえなくもないが、「精神集中の為の呪文」を必要とする者としない者がいたり、使用する術の現象が、力を行使する者に関係なく同一だったりと、一線を画している。また、重破斬・神滅斬は形式上「黒魔術/攻撃呪文」に分類されるが、「力を借りる源」たる金色の魔王は実際には「神・魔族・精霊」に分類する事が不可能な存在であり、「力の源」によって分類する上記三種類の術に分類する事は厳密には不可能である。暴走させれば世界を滅ぼす術でもあり、そのため「禁呪」と呼ばれることがある。また上記3種(+魔族のみが成し得る分類不能な術)に分類される術であっても、使用に道義、倫理的に問題があるとされる術も「禁呪・邪法」と呼ばれ区別されることがある。

あらすじ(小説版)
姉の「世界を見て来い」の一言がきっかけで旅にでた、自称天才美少女魔道士リナ=インバース。魔道技術や観光にも興味を示すものの、行き先の決め手となるのはやはりおいしい食べ物のあるところ。旅の途中、白蛇(サーペント)のナーガと名乗る、自称リナのライバルである非常識な女魔道士と知り合い、以後金魚のフンのように事あるごとにナーガにつきまとわれる。リナは世界各地で仕事の依頼を受けつつ、ナーガを始めとした様々なキャラクターと珍騒動を繰り広げる。(以上『すぺしゃる』)

旅の途中、リナがいつものように森で盗賊に絡まれているところを、通りすがったガウリイが成り行きで助ける。ガウリイは見た目がまだ頼りないリナの保護者をかって出、アトラス・シティ同行する。一行は途中ゼルガディス、赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥの一片を秘めた赤法師レゾと対峙する。幾多の攻防の末ゼルガディスはレゾを裏切り、レゾは念願の賢者の石を手に入れるが、同時に魔王として覚醒する。リナ達は苦戦を強いられるものの、何とか覚醒したレゾを打ち破る。アトラス・シティ到着後、リナはガウリイの持つ伝説の武器「光の剣」に興味を示し、旅を共にするようになる。(以上第1巻『スレイヤーズ!』)

リナ達一行はその後も旅を続けるが、関わる様々な事件全てに何故か魔族が絡んでくる。そしてアメリアや謎の神官ゼロスらを一行に加え、徐々に話の核心へと近付いてゆく。ゼロスの導きで異界黙示録(クレア・バイブル)に辿り着いた際、ついに冥王(ヘルマスター)フィブリゾが姿を現し、魔族の反逆者魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴと共に、リナが魔族と関わりあってきた原因が明らかになる。それはリナがレゾを倒した際に使用した「重破斬(ギガ・スレイブ)」というオリジナルの術が、「金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)」という魔王や神を超越した存在から力を借りたものだったからであった。その力で世界を滅ぼそうと(混沌に戻そうと)画策するフィブリゾと、それに異を唱え妨害を続けるガーヴ。これまでの事件はそれぞれが陰で糸を引いていた結果だった。しかしガーヴはフィブリゾの力の前に為す術なく敗れ、リナは人質となったガウリイを救うべく、フィブリゾと対峙することを決意する。(以上第一部)

リナとガウリイは、第一部のラストで失った「光の剣」に代わる武器を求め、二人で旅を再開する。途中ルークとミリーナというトレジャーハンターコンビと知り合うが、求めていた伝説の武器はなかなか手に入らない。そんな中またも各地で起きる不吉な兆候を示す事件の数々。竜族の長老ミルガズィアによれば、今度は覇王(ダイナスト)グラウシェラーが約1000年前に起きた降魔戦争を再現しようと画策しているとのこと。それを何としても回避しようとリナ達は奮闘するが、ついにミリーナの身に起きた事件が元で、ルークの中に秘められていた赤眼の魔王シャブラニグドゥの一片が覚醒し、ルークは魔王としてリナに戦いを挑む。そしてリナ達はやがて『魔を滅せし者達(デモン・スレイヤーズ)』として伝説になる。(以上第二部)


【主な登場人物】
主人公パーティ

リナ=インバース(声:林原めぐみ)
「世界を見てこい」という姉の一言で旅に出た、この物語の主人公兼語り手。自称、剣士にして美少女天才魔道士。物語開始時は15歳で、本編では物語の途中で16歳になる、その後2年近く経ったので2部終了時点で17、8歳。長い栗色の髪を持ち、普段はバンダナで隠している額に2つのほくろを持つ、見た目はかわいい少女。だが、「自覚すれども反省せず」、「悪人に人権はない」をモットーとし、懐がさみしくなると趣味と実益を兼ねて盗賊のアジトを襲撃して路銀を稼ぐ(盗賊いぢめ)など、ぶっ飛んだ性格をしている。そのため「盗賊殺し(ロバーズ・キラー)」の通り名があり、壊滅させた盗賊団は数千にも上るとうわさされている(これは本人によれば誇張であり「桁がひとつ多い」との事)。また「ドラゴンもまたいで通る」(アニメでは実際にドラゴンにまたがれた)より「ドラまた」リナとも呼ばれている(劇場版ぷれみあむの設定によれば、地域によっては「ドラゴンもまたたく間に倒してしまう」と好意的に伝わっていたことも)。その他、沢山の悪い意味での通り名(大魔王の便所の蓋、ドラゴンが踏んでも壊れない等)を持ち、『本当の年齢は数百歳、巨城を一撃で粉砕できるほどの呪文を連打できる』『額から触角(触手?)が伸びてハエを捕食する』(この場面を描いた四コマ漫画が存在する)『口から怪光線を発射して悪人を一掃する』等といった噂もあちこちで囁かれている。さらに『命にかかわる危険な生物ベスト百』という本や『友達にしたくない人物ベスト10』というランキングに載っていたり、『巨大な体格と薄青い肌、額に生えた小さな角を前髪で常に隠しており月のない夜しか活動しない』(某国の諜報員による綿密な調査の結果)と最早人間扱いされていない場合も。もっとも、怒るより先に、人に攻撃呪文や蹴りを放ち、魔法実験で森を消し飛ばしたり、八つ当たりで近くの山やドラゴンに「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」をかまして地形を変えたり、自分のやった犯罪を人になすり付けたり、依頼料の少なさに腹を立てて世界を滅ぼしかけたり(世界を滅ぼしかけた自覚はないが)しているのでこうした噂が立つのもしかたのないことだが。本人も「根も葉もなくはない噂」とある程度は言われても仕方がないと思っているようだ。こうしたことから悪人の間では名前が知れ渡っており、リナが名前を名乗ったとたんに泣いて謝ったり、必死に命乞いをしたり、あるいは恐怖からかいきなり棒読みお子様口調になった盗賊もいる。稀に本人がこの悪名の高さを利用して相手を威圧する場合もある。また、リナが仲を取り持とうとしたカップル達がことごとく通常の三倍近いスピードで破綻している為、ゼフィーリアでは、「赤い糸切りのリナ」と呼ばれ、縁切りエキスパートとして縁切り業界で名を馳せているらしい。仲間に対しては筋を通そうとする。
体型や胸に自信がなく、ナーガからは「大平原の小さな胸」等と不名誉なあだ名を付けられている。しかしイラストに起こされた彼女の大きさで小さいとなると、立場のない女性が多くなる程度の大きさはある(第1巻のイラストが差し替えられたのはそのせいではないかとも言われている)。この原因は当時の編集が巨乳好きだったためらしい。(なにしろ一巻当時のリナの胸を評して「これはまだまだ貧乳」と称したほど)。ただ、あらいずみるいの手によるキャラは総じて胸が大きいので、平均値自体が現代日本のそれより大きいとも言える(アニメーターのサムシング吉松曰く「ナーガといえば乳揺れ」だが、ナーガを爆乳と表現したケースがほとんどない)。なお、『スレイヤーズVSオーフェン』ではキースにまで「ひらべったいひと」呼ばわりされている(初出時は「ちっちゃいひと」だった)。
その体型に似合わず食べ物にがめつく大食らいで、アニメ版ではそれが特に強調されている。
人間としては尋常ならざる魔力容量(キャパシティ)を持ち、一般に最強の攻撃呪文とされドラゴンすら一撃で葬る事のできる「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」さえもいとも容易く操る等、黒魔術に関する腕は超一流で、さらに精霊魔術にも精通している。そして「重破斬(ギガ・スレイブ)」というオリジナルの術を編み出す等、魔法面では天才と自称するに足りる才能を有する。ただし、本人の好みに合わない為、儀式魔術や召喚術のレパートリーは少ない。また、剣士としての腕前もかなりのものであり、魔法無しでも平均的な力量の剣士にひけは取らないが、本編では敵味方共にリナ以上の使い手が多く、剣技で活躍することは少ない。ズーマとの戦いで剣技の力量を上げる必要性を感じ、ガウリイから剣術を教わっている。かなりの推理力と洞察力をもつが、偏見や思い込みから見当違いの推理をすることもある(初期にガウリイから「お前さんのスルドイ推理ってのは当たったためしがない」といわれたことも)。姉に仕込まれた家事の腕はプロ級で、本職のメイドも顔負けである。さらにドラゴン語やゴブリン語を話す事ができ(ただし相手にはかなり訛って聞こえるらしい)、料理をゆっくり食べればその料理に毒が入っているかどうかも分かる。怪談やナメクジ(アニメ版NEXTのみの設定)、寒さが苦手。
魔道士協会から名誉の証である「称号の服(ディグリー・ローブ)」と、その称号の色を送られている。色はピンク。リナ自身にとっては触れて欲しくない過去である。
天敵は姉ルナで、「故郷(くに)の姉ちゃん」と呼び非常に恐れている。出身は「手加減一発、岩をも砕く」(リナ談)と言われる猛者揃いのゼフィーリア王国の首都ゼフィールシティ。リナのぶっ飛んだ性格は家族及びこのお国柄によって育まれたものらしい(なお、彼女の魔力容量の高さは「赤の竜神の騎士」の近親者である事による影響と思われる)。
魔王の欠片2体、魔王の腹心2人、神官1人、将軍2人と多数の高位魔族に滅びるきっかけを与えた(あるいはリナ自身が倒した)人物であり、また魔王の腹心5人全員に会った最後の人物でもある。

