【DVD】フルーツバスケット [1~9全巻]

【DVD】フルーツバスケット [1~9全巻]

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≪DVD情報≫

監督:大地丙太郎

声の主演:堀江由衣久川綾関智一
メーカー:キングレコード


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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
注意:この商品は【DVD】フルーツバスケット [1~9全巻]です。

『フルーツバスケット』は、高屋奈月による少女漫画。またそれを原作にしたテレビアニメ。「花とゆめ」(白泉社)において、1998年16号から2006年24号まで連載された(ただし、作者の体調不良により2000年18号から2001年19号までは休載されている)。全23巻。テレビアニメは2001年、テレビ東京系で放映された。

北米では、2004年にTOKYOPOPより初刊が刊行され、2006年12月現在、15巻まで刊行中。同社最大のヒット作であり、2006年12月6日のTOKYOPOPの公式サイトで、15巻までの累計売上部数が200万部を超えた事が発表された[1]。

略称は「フルバ」など。

2001年(平成13年度)、第25回講談社漫画賞・少女部門受賞。


【概要】
草摩家(但し分家)に居候することになった主人公・本田透と、動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描く。連載当初は「ホームコメディ」と掲載雑誌で紹介されていたが、作者自身は「コメディ」を意識してはいない、と単行本内で述べていた。確かに部分部分では作者のコメディセンスが発揮されている場面も多いが(特に前半)、根幹の部分では、様々な心の傷を抱えたキャラクターたちがそれにどう向き合っていくか、を真摯に描いている作品であり、それこそが男女を問わず多くの読者を惹きつけた最大の要因であると言える。

十二支
草摩家で物の怪が憑いている者は、異性に抱きつかれたり(また自分が抱きついたり、抱きとめたり)身体が弱ったりすると憑かれた動物に変身する。それは数百年前の「神」と「十二支」との契約の証であり、彼らにとっては「呪い」とも「絆」とも呼べるものである。因みに変身する動物は「十二支」+「猫」の13種。

草摩家
古くから続く名家。家格は極めて高く、同様に経済力も並大抵ではない。旧来よりのしきたりや派閥争いも多く、それに由来する重圧が、各登場人物達に多くの心の傷を負わせてしまっている。


【登場人物】
※身長・体重の数値は透たちが高校2年時のもの。

メインキャラクター

本田透(ほんだ とおる) (声優:堀江由衣)
主人公。海原高校に通う女子高生。身長156.7cm。体重46kg。血液型O型。牡牛座。戌年。趣味は家事。
両親を亡くし、ビル清掃で自活しようとするたくましい高校生。自分のことより他人のことを思う優しい性格だが、少しズレた所もある。猫年生まれになりたいと思う程の猫好き。幼い頃に父親を亡くし、高校1年まで母・今日子の手で大切に育てられたため、母親亡き後も強く母親を慕っている。居候している紫呉宅では家事全般を担っている。父親を真似た少し変わった敬語を話す。たとえ演技でも誰かを怒ったり、罵ったりできない心優しい性格で、物の怪憑きの十二支達を、ありのまま受け入れる事の出来る慈悲深さを持つ。夾や由希達と同居し、十二支達の苦しみを知るにつれて、彼らの呪いを解きたいと強く思うようになった。夾に惹かれているが、母親が死んだ時に一番に想う人は母親だと決心したためその変化はいけないものだと思い怯えていた。しかし、夾を一番に想う事はやめられず一層、猫憑きの運命である幽閉から救いたいと願う。高校卒業後は、夾と共に紫呉の家を旅立つ。ちなみに作家の本田透とは一切関係ない。

草摩由希(そうま ゆき) (声:久川綾)
十二支の鼠(子)の物の怪が憑いており、十二支の頂点にして神に一番近い特別な存在とされている。
身長168.7cm→170.5cm。体重54kg→55kg。血液型A型。乙女座。趣味は家庭菜園。ニックネームは王子、ゆんちゃん、ゆんゆん。
透の同級生。いかにも優しげで容姿端麗・成績優秀な為、学校内では熱烈なファンクラブ「プリンスユキ」まで作られる程の人気だが、本人はそしらぬ顔をしており、どこか近寄りがたい雰囲気を持つ。また、自分をつまらない人間だと思い込み、女のような顔にコンプレックスを抱いている。夾とは犬猿の仲だが、互いに互いの長所を羨ましいとも思っている。幼少時は母親に捨てられ、慊人と一緒に暮らしていた。その頃に精神的なダメージを負わされる。また兄とも疎遠だったが、徐々に関係回復の兆しを見せている。生徒会長になってからは副会長の真鍋翔といい友人となりつつある。折り鶴もマトモに折れない程手先が不器用。最終回では無事大学を合格し、新居で独り暮らしを始める模様。生徒会で出会った後輩の真知とは、互いに天然で無知な為なかなか進展しないが順調に交際している。
よくファンサイト等で「雪見月」から名づけられたと紹介されていることがあるが、これは誤りである。作者曰く「由希は例外です。月の名前じゃないです。いいカンジの音が無かったのと、「ゆき」という音が頭に降ってきたので」とのこと。単行本14巻105頁の柱にこのことが記されている。
十二支の中でも一番最後に呪いが解けることとなる。

