≪書籍情報≫
著者:
渡瀬悠宇
出版社:
小学館
版型:
新書版
カテゴリー:
少女コミックス
連載雑誌:
少女コミック
≪同一著者書籍≫
【古本コミック】
・
【古本】ふしぎ遊戯 [1~18全巻]
・
【古本】ふしぎ遊戯 [1~10全巻] 文庫版
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
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『ふしぎ遊戯 玄武開伝』(ふしぎゆうぎ げんぶかいでん)は渡瀬悠宇による少女漫画作品。略称は「玄武開伝」もしくは「玄武」だが、ファンからは「ふし遊」、「玄武編」と呼ばれる事も多々ある。
【概要】
前作『ふしぎ遊戯』で最初の巫女として少しだけ触れられていた「玄武の巫女」を主人公とした物話。コミックスに続いてドラマCDにもなり、さらにはふしぎ遊戯初となるゲームも発売された。
ふしぎ遊戯の続編だけあり、前作ふしぎ遊戯と比較される事が多く「渡瀬悠宇は絵(主人公)を描くのが巧くなった」と読者にコメントされている事も。その一方で「初代「ふしぎ遊戯」の絵に戻して!!」というファンからの声も少なくはないが、作者はそれについて、コミック内にて「絵を初代ふしぎ遊戯の頃に戻すのは、不可能だ」とコメントしている。
前作・ふしぎ遊戯内で語られた本作の結末が悲劇である為、連載当初一部のファンからは「白虎の巫女の話をやってほしかった」といった声もあった。対して作者は、「出来れば白虎編も描きたい」とも記している。
【あらすじ】
大正12年。奥田多喜子は、母の療養のため実家の盛岡に越してきていた。好奇の目で見る村の人々にも負けない快活な多喜子だが、仕事ひとすじの小説家の父・永之介を快く思っていない。そんな父がある日、中国から持ち帰ったのが後々まで引き継がれる「四神天地書」。
余命いくばくもない母をかえりみず、翻訳を進める父に嫌気がさす多喜子。しかし看病の甲斐なく母は亡くなってしまう。悲しむ多喜子は父の友人であり、幼いころから慕っていた大杉高雄に思いをつたえるが、すでに妻子のいる彼には受け入れてもらえなかった。そして、父には「お前が息子だったら…もっとお前とも…」
誰にも必要とされていないと感じた多喜子は、完成した「四神天地書」を破り捨てようとする。その時、突然に銀色の光に包まれ本の中に吸い込まれてしまう。
降り立ったのは異界の国、「北甲国」。そこで自分がこの国を救う伝説の「玄武の巫女」だと告げられる。苦しむ民を救うため多喜子は巫女となる決意をし、巫女を護るという「玄武七星士」を探す旅に出る。
前作「ふしぎ遊戯」で、200年前に現れ、玄武を召喚し国を救ったと言い伝えられる「玄武の巫女」の物語。
【登場人物】
奥田多喜子(おくだ たきこ) 声:雪野五月
本作の主人公。玄武の巫女であり「四神天地書」の翻訳者・奥田永之介の一人娘。
女学校に通っている女学生であり、基本スタイルは袴に編み上げショートブーツ。
気が強く薙刀を得意とする活発な面を持つが、とても優しい性格。本に吸い込まれた最初の少女。女宿とは深い絆で結ばれている。タコと雷と父親が嫌い。
17歳。身長155cm。
玄武七星士
玄武の巫女を護り力を与えるために選ばれた者たち。さまざまな人外の力を持ち、生命力も強い。
前作と違い、巫女が神獣を召喚し国を救ったという前例がなかったために「国が滅びようとする時にあらわれる」とされた伝説を受け、巫女と共に滅びの象徴として忌み嫌われる存在であった。そのため自身が七星士であることを嫌っている者が多い。
玄武の象徴色は黒なため、玄武七星士の体に出る文字の色は黒。また朱雀や青龍はそれぞれの文字の色に光り輝いたが、玄武のみは文字色と異なり銀色に輝く。
女宿(うるき)/リムド=ロウン 声:櫻井孝宏(少年時代:瀧本富士子)/女リムド長沢美樹)