ガウリイ=ガブリエフ(声:松本保典)
かつて魔獣ザナッファーを倒した「光の剣の勇者」の末裔で超一流の剣士。主人公リナと同じく、本編の全巻に渡って登場する。盗賊に絡まれたリナを助けたのがきっかけで、リナの保護者を自称し一緒に旅を続ける。魔法は使えないがそれを補えるほどの凄腕の剣技で剣士として平均より上のリナでさえ離れて見て何とか太刀筋がわかるほどの腕前に加え、容姿は金髪碧眼の美形に属するが、万事に疎いくらげ頭(「くらげ並みの記憶力」の意。「脳みその変わりに○○ が入っている」と評される事も)。本人も自覚しており、考えることを放棄している節がある。最初のうちはそれほど頭は悪くなかったが、読者に世界観を説明するため、リナに質問する場面を何度も挿入した結果、当初の「魔法関連に疎い」という設定が変質しこのような性格になった。ただし、「野生のケダモノなみに」勘が鋭いのでたまにリナ達を驚かせる発言をする事もある。リナにも感じとれない気配を察知し、根拠もなくゼロスの正体を見破ってもいた。さらに視力も並外れて良く、竜族やエルフにも見えない遠くを見ることができる。また、ピーマンが嫌いなので誤って食べてしまった時に起こった出来事は記憶している。本編6巻以降リナに剣術を教えている。酔っぱらっても普段とまったく変わらないように見える。保護者と言いつつ普段はリナのほうがしっかりしているが、リナが落ち込んだときなどは年上らしく励ましたりしている。
第一部のラストで 伝説の武器「光の剣」(正式名称:烈光の剣(ゴルン・ノヴァ))を冥王に奪われ失ったため、第二部当初は物理攻撃が通じない高位魔族に対してはほとんど戦力になっていなかった。ソラリアで正体不明の魔力剣を手に入れ、覇王との戦いで伝説の武器であり異常なまでの切れ味をもつ「斬妖剣(ブラスト・ソード)」だと知る。なおアニメNEXTでは光の剣はゼロスよりラストで返してもらったが、次のTRYのラストで手放している。
本職は傭兵なのだが、そのくらげ頭っぷりからリナに「自分が傭兵だって事忘れてるんじゃないか」と言われている。
本編第1巻でリナと出会う前に、リナの父らしき人物と出会っている(『すぺしゃる』第21巻収録の外伝)。本編第15巻の言動からして、実家はエルメキアだと思われる。また、劇場版第1作ではラウデイ=ガブリエフと名乗る、過去の時代の少年が「光の剣」を所有しており、彼の一族と推測される。
斬妖剣(ブラスト・ソード)……「伝説の剣」の一つ。薄紫に輝く刀身で周囲の魔力を糧とし、それを切れ味に転化する剣で、その一撃は魔王竜(ディモス・ドラゴン)さえも切り裂く言われる。本気で見境なしの切れ味で鞘におさめることもできず、伝説の名剣というより、切れ味だけが優先しまくった、ただのおマヌケアイテムとリナに評されている。だれかがそのつかえなさを何とかするため、刀身を硬度の高い鋼を巻いて切れ味を抑え第二の刀身としていた。ソラリアでベルギスが持っていた魔力剣の一つで、しばらく正体不明のそこそこの魔力剣として使われていたが、覇王に第二の刀身を砕かれ本来の姿に戻るが危険なので、ミルガズィアが切れ味を鈍らせる紋様を描いて切れ味を抑えている。(それでもすさまじい攻撃力は変わらず、さらにガウリィの腕も相まって、ほぼ最強の剣となっているが)

ゼルガディス=グレイワーズ(声:緑川光)
魔法と剣技の双方に長けた魔法剣士。魔剣士あるいは狂戦士と通称され、かなり有名でナーガや千の偽名も名前を知っていた。もとは敵で、先祖(曽祖父あるいは高祖父といわれている)である赤法師レゾの命令でリナを拉致するが、レゾに復讐する為リナを逃がしのちに仲間となる。かつてレゾに邪妖精(ブロウ・デーモン)と岩石人間(ロック・ゴーレム)の合成人間(キメラ)にされており、薄緑色の石の様な硬い肌と針金のような髪を持つ異様な体を元に戻すために旅を続ける。レゾの一件後リナ達とは別れていたが、クロツ率いる邪神崇拝教団と「異界黙示録(クレアバイブル)」の写本を巡って争っている途中リナ達と再会し、リナ達と行動していれば元に戻る手がかりの方から飛び込んでくるため同行した。使う魔法は精霊魔術のみで高位の呪文を使うがアメリアに教わるまで「治療(リカバリィ)」を使えなかったところを見ると呪文のストックは少ないようである。多用する呪文は、武器に魔力をこめる「魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)」。その目立つ容姿とかつての悪行から、人目を避けるため人ごみの中では常にフードやマスクなどで自分の顔を隠しているが、そのことでかえって目立っているとも言われる。きわめてクールな性格だが意外と茶目っ気もあり、アニメ版ではリナ達によっていじられまくった。NEXT7話では、湖竜を捕まえるため、船の碇としてリナ達に湖に2度沈められた挙句、アメリアの一言によりおっさんから人工呼吸を受け、また、エサ役となったガウリイの錘として再び沈められるという悲惨な目に合ったり、吹っ切れてノリノリで踊りながら歌ったり、自ら進んで女装のため化粧をしようとするなどしたが、大抵は自分の姿に嘆き終わることが多い(NEXT15話での最後の自虐的な呟きは声を担当した緑川のアドリブ)。周りの人間に非常識人が多いので、突っ込み役に回ったりすることも。名前を間違えられる事が多い(ガウリイの場合はゼガルディス、リナの場合はゼルディガス、アメリアの場合はゼディルガス)。
第一部のラストでリナ達と行動を別にし、第二部では名前しか登場していないが、その後の様子が外伝で描かれている。

アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン(声:鈴木真仁)
セイルーン王家の第一王位継承者フィリオネルの次女で、父に似ていない黒髪の美少女。「白い服を着ている人は正義である」、「正義の味方はかくあらねばならない」等、正義に対する思い入れと思い込みが父親譲りで激しく、正義のためなら捨て身で突っ走る。セイルーンの巫女頭であり、アストラル系の精霊魔術や白魔術を得意とし黒魔術も高位のものが使える。また体術の腕も中々で、両拳に魔力を込める「霊王結魔弾(ヴィスファランク)」を用い、純魔族をどつき倒している。悪人を前にすると高いところに昇りポーズを決め、口上を述べた後飛び降りるが、何時も着地に失敗している。しかし、頑丈な身体の持ち主のようで着地に失敗しても直ぐに復活する。セイルーンのお家騒動でリナと知り合い事件解決後『どこかで動いている何か』にリナが関わっていると感じ、それを見届けるためにリナと旅を始める。姉グレイシアがいるが、現在は行方不明(後述)。ゼルガディスとコンビを組む事が多く、TVアニメ版では原作以上に、彼との絡みの描写が目立つ。最強にして最大の必殺技として「勘違い」を持つ
原作ではリナに対して呼び捨てで関係も対等であるが、TVアニメ版では「~さん」付けに変更されている。また原作ではさしたる記述が見当たらぬものの、漫画『超爆魔道伝』やTVアニメ版では微乳リナと比較しての豊乳っ振りが、動画や台詞の端々にて表現されている(この設定については彼女は髪型がゼルガディスに似ており、アニメでは共演シーンも多いことから男性と間違えられることを制作者が危惧した可能性もある)。
第二部ではゼルガディス同様名前しか登場しない。事実上、男女4人の固定パーティであった上、ゼルガディスと同時にパーティーを抜けたこともあって、ファンからはゼルガディスとカップリングされやすい。
『スレイヤーズVSオーフェン』によれば、五色のスモークやライトアップになにやら思い入れがある模様。また、何着かのカラフルな衣装を常備しているらしい(いずれもスーパー戦隊シリーズのパロディ)。ちなみに猛烈な睡魔に襲われると立ったまま寝る事がある。リナと出会う前の様子が外伝で描かれている。

白蛇(サーペント)のナーガ(声:川村万梨阿)
『すぺしゃる』や劇場版、OVAに登場する、リナ以上に破天荒な性格をした女魔道士。ネーミングはインド神話の蛇神ナーガより。リナがガウリイと出会う以前に、事実上2人でパーティを組んでいた。TVアニメでもモブとして出ている。小説本編には回想でしか登場しないものの、本編のある登場人物数名と深く関わっている。リナの最強にして最後のライバルを自称し、一度だけだがリナと戦いリナ本人に負けを認めさせたが、その後それを口実にリナにいびり倒される。話が進むにつれて金魚のフンの様にリナの後に続き、リナに飯をたかったり、一緒に仕事をしたりしている。
リナと同じく食べ物にがめつい大食いで、酒にも強くジョッキ一杯のブランデーでも顔色ひとつ変えずに一気飲みする。外見は知的な容貌と抜群のプロポーションを持つ黒髪の美人だが、いかにも「悪の女黒魔道士」もしくは「(特殊な)女王様」然とした黒いボンデージ系の(ビキニアーマーの)服とトゲ付の肩当(母親の形見)を常に身につけており、常人とはかけ離れた美意識と価値観を持っている。登場する際には、大概「ほーほっほっほっほっほ!」と高笑いをしてから出てくる。冬に薄着1枚でも風邪ひとつ引かず(気温が下がると混乱して無意味に高笑いを繰り返すが)、どんなに失敗しようがドジを踏もうが魔法でふっ飛ばされようが凍らされようがドラゴンに踏み潰されようが、すぐさま復活してくる脅威の回復力を誇るギャグキャラ。なおその回復力は話が進むたびにどんどん早くなっている。ただし、このあたりの“非常識さ”設定がシリーズの進行にともなって目だって行ったのはガウリイと事情を同じくする。初期には、「リナが悪党ごと竜破斬で城を吹き飛ばし、それをナーガに責められる」等、ナーガのほうが“常識”役のシーンも多かった。また初登場時にはリナの投宿先の火災(ナーガの放火によるもの)に巻き込まれて大火傷を負い、再登場の時は身動きもままならない包帯ミイラと化していた。
魔道士としての実力は高く、外見や性格と裏腹に高位の白魔術が使えたり、一度見た魔法を独学でものにしたりしているが、リナいわく「手段のためには目的を選ばない(目的のためには手段を選ばない、ではない)」性格のせいかあまり有効活用していない。未完成のゴーレム生成魔法を後先考えずに使って町を半壊させることもある。よく使う魔法はゴーレム生成術(制御や両足の長さをそろえるのは不得意)や召喚術(魔法陣を描かずに最強の竜、魔王竜を召喚するなど高度な技術の使い手だが、召喚したものを制御できないことが多い)。攻撃呪文は氷系統を多用する。クラゲや木の根、青虫を自由自在に操ることができる。意外にも弱点は血が嫌いな事で、血を見ると気絶してしまう。外見に反して家庭的な一面も持っており、家事は万能でリナと互角以上の腕前である。各国の上流支配階級の事情や裏社会の情報等に妙に詳しい。妙なカリスマ性を持っており、その特異な姿や(本人としては深い意味のない)言動は本編や『すぺしゃる』作中で本人の知らない内に登場人物に深い影響を与えていたりもする(後述のメンフィスなど)。
作中での明言は慎重に避けられているが、本名はグレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン、セイルーン王家の第一王位継承者フィリオネルの長女(つまりアメリアの行方不明の姉)であることが、読者に対して丁寧に暗示されている。彼女のほぼ裸に近い衣装は亡くなった母親、つまりフィリオネルの亡き妻の隠された趣味であるらしい。リナはナーガがアメリアの姉である事を知らないので第一部のラストでアメリアと別れる際、グレイシアが常識的な人物である事を願っている。なお、現在まで本編及び外伝にアメリアとナーガが同時に登場した事はないが、『スレイヤーズVSオーフェン』では顔を合わせている。その際、ナーガは仮面を着けており(必要がなくなっても何故か最後まで外そうとはしなかった)「奇妙に動揺」してはいたが、アメリアは特に何も気づかなかった様子である。ドラマCD「えぴろーぐ おぶぷれみあむ」ではゴーレムの中にいるので姿は見えないが、アメリアはナーガの声を聞いたことのあるような声だと言っている。また、「スレイヤーズろいやる2」ではアメリア以外の本編キャラと共演しているが、本編キャラとの会話は少なく、内容もよそよそしい。(「スレイヤーズろいやる1」では共演しているものの同時に画面に出ることは無く接点は無かった)
アニメ版無印第17話にはナーガらしき人物が登場している。

シルフィール=ネルス=ラーダ(声:冬馬由美)
サイラーグの巫女頭。長い黒髪の美人。言葉使いは丁寧だが、さらりときついこと言ったり、子供の頃に「祝福の剣ブレス・ブレード」を隠したことを気にしてなかったりなかなかいい性格をしている。かつてサイラーグで起きた事件との関係で、ガウリイとは本編以前から面識がありガウリイに好意を抱いている。白魔術を得意としているが何故か「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」を使える(アニメでは花嫁修業として修得したと嘯く)神託を授かる能力がありリナに「重破斬(ギガ・スレイブ)」が世界を滅ぼしかねない物だと教える。コピー・レゾによって町の人間が抱きこまれ、孤立していたところにゼルガディスに会い、ゼルガディスと共にレゾを暗殺しようとするが失敗、逃げている途中リナ達と合流する。サイラーグが壊滅した後はセイルーンの親戚の元に身を寄せる。なお彼女はセイルーンの「第一王位継承者」に幻想を抱いており、この時「実物」と対面して激しいショックを受け、寝込んでしまった(その為、セイルーンで起こった一連の騒動には登場しない)。その後、フィブリゾによって再現されたサイラーグの噂を聞き、真偽を確かめに行く途中に、リナ達と再会する。アニメでは、攻撃呪文が苦手で、行使可能な攻撃呪文は、精霊魔術である「炎の矢(フレア・アロー)」の小型版(リナ曰くにんじんフレア・アロー)程度と言う設定がある。