草摩夾(そうま きょう) (声:関智一)
身長169cm→171.3cm。体重56kg→57.5kg。血液型A型。山羊座。趣味は格闘技。ニックネームはキョン、きょんきょん、きょんちゃん、キョン吉。
透が紫呉宅に居候することになった初日に、由希にケンカを吹っかけにきて、そのまま紫呉宅に居候することになった青年。十二支に入れなかった猫の物の怪が憑いている。また他の十二支憑きとは違い「本来の姿」である異形の姿が別に存在する。彼の母親は、その凶悪で醜く、腐敗臭を放つ姿を受け入れられずに自殺したが、表向きは事故死ということになっている。母親の死後は父親からも放棄され、草摩籍真に育てられることで初めて人の愛情を知った。籍真から空手を習っており、実力は相当なものだが由希には勝てない為、彼をライバル視している。勝負事・お祭騒ぎ大好きの熱血漢。「本来の姿」は人の骨と血で作られた手首の数珠で封印されている。猫の物の怪が水嫌い(原因は神との誓いの杯と思われる)であるため水が苦手で、雨が降ると体調を崩す。籍真の家事の腕が壊滅的なためか、料理上手。嫌いな食べ物はニラ、ネギ、味噌(味噌は味噌汁なら平気。)。乱暴者に見えて意外と常識派なため、作中では貴重なツッコミ役。
籍真に引き取られて間もない頃に透の母・今日子に出会い、友情を育む。透の事も実はその頃から知っていたが、面と向かって会ってはいないので透は知らない。透を愛しく思う一方で自身の立場に思い悩み、長く踏み込めずにいたが、遂に想いを告げた時、呪いが解けた。高校卒業後、幽閉はなくなり紫呉の家を透と共に旅立つ事を決意。

草摩紫呉(そうま しぐれ) (声:置鮎龍太郎)
十二支の犬(戌)の物の怪が憑いている。身長178cm。体重68.5kg。血液型AB型。蠍座。ニックネームはしーちゃん、ぐれさん、ぐれ兄、先生。
透、由希、夾が暮らす家の主で保護者的存在。純文学の小説家。純文学作品では本名で執筆しているが、「きりたにのあ」のほかいくつものペンネームを持ち、様々なジャンルの作品を書いている。同じ十二支の仲間であり同級生のはとり、綾女とは親友同士(マブダチトリオ)である。その徹底した傍観者ぶりに、かつて交際していた透達の担任・白木繭子に「さざ波のようだ」と称された(由希やはとりにはそのさざ波をただようクラゲと称されている)。
時には年長者として真面目な意見を言う事もあるが、いつもはふざけた言動ばかりで、本心をなかなか見せない。可愛い女の子が好きで、透に接する態度は優しく、人当たりもいいように思えるが、時に冷酷な表情を見せることもある。十二支の呪いの事についても何か知っているようだが、核心についてははぐらかして教えようとはしない。透や由希、夾達の味方なのか敵なのか、それすらも謎。作中には、彼は彼なりに呪いの現状を変えるきっかけを作り出したくて透を巻き込んだとされる描写がある。昔、慊人に「永遠に君を想う」と誓っていて、今もその誓いは互いの胸に残っている。紅野の呪いが解けた時に慊人が紅野と寝たので仕返しの為に慊人の実母・楝と肉体関係を持った。そのことが慊人の怒りを買い本家を追い出され、現在の家に住んでいる。同情で慊人と寝た紅野をきらっている。慊人のたった一度の裏切りが彼を歪ませてしまい、わざと冷たい態度をとっている。それでも彼女を愛している事は変わらず、また自分を一番に想ってくれる事をずっと待っていた。物語終盤で慊人に告白され、これからずっと彼女の傍にいる為に本家に戻り小説家をやめ、現在は順調に交際中。名前の由来は「時雨月」から。

魚谷ありさ(うおたに ありさ) (声:今井由香)
透の親友。元ヤンキー。身長168.5cm。体重47kg。血液型O型。水瓶座。ニックネームはうおちゃん。
幼い頃、母親が家を出て行き父親は酒浸りに。その為悪い道に入っていき、小学5年生で暴走族デビューした。ヤンキー時代、女だてらに特攻隊長をしていたという伝説の「赤い蝶」今日子の話を聞き、強い憧れを抱く。自分の通う中学に赤い蝶の娘がいると知ったありさは学校へ向かい、そこで出会ったのが透だった。最初はイメージとのギャップに拒否反応を示したが、やがて透の分け隔てない態度や今日子の温かさに心を開いていき、今では父親とも和解。バイト先で出会った草摩紅野に恋愛感情を抱いている。紅野と再会後は互いの想いを伝えて、高校卒業後は仕事をしながら頻繁に連絡を取り合ったりして順調に交際中。情に厚く涙もろい姐さん気質。更生するきっかけを与えてくれた今日子を今でも慕っている。背が高く(180cm代を目指しているらしい)、美人なので、透にモデルに向いているのではと言われた。夾とはいいケンカ友達であるが、時には一緒になってツッコむことも。

花島咲(はなじま さき) (声:安原麗子)
透の親友。ニックネームははなちゃん。身長162cm。体重52kg。血液型AB型。牡羊座。
人の思念を電波の如く感じ取ったり、悪意の篭った思念(毒電波)を相手の脳内に送り込む事が出来る。昔はその力をコントロール出来ず、魔女だと囃し立てられ、酷い苛めを受けていたが、転校先の中学で透・ありさと出会い、変わることが出来た。基本的に無気力でやる気がない。追試、補習の常習者。「…」の多いローテンションな口調が特徴。夾達の師範でもある草摩籍真がタイプの男性。最近では「籍真さん」と名前で呼ぶ程、徐々に親しくなりつつある。卒業後は籍真の道場のまかないさんとして働くことに。初めて出会った慊人をすぐに女性だと看破した。
毒電波の力で同級生に害を与えてしまった罪人の証として常に黒い服を着ていたが、今ではこの色でないと落ち着かない。度々着用しているお気に入りのマントは祖母の手作りで弟とおそろい。依鈴と並ぶほどの抜群のスタイルを持つ美人。それとその変わった能力(?)から、男子には多少人気があるらしい。転校先の中学や現在通っている高校の制服は黒ではないため、祖母の勧めを受け入れて黒い服を身につける代わりに黒いマニキュアをしている。文化祭の劇では、純黒ドレスを着たシンデレラを演じ、観客の生徒(と読者)を圧倒させた。弟の恵と並んで、作品中では最強の存在であるらしい。彼女曰く「電波で人の心は読めない」とのことだが、本編では「本当は読めるのではないか?」と読者が考えさせられる描写もある。