風を操る。字が現れている時は性別が反転し女になる特異体質。
男性のときは美青年、女性のときは美少女。ただし、性格は当然そのまま。実は父親に命を狙われている北甲国の皇子で、皇位継承権は第二位。
多喜子と恋におちる。字は胸(鎖骨下)に現れる。
虚宿(とみて)/チャムカ=ターン 声:岩永哲哉
氷を操り、弓を武器として使う。
母親を大事にしている。感情表現が豊か。多喜子に密かに思いを寄せている。前作にも登場している。
後に200年間、斗宿と共に多喜子の神座宝を守護することとなる。
16歳 身長173cm。字は左肩後ろに現れる。
室宿(はつい)/ザラ-=エルタイ 声:緒方恵美
防御壁となる鉄カゴから針を発して攻撃する。
すぐカゴに閉じこもってしまう気弱な性格だが根は優しい。薬草や植物に詳しい。多喜子達と出会う前は、フェンに面倒を見て貰っていた。
字は右足の裏に現れる。
壁宿(なまめ)
岩を操る。「星命石」という石から生まれた大地の精霊。
多喜子が倶東国の軍に捕まるまで言葉を発していなかったが、少しずつだが声が聴こえるようになった。普段は小さい人形型の体型であるが、大きくなったり、馬や薙刀などに変化できる。
通常字の形態では、字は後ろ頭に現れる。
斗宿(ひきつ)/エムタト=チェン 声:檜山修之
水を操る。虚宿とは昔から面識がある。
妹思い。虚宿と共に前作に登場。
前作とゲームでは氷を出していたことから、氷も操れると思われる。
字は右目に現れ、その眼で人の心を覗くことができる。
牛宿(いなみ)/タルマ 声:勝生真沙子
自身の髪を長さをも含めて自在に操り、大きな煙管を武器として使う女性。
紅南国で遊郭の女将の代理をしていたが、多喜子の無償の救助により多喜子とともに玄武召喚の旅に出る。一見はただの肝が据わった中年女性に見えるが、実は皇族に仕えていた元宮女である。
字は下腹部にあらわれる。
危宿(うるみや)/ ハーガス 声:子安武人
女宿の父から命を受けた刺客。
七星士の力を吸い取り、自分の力として使うことが出来る。字は眉間に現れているが、双子の兄と字を分け合う形(部首とそれ以外で二分)になっておりその字は完全形ではない。
七星士として協力するつもりは無く、「玄武の召喚はあきらめろ」と主張している。
危宿(うるみや)/テグ
北甲国に捕らえられているハーガスの双子の兄。
容姿は捕らえられた当時の少年のままである。北甲国に捕らえられている。字はハーガスと同じく眉間に現れるが、能力はハーガスと違い、歌を歌うことで七星士の能力を消すことである。
北甲国
この世界で最も広い国。守護神は玄武。隣国倶東国に狙われているうえ、無慈悲な皇族の政治により滅亡の危機に瀕している。国土のほとんどが広大な土地で、資源が豊富。首都は特烏蘭(トウラン)。モンゴルをイメージしている。
ソルエン 声:小野健一
女宿の従者。幼いころから父とともに女宿を護ってきた。
玄武召喚を願っている。過去に一度女宿の事を裏切ろうとした事がある。北甲国の刺客(兵士)に剣で貫かれ、火薬が詰まっている防具に自ら火を付け爆死。
タウル 声:上別府仁資
ソルエンの父。敵の奇襲で亡くなる。女宿の母の家に代々仕える一族の出身。
ボラ-テ 声:さとうあい
虚宿の母。玄武の伝説を信じている。
アイラ 声:矢作紗友里
斗宿の妹。虚宿の幼なじみ。虚宿に淡い恋心を抱くようになる。
巫大師 声:寺田はるひ
偉布礼(イフレイ)で多喜子たちを助けるが、倶東国の追っ手に殺されてしまう。
アンルウ巫尊師 声:川澄綾子
転節の石原で壁宿を護っていた。倶東国の奇襲によって絶命。
外見は幼女だが、実年齢は不明。多喜子に七星士の手がかりを示す首飾りを託す。
これが朱雀・青龍編で登場した「玄武の巫女」の「神座宝」である。
フェン 声:吉田小南美
室宿の面倒を見ていた。しかし正体は刺客だった。
リムドたちに追い詰められ、ハーガスに殺害される。