ルーク
凄腕の魔法剣士。第二部以降に登場し、ミリーナと共に旅をしている宝捜し屋(トレジャーハンター)。ミリーナに好意を抱き、常にアプローチしているが冷たくあしらわれる。自称「ミリーナの愛のドレイ」だが、リナ曰く「ただのドレイ」。髪の色は本来赤だが、ミリーナが嫌がったため黒く染めていた。リナ並みに口が悪く「からかえる相手は徹底的にからかう」ためよくリナと口喧嘩をしている。ベゼルドにあるという魔力剣を探している途中リナ達に出会いザイン達に対抗する為手を組む。事件解決後リナ達と別れるが、その事件で魔族や人魔と因縁ができ、それらが起こした事件に関わり、行く先々でリナ達と出会う。黒魔術を得意とし、赤眼の魔王の力を借りて呪力を赤い剣にする「魔王剣(ルビーアイ・ブレード)」という呪文を駆使する(シェーラが見たのは初めてといっていることからルーク以前に使い手がいた可能性がある)。当初は魔風を発動させる無銘の魔力剣を使っていたがソラリアでベイサムに折られ、その後は呪文を吸収、放出できるという魔力剣(リナ命名「吸魔の剣」)を使用していた。それらを研究したのか元から使えたのかは不明だが、呪文を物に蓄えることができる(これについては魔王としての能力が既に覚醒し始めていた可能性もある)。裏社会で生きてきたという暗い過去があるが、ミリーナと出会ってからは足を洗い、現在の明るいお調子者のような性格になる。
実は彼の心の奥には七体に分けられたシャブラニグドゥの一体が封印されており、ミリーナの死をきっかけに人魔を生み出した人間、小細工をして人魔と因縁を作った魔族、そんな両者を存在させている世界を憎み自分の中の魔王の存在に気づき望んで魔王を受け入れる。そして世界を滅ぼすか、自分が滅びるか答えを出す為、サイラーグに自分を倒すこともできる世界を創り、リナとガウリイに戦いを挑む。そして魔血玉によって強化されたリナの(本来ならば力の源である本人には通用しないはずの)「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」によって倒され、自分の望みがリナとガウリイの手で滅ぼされることだったと気づく。

ミリーナ
凄腕の魔法戦士。銀髪をポニーテールにしたやや無表情な美人。第二部以降にてルークと共に旅をしている宝捜し屋(トレージャーハンター)。常に冷静沈着で冷たいツッコミをルークに入れる。ルークにアプローチされても無視し続けているが、本編12巻のリナとのやりとりからして彼女もルークに対して好意を持っているようである。赤毛は好きじゃないらしい。ルーク同様ベゼルドにあるという魔力剣を探している途中リナ達に出会いザイン達に対抗する為手を組む。事件解決後リナ達と別れるがその事件で魔族や人魔と因縁ができそれらが起こした事件に関わり行く先々でリナ達と出会う。アストラル系の精霊魔術を得意とし、精霊魔法最強の「崩霊裂(ラ・ティルト)」など強力な呪文を使うが、味方のサポートやコンビネーションを中心に戦うことが多い。リナも知らない呪文や「翔封界(レイ・ウイング)」の速度強化など隠し技が多く剣技もゾードやデーモン化したジェイドと戦えていることからかなりのものである。派手な呪文を好むリナとは対照的に、堅実な戦い方をする。多用する攻撃呪文は、魔族にも通用し、貫通力が高く攻撃にも牽制にも向いている精霊魔法の「螺光衝霊弾(フェルザレード)」。セレンティアでゾードの毒を受け、寺院の権力抗争の煽りで満足な治療を受けられず、ルークに「人を嫌いにならないで」と言葉を残し命を落とす。セレンティア・シティ共同墓地に眠る。彼女の身に降りかかった悲劇が、ルークの中に眠っていた魔王を呼び覚ますきっかけになってしまう。

ミルガズィア(声:大倉正章)
最も知恵の有る竜、黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)の長老。かつての降魔戦争時の生き残りであり、当時のゼロスを知る竜族。精神世界の干渉力を増幅する「呪霊鎧(リチュアル・アーマー)」を使い、並みの純魔族程度では太刀打ちできない実力を持つため彼がいれば、下位魔族相手なら、リナ達は何もしないで見ていても問題ない。降魔戦争の折に右腕を失っており、現在は義手をつけている。この義手はドラゴンの技術と知識により作られた非常に精巧な物で、その動きは装着している本人ですら義手であることを忘れてしまうほどである。必要に応じて人間の姿(かなり美形の中年男性)になることが出来る。第一部ではリナを「異界黙示録(クレアバイブル)」がある場所に案内した。第二部では魔族の動きを調査している途中でリナ達に会い、協力を依頼し一緒に行動する。小説では時折被害甚大な精神破壊もののギャグを放つが、竜族やエルフには面白いらしく「愉快なミルさん」と呼ばれているらしい。ルークからは親父ギャグドラゴンと呼ばれる。ゼロスを恐れているが、リナの言動を真に受けてゼロスを「パシリ」呼ばわりした事もある。原作小説中において、ガウリイから再三『でっかいトカゲの暇な人』と呼ばれるが、本人は嫌がっている。

メンフィス=ラインソード
エルフの少女。通称メフィ。ミルガズィアと共に魔族の動きを調査している。半生体甲冑「魔律甲冑(ゼナファアーマー)」を使う。魔族を攻撃する巻き添えで建物を吹っ飛ばしても平然としていたり、トラブルを見越して自分だけ宿帳に偽名を書いたり、性格にかなり問題がある。元は内気で人見知りする子だったが、ある女魔道士(おそらくナーガ)に「そういう時はいっそ高飛車に出てしまえばいい」と教えられ現在のような性格になったらしい。偏食で野菜(主にキャベツ)しか食べず、ルークからは偏食エルフと呼ばれる。リナとは当初仲が悪かったが、覇王との戦いでお互い認め合う。

ランツ
傭兵。体術とバスターソードを組み合わせて戦う。それなりの腕ではあるが精神面が弱く、特に女にだらしない。アトラス・シティで現地の魔道士協会副評議議長タリムに雇われ、リナとガウリイに出会う。その時ガウリイの剣技に惚れ込み兄貴と呼んでいる。コピー・レゾの一件でもリナ達と再会しサイラーグまで同行する。事件解決後リナ達と分かれて一人旅に出る。


魔族

赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥ
赤の竜神(フレアドラゴン)スィーフィードと対をなす、この世界の魔王。リナ達の時代から約5000年前に竜神と世界をかけて争った(神魔戦争)が、ともに致命的なダメージを受け、魔王の体は竜神によって七つに切り裂かれ、それぞれ違う人間の心に封印された。一方竜神も無事では済まず、四体の分身を残し滅びた。
1012年前に起きた「降魔戦争」と呼ばれる魔族や竜族を巻き込んだ戦いで、伝説の魔道士レイ=マグナスの中に封印されていた(この事は作中では随所で暗示されてはいるものの明言されてはいないがスーパーファミコン版スレイヤーズではレイ=マグナスだと名乗っている)一体が復活し、北のカタート山脈に居を構えた。スィーフィードの四体の分身の一体である水竜王ラグラディアを、自らの部下である魔竜王ガーヴと共同で滅ぼすも、自らも相打ちという形で氷塊に封印されカタートに繋ぎとめられてしまう。このことから、カタートに棲む魔王を「北の魔王」と呼ぶ。 また本編開始当初、賢者の石の力によって赤法師レゾの中に封印されていた一体が復活したが完全に復活する前に、不完全版「重破斬(ギガ・スレイブ)」を光の剣に乗せたリナによって滅ぼされる。その2年後、ルーク=シャブラニグドゥが完全覚醒したが、ルークがリナとガウリイの手で滅ぼされるのを望んだ為、リナの「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」によって滅んだ。
魔王の腹心と呼ばれる、5人の直属の部下を従えている。
小説版のあとがきでは「部下S」として登場し(多分北の魔王と思われる)、L様の下僕として顎で使われており、たまに登場するとL様に「法的措置」を執られかけたりする。大抵は作者と同じくあとがきの最後にはL様によって抹殺(抹消)されている。一度だけ、作者に使った必殺技の名前は「氷塊撲撃(かちわりストライク)」。
一度ガウリイには「しゃぶにぐらどう」と間違って呼ばれた。