十二支

草摩楽羅(そうま かぐら) (声:三石琴乃)
十二支の猪(亥)の物の怪が憑いている。身長160.5cm。体重51kg。血液型B型。蟹座。
乙女チックで夢見がち。少女っぽい外見をしているが、透たちより2歳年上。作中、私立女子高から私立女子短大に進学する。普段は恥ずかしがり屋で大人しいのだが、興奮すると性格が一変し、猪突猛進型の手の付けられない乱暴者に。特に大好きな夾を前にすると、テンションが上がってしまう。籍真の道場で鍛えられているので、その破壊力は抜群。
夾とは幼い頃、偶然出逢った事がきっかけで、一緒に遊ぶように。母親から他の人と喋る事すら禁じられていた夾にとっては、唯一の幼馴染のような存在。しかし、彼女が夾に近づいた本当の目的は、十二支憑きという呪いを背負っている自分より「可哀想」で惨めな存在がいると実感し、安心出来るためであった。かつては夾の本来の姿を見て逃げ出してしまった事もある。その罪悪感から「夾を愛せれば逃げた汚い自分は消える」と思いこみ、夾を慕う行動をとるように。だが、その想いはいつしか本当のものになっていた。呪いからの解放後は、仕事(恐らく夢だった保母さん)に就いていて、夾への想いは断ち切れていないものの今の仕事や生活には満足しているらしい。自分とは違い夾の本当の姿を受け入れ純粋に夾を愛しく想っている透に嫉妬しながらも憧れていて、透が夾を一番大切に想っていると発言した際には透を思い切り殴ったことも。趣味は手芸。名前の由来は「神楽月」から。

草摩紅葉(そうま もみじ) (声:齋藤彩夏)
十二支の兎(卯)の物の怪が憑いている。身長155.8cm。体重47.5kg。血液型O型。魚座。ニックネームはもみっち。
日本人の父とドイツ人の母を持つハーフでドイツ語が話せる。モモという妹がいるが、彼女は紅葉が兄とは知らない。子供っぽい外見と言動に惑わされて、透は長い間、紅葉の事を小学生だと勘違いしていたが、実は一つ年下なだけ。だが、外見の幼さに反して、内面は非常に大人びた部分も。高校入学当初は「可愛いから」という理由で女子の制服を着用していたが(下は短パン)、物語後半では成長し、普通に男子の制服を着ている。バイオリン演奏が趣味で、将来はバイオリニストを目指している。
彼の母親は紅葉が物の怪憑きであることを受け入れられず、精神を病んでしまった。父親に説得された彼は、母親の中にある「紅葉に関する記憶」を隠蔽することに同意し、はとりに隠蔽してもらう。その末に全快した母親は彼のことを草摩家の誰かの子供だと思っている。だが彼は表立って会えなくなった今でも、母親と妹の姿を見る為に、透の働くビル(=紅葉の父親の会社)にしばしば訪れる。誰もが怯える慊人に対しても、間違っていると思えば立ち向かう勇気を持っている。当初は透を「母親みたい」と思っていたが、いつしか異性として惹かれるようになっていた。高校2年の初夏、不意に呪いが解けた。紅野に続く2人目。名前の由来は「紅葉月」から(十二支の順番に従うと3月の異名から名前の由来にするはずであるが、紅野と名前の由来にする月が入れ替わっている)。

草摩はとり(そうま はとり) (声:井上和彦)
十二支の龍(辰)の物の怪が憑いている。身長182cm。体重69kg。血液型A型。蟹座。ニックネームははーさん、とりさん、ハリィ。透たちより10歳年上。
草摩家の主治医。紫呉・綾女の友人。三人あわせてマブダチトリオ。記憶を隠蔽する術を持っており、草摩家の秘密を知った人間の記憶隠蔽も担当。これは特殊能力ではなく、代々はとりの家に伝わってきた技術で、どちらかというと催眠術に近い。龍に変身すると言っても実際に変身するのはタツノオトシゴであり、変身後の姿は彼のコンプレックスになっている。
かつては草摩佳菜(そうま かな)という女性と付き合っていた。だが、彼女と結婚する意思を持っていることを不快に思った慊人によって、彼は左目を傷付けられ、視力の殆どを失う。それを自分のせいだと思い込んだ佳菜はノイローゼになってしまう。佳菜が精神を病んでいく様子を見ていられなくなった彼は、自らの手で彼女の、自分と過ごした日々の記憶を隠蔽した。今では佳菜は別の相手と結婚し、幸せに暮らしている。一方の彼は、佳菜の親友で透たちの担任であり、また紫呉の元彼女である白木繭子と2年ぶりに再会し、現在は彼女に好意を抱いているようだ。物静かで落ち着いている印象だが、それは今の自分に環境に対する諦めから生まれている部分も多いとされている。名前の由来は「この羽鳥月」から。

草摩潑春(そうま はつはる) (声:陶山章央)
十二支の牛(丑)の物の怪が憑いている。身長170.2cm。体重57.5kg。血液型O型。蟹座。ニックネームは春、はーくん。透たちより1歳年下。
鼠に一番乗りを奪われてしまった間抜けな牛の物の怪憑きと、周囲の大人達からさんざんからかわれてきたので、卑屈でキレやすい性格になってしまった。彼の扱いに手を焼いた両親が、ストレス発散の為に武術などを習わせたがあまり効果はなく、今でもキレると性格が豹変し、乱暴者になってしまう(この状態を「ブラック」と呼ぶ)。
普段は物静かでマイペース。突然突飛な発言をして周りを困惑させることも。ひどい方向音痴でもある。人の話を聞いていないようで聞いており、意外に観察力は鋭い。由希や紫呉に対しても、時折、鋭い言葉を口にする。幼い頃、自分をコンプレックスから解き放ってくれた由希は、彼にとっては特別な存在だという。同じ十二支の依鈴と恋人同士。名前の由来は「初春」から。