テムダン=ロウン 声:中井和哉
女宿の実父。玄武の伝説を嫌い、息子をはじめ巫女たちの命を狙う。
皇帝の兄。皇位継承権第一位。奇病にかかっており、神を信じない。
テギル=ロウン
北甲国皇帝。子供は娘ばかりで、跡継ぎがいない。女宿の叔父にあたる。
兄の事を嫌悪しているようで、名前を出すだけで怒りだす。
特烏蘭をテグの七星士の能力で護ってもらっている。
フィルカ
テグの七星士の能力により、気を失った女宿を看病した謎の少女。
倶東国
軍事大国として、勢力は強い。守護神は青龍。資源が豊富な北甲国を狙っている。首都は春封(しゅんふう)。
紫義(しぎ) 声:福山潤
倶東軍兵士で、隊長を務める。皇太子を崇拝している。
女性とも見まごう美形で、一見物腰柔らかで敬語口調の紳士だが、性格はかなり腹黒く任務の遂行を第一に考える残忍な性格。多節棍(形から察するに七節棍)の使い手。ちなみに宦官である。(本人いわく、12で男でなくなったという)
皇太子、玻慧に対する尊敬は相当なもの。(作者いわく「ツンデレ」)
緋鉛(ひえん) 声:谷山紀章
倶東国兵士。女宿には右腕を斬られたという恨みがある。
性格は単純で猪猛突進で、熱くなりやすい。鉄鞭の使い手。紫義とは長い間ともに行動をしているようだが、未だ宦官である彼の体を見慣れない様子。
玻慧(はけい) 声:真殿光昭
倶東国皇太子。巫女討伐の命を下す。
北甲国を狙っており、密かに女宿の父と同盟を結ぶ。伝説の巫女や七星士に興味を持つ。自分の代での巫女の登場は認めないと語る。
紅南国
温暖気候の国。守護神は朱雀。前作「ふしぎ遊戯」で舞台になった国。
ルウデ 声:山川琴美
紅南国内の遊郭に勤める遊女で、北甲国出身。
北甲国に帰りたいがため脱走したこともある。怨魔に操られて遊郭に火をつける行為もした。
シュヌ
紅南国内の遊郭の女将で、牛宿の命の恩人でもある。
3年ぐらい前、怨魔の呪いにより病に冒されていた。
病がひどくなり陰魔になりかけて、多喜子と牛宿を取り込まれるところを助け、最期は自我を取り戻し、炎に焼かれて死亡した。
現実世界
大正12年当時の日本。
奥田永之介(おくだ えいのすけ) 声優:大川透
多喜子の父。小説家。「四神天地書」の訳者。娘が巫女となったことを嘆いている。
奥田美江(おくだ よしえ)
多喜子の母。夫と娘のことを案じながら肺病で他界。
大杉高雄(おおすぎ たかお) 声:千葉進歩
永之介のファンであり友人。出版社に勤務。鈴乃の父親。
大杉鈴乃(おおすぎ すずの)
大杉高雄の娘で、当作品においての年齢は8歳。
その9年後の昭和7年、17歳の時「四神天地書」に吸い込まれる2人目の少女。
前作「ふしぎ遊戯」でも少し触れられている、後の「白虎の巫女」。
【神座宝】
前作で主人公の2人の巫女がそれぞれの神獣を召喚するために求めたもの。後に虚宿と斗宿が残留思念となって200年間守護することとなる。多喜子がアンルウ巫尊師から託され、玄武召喚の儀式で身につけたという首飾り。巫女の神力が宿り、後の巫女が儀式に失敗した時など、欠けた力を補うことができる。
(「ふしぎ遊戯 玄武開伝」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2007年10月17日14時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%B5%E3%81%97%E3%81%8E%E9%81%8A%E6%88%AF_%E7%8E%84%E6%AD%A6%E9%96%8B%E4%BC%9D&action=history)。Text is available under GNU Free Documentation License(http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html).)