魔王の5人の腹心

冥王(ヘルマスター)フィブリゾ(声:伊倉一恵)
シャブラニグドゥの5人の腹心の一人。5人の中で最強の力を持ち、リーダー的存在である。策略家で、自ら力を使うことよりも策を用いて戦うことを好む。魔族上層部の行動の指揮はほとんど彼が執っている。人間の姿は、少女と見間違えるような少年の姿をとる。これは人間世界に紛れた際、相手を油断させて騙しやすくするため。輪廻転生を" 視る"力を持ち、封印の弱まったシャブラニグドゥの欠片を見つけることが出来る。リナ達の時代より約1000年前に降魔戦争を計画、実行し、魔道士レイ=マグナスの内に封じられていた魔王の七分の一(北の魔王)を復活させた。なお降魔戦争の折、直属の部下を全て失っている。降魔戦争時より神封じの結界を張るために、結界の東「滅びの砂漠」を担当する。
第一部で、金色の魔王の呪文を使うリナを利用した世界滅亡計画を立案し、完全にリナや魔竜王を手玉に取るが、最後の詰めを誤り、リナに金色の魔王が憑依してるのに気づかず攻撃をして、金色の魔王の怒りを買い滅ぼされた。
一般人?(=リナ)のイメージによると名前から受けるイメージは昆虫(カマドウマ似)、得意技は「セクハラ」らしい。ガーヴには「陰険野郎」と呼ばれていた。

魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴ(声:中田譲治)
シャブラニグドゥの5人の腹心の一人。象牙色のコートを着た赤い長髪の男性の姿で登場した。かなり好戦的な性格。降魔戦争時にレイ=シャブラニグドゥと共に水竜王と戦うが、魔王が同じ「竜」としての属性を持ったガーヴを介して水竜王へ攻撃を行ったため、滅びこそしなかったものの力を行使できなくなり一時的に倒れる。しかしその際、滅ぶ間際の水竜王に同じ「竜」としての属性を利用して封印をかけられ、人の心と混ざってしまう。そのため、復活したガーヴは人としての考え方により、自分の部下を連れ魔族から離反することになった。そして北の魔王打倒のためカタート侵攻を計画するが、冥王の罠に嵌り、計画の全てを潰された挙句、滅ぼされた。

覇王(ダイナスト)グラウシェラー
シャブラニグドゥの5人の腹心の一人。本編ではウェルズ=ゼノ=ガイリア国王の姿で登場した。部下を道具と言い切る。降魔戦争時より神封じの結界を張るために、結界の北「北の極点」を担当する。フィブリゾが滅んだ後、魔王を復活させ降魔戦争を再現しようとする。約1000年前のフィブリゾを真似て、各地にレッサーデーモンを大量発生させていたが、本来は策士タイプではないようで、フィブリゾがリナを完全に手玉に取ったのに対しズサンな面があり、ほとんど偶然で魔王を復活させる(ルークからは「柄にもない小細工をして」と言われる)。ウェルズ=ゼノ=ガイリア国王とすり替わりガーヴ一派が駆逐された後のディルス王国にシェーラ他数名の部下と共に入り込むがリナ達との戦いで入り込んでいた部下が滅ぼされた上、自身は物理世界に実体化した末端部分を倒され弱体化する。将軍、神官各2体、合計4体の直属部下がいる。

獣王(グレーター・ビースト)ゼラス=メタリオム
シャブラニグドゥの5人の腹心の一人。降魔戦争時より神封じの結界を張るために、結界の南「群狼の島」を担当する。他の腹心に比べて礼儀正しく、落ち着いた雰囲気である。直属の部下はゼロスのみ。原作小説では最終巻に旅装で金髪をショートカットにした女性の姿で登場し、サイラーグで海王と共に「受付係」としてリナ達を出迎えた。だがアニメ版TRYのOPや、同じくTRYの最終話のみに放送された特別EDでは、ロングヘアを持ちドレッシーな服装をした女性の姿で登場している(首から下のみの出演)。他にもアニメ版NEXTのOPやスーパーファミコン版スレイヤーズなどでは、鎧をまとい背中に翼を持つ人狼の姿で登場している。ちなみに、スーパーファミコン版スレイヤーズでは彼女はラスボスキャラとして登場する。

海王(ディープシー)ダルフィン
シャブラニグドゥの5人の腹心の一人。降魔戦争時より神封じの結界を張るために、結界の西「魔海」を担当する。原作小説では最終巻に高価そうなドレスを身に纏った長髪の女性の姿で登場し、ルークからリナとガウリイをサイラーグまで連れてくる命令を受け、リナの偽者を使ってサイラーグまで誘き寄せ、サイラーグで獣王と共に「受付係」としてリナとガウリイを出迎え、異世界に放り込む。あまり物事にこだわらない性格のようで、同行のミルガズィアやメンフィスには手を出すな、というルークの命令を、獣王に念を押されるまで忘れていたらしい(ミルガズィアやメンフィスに手を出そうとはしなかったので、とぼけただけの可能性もある)。水竜王の騎士編では、結界が消えた後、結界の外側の地域に手を出している。


腹心直属の部下

獣神官(プリースト)ゼロス(声:石田彰)
獣王ゼラス=メタリオムが創り上げた側近。魔族でありながら微妙な立ち位置にいる準レギュラーキャラクター。常にニコ目で魔族とは思えない温厚そうな雰囲気を漂わせているが、その性質は魔族らしく残酷。ガイリア・シティを焼き尽くした他、自分の楽しみの為に同族の魔族を滅ばしたり、TRYでは、右腕を負傷したヴァルガーヴの右腕に錫杖を打ち付けるなどかなりの残虐性を見せた。リナによれば「談笑しながら相手の首をかき切るタイプ」。「異界黙示録(クレアバイブル)」の写本を処分する命令を受けていて、クロツ率いる邪神崇拝教団の持つ写本を探している途中リナと出会い写本を探す為一時的に手を組む。その後、冥王からリナの護衛の命を受けるが、獣王配下のセイグラムが魔竜王に付いた事を理由に、無理やり計画に参加させられたので冥王の事を嫌っているらしく、彼が短慮から滅ぼされた時にもいい気味程度にしか思わなかった様子(もともと魔族は滅んだ者のことなど如何でもいいようだが)。新たな魔王が復活して魔族がルーク派と北の魔王派に分かれたときは、魔王として目覚めたルークに会ったときのリナとガウリイの反応に興味があったため中立(他人事として見物させてもらう)の立場を取った。
魔王の5人の腹心は基本的に「神官」「将軍」の二種の側近を従えているが、獣王は神官しか創らなかったので彼のみ両職の能力を一人で併せ持つ。そのため魔族の中では、魔王と腹心に次ぐ強さを誇り、他の神官・将軍達とは一線を画す。降魔戦争では単身で竜族をほぼ壊滅させたことから「竜を滅せし者(ドラゴン・スレイヤー)」の異名を持つが本人は「正体不明の好青年」と呼ばれたいらしい(リナはパシリ魔族と呼ぶ)。魔族の中間管理職的存在で、お役所仕事を旨とし、ペット禁止のカタート山脈で、ペットを飼っていたラギアソーンを庇ったりしている。都合の悪い質問は「それは、ヒミツです」といなし、嘘は言わないが本質は話さず相手が誤解しやすい話し方をして自分の思うように動かす。魔族ながらも人生(?)を楽しんだりする節がある。原作では何故かシチューに入っている人参を細かく切り分けて食べていた。「後ろ姿がゴキブリ似」と言われて嫌がったり、決め台詞をガウリイに先に言われて拗ねたりする事もあった。NEXTでは、ケーキやソフトクリームを初め、誰も見ていないところでもコーヒーをすすったりと、嗜好品を楽しんだりもしている(自分の食事が終わるとリナの食事が終わるまで読書をすることも)。また、リナに間接キスをかましたり、ほっぺにチュウといった女性に慣れている言動が多く見られる。本人的には退屈でなければ、何でも良いようでコスプレしたことも。また、料理対決を押し付けられた際には、困りながらも自ら進んでエプロン姿になりその腕前を披露するも、"黄金竜をも一口で倒す"究極の秘伝料理「子羊のカオス風味マンドラゴラ添え」という不気味かつ悪臭漂うものを作り上げ、あきれたリナにハリセンで叩かれ敵の力で人形になった。ただし、相手のほうが下位であるため戻ること自体は容易であったが、リナを驚かせる(加えて、自分の正体を隠しおく)ためにわざと戻らなかった。
魔血玉(デモン・ブラッド)……4つの呪符(タリスマン)から出来ており、それぞれに四界の魔王の宝玉がついている。右手に青い「蒼穹の王(カオティックブルー)」の血玉。左手に白い「白霧(デス・フォッグ)」の血玉。腰に黒い「闇を撒くもの(ダーク・スター)」の血玉。胸元に赤い「赤眼の魔王(ルビーアイ)」の血玉、アニメでは宝玉の色は全て赤。元々はレイ=マグナスの持ち物で、ゼロスが拝領して(あとがきの部下Sのセリフに「こないだやったタリスマン返せ!」というものがある)人間のフリをする為に使用していたが、リナに強引に買い取られる(ゼロスは冗談のつもりでリナの言い値の1万倍の値をつけたが、言質を取ったリナは同価値のあるマジックアイテムで即座に買い取った)。これらは完全なる賢者の石であり、リナの魔法力増幅等に役立てられた。最終巻で血玉を対価に異界の魔王の呪文を使った為、全て砕けてしまった。