草摩綾女(そうま あやめ) (声:宮本充)
十二支の蛇(巳)の物の怪が憑いている。身長175cm。体重63kg。血液型O型。星座は射手座。ニックネームはあーや、アヤ、綾兄。
草摩由希の兄。服飾店「あやめ」の店長。紫呉・はとりの三人で「マブダチトリオ」と呼ばれる。常にテンションが高く、騒がしく、自分本位な王様気質の持ち主。それでいてカリスマ性に富み、高校時代は生徒会長として活躍した。現在では、由希に迷惑がられるほどの兄バカぶりを見せているのだが、少年時代は異なり、10歳も歳が離れている上に、由希の方は隔離されて育ったため、同じ草摩の「中」にいながら会話を交わしたこともないほど弟に対して無関心だった。自分が気ままに生活する為に由希を犠牲にしていたのだと気付いて以来、互いの溝を埋めるべく、積極的に接触を図っている。
「あやめ」の従業員・倉前美音(くらまえ みね)は同じ趣味を持つ相棒であり恋人であり、彼の心の拠り所である。綾女が十二支の物の怪に憑かれていることについては、由希曰く「バレている」とのこと(実際は不明)。2人でお店の2階に同棲中。名前の由来は「菖蒲月」から。

草摩杞紗(そうま きさ) (声:名塚佳織)
十二支の虎(寅)の物の怪が憑いている。身長145cm。体重32kg。血液型A型。魚座。ニックネームはさっちゃん。透たちより4歳年下。
引っ込み思案で大人しい少女。物の怪憑き特有の髪と目の色が原因で学校で苛めにあい、ショックで声を失う。終いには入学したばかりの中学に行かなくなってしまう。だが、透や潑春、由希に助けられて声を取り戻す。苛めに立ち向かう勇気を得て以来、透をとても慕っている。幼馴染の燈路とは「友達以上恋人未満」。以前、慊人に理由も分からず暴力を受け入院した事があり、慊人に対して怯え続けている。作者曰く「作中では一、二位を争う程の美人さん」。食べ物はニラ玉が好きでボソボソしたものが苦手。名前の由来は「如月」から。

草摩燈路(そうま ひろ) (声:渕崎ゆり子)
十二支の羊(未)の物の怪が憑いている。身長150cm。体重38kg。血液型AB型。獅子座。ニックネームはひー君。透たちより5歳年下。
十二支の中では一番年下だが、口達者で毒舌家。大人顔負けの屁理屈をこねる。ボキャブラリーも豊富で、次から次へと言葉が飛び出してくるので、透などはついていけない事もある。詰問調で話す事が多いので、相手に無用の反感を与える事もしばしば。本人も、自分の言葉がきつい事をちゃんと自覚していて、これではいけないと反省もしている。ひねくれた屁理屈をこねてしまう自分が嫌いだが、素直になる事はなかなか難しいようだ。何かと他人に突っかかっていたが、段々と沈静化してきた。日向(ひなた)という妹が生まれて兄になったことも影響しているとされる。子供の頃はマブダチトリオや楽羅たちと遊んでいた。
杞紗が好きなために、杞紗が慕う透をライバル視している。作品中では夾と並んで貴重なツッコミ役を担っている。紅葉の呪いが解けてから日を置かずして、呪いが解けた。名前の由来は「文披月」から。

草摩利津(そうま りつ) (声:冨永み〜な)
十二支の猿(申)の物の怪が憑いている。身長174.3cm。体重59kg。血液型AB型。山羊座。ニックネームはりっちゃん、りっちゃんさん。透たちより4歳年上。
私立大学に通う、由希に負けない程の女性的美貌を持った青年。劣等感の塊のような性格で、何かあるとすぐに自分が悪いのだと思い込んでしまう。誰に対しても低姿勢で、些細な不満や皮肉に敏感に反応し、泣き叫びながら謝りまくる。また彼の母親も彼と似た性格である。自分の事より相手を気遣うタイプなのだが、行動は空回りする事が多い。普段から女装をしているのだが、理由はその方が落ち着けるから。あまりに気が弱い為、男の格好をすると萎縮してしまうとのこと。大学にも振袖を着て行くこともある。楽羅とは小さい頃から仲が良く、昔は楽羅に服を借りていた。現在、紫呉の担当編集者である満(みつる)とは恋仲である。実家は温泉宿を営んでおり、母親が女将をしている。
十二支の中では年長の方に入るが慊人の秘密は知らない。そのため慊人が女物の着物を着て現れたときに女装趣味に走ったと勘違いをした。いつも堂々たる振る舞いをしている綾女に憧れている。名前の由来は「小田刈月」から。

草摩依鈴(そうま いすず)
十二支の馬(午)の物の怪が憑いている。ニックネームはリン。透たちより1歳年上。
幼少時の彼女の家庭は理想的な家庭で、両親は優しく、いつも温かな笑顔に満ちたものであった。しかし、それは砂上の楼閣であり、「ホントに楽しい?」と、幼い頃に言い放った一言が、一瞬にして家庭の全てを崩壊させてしまう。無理に無理を重ねて幸せな家庭を演じていた両親から酷い虐待を受け、倒れているところを潑春に発見される。以後潑春と付き合いだし、かなり親密な関係になったが、それが慊人に露見した。唆したのはどちらだと責められた彼女は潑春を庇い、慊人に窓から突き落とされて大怪我を負う。そして慊人から潑春を守る為、彼を振る。虐待が判明した後は、楽羅の家に引き取られるが、トラウマが身体を蝕み、入退院を繰り返している。透に対しても、最初に会った時から、潑春に通じる優しさを感じていた。しかし自分が縋り付くことで透を巻き込んでしまう事を恐れ、遠ざけていた。
幽閉事件が収まった後は潑春とよりを戻し、新たな道を歩き始めようとしている。容姿端麗で、スタイルの良い妖艶の少女。幽閉されていた時に慊人に髪の毛を切られて現在はショートヘア。アニメには登場せず。名前の由来は「彌涼暮月」から。