覇王将軍(ジェネラル)シェーラ
覇王グラウシェラーが創り上げた直属の部下の一人。黒髪を三つ編みにした女もしくは少女の姿をしている。覇王の企みのため、人間の娘のフリをして有力な人間をおびき出し、ドゥールゴーファで心に魔王を封印している人間を探していたが、無計画な面がありリナ達を調べようとするが失敗、腹いせでガルヴァをデーモン化させ暴れさすなどかなり短気な性格。リナからは名前が安直なら作戦も安直といわれる。ベゼルドでは自分の名前が「グラウシェラー」の後半から安易に命名されたことをリナに指摘され、動揺し撤退する、その後覇王から道具の名前にこだわる必要は無いと言われ精神的余裕がなくなる。ちなみに彼女の同僚にグラウorグロウといった覇王神官がいるらしい。ディルス王国でリナ達に滅ぼされるがルークに魔王が封印されていることを知り、そのことを覇王に伝え会心の笑みを浮かべ滅びる。
ドゥールゴーファ……シェーラにより生み出された、魔族にしてシェーラ自身のための武器。片刃の黒い剣の姿をしている。人間と同化する能力をもち無理やり同化すると巨大なデーモンに、人間側が望んで同化すると全身漆黒の姿になる。デーモンなら触手で相手の生命力を奪い、全身漆黒なら傷つけた相手の能力を奪える。シェーラがいる限り無限の再生力をもちルークの「魔王剣(ルビーアイ・ブレード)」やリナの「神滅斬(ラグナ・ブレード)」さえも防ぐことができる。破壊されてもシェーラの手により何度でも復活するが、シェーラと共に滅びた。

覇王将軍(ジェネラル)ノースト
原作小説のあとがきに名前のみ登場している覇王グラウシェラーの部下。グラウシェラーの命名センスからして、名前は「ダイナスト」の後半からと思われる。

竜神官(プリースト)ラルターク
魔竜王ガーヴの創り上げた側近。白い髭と髪を生やした老年の男の姿をしている。ラーシャートと二人がかりならゼロスとも互角に戦える。ガーヴの命により、冥王の立案した計画の核となる人間リナ=インバースを抹殺しようと付け狙う。だがゼロスが護衛についていた為、思うように動けず失敗し、ゼロスにより滅ぼされた。超爆魔道伝では魔竜王が滅んだ後、冥王配下になり鎧の姿でガウリイを操りリナの魔力を回復させようとする。

竜将軍(ジェネラル)ラーシャート
魔竜王ガーヴの創り上げた側近。武人風の男の姿をしている。カタート侵攻の準備のため、ディルス王国内部に将軍として取り入り、エルフや竜族に共闘をもちかける。ガーヴが滅んだ後は冥王の命令でガーヴの敵討ちと偽ってリナを襲い「重破斬(ギガ・スレイブ)」を使わせようとするが、冥王の配下になった事をリナに見破られ滅ぼされる。設定ではシェーラより強く、実際「崩霊裂(ラ・ティルト)」を何発も受けても平気だったり、「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」と「崩霊裂(ラ・ティルト)」を同時に防ぐなど、かなりの実力を持つが、周りの魔族がさらに強いことや、リナを襲った時の大根役者ぷりから、二流魔族に見られがちで、リナからは「あんたじゃ役者不足」、魔竜王にダメージを負わされたゼロスからは「これじゃラーシャートさんと戦ってさえ、勝てるかどうか」、冥王からは「あんなのが部下やってたんじゃ、ガーヴもだいぶ苦労しただろう」と散々な言われようであった。

海将軍(ジェネラル)リクスファルト
海王ダルフィンの創り上げた直属の部下の一人。右目に大きな刀傷を持つ熱血的な女性の戦士の姿をしている。水竜王の騎士編にのみ登場。大剣の使い手。力押しタイプで策を立てるのは苦手。上記のシェーラ、ラーシャートといい将軍は神官に比べて策を立てるのは苦手のようだ。

海神官(プリースト)ヒュレイカー
海王ダルフィンの創り上げた直属の部下の一人。ローブと帽子に身を包んだおっとりした女性の姿をしている。水竜王の騎士編にのみ登場。策士タイプ。


中位魔族

カンヅェル(声優:二又一成)
魔竜王ガーヴ配下の中位魔族。ハンサムだが頬に刀傷のある男の姿をしている。カタート侵攻の準備のためセイルーンを戦力に加えようとしていた。「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」の直撃に耐え切るほどの実力を持つ。ガーヴの部下なので魔王をシャブラニグドゥと呼び捨てにしている。魔獣やズーマを使ってリナを殺そうとするが失敗。リナとガウリイの負の感情を食う為に、リナをなぶり殺しにしようとするが、その余裕があだとなり追いついたアメリアに不意打ちの「崩霊裂(ラ・ティルト)」を食らわされ「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」を上乗せした光の剣に2度切り付けられ、止めに「崩霊裂(ラ・ティルト)」を受け滅んだ。

マゼンダ(声優:兵藤まこ)
魔竜王ガーヴ配下の中位魔族。冷たい感じの赤毛の美女の姿をしている。カタートの魔族に対抗する戦力を作るため、クロツ率いる邪神崇拝教団の幹部をやっていた。偶然現れた魔道士をリナだと知らずに遊び半分で魔力を封じる。その後リナだと知り殺そうとするが、クロツが持ち帰った物が写本だと知らなかったため写本を探していたゼロスに見つかり滅ぼされる。情報収集をしっかりしていなかったのが敗因。作画担当のあらいずみるいが「この先も活躍するだろう」と想像した為、出番が少ないが精緻なイラストが掲載されている。

サーディアン
覇王グラウシェラー配下の中位魔族。似合わない髭を生やした優男の姿をしている。ディルス王国に入り込み、表向きは交易大臣を勤めていた。ジェイドと共にリナ達と戦うがリナ達の実力を甘く見て劣勢になり、ファリアールの参戦でリナ達を追い詰めるが、ミルガズィアとメンフィスの登場で形勢逆転、ミリーナとメンフィスによって滅ぼされる。

ファリアール
覇王グラウシェラー配下の中位魔族。色黒でがっしりした体格の男の姿をしている。ディルス王国に入り込み、表向きは宮廷魔道士を勤めていた。劣勢になったサーディアンを見かねて参戦、サーディアンとは違いリナ達を甘く見なかった。リナ達を追い詰めるがミルガズィアとメンフィスの参戦で形勢逆転、ミルガズィアによって滅ぼされた。

ブラドゥ
中位魔族。金髪で覇気の無い男の姿をしている。北の魔王の意思を尊重して、リナとガウリイをルークに会う前に殺そうとした。自らの端末枯れ木魔族を使いリナ達を襲うが筋肉魔族に邪魔をされ撤退する。ヴァイダアヅ、グオンと共にルビアの花屋を襲撃したが筋肉魔族にグオンを倒され、さらに中立のゼロスの出現で撤退。その後三度目の襲撃をかけるが、竜とエルフがいるなら役に立たないと言う理由でヴァイダアヅを見殺しにする。リナに枯れ木魔族の本体だと見抜かれ、集中攻撃を受けて、サイラーグに魔王がいることを教えて逃げようとした為、趣向を台無しにされてはつまらないゼロスに滅ぼされた。リナ達とミルガズィア達を分担するなどして戦えばヴァイダアヅも役に立ったはずだが、人材の有効活用をしなかったのが敗因。


下位魔族

ゾロム
下位魔族。本編に最初に登場した純魔族。緑のローブ、白い髭で禿頭、眼には瞳が無く鼻も口もない、という姿をしている。レゾと契約している魔族でディルギアなどと共にリナを襲いリナを追い詰めるも合流したガウリイに光の剣でやられ滅びる。

無貌(むぼう)のセイグラム(声優:秋元羊介)
下位魔族。仮面を顔の部分につけているが顔は無い(アトラス・シティでつけていた仮面はハルシフォムとの契約を記した契約の石で、ヴェゼンディ・シティではズーマの顔を隠す為のもの)。元は獣王配下の下っ端だったが、冥王から各魔族に、リナを襲うなと命令が下った為、リナに恨みがあるため離反し、魔竜王配下になる。アトラス・シティで契約を結んだハルシフォムの命令で、リナ達と戦うが光の剣に貫かれ敗北、力の大半を失った。その後、暗殺者ズーマと融合しリナと戦うが、皮肉にもズーマの心によって敗北、自嘲気味に滅んだ。

ギオ=ガイア
下位魔族。アトラス・シティでセイグラムと共に行動していた。顔の部分に黒い仮面の上からタイルのような白い仮面を左半分だけつけている。下位魔族のセイグラムを様付けで呼んでいることから、下位魔族の中でも下の位置にいると思われる。リナ達と戦うが敗れ、ハルシフォムに騙され「食われ」る。

ヴィゼア
下位魔族。体にぴったりと合う黒い服を着、顔の部分は半分だけがハンサムな男の顔、残りの半分は白い肉という顔をしている。元はレゾと契約していた魔族だったが、レゾの死後、コピー・レゾの強大な力に従いコピー・レゾ配下となる。「神聖樹(フラグーン)」内部で、ランツと戦い「神聖樹(フラグーン)」と「祝福の剣(ブレス・ブレード)」の同調を利用したランツの攻撃に滅ぼされる。

レビフォア
下位魔族。異様に細く黒い全身にぼろきれのような黒マントを纏い、顔には巨大な目が2つという姿をしている。リナたちを結界にひきこんでヒドラ、グランシスとともに攻撃してきたがヒドラを倒され撤退する。ガイリア王宮で他の魔族とともに再度戦いを挑みリナと戦う。体の一部を変形して攻撃をかわすことも出来、その特性を利用されて、ミリーナが放った「螺光衝霊弾(フェルザレード)」を体に穴を空けてかわし復元の際にを「魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)」かけた剣を投げ込まれ、苦痛に意識をやったすきに「烈閃槍(エルメキア・ランス)」を受けて滅びる。

リカギス
下位魔族。苔色で両肩から触手2本ずつを生やし顔には目玉が一つという姿をしている。ガイリア・シティ近くの宿屋で仲間とともにルークとガウリイを襲撃するが仲間を倒されて撤退する。その後、レビフォアなどと共にガイリア王宮でリナたちの前に現れルークと再戦する。自分ひとりの力でルークを倒そうとするが、ルークの「魔王剣(ルビーアイ・ブレード)」によって真っ二つに断ち割られ滅びる

グバーグ
下位魔族。ヒカリゴケを人の形にし、顔の部分に闇色の三つの瞳がある姿をしている。受けた力を別の空間に放出できる力と足元から自分の体を浸食させ広がらせていく力を持つ。ガイリア・シティ近くの宿屋でリナとミリーナを襲撃するがリナ達を甘く見て恐怖を与えるつもりで自分の能力をぺらぺらしゃべったために、ミリーナは自分の剣を相手にわざと纏わり付かせ、それを瞳に突きたてて呪文を吸い込んでも同時に自らの体を吸いこみ呪文を受ける状態にもっていき「烈閃砲(エルメキア・フレイム)」を放たれあっさり滅びる。

ベイズ
下位魔族。半透明でのっぺらぼうの巨人の姿をしている。無口なのか一言もしゃべらなかった。レビファアやリカギスと共にリナたちとガイリア王宮で戦いミリーナと戦うが、ミリーナがベイズを引きつけつつ味方を援護していることに気づかず味方を全員倒され、リナの呪文で滅ぼされる。

筋肉魔族
下位魔族。本名は不明で、筋肉むき出しの人体模型の様な外見(目の部分からはナメクジのような触手が生えている)からこう呼ばれる。ルークの命令でリナとガウリイをサイラーグまで送り届けようとした。ある町でデーモンと共に暴れていたところをリナ達と戦うが、新たに復活した魔王がサイラーグまで呼んでいる人間だと知って退却する。その後、北の魔王の意思を尊重してリナとガウリイを殺そうとする魔族からリナとガウリイを守りグオンを滅ぼすが、ブラドゥに滅ぼされる。

ラギアソーン
下位魔族。「すぺしゃる」に登場した最初の純魔族。左に寄った1つ眼、四つの腕、コウモリの様な1対の翼を背中に生やした姿をしている。リナ達に敬語を使ったり、バレバレの変装をしたりかなりの変わり者。ラガスタインという小悪党と契約を結んでいるが本人はその事を少し気にしている。ラガスタインの命令でリナ達と戦ったが、20年前に別れたペットの魔王竜(デイモス・ドラゴン)のジョンをナーガが偶然召喚したため、再会を喜んでカタート山脈に帰っていった。その後小姑みたいな魔族の嫌がらせを受けて、フロネーズ町の近くの山に移り住んでいたところ、ジョン(空間操作した結果、奇妙かつ珍妙な小型生物になっていた)が行方不明になり、リナとナーガに協力を頼み込み、無事回収して去っていった(無関係な被害はかなり出たようだが)。

ルゾウル
下位魔族。「すぺしゃる」に登場した純魔族。ひょろりとした細い体に、大きな頭にはいくつもの目のみという姿をしている。クルシダの村で村人に村に泊まった人間を殺させて負の感情を食っていた。村を訪れたガウリイとリナの父親らしき人物と戦い、光の剣で切られ「列閃槍(エルメキア・ランス)」で止めをさされ滅びる。


神族

赤の竜神(フレアドラゴン)スィーフィード
赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥと対をなす、この世界の神。約5000年前魔王と世界をかけて争った(神魔戦争)末に、ともに致命的なダメージを受け、魔王の体を七つに切り裂き、それぞれ違う人間の心に封印したが、竜神も無事では済まず、四体の分身を残し滅びた。完全消滅レベルのダメージを受けていないので、スィーフィードの意識と力の一部が「赤の竜神の騎士」ルナ=インバースに宿っている。
その姿には異説があり、(魔族と同じく精神生命体で決まった姿はない)リナはヘビのように細長い姿で描写された彫像(かなりの名匠の作)を見せられた事もある。