草摩紅野(そうま くれの)
十二支の鳥(酉)の物の怪が憑いていた。透たちより9歳年上。
透の前に最後に登場した十二支。慊人の一番のお気に入りで、常に側に控えている。病的なまでに離れるのを嫌がる慊人の為に殆ど草摩の外に出ないので、26歳になるまでコンビニで買い物した事すらなかった。酉の物の怪憑きだったが、既に呪いは解けている。当初、彼が呪いから解放されているのを知っているのは慊人のみだったが、紫呉は薄々気付いていた。「神様」への本能的な思慕の念も消えており、また深夜のコンビニで出逢ったありさを愛しく思うが、孤独な慊人に同情を抱き、離れられずにいる。呪いが解けた際に永遠に慊人の傍にいる事を誓い彼女と肉体関係を持った。そのせいで、慊人に好意を寄せていた紫呉から嫌われる事になる。幼い頃は紫呉を兄のように慕っていて、現在でも紫呉・はとり・綾女の事を「兄さん」と呼んでいる。
悲しみに囚われ暴走した慊人に刺され負傷するが、無事一命を取り留め、病院にてありさと再会を果たす。退院後は本家を出て、田舎の町で就職した。アニメには登場せず。名前の由来は「晩春」から。


草摩家

草摩慊人(そうま あきと) (声:若葉紫)
草摩家の当主。身長163.8cm。体重43kg。血液型AB型。蟹座。
十二支に対する「神」の存在であり草摩一族に暗い影を落としている。本当は女性であるが、母親の命令で男として育てられたため、一人称は僕。このことは草摩家のトップシークレットであり十二支の中でも一部の者しか知らない。十二支を権力で、時に暴力で縛ろうとする。幼い頃は感情の起伏こそ激しかったが、現在ほど病的ではなかった。だが、紅野の呪いが解けたときを境に彼女は変わり、由希にお前は憎まれているのだと吹き込んだり、夾を化け物と罵ったり、潑春をバカだと蔑むなど、十二支の心をわざと傷付けるようになった。神(自分)と十二支は呪いの力だけで結び付いている事を知っている為、呪いが解ければ神である自分の存在を根底から覆される事を非常に恐れている。そして、その絆や呪いを否定する実母・楝とは犬猿の仲である。
とある事件をきっかけに透に対し心を開き始め、彼女自身も新しい道を歩み始めようとしている。紫呉からプレゼントされた椿の模様の着物を着て呪いが解かれた由希達の前に現れた。そしてこれからは草摩の当主として皆の幸せを守るために生きていくと誓う。紅野と寝た事に対しての腹いせで楝と肉体関係を持った紫呉が許せずに憎み続けていたが心の底では互いを誰よりも想い続けていた。現在は、紫呉と想いが通じ合い恋人関係に。

草摩楝(そうま れん)
草摩家当主・慊人の実の母親。妖艶な美しさの持ち主。
心身を患っており、普段は奥の間にいる事が多い。慊人程ではないが、草摩の中ではそれなりに権力を持っている。慊人との仲は最悪で、互いに憎み合っている。既に亡くなっている夫の晶に対してかなりの執着を抱いている。ことある事に慊人と十二支の絆を否定し、自分と晶との絆こそが本物で、それ以外は偽物だと告げる。元々晶の世話係の1人であったが、晶に見初められ結婚した。戯れに紫呉と肉体関係を持ったり、紅野を誘惑したりと、慊人と十二支の仲を裂こうとしている節もある。特定の十二支に対しても態度は冷たい。慊人が持っている謎の箱が晶に関係するものと聞き、入手せんと慊人の元へ刃物を片手に現れる。アニメには登場せず。

草摩晶(そうま あきら)
草摩家前当主にして慊人の実父。故人。病弱で昔から医師に短命宣言をされていたらしく、その影響もあってなのか生前は儚げで浮世離れした美しさを醸し出していた。
自分の抱える寂しさに気付き泣いてくれた楝に惹かれ、古参の人間達の猛反対を押し切って結婚する。慊人が生まれた後は彼女に夢中になり、それが楝の嫉妬心を更に煽る結果となる。本心では楝を深く愛し、慊人が生まれたことを楝に一番喜んでもらいたがったが、最期まで仲直りが出来なかったことを悔やんでいた。慊人のことは「自分と楝の子供だから」という理由で愛していたに過ぎなかった。アニメには登場せず。

草摩籍真(そうま かずま) (声:井上倫宏)
草摩一族の一人で、夾が尊敬している武術の師匠かつ養父。
母親が亡くなり父親からも捨てられた夾を養子として引き取る。亡き祖父が猫憑きであったため拒絶していた。その事を現在も悔やんでいて懺悔もあり夾を引き取る事にした。しかし、懺悔の念以上に夾を本当の子供の様に愛している。透の夾に対する気持ちに気付いた時、祖父の伴侶の様に猫憑きに対する同情や哀れみからの感情ではないのかと不安になっていた時期もあったがそれが違うとわかってからは透と夾の関係を温かく見守っている。料理が壊滅的に不得手で、その上読書をしながら行ったりもし、「今日はなんとなくできそうな気がする」という考えを起こしては材料を焦がしている。妙な所でアバウトな一面を持つ。