水竜王(アクアロード)ラグラディア
スィーフィードの分身。カタート山脈にいたが1012年前に起きた降魔戦争でシャブラニグドゥと戦い滅ぼされた。魔王の7分の1に対して竜神の4 分の1であり、本来なら負けるはずはないのだが、冥王、覇王、獣王、海王、の創った結界で力を弱められ、さらに魔王が魔竜王と水竜王の「竜」という共通属性を利用して、魔竜王を介して力を叩き込んだ為、あえなく滅びる。だがその際シャブラニグドゥを氷漬けにして封じ、死んだ魔竜王を人間に転生させて後に離反するきっかけを作り、冥将軍を滅ぼしている。完全消滅レベルのダメージを受けていないので、知識が異空間に飛ばされ「異界黙示録(クレアバイブル)」と呼ばれている。さらに水竜王の騎士編で水竜王の力と意識を持った少年ライオスが出てくる。
異界黙示録(クレアバイブル)……異空間に飛ばされた水竜王の知識で別の世界の、魔族達や、魔道の奥義が示されている。オリジナルと、その部分的な、写本のいくつかのみが存在するが、写本のほうは不完全な物で、写本の知識を元に創った物は不完全なものしかできていない。こちらの投げかける問いに対する答えとなるべき知識をもたらす。

火竜王(フレアロード)ヴラバザード
スィーフィードの分身。TRYでは、配下の黄金竜(ゴールド・ドラゴン)を使い降魔戦争のすぐ後に古代竜を滅ぼしたとされている。原作ではミルガズィアがその力を借りたと思われる呪文「ヴラバザード・フレア」を使用している。

空竜王(エアロード)バールウィン
スィーフィードの分身。初期の頃は「天竜王」と表記されていた。水竜王の騎士編に登場。リナに神の力を与えた。

地竜王(アースロード)ランゴート
スィーフィードの分身。


混沌の海

金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)
この世界の魔王シャブラニグドゥや異世界の魔王デュグラディグドゥら、各世界に覇をとなえる魔王達のさらに上位に位置する超越的存在。この世界は「混沌の海」に突き立てられた杖の上に載せられた皿のようなものであり、リナ達がいる世界以外にも同様の他の世界が多数あるとされ、この世界が成り立つ基盤である混沌の海にたゆたう存在であると伝えられる。
しかし、失われた秘知識の集大成である異界黙示録(クレアバイブル)によれば、その実体は混沌の海そのものであるという。よって、全ての世界の源(創造主)でもある金色の魔王は、魔族や神、人間等全ての存在の王である。同様に金色の"魔王"というのは、魔族からの願望を込めた呼称に過ぎず、本来は唯一絶対の存在であり、逆に神のサイドからは(実際には呼ばれていないが)「金色の神」等と呼ばれていてもおかしくはない。なおゼロスらは「金色の母」と呼んでいる。
金色の魔王は神々、魔族両者に尊崇されているようだが、本人はどちらの味方につく事もなく、自らが生み出した存在同士の争いを静観している。フィブリゾを滅ぼしたのも特にどちらの味方に付いたというわけではなく、ただ自分に牙を剥いたのでムカついたという理由である(漫画の『超爆魔道伝』では「『お遊び』で世界を滅ぼして欲しくない」ためと召喚したリナの願いから)。
アニメのみの設定と思われるが、「神と魔族は一方が滅びても無限に再生し戦い続け、自らの目的とこの戦いに疑問を抱く事は金色の魔王に対する反逆である」と言われている(ヴァルガーヴが語った闇を撒く者と漆黒の竜神の真意に対するゼロスの言)。
小説版のあとがきでは「L様」として登場し、金髪美人(自称)として作者をも歯牙にかけず部下Sをこき使い我が物顔に振舞っており、彼女への反抗・悪口はすなわち死を意味する。小説版あとがきは彼女と作者が作品の解説、作品に関する苦労話、ファンに送る年賀状のイラストについて、作者の体験談等を2人(もしくは部下Sを交えて3人)で話したあと作者(もしくは自分より少し目立った部下S)に様々なナンクセを付けて、種々雑多な手段によって抹殺(もしくは抹消)して終わり、という体裁を取っているのがほとんどである。なおこのLは、Lord of Nightmare(悪夢の王)の頭文字ではなく、名前の頭文字のLである(LuciferあるいはLilithの頭文字という説あり)。作者がファンレターを送ったファンへの年賀状には1992年以降必ず裏に彼女のイラストが描かれている(神坂一の画力の関係で常に少女の姿だが)。


その他

レゾ=グレイワーズ(声:子安武人)
常に赤い法衣を身に付け、赤法師レゾと呼ばれている大魔道士。圧倒的な魔力を持ちながらも、どこの国にも属さずに諸国を渡り歩いている。あらゆる魔法に精通し、現代の五大賢者の一人とされる。市井の人々に治療を施し尊敬されているが、その目的は自身の眼を開かせる方法を模索する実験台にするためである。リナの持つオリハルコンの像に隠された「賢者の石」を奪い、ついに目は開くが、同時に魔王シャブラニグドゥの封印も解けてしまう。しかし完全には復活せず半覚醒状態であり、レゾの意識が動きを止めている隙に不完全版「重破斬(ギガ・スレイブ)」を上乗せした光の剣で滅ぼされた。
コピー・レゾ……レゾが生前に眼の治療の実験台として作っていたコピー・ホムンクルス。実験の結果目は開くが、レゾの目は同じ事をしても開かなかったので、レゾの八つ当たりで様々な実験台に供され、魔族と合成された事で自我が芽生える。レゾを恨んで復讐を企むが、実行に移す前にレゾが死んだ為、レゾを倒したリナ達を倒す事でレゾを超えようとした。純魔族ヴィゼアを従わせる程の力を持ち、サイラーグを一撃で壊滅させるが、リナに「祝福の剣(ブレス・ブレード)」で胸を貫かれ、さらに「治癒(リカバリィ)」の呪文をかけられた「神聖樹(フラグーン)」に瘴気を吸い尽くされて死亡する。

エリシエル=ヴルムグン(声:石川悦子)
レゾ配下の魔道士。かなり有名でナーガも名前を知っていた。レゾが言うには、ゼルガディスより魔道に長けているらしいが、直接的な攻撃呪文より傀儡の術などを得意としている。レゾを愛しており、レゾを倒したリナ達に復讐しようと企んだ。コピー・レゾを使って手駒を集め、リナ達に賞金をかけ、コントロール・ルビーを埋め込むことで魔道士を操り、ヴルムグンを名乗らせてリナ達を襲わせ、自身は賞金稼ぎエリスとしてゼルガディスを追っていた。ゼルガディスに当て身をくらわされ昏倒しているところをリナ一行に拾われ、なし崩しに同行する事に。リナに正体を見破られ、コピー・レゾを使って戦おうとするが、魔族との合成に手を貸したことを恨まれており、コントロールされているフリをしていたコピー・レゾに殺される。

ハルシフォム
アトラス・シティ魔導士協会の評議長。魔道士協会から名誉の証である「称号の服(ディグリー・ローブ)」と、その称号の色を送られている。色は白。恋人のルビアを失い大切な物を失わない為に不死を追求していた。セイグラムと不死の契約を結び、町の人間を不死の研究の実験材料に使う。それを知ったタリムとデイミアによってデイミア邸地下に封印されたが、事情を知らないリナ達が封印を解いてしまい自由になり、タリムとデイミアに復讐しリナ達と戦う。かりそめの不死を得ているので契約の石を砕くか契約した魔族を滅ぼして、かりそめの不死を失わない限りは魔王の力を借りた呪文でしか倒せない。契約の石が破壊され、かりそめの不死を失い「炎の矢(フレア・アロー)」の直撃を受けるが、ギオ・ガイアを「食って」その力の一部を手に入れていた彼は死なずにリナ達を追いつめるが、ルビアのコピーに光の剣で刺され倒される。

タリム
アトラス・シティの魔道士協会副評議長。魔道士協会から名誉の証である「称号の服(ディグリー・ローブ)」と、その称号の色を送られている。色は紫。研究対象は魔道に使う言語。用心棒としてランツやリナ達を雇っていた。ハルシフォムが不死の研究に手を染めて人体実験まで始めたことを知り、ハルシフォムと不仲になっていたデイミアをたきつけ封じ込めるのに成功するが、リナ達がハルシフォムを開放してしまい復活したハルシフォムによって首だけの状態で生かされ、リナに自分を殺してくれと頼む。ハルシフォムの流れ弾で粉砕されてしまった。ハルシフォムを開放したリナ達を責めないなど、かなり人間のできた人物であった。


(「スレイヤーズ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年10月22日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%BA&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)


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