その他

本田今日子(ほんだ きょうこ) (声:安原麗子)
透の母親。故人。旧姓・勝沼。透にとって多大な影響を与えた偉大な母親。かつては「赤い蝶」と呼ばれた伝説のヤンキーだった。
冷たい家庭で育ち、他人を拒絶し、打ち解けようとしない少女へと成長した今日子だが、心の底では激しく愛情を求めていた。その事に初めて気付いたのが、教育実習生として中学へ来ていた本田勝也だった。親に勘当された後彼と結婚するが、勝也は風邪をこじらせ還らぬ人となる。哀しみに囚われ自分の命を断とうとするが、娘である透への思いが彼女を引き留めた。透が高校1年の時、仕事に行く途中に交通事故に遭い亡くなる。その場に夾が居合わせていて事故を防げなかった事を夾は今も悔やんでいる。死ぬ直前、混濁する意識の中で視界に写る夾を見つけて、昔頻繁に会っていた少年だと気付き当時の約束を守ってもらうため、夾に向かって「(約束を守ってくれないと)許さないから」と言った。しかし夾はその言葉を、見殺しにした事に対する追い詰めだと思い込みひきずっていた。

本田勝也(ほんだ かつや)
透の父親。故人。今日子の通っていた中学に教育実習生として赴任した事がきっかけで今日子と出会う。
クセのあるシニカルな性格だが、昔はもっとひねくれていたらしい。当時は父親と不仲で、いつしか厳格な父親やその周囲が満足する「自分」を形成する事を覚えてしまい、そんな自分を今日子と同じように「さびしい」と思っていた。透がまだ幼い頃に出張先で風邪をこじらせ、若くして逝く。今日子や娘である透を心の底から愛していた。アニメには登場せず。

花島恵(はなじま めぐみ) (声:南央美)
透の親友・花島咲の弟。透たちより3学年下である。咲のように電波は使えないが、相手の名前さえわかればどんな呪いも簡単にかけられるらしく、特技は「呪詛返しを更に返す事」。咲の良き理解者。
本人達曰く、全然似ていない姉弟らしいが、他人からは全くそう思われていない。姉同様、黒い服を好む。以前は姉に付き合って着ていただけだったが、今ではすっかり本人も気に入り、姉と同じくもう黒でないと落ち着かないらしい。まだ中学生だが精神的にはかなり達観しており、世渡り上手。オヤジ的な発言もするので、ありさ曰く中学生らしくない。透・ありさ・咲の3人が学校外で集まる時はボディーガードと称して彼も一緒のことが多い。好物は団子で、アニメでプリ・ユキが訪問してきた時も一人でおそらく相当な量を食べたと思われるシーンがある。

皆川素子(みながわ もとこ) (声:清水香里/ドラマCD版豊口めぐみ)
透たちが高校2年の時の草摩由希ファンクラブ会長。透たちの1学年上。敬語で喋る。
誰よりも真剣な気持ちで由希に恋しているが、その為ファンクラブの仲間にさえ苛立ちを感じることもあった。由希の事となると暴走しがちな面も。由希と親しい透や透を庇護する咲を敵視しているが、透が由希を変えていったことは認めている。卒業式の日に由希へのありのままの想いを伝え、卒業していった。尚、乙女チックな趣味を持ち部屋もそのように飾っている。なお、実家は八百屋である。

真鍋翔(まなべ かける) (声:鈴村健一)
由希の生徒会会長就任時の副会長。ニックネームはナベ、トブナベ君。
常にテンション高く、意味不明なノリで押しまくる性格だが、家の跡継ぎ問題が解決する中学時代までは、恋人である小牧曰く「すごく無口で、いつも怒ってるみたいで近寄りにくい」雰囲気だったとのこと。真知の父の愛人の子であるため、真知の異母兄にあたる。由希に「ゆんゆん」というあだ名をつけた張本人。由希は当初兄に似たハイテンションな性格を持つ翔を苦手としていたが、やがて打ち解けていく。透とは今日子の葬儀の時に一度会い、同じ事故で親を亡くした小牧を思うあまり暴走し、『思い上がるな』という暴言を吐く。このことが原因で透の方はすっかり忘れていたが、それに対しても『忘れていたのがむかつく』など透を徹底的に敵視していた節がある。暴言の件は小牧に、そのような行動をとったことを悲しまれ、それを当初は理解できなかったが、由希などと関っていくうちに自分のしたことがどうして小牧を傷つけたのかを理解した。
自分と似たノリの綾女と美音とはすっかり打ち解け、綾女のことは「司令」、美音のことは「副司令」、「美音姉さん」と呼び慕っている。将来は小牧の実家の家業を継ぎたいと思っている。アニメには登場せずCDドラマに登場。

倉伎真知(くらぎ まち) (声:甲斐田ゆき)
生徒会会計。翔の異母妹。
普段は無口、無表情で大人しいが、母親から「完璧」さを常に求められた事に対してトラウマを持ち、整然としているものを見ると破壊衝動にかられてしまう。真新しい物も苦手。由希と関わることで彼女も少しずつ変わっていく。どうやらモゲ太が好きらしく、由希からのお詫びを兼ねたプレゼントのモゲ太のペーパーウェイトを大事にしている。作中では、綾女が持っていた文字入りの大きなモゲ太の人形を限定品と見抜いたシーンもあり、相当のファンであるような描写がされている。ちなみに、その限定品のモゲ太人形は後に偶然発見した由希が購入し、プレゼントされている。最近は由希と仲の良い雰囲気である。最終巻ではかなり親密な仲となっていた。アニメには登場せずCDドラマに登場。

藤堂公(とうどう きみ) (声:田村ゆかり)
生徒会書記。
自己中心的な性格な上、自分のことを「公」と名前で呼ぶぶりっ子。男性には人気があり、女性には嫌われているが、そのようなことも気にせず由希ファンクラブの面々に向かってわざわざ怒らせるような発言を繰り返す。翔は彼女の本性を知っており、由希に告げようとして殴られたこともある。小学校時代の同級生の一言で自分を「かわいい」と自覚したのが、今日の彼女たりえるきっかけであったらしい。高校卒業後、自分と対等に渡り合える男性と結婚した模様。アニメには登場せずCDドラマに登場。

桜木直人(さくらぎ なおひと) (声:福山潤)
生徒会書記。
あだ名は直や直ちゃん。生真面目で堅物。仕事が早く丁寧。由希に一方的なライバル意識を燃やしている。実直さが災いしていつも翔や公にいじられている。由希ファンクラブ会長だった皆川素子に好意を抱いており、卒業式の日には彼女に「倖せになれるよう祈ってますから」と告げた。アニメには登場せずCDドラマに登場。

中尾小牧(なかお こまき)
翔の彼女。おっとりとした雰囲気の優しい性格の少女。翔とは別の高校に通っている。
父親を事故で亡くしているが、その事故とは今日子が亡くなった交通事故であり、今日子の葬儀には翔と共に訪れている。好物は肉で、翔に勝手に「肉☆天使」なるあだ名をつけられてしまっている。かなり素直な性格で、翔から聞いた「家庭の事情で由希は男装をしている」という嘘を鵜呑みにしていた。親が留守がちのため翔の家(翔の家も親が留守のことが多い)によく出入りし、半同棲のような状態になっている。ちなみに実家はクリーニング屋。原作のみに登場。

花島家
咲・恵姉弟の父・母・祖母(父方)。異能の力を持つがゆえに苦しむ咲を深い愛情で護り続けた人たち。親が子を拒絶する姿が度々描かれる本作品ではあるが、彼らは逆に親の無償の愛を示す姿として描かれた。三人とも温厚。夫婦間・嫁姑間の関係も非常に良好。咲に親友が出来、力のコントロールが可能になり、周囲から迫害されることもなくなって、さあ一安心と思いきや、今度は学業への余りの無さから呼び出しを受けまくるという多難な家族。


十二支の親たち

※本作品ではキャラクターの性格形成の上で幼児期の体験等に焦点をあてる事が多い。また、物の怪憑きを養育している者は(親でなくても)本家から多額の金を貰っている。

由希、綾女
母親のみ登場。鼠憑きを産んだことで一族の中でも優遇され、豪遊三昧の毎日を送っている。由希への愛情は希薄であり、本家への貢物程度にしか考えていなかった。しかし進路相談の三者面談以降は態度を改め、親らしい言葉をかけるようにもなっていった。なお綾女に対しては悲鳴を上げて取り乱すほどに苦手としている。夫も同様らしい。

潑春
父親は登場せず、母親は後姿のみ登場。性格を覗わせる描写は、潑春が学校で暴れた件で呼び出しを受けた際の、彼の「親は笑うか」という発言のみ。母親は紫呉の母親と仲が良いらしく、由希の回想シーンで一緒にお茶をしていた。

杞紗
母親のみ登場。紅葉に十二支の親として「過保護」になる例とされていた。娘への愛情が深すぎる故に、彼女が言語障害に陥った際には心労から鬱状態となっていたが、娘共々透の言葉に癒された。以降は元気にしている姿が所々で見られる。燈路の母とは仲がよい。キャラクターランキングでは、燈路の母を抜いて意外と上位に入っている。

紅葉
母親はドイツ人。息子が「物の怪憑き」であることに耐えられず、紅葉を「拒絶」してしまい、心を病む。「産まなければ良かった」の言葉を残し、はとりにより記憶を隠蔽された。以後はしばしば幸せに暮らしている姿がみられる。父親は息子も妻をも受け入れ続け、二重生活のような形で両者と共に存り続けている。

はとり
共に故人。父は彼同様一族の主治医。両親とも厳格だったとの事。

依鈴
両親とも回想シーンに登場。幼い頃は幸せな家庭を演じていたが、それを疑問に思わなかった依鈴のふとした一言でその仮面を脱ぎ捨て、以後は彼女に虐待を加えるようになった。ほどなくして娘から隔離されたが、現在も「中」で暮らしている。

燈路
主に母親が登場。「五月(さつき)」と名前が用意されている。出産直後、抱き上げて羊に変身した燈路に対し、「羊大好き!」と言い放った脅威の人物(恐らく十二支最強の母ではないだろうか、との声も上がっている)。それ以後も深い愛情を持って息子を育てていった。が、極めて天然な見ていて危なっかしい人物であるため、かえって息子は「自分がしっかりしなくては」と今のような幾分口が過ぎる性格になったとの事。第二子「日向(ひなた)」も出産。夫はほとんど出番がないが、幸せそうに二人で並んでいる姿が見られる。

利津
主に母親が登場。息子よりも先に登場。息子同様に加害者妄想が強く、些細な事で取り乱し叫びながら謝罪する癖がある。優秀な人物であることが多い「物の怪憑き」でありながら、その才を発揮出来ずにいた利津のために、若い頃から頭を下げ続けてきたことがその原因と思われる。病弱だが、息子同様、どこか根っこのところではたくましさを感じずにはいられない人物。
ちなみにモデルは前作「翼を持つ者」に登場したお化け。それきりの登場ではもったいないとリニューアルしての登場。ちなみに作者はあの半狂乱を見たら「全力で逃げるか、腰を抜かす」と証言している。

紅野
両親が回想シーンで一度だけ登場。楝と晶の結婚に関しては、「二人が幸せなら」と肯定的だった。紅野が成人してからは疎遠だったらしい。

紫呉
料亭での宴の出席者として両親が登場。母親は由希の回想シーンで顔が明かされている。息子とは疎遠の様子。ちなみに紫呉は母親似。

楽羅
母親が登場。「過保護型」らしく、彼女を心配する姿が見られる。基本的には幸せな家庭らしいが、楽羅が幼かった頃はそれなりに苦しかった模様。


母親は元々は「過保護型」。夾が「化け物」呼ばわりされるのを防ぐべく、彼を人目のつかない場所にしばしば隠そうとしていた。息子への愛情は有していたが、彼が「物の怪憑き」であることからは眼を背け続けた。周囲からの重圧に耐え切れず、自殺。父親は「拒絶型」。妻の死を全て息子の責任となし、彼の全てを拒絶し続けた。なお、妻の自殺の直接の原因は、「化け物の父」と周囲から扱われることに耐えかねた彼が、妻と息子に拒絶する言葉を投げつけたこと。父は根本的に弱い人物で、不安をすべて他人に押し付けなければ自分を保てず、押し付けても不安が残るという人物。


十二支の呪いについて

コミックス22巻で十二支の呪いについての謎が明らかにされたが、何故草摩家の一部の人間が物の怪憑きとなったのかなどの根本的な理由は明らかにされていない。ちなみに呪いの解けた理由らしい理由は明記されていないが、『元々弱まっていた』とのこと(本来は極端に年が離れていたり、欠けた状態で幾年も経つのが当たり前であった十二支が、珍しいことに大した年の差もなく作品内の代で全員揃っていたのもそのため)。


【アニメ】
2001年7月5日から同年12月27日までテレビ東京系で放映された。全26話。また、放映前の5月3日には「『フルーツバスケット』にもうすぐ会える!」という特別番組が放映された。

放映されたのは単行本の1〜5巻までの全話、5巻までに登場しなかった各十二支(紅野・依鈴は除く)が初登場する話である7・8巻の一部(7巻:37・38話/8巻:43話の一部・44・45話)、綾女の店の話(6巻:36話)、夾の「本当の姿」の話(6巻:31〜34話)である。
全26話すべてサブタイトルが『第○話・・・』となっている(話数は漢数字が入る)。最終回の時は『最終話・・・』。
なお、アニメは基本的に原作に忠実に製作されているが、紅葉がドイツ人とのハーフである設定は存置されたもののドイツ語を話さないキャラクターに設定されたり、依鈴に関わる言動は全てカットされるなどの工夫が施され、原作がまだ続いているにも関わらず、アニメを終了させてもそれほど不自然には見えないように製作されている。なお、最終回は原作が大幅に改編されている。本放送終了から5年以上経過しているが、今もなお一部のファンからは続編を期待する声も出ている。

スタッフ
原作:高屋奈月(白泉社「花とゆめ」コミックス)
企画:岩田圭介(テレビ東京)、波多野淳一(NAS)、大月俊倫(ガンジス)
企画協力:ガンジス
シリーズ構成:中瀬理香
キャラクターデザイン・総作画監督:林明美
小物デザイン:山崎健志
美術監督:柴田千佳子(スタジオカノン)
色彩設計:松本真司
撮影監督:川口正幸
編集:松村正宏(JAY FILM)
音楽:武藤星児、安部純(ダブルオーツ)
音響監督:大地丙太郎、蝦名恭範
音響効果:奥田維城(スワラプロダクション)
録音制作:ダックスプロダション
音楽制作/協力:スターチャイルドレコード、テレビ東京ミュージック
アソシエイトプロデューサー:森山敦(キングレコード)
アニメーションプロデューサー:野口和紀(スタジオディーン)
プロデューサー:小林教子→柳原雅美(テレビ東京)、山崎立士(NAS)
助監督:宮崎なぎさ
監督:大地丙太郎
アニメーション制作:スタジオディーン
アニメーション制作協力:Production I.G、GAINAX、東京キッズ、ジェック・イー
製作:テレビ東京、日本アドシステムズ

主題歌
いずれも、作詞・作曲・唄:岡崎律子

オープニング
1話〜最終話 - 「Forフルーツバスケット」
 第7回アニメーション神戸AM神戸賞(主題歌賞)受賞  
エンディング
25話をのぞく - 「小さな祈り」
25話 - 「セレナーデ」


【CDドラマ】
これまでに3度CDドラマ化されている。

1999 花とゆめオリジナルドラマCD フルーツバスケット
花とゆめ誌上での全員応募サービスで企画されたCD。アニメ化される以前に発表されたものであり、キャストが一部アニメ版と異なる。内容はオリジナルストーリーの『草摩家の長い一日』と花島咲によるおまけコーナー。

本田透:小西寛子
草摩由希:久川綾
草摩夾:関智一
草摩紫呉:置鮎龍太郎
草摩楽羅:白鳥由里
草摩紅葉:長沢美樹 ※長沢美樹はアニメ版では夾の母親役で出演している
草摩潑春:陶山章央
草摩綾女:子安武人
花島咲:冬馬由美

花とゆめ付録のCD
花とゆめの付録CDには数作品のCDドラマが収録されたが、その中の1つがフルーツバスケットのオリジナルストーリー『学園防衛隊』。アニメ化以降(2005年)に発表されたため、配役はほぼアニメ版のまま。生徒会メンバーが初登場する。

本田透:堀江由衣
草摩由希:久川綾
真鍋翔:鈴村健一
倉伎真知:甲斐田ゆき
藤堂公:田村ゆかり
桜木直人:福山潤
魚谷ありさ:今井由香
花島咲:安原麗子
木之下南:浅井晴美 ※アニメ版も同様
皆川素子:豊口めぐみ

HCD フルーツバスケット
2005年5月25日にマリン・エンタテインメントより発売されたCDドラマ。原作の劇中劇『シンデレラっぽいもの』と『学園防衛隊』(上記のものと同一)が収録されている。

本田透:堀江由衣
草摩夾:関智一
草摩由希:久川綾
草摩紫呉:置鮎龍太郎
花島咲:安原麗子
魚谷ありさ:今井由香
真鍋翔:鈴村健一
桜木直人:福山潤
藤堂公:田村ゆかり
倉伎真知:甲斐田ゆき
木之下南:浅井晴美
皆川素子:豊口めぐみ
ナレーター:河本邦弘
女子生徒:遠藤綾・寺田はるひ・谷井あすか・松来未祐
CDデータ

型番:MMCC-7037
価格:2,800
発売日:2005年5月25日
発売元:白泉社
販売元:マリン・エンタテインメント
販売協力:ジェネオンエンタテインメント


(「フルーツバスケット (漫画)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年4月27日12時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%29&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)